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その6
おはよう
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部屋に着いた我々はあーだこーだと言いながら猫用品を部屋に配置して行く。黒猫はキャリーケースの中でじっとしていた。
「あの時、しゃべったよな?」
「俺も喋ったと思う。」
2人で黒猫を見る。
欠伸をする黒猫。
あれからは普通の猫の鳴き声しか発していない。しかし、確実にハッキリと
「遅いよ」
と言った。
迎えに来るのがか?
「出迎えが遅くなってごめん。
あんな感じじゃ夢で終わってると
思うじゃん。」
黒猫に話しかける。
返事は無い。
2人はそのまま勘違いという事にして
後日、猫の様子見を兼ねて
親友が部屋に遊びに来る約束をして別れた。
2人きりの室内。
いや、1人と1匹だけの室内。
キャリーケースを開ける。
ゆっくり出て来て部屋の隅々まで探検している。初めての場所だし緊張すると思い、こちらも座って探検の様子を伺う。
暫く探検し、水を飲み、ベッドで眠りに着いたので、こちらも寝る準備をし、ベッドに転がる。黒猫は良く寝ているようでほっとした。今日は色んなことがあったなぁ。明日も休みだし、一日中部屋に居て黒猫と慣れていこう。名前も決めないとな…
いつのまにか寝てしまっていた。
猫の夢を見た。
歴代の猫や助けた鳥達が話しかけてくる。
「心配だったから賢い子を送ったよ!
全く。自分の面倒も見れない様じゃ猫飼えないから鍛えさせてもらったからね!その子は賢いよ!」
「その子は鳥にも優しいの!こっちでよく遊んでもらったからいっぱい遊んであげてね!」
「みんなのお姉さんだったから面倒見がいいよ!」
「その子の名前は…」
ふと目を覚ました。
朝だ。
懐かしいな。みんな居た。相変わらず可愛いな。まどろみながら夢を思い出し浸っていると、
「おはよう。」
「ん?おはよう。よく眠れた?」
黒猫を撫でる。
……………え?
飛び起きた。しゃべったよね?
やっぱりしゃべるよね?
「わたしの事は昔みたいにミーちゃんって
呼んでね。」
「あの時、しゃべったよな?」
「俺も喋ったと思う。」
2人で黒猫を見る。
欠伸をする黒猫。
あれからは普通の猫の鳴き声しか発していない。しかし、確実にハッキリと
「遅いよ」
と言った。
迎えに来るのがか?
「出迎えが遅くなってごめん。
あんな感じじゃ夢で終わってると
思うじゃん。」
黒猫に話しかける。
返事は無い。
2人はそのまま勘違いという事にして
後日、猫の様子見を兼ねて
親友が部屋に遊びに来る約束をして別れた。
2人きりの室内。
いや、1人と1匹だけの室内。
キャリーケースを開ける。
ゆっくり出て来て部屋の隅々まで探検している。初めての場所だし緊張すると思い、こちらも座って探検の様子を伺う。
暫く探検し、水を飲み、ベッドで眠りに着いたので、こちらも寝る準備をし、ベッドに転がる。黒猫は良く寝ているようでほっとした。今日は色んなことがあったなぁ。明日も休みだし、一日中部屋に居て黒猫と慣れていこう。名前も決めないとな…
いつのまにか寝てしまっていた。
猫の夢を見た。
歴代の猫や助けた鳥達が話しかけてくる。
「心配だったから賢い子を送ったよ!
全く。自分の面倒も見れない様じゃ猫飼えないから鍛えさせてもらったからね!その子は賢いよ!」
「その子は鳥にも優しいの!こっちでよく遊んでもらったからいっぱい遊んであげてね!」
「みんなのお姉さんだったから面倒見がいいよ!」
「その子の名前は…」
ふと目を覚ました。
朝だ。
懐かしいな。みんな居た。相変わらず可愛いな。まどろみながら夢を思い出し浸っていると、
「おはよう。」
「ん?おはよう。よく眠れた?」
黒猫を撫でる。
……………え?
飛び起きた。しゃべったよね?
やっぱりしゃべるよね?
「わたしの事は昔みたいにミーちゃんって
呼んでね。」
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