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2巫女力
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揺れる電車の接合部の金属の板の上を渡り、僕らは前の車両へと足を踏み入れた。
あたりの様子を見る。そこに会社の机や椅子は無く、ごく普通に長椅子席と優先席があるだけだった。
ただ一つ異様に感じたのは、そこに客が誰一人いないと言うことだった。
「吉田さん、何かここおかしいです」
「ああ……」
僕も感じていた。自慢じゃないが霊感の類はまるで無い。でもその僕でさえ、この場が何かおかしいことは分かる。どこがおかしいのかはまるで分からないのだが。
「あそこ、座席の端に何か影が見えます」
「影?」
僕は彼女の指差す座席の方向をじっと見つめたが、特に何も見えない。
「何も……見えないよ?」
「あっ!……ダメッ!」
彼女は僕を突き飛ばした。僕はヨロヨロと電車のドアに手を付いて床面に座り込んだ。
彼女はと言うと、いつの間にか小さなお祓い棒を右手に握りしめていて、それを真一文字に横に振り切るところだった。
彼女がお祓い棒を振り切ると、そこに一瞬グレーの靄のようなものが現れて消滅した。
気のせいかもしれないが、僕にはそれは一瞬、人の姿のように見えた。
「吉田さん! すいません、大丈夫ですか?」
彼女は僕に歩み寄ると、手を貸して起こしてくれた。
「ありがとう」
「いえ、急に突き飛ばしたりしてすみません! 信じられないかもしれませんが、何が邪悪なものが吉田さんに挑みかかろうとしていたので、つい」
いったい何が掴みかかろうとしていたのか。僕は深く考えないようにした。
「僕にも一瞬、何かが見えたよ」
「本当ですか? 普通の人は何も見えないので、あたし只の乱暴な人間だと思われることがあって……」
何となく派遣で来た理由が分かった気がした。人は認識によって状況を判断するのだ。つまり認識が違えば状況の解釈は異なる。
「そのお祓い棒は?」
「前に巫女のバイトをしていたことがあって。その時に護身用にと神主様から貰ったもので」
これは才能というやつだな。尤も彼女はそれで迷惑を被っているようだが。
「今の何なの?」
「悪霊の類だとは思いますが、よく分かりません。私にもはっきり見えている訳では無いので」
「もういない? 大丈夫?」
彼女は車内を見回した。
「ええ、多分もう……大丈夫だと思います」
「もう少し調べてみよう」
「そうですね」
僕らは車内の様子を端からくまなく調べた。普通に網棚があり、広告が貼られていて、つり革が揺れていた。ごく普通に見えた。椅子の上にも特に変わったものは見当たらなく、彼女が指差したあの席にも特に何も見当たらなかった。
「ここ、もういないよね?」
「……大丈夫だと思います」
しかし、僕は長椅子の向こうの電車の床に転がる、ある物体に気が付いた。
「これは……」
それは金属で出来た物体だった。丸い円筒形の形をしていて、先に青い宝石のようなものがはめ込まれている。円筒形の下には棒状の物がついていて、トリガーらしきものもある。
「銃……おもちゃの銃でしょうか?」
彼女はそう言ったが、僕にはおもちゃには見えなかった。作りが精巧過ぎる。
普通、おもちゃというのはいくつかの部品で出来ていて、それを組み立てているものだが、その物体には継ぎ目はもちろん、噛み合わせの齟齬も無い。
それに金属が……もちろんレプリカとかなら金属を使って作ることもあるが、せいぜいダイカスト合金なのが普通だ。
だがそれは違う金属に見えた。虹色で黄みがかっていて。見たことが無い。
「何だろうね……」
僕がそう言った途端、それは宙に浮き上った。僕と彼女は呆気に取られてそれを見た。そしてその物体は奇妙な電子音の言語を発すると、僕の右手に吸い付き、ちょうど持つ形に収まった。
彼女はそれを見て、お祓い棒を軽く振っていたが、やがてやめてこう言った。
「これは……邪悪なものでは無いような……何も感じませんし」
僕は手の中の物体を見つめた。
「これは心霊的なものではなく、別のテクノロジーの産物に見えるよ」
それは意思、または人工知能を持っているように僕には感じられた。手にくっついているのはそいつの意思だと感じたのだ。
「そうですね……あっ!」
彼女は急に別な方向を振り向いた。
「何?」
「向こうから何か来ます!」
彼女は更に前の車両の方向を見ている。その目には何か恐怖の表情が見て取れた。僕は次の車両へ続くドアに目が釘付けになった。人影が見える。そして、ドアがゆっくりと開いた。
そこに現れたのは車掌だった。いや何かがおかしい。これは通勤電車だ。普通は車掌はいない。それに様子がおかしいのだ。まるで夢遊病者のようにフラフラしている。目の焦点が定まっていない。肌の色も灰色に近く、あまり人のそれには見えない。
車掌はゆっくりとこちらにその虚ろな目を向けた。
「切符は……お持ちですかー」
車掌はきっぷ切狭をカチャカチャと鳴らした。
持っているわけがない。僕が持っているのは「オケラくん電子カード」のみだ。
「吉田さん! 離れて下さい! その車掌、人じゃありません! ……私がやります!」
彼女は震える手でお祓い棒を握りしめ、車掌に挑みかかった。車掌はまるで彼女が見えないかのようにその場にぼーっと突っ立っている。
「お持ちでない? それはいけませんね」
彼女の振るお祓い棒は空を切り、何故か車掌に当たらない。これはレベルが違いすぎると言うやつだろうか。
「うるさいな……」
車掌はそう言うと、左手を異様なまでに一気に伸ばした。彼女は突き飛ばされて床に転がった。
「安西さん!」
僕は彼女に走り寄った。車掌が僕を目でゆっくりと追う。
「大丈夫です! ちょっと不意打ちを貰っただけです」
しかし状況は予断を許さない。車掌の身体能力が異常なだけでなく、手には金属の鋏があるのだ。
そうだ、僕にも何か武器があれば……そう思ったその時、僕は自分の手にある物体に気が付いた。この銃のような物。これ、もしかして行けるのか?
僕は立ち上がると、その銃らしきものを両手で前に構えた。これは勝った気がする。車掌に狙いを定める。
「僕がやってみます!」
そう言ってトリガーらしきものを引いた。銃からレーザービームが放たれ、おかしな車掌は一気に霧散……するはずだったのだが。
「あれ……?」
何も起きなかった。
「ちょ……それは無しでしょ」
「切符~!」
車掌が鋏をカチカチと鳴らしながら物凄い勢いで僕に襲いかかって来た。
僕も負けず劣らずトリガーをカチカチと連打する。だがしかし何も起きない。
「ああァ! 動け!」
その時だった。
「悪霊! 退散!」
彼女の声がしたかと思うと、車掌の背後で何かが閃光を放ち、車掌が頭から煙を上げた。
彼女を見ると何枚かの御札を手に持っていた。どうやら彼女が投げた御札が車掌の後頭部に命中したらしい。
そして車掌はゆっくりとその場に倒れた。もう動かない。
「吉田さん、大丈夫ですか?」
「ああ、助かったよ」
「いえ、効果があって良かったです。これ使ったこと無かったんで、自信なかったんですけど」
この娘はいったい何なんだろうか。
「君、悪霊退治の裏稼業とかやってない?」
「いえ、巫女のバイト経験がある、ただの派遣の事務職ですけど。簿記の能力を買われました」
とてもそうは思えなかった。これも何かの巡り合わせだろうか。
「それ、動きませんでしたね。やはりただのおもちゃなのでは?」
彼女はその銃のような物体を指差した。
確かに動かなかった。お約束的にはここで威力を発揮するはずだったのだが。
「そうだね……はは」
僕は自分が格好が悪くて笑うしか無かった。
手に引っ付いたその銃状の物体は手を振っても離れなかった。いったん離れはするのだけれど、すぐに手にひっつくのだ。役に立たないし、意味が分からないが、それ以外に実害は無いので放っておくことにした。
「吉田さん、もっと前へ進みましょう。心霊的……かどうかは今ひとつ分かりませんが、超常的な存在が関連しているのは事実のようです」
「ああ、どうやらそのようだね」
「多分、この状況、放っておいても改善しません。原因を突き止めないと」
原因と聞いても僕は見当がつかなかった。果たして僕らの手に負えるものなのだろうかと一抹の不安を覚えた。だがこの異常な状態に足を止めている訳にもいかない。
「よし、進もう」
「はい!」
僕らは車掌が来た車両へと足を進めた。
ふと、後ろを振り返ると、車掌がサラサラと消えるのが見えた。やはり最初の何かと同じ種類の輩だったのだ。
あたりの様子を見る。そこに会社の机や椅子は無く、ごく普通に長椅子席と優先席があるだけだった。
ただ一つ異様に感じたのは、そこに客が誰一人いないと言うことだった。
「吉田さん、何かここおかしいです」
「ああ……」
僕も感じていた。自慢じゃないが霊感の類はまるで無い。でもその僕でさえ、この場が何かおかしいことは分かる。どこがおかしいのかはまるで分からないのだが。
「あそこ、座席の端に何か影が見えます」
「影?」
僕は彼女の指差す座席の方向をじっと見つめたが、特に何も見えない。
「何も……見えないよ?」
「あっ!……ダメッ!」
彼女は僕を突き飛ばした。僕はヨロヨロと電車のドアに手を付いて床面に座り込んだ。
彼女はと言うと、いつの間にか小さなお祓い棒を右手に握りしめていて、それを真一文字に横に振り切るところだった。
彼女がお祓い棒を振り切ると、そこに一瞬グレーの靄のようなものが現れて消滅した。
気のせいかもしれないが、僕にはそれは一瞬、人の姿のように見えた。
「吉田さん! すいません、大丈夫ですか?」
彼女は僕に歩み寄ると、手を貸して起こしてくれた。
「ありがとう」
「いえ、急に突き飛ばしたりしてすみません! 信じられないかもしれませんが、何が邪悪なものが吉田さんに挑みかかろうとしていたので、つい」
いったい何が掴みかかろうとしていたのか。僕は深く考えないようにした。
「僕にも一瞬、何かが見えたよ」
「本当ですか? 普通の人は何も見えないので、あたし只の乱暴な人間だと思われることがあって……」
何となく派遣で来た理由が分かった気がした。人は認識によって状況を判断するのだ。つまり認識が違えば状況の解釈は異なる。
「そのお祓い棒は?」
「前に巫女のバイトをしていたことがあって。その時に護身用にと神主様から貰ったもので」
これは才能というやつだな。尤も彼女はそれで迷惑を被っているようだが。
「今の何なの?」
「悪霊の類だとは思いますが、よく分かりません。私にもはっきり見えている訳では無いので」
「もういない? 大丈夫?」
彼女は車内を見回した。
「ええ、多分もう……大丈夫だと思います」
「もう少し調べてみよう」
「そうですね」
僕らは車内の様子を端からくまなく調べた。普通に網棚があり、広告が貼られていて、つり革が揺れていた。ごく普通に見えた。椅子の上にも特に変わったものは見当たらなく、彼女が指差したあの席にも特に何も見当たらなかった。
「ここ、もういないよね?」
「……大丈夫だと思います」
しかし、僕は長椅子の向こうの電車の床に転がる、ある物体に気が付いた。
「これは……」
それは金属で出来た物体だった。丸い円筒形の形をしていて、先に青い宝石のようなものがはめ込まれている。円筒形の下には棒状の物がついていて、トリガーらしきものもある。
「銃……おもちゃの銃でしょうか?」
彼女はそう言ったが、僕にはおもちゃには見えなかった。作りが精巧過ぎる。
普通、おもちゃというのはいくつかの部品で出来ていて、それを組み立てているものだが、その物体には継ぎ目はもちろん、噛み合わせの齟齬も無い。
それに金属が……もちろんレプリカとかなら金属を使って作ることもあるが、せいぜいダイカスト合金なのが普通だ。
だがそれは違う金属に見えた。虹色で黄みがかっていて。見たことが無い。
「何だろうね……」
僕がそう言った途端、それは宙に浮き上った。僕と彼女は呆気に取られてそれを見た。そしてその物体は奇妙な電子音の言語を発すると、僕の右手に吸い付き、ちょうど持つ形に収まった。
彼女はそれを見て、お祓い棒を軽く振っていたが、やがてやめてこう言った。
「これは……邪悪なものでは無いような……何も感じませんし」
僕は手の中の物体を見つめた。
「これは心霊的なものではなく、別のテクノロジーの産物に見えるよ」
それは意思、または人工知能を持っているように僕には感じられた。手にくっついているのはそいつの意思だと感じたのだ。
「そうですね……あっ!」
彼女は急に別な方向を振り向いた。
「何?」
「向こうから何か来ます!」
彼女は更に前の車両の方向を見ている。その目には何か恐怖の表情が見て取れた。僕は次の車両へ続くドアに目が釘付けになった。人影が見える。そして、ドアがゆっくりと開いた。
そこに現れたのは車掌だった。いや何かがおかしい。これは通勤電車だ。普通は車掌はいない。それに様子がおかしいのだ。まるで夢遊病者のようにフラフラしている。目の焦点が定まっていない。肌の色も灰色に近く、あまり人のそれには見えない。
車掌はゆっくりとこちらにその虚ろな目を向けた。
「切符は……お持ちですかー」
車掌はきっぷ切狭をカチャカチャと鳴らした。
持っているわけがない。僕が持っているのは「オケラくん電子カード」のみだ。
「吉田さん! 離れて下さい! その車掌、人じゃありません! ……私がやります!」
彼女は震える手でお祓い棒を握りしめ、車掌に挑みかかった。車掌はまるで彼女が見えないかのようにその場にぼーっと突っ立っている。
「お持ちでない? それはいけませんね」
彼女の振るお祓い棒は空を切り、何故か車掌に当たらない。これはレベルが違いすぎると言うやつだろうか。
「うるさいな……」
車掌はそう言うと、左手を異様なまでに一気に伸ばした。彼女は突き飛ばされて床に転がった。
「安西さん!」
僕は彼女に走り寄った。車掌が僕を目でゆっくりと追う。
「大丈夫です! ちょっと不意打ちを貰っただけです」
しかし状況は予断を許さない。車掌の身体能力が異常なだけでなく、手には金属の鋏があるのだ。
そうだ、僕にも何か武器があれば……そう思ったその時、僕は自分の手にある物体に気が付いた。この銃のような物。これ、もしかして行けるのか?
僕は立ち上がると、その銃らしきものを両手で前に構えた。これは勝った気がする。車掌に狙いを定める。
「僕がやってみます!」
そう言ってトリガーらしきものを引いた。銃からレーザービームが放たれ、おかしな車掌は一気に霧散……するはずだったのだが。
「あれ……?」
何も起きなかった。
「ちょ……それは無しでしょ」
「切符~!」
車掌が鋏をカチカチと鳴らしながら物凄い勢いで僕に襲いかかって来た。
僕も負けず劣らずトリガーをカチカチと連打する。だがしかし何も起きない。
「ああァ! 動け!」
その時だった。
「悪霊! 退散!」
彼女の声がしたかと思うと、車掌の背後で何かが閃光を放ち、車掌が頭から煙を上げた。
彼女を見ると何枚かの御札を手に持っていた。どうやら彼女が投げた御札が車掌の後頭部に命中したらしい。
そして車掌はゆっくりとその場に倒れた。もう動かない。
「吉田さん、大丈夫ですか?」
「ああ、助かったよ」
「いえ、効果があって良かったです。これ使ったこと無かったんで、自信なかったんですけど」
この娘はいったい何なんだろうか。
「君、悪霊退治の裏稼業とかやってない?」
「いえ、巫女のバイト経験がある、ただの派遣の事務職ですけど。簿記の能力を買われました」
とてもそうは思えなかった。これも何かの巡り合わせだろうか。
「それ、動きませんでしたね。やはりただのおもちゃなのでは?」
彼女はその銃のような物体を指差した。
確かに動かなかった。お約束的にはここで威力を発揮するはずだったのだが。
「そうだね……はは」
僕は自分が格好が悪くて笑うしか無かった。
手に引っ付いたその銃状の物体は手を振っても離れなかった。いったん離れはするのだけれど、すぐに手にひっつくのだ。役に立たないし、意味が分からないが、それ以外に実害は無いので放っておくことにした。
「吉田さん、もっと前へ進みましょう。心霊的……かどうかは今ひとつ分かりませんが、超常的な存在が関連しているのは事実のようです」
「ああ、どうやらそのようだね」
「多分、この状況、放っておいても改善しません。原因を突き止めないと」
原因と聞いても僕は見当がつかなかった。果たして僕らの手に負えるものなのだろうかと一抹の不安を覚えた。だがこの異常な状態に足を止めている訳にもいかない。
「よし、進もう」
「はい!」
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