気付いたら異世界でしたってそんな漫画みたいな(1話から修正中)

桜 晴樹

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嵐の予感

魔族との攻防14

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その役目を放棄したら、目覚めが悪くなる。それに俺はなんだかんだで皆の事が好きになっている。その人達が辛くなるのは嫌だ。
改めて、魔王を元に戻そう。そう決意した。
そう決意したは良いが、今の俺は魔王に太刀打ち出来るものを持っていない。
これで、魔王が何かしらしたら俺はジ・エンドだ。

「どうする?元の世界に戻るかい?」

もう一度、魔王に問い掛けられる。その問いに俺は否を伝える。

「いや、いいです。俺も、まだやる事があるみたいなんで、またにしますよ。」

「そうか‥。そうだな。それでは、皆の元へ送ろう。」

魔王が手を翳すと、そこに魔法陣が現れた。魔法陣から光が溢れ大きくなり‥。俺は吸い込まれる様に魔法陣に消えていった。

「また会おう。‥佑兄さん‥。」

その帰る一瞬、懐かしい様な声で、「佑兄さん」と、呼ばれた気がした。


「良かったのですか?」

鳥魔人ネルファが、魔王ルーカスに聞いた。

「ああ、また近い内に会えるからな。」

そうして、ルーカスはまた魔法陣を繰り出し、鳥魔人ネルファと共に、その場を後にした。


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