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活動記録1:『やるな』←そう言われると余計やりたくなる
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――静まり返った夜の私立凪咲高校。
賑やかな昼間とは違い、校舎内に響き渡るのは巡回する警備員の足音のみ。それだけのはずだった。
俺たち三人が、いなければ……
ジリリリリリリリ!!!
「馬鹿じゃねぇの!? ほんとばっかじゃねぇの!?」
鳴り響く火災警報器。バタバタとやかましい足音と、甲高く叫ぶ俺の美声。
そんな、昼休みだってもう少しは自重するレベルのうっせぇ音を出しながら、俺たちは騒ぎを聞き付けてやってきた警備員から全力疾走で逃げていた。
「何よ馬鹿って! 誰だってあのボタンは押したくなるでしょうが!!」
「押さねーわ!! 押したらこうなるって分かってるからなぁ!!」
右隣で馬鹿なことを言いながら走っているのは、高校デビューで髪を茶髪にしやがったポニテの少女、『あき』。
現在鳴り響いている火災警報器は、その馬鹿の手によって鳴らされたものである。
無論、火事など起きていない。じゃあなんで押したかというと……
「それでもね、人間というのはやるなと言われたことはやってみたくなる生き物なのです」
そういうわけである。なめんな。
「ホントにやるやつがあるかボケェ!!!」
「ここにいるわよ。やりたくないってことは、あんたは人間じゃないわね」
「人間だよ!! 押すなと言われたルールくらいはちゃんと守れる良識ある人間だよ!!」
「ふーん。でも廊下は走るなってルールは守れないのねぇー。良識ある人間さーん?」
「いやおめーだって走ってるじゃん」
「へっ、これだから素人は」
走りながら両手をあげ、やれやれとでも言いたげに首を横に振るあき。なにこいつ引っぱたいてやりたい。
「ユウ、よく見てみなよ」
「あ?」
俺の左側を走る、高校デビューで髪を金髪にしやがったスカしたイケメン野郎、『トオル』にそう話しかけられる。
「あきは走ってないよ。ほら、ちゃんと常に左右どっちかの足が地面に接しているじゃないか」
トオルの言う通り、あきは確かに常に地面に足がついている。
「いやだからなんだよ」
「あんた知らないの? これは競歩と言ってね、まぁ早い話、『歩く』という定義を満たしたまま高速移動できるってわけよ」
なるほど、要するにただの屁理屈だ。
「あっ、ちなみに僕は普通に走ってるよ」
「あーそう……って、んなことどーでもいいわ!! どーすんの!? 俺たちこれからどーすんの!? 捕まったら退学だよ!? まだ入学して数日しか経ってないのに!!」
「大丈夫だよ、ユウ」
トオルは珍しく真面目な顔をしてそう言う。一体何が大丈夫だというのか。
「こんなこともあろうかと、ちゃんと火事を起こしてきたからね☆」
「さっすがはトオルね! これであたし達は正当な理由でボタンを押したことになるわ!」
「おぉやってくれたな天才! バレたらめでたく犯罪者ですね!!」
捕まったら退学通告の代わりに、素敵なブレスレットをプレゼントされるハメになった俺たち。どっちも嫌だけど、後者は特にイヤン!!
「こら君達! 止まりなさい!」
床下に自分達の影が作り出されると同時に、後方から怒号が聞こえた。
振り返ると、そこには懐中電灯をこちらに向けた巡回中の警備員さんがおりやがる。
「追いついちゃったねー」
「ねー」
「呑気に言ってるってことは何か良い手があるんだな!?」
「あるわけないでしょ」
あきが、さも当たり前のように答える。
「だろうなぁ!!……って!?」
まずい、この先行き止まりだ。行き先は壁、後ろには警備員、これは詰んだ。
嫌だ! こんなことで俺の華やかな高校生活(予定)終えたくない! いや高校生活どころじゃねぇ! 捕まったら人生終わる!!
「おい、こうなったら警備員を気絶させて……」
俺は、あきに協力して警備員をボコボコに……間違えた、きっとお疲れであろうからしばらく休憩時間を与えてあげようと提案。
「んな野蛮なことしなくても。ここは穏便に」
「穏便に?」
「ほら、壁のすぐ横に窓があるじゃない? あそこから外に出れば全て解決よ」
「ここ三階なんですが」
へへんっ、とドヤ顔で壁の横にある窓を指さすあき。地球には重力というものがあるのを知らないらしい。
「あんたねぇ、捕まって履歴書に一生消えない傷が残るのとせいぜい数ヶ月で治る怪我とどっちがいいのよ?」
「アホ! 骨折して身動き取れなくなるってのにどーやって逃げんだよ!! 怪我するは捕まるわのハッピーセットじゃねぇか!!」
「じゃ怪我しなきゃいいじゃない」
「できるか!!」
三階建てとなると、こっから地面まで大体十三メートルといったところか。
そういえば、メートルが十を超えると頭蓋骨がかち割れるって話を昔ネットで読んだことがある。え、死ぬやん。
「ならその方法を教えようじゃない。賢いあきちゃんがいてよかったわね。いいこと? まず脚を揃えてから踵を上に向けて、膝をかkぶっ!?」
その賢いあきちゃんは、それはもう見事に壁にぶつかった。あーあ、前見て『競歩』しないから。
こいつはもう知らん。んなことより壁!! 即ち行き止まり、即ち飛び込むしかもう道がねぇ!
……つか、警備員さん足めっちゃ遅くね? あっ、よく見たらおじぃちゃんやん。息切らしちゃってんじゃん。
今なら誰も見てません。どうぞ仕事サボってゆっくり休んでください。というか休め、追いかけてくんなハゲ。
「クソっ! こうなりゃ一か八かだ! 腕の一本くらいくれてやらぁ!!」
「大丈夫だよユウ。こんなこともあろうかとこの下に棒高跳びのマットを」
「えっ、マジでマジで!?」
真に賢いやつがここにいた!! なんて有能なんだ。常に一手先を考えてやがる。
「用意してるって、言えたらよかったんだけどねー。いやぁ、残念だよホントに」
前言撤回。こいつもやっぱりダメでした。なら俺が有能に仕立てあげてやろう。
「俺に良い考えがある。そこで鼻血垂らしてのびてるあきとお前が先に降りてマットになればいい。そうすりゃ全て解決だ」
「なるほど。早い者勝ち改め、遅い者勝ちってわけだね。でも僕らは三人で一つじゃないか。ほら、せーので飛び降りるよ」
トオルはあきをおんぶしたまま、俺の制服の襟首を掴んできやがった。
「おまっ、どこにそんな力が! やだっ! 痛いのやだっ!!」
こいつ、片手しか使ってないのに俺全然身動き取れねぇ。
「いいから行くよ!! せーの!!」
「ちょっ、やめ、もああぁぁぁぁぁ!!!!」
俺達は三人仲良く、三階からダイブした。
――――――――――――――――――
――――――――――――――――――
キャラクターNo.1
『ユウ』
本名、『白石 優』。一応このお話の主人公で、さっきから語り手やってた自称常識人の頭のおかしな高校一年生の男の子。雪のような白髪が特徴だが、本人曰く地毛らしい。面倒くさがりだが、やると決めたことは必ずやりとげる筋は通すタイプ。趣味は漫画やアニメといったここではない別の物語を知ること。
なお重度の酸っぱいもの好きで、お酢の味がする棒キャンディーを常に咥えている。
フシギ探索欲:待ちぼうけレベル
瞳の色:ペリドット
フシギ豆知識その1
物語の舞台は僕らとあんまし変わらない世界。違うとこもある。
賑やかな昼間とは違い、校舎内に響き渡るのは巡回する警備員の足音のみ。それだけのはずだった。
俺たち三人が、いなければ……
ジリリリリリリリ!!!
「馬鹿じゃねぇの!? ほんとばっかじゃねぇの!?」
鳴り響く火災警報器。バタバタとやかましい足音と、甲高く叫ぶ俺の美声。
そんな、昼休みだってもう少しは自重するレベルのうっせぇ音を出しながら、俺たちは騒ぎを聞き付けてやってきた警備員から全力疾走で逃げていた。
「何よ馬鹿って! 誰だってあのボタンは押したくなるでしょうが!!」
「押さねーわ!! 押したらこうなるって分かってるからなぁ!!」
右隣で馬鹿なことを言いながら走っているのは、高校デビューで髪を茶髪にしやがったポニテの少女、『あき』。
現在鳴り響いている火災警報器は、その馬鹿の手によって鳴らされたものである。
無論、火事など起きていない。じゃあなんで押したかというと……
「それでもね、人間というのはやるなと言われたことはやってみたくなる生き物なのです」
そういうわけである。なめんな。
「ホントにやるやつがあるかボケェ!!!」
「ここにいるわよ。やりたくないってことは、あんたは人間じゃないわね」
「人間だよ!! 押すなと言われたルールくらいはちゃんと守れる良識ある人間だよ!!」
「ふーん。でも廊下は走るなってルールは守れないのねぇー。良識ある人間さーん?」
「いやおめーだって走ってるじゃん」
「へっ、これだから素人は」
走りながら両手をあげ、やれやれとでも言いたげに首を横に振るあき。なにこいつ引っぱたいてやりたい。
「ユウ、よく見てみなよ」
「あ?」
俺の左側を走る、高校デビューで髪を金髪にしやがったスカしたイケメン野郎、『トオル』にそう話しかけられる。
「あきは走ってないよ。ほら、ちゃんと常に左右どっちかの足が地面に接しているじゃないか」
トオルの言う通り、あきは確かに常に地面に足がついている。
「いやだからなんだよ」
「あんた知らないの? これは競歩と言ってね、まぁ早い話、『歩く』という定義を満たしたまま高速移動できるってわけよ」
なるほど、要するにただの屁理屈だ。
「あっ、ちなみに僕は普通に走ってるよ」
「あーそう……って、んなことどーでもいいわ!! どーすんの!? 俺たちこれからどーすんの!? 捕まったら退学だよ!? まだ入学して数日しか経ってないのに!!」
「大丈夫だよ、ユウ」
トオルは珍しく真面目な顔をしてそう言う。一体何が大丈夫だというのか。
「こんなこともあろうかと、ちゃんと火事を起こしてきたからね☆」
「さっすがはトオルね! これであたし達は正当な理由でボタンを押したことになるわ!」
「おぉやってくれたな天才! バレたらめでたく犯罪者ですね!!」
捕まったら退学通告の代わりに、素敵なブレスレットをプレゼントされるハメになった俺たち。どっちも嫌だけど、後者は特にイヤン!!
「こら君達! 止まりなさい!」
床下に自分達の影が作り出されると同時に、後方から怒号が聞こえた。
振り返ると、そこには懐中電灯をこちらに向けた巡回中の警備員さんがおりやがる。
「追いついちゃったねー」
「ねー」
「呑気に言ってるってことは何か良い手があるんだな!?」
「あるわけないでしょ」
あきが、さも当たり前のように答える。
「だろうなぁ!!……って!?」
まずい、この先行き止まりだ。行き先は壁、後ろには警備員、これは詰んだ。
嫌だ! こんなことで俺の華やかな高校生活(予定)終えたくない! いや高校生活どころじゃねぇ! 捕まったら人生終わる!!
「おい、こうなったら警備員を気絶させて……」
俺は、あきに協力して警備員をボコボコに……間違えた、きっとお疲れであろうからしばらく休憩時間を与えてあげようと提案。
「んな野蛮なことしなくても。ここは穏便に」
「穏便に?」
「ほら、壁のすぐ横に窓があるじゃない? あそこから外に出れば全て解決よ」
「ここ三階なんですが」
へへんっ、とドヤ顔で壁の横にある窓を指さすあき。地球には重力というものがあるのを知らないらしい。
「あんたねぇ、捕まって履歴書に一生消えない傷が残るのとせいぜい数ヶ月で治る怪我とどっちがいいのよ?」
「アホ! 骨折して身動き取れなくなるってのにどーやって逃げんだよ!! 怪我するは捕まるわのハッピーセットじゃねぇか!!」
「じゃ怪我しなきゃいいじゃない」
「できるか!!」
三階建てとなると、こっから地面まで大体十三メートルといったところか。
そういえば、メートルが十を超えると頭蓋骨がかち割れるって話を昔ネットで読んだことがある。え、死ぬやん。
「ならその方法を教えようじゃない。賢いあきちゃんがいてよかったわね。いいこと? まず脚を揃えてから踵を上に向けて、膝をかkぶっ!?」
その賢いあきちゃんは、それはもう見事に壁にぶつかった。あーあ、前見て『競歩』しないから。
こいつはもう知らん。んなことより壁!! 即ち行き止まり、即ち飛び込むしかもう道がねぇ!
……つか、警備員さん足めっちゃ遅くね? あっ、よく見たらおじぃちゃんやん。息切らしちゃってんじゃん。
今なら誰も見てません。どうぞ仕事サボってゆっくり休んでください。というか休め、追いかけてくんなハゲ。
「クソっ! こうなりゃ一か八かだ! 腕の一本くらいくれてやらぁ!!」
「大丈夫だよユウ。こんなこともあろうかとこの下に棒高跳びのマットを」
「えっ、マジでマジで!?」
真に賢いやつがここにいた!! なんて有能なんだ。常に一手先を考えてやがる。
「用意してるって、言えたらよかったんだけどねー。いやぁ、残念だよホントに」
前言撤回。こいつもやっぱりダメでした。なら俺が有能に仕立てあげてやろう。
「俺に良い考えがある。そこで鼻血垂らしてのびてるあきとお前が先に降りてマットになればいい。そうすりゃ全て解決だ」
「なるほど。早い者勝ち改め、遅い者勝ちってわけだね。でも僕らは三人で一つじゃないか。ほら、せーので飛び降りるよ」
トオルはあきをおんぶしたまま、俺の制服の襟首を掴んできやがった。
「おまっ、どこにそんな力が! やだっ! 痛いのやだっ!!」
こいつ、片手しか使ってないのに俺全然身動き取れねぇ。
「いいから行くよ!! せーの!!」
「ちょっ、やめ、もああぁぁぁぁぁ!!!!」
俺達は三人仲良く、三階からダイブした。
――――――――――――――――――
――――――――――――――――――
キャラクターNo.1
『ユウ』
本名、『白石 優』。一応このお話の主人公で、さっきから語り手やってた自称常識人の頭のおかしな高校一年生の男の子。雪のような白髪が特徴だが、本人曰く地毛らしい。面倒くさがりだが、やると決めたことは必ずやりとげる筋は通すタイプ。趣味は漫画やアニメといったここではない別の物語を知ること。
なお重度の酸っぱいもの好きで、お酢の味がする棒キャンディーを常に咥えている。
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