235 / 486
第七章:新たな力を求めるもの
235:新しい力
しおりを挟む
巨大な四阿に到着すると、そこには夜朔とミレリア達姉妹がいた。
その四阿の大きさが、以前とまるで変っている事に呆然とする。夜朔達が訓練していた物より各段に広く、そして天井が三十メートル程ある巨大な施設になっていた。
「この空間どうなっているんだろうな……正に青天井ってか、ハハハ……」
分かっていた事だが、もう常識って何だろう? と思える程おかしな空間に乾いた笑いしか出ない流だったが、夜朔と姉妹が話しかけて来る事で現実に引き戻される。
「お館様、本日より修業ですな。我らもお供します!」
「妹共々お世話になります」
「こっちこそよろしくな!」
「よ~し、じゃあガキんちょ。今から出す石を斬ってみい」
そう言うと前鬼は石の床の上に、直径一メートル、高さ二メートル程の円柱状の石を出す。
「分かった。危険は無いと思うが、全員横にいてくれ。後ろと前には行かないように」
全員流の指示に従い所定の場所へ行くが、鬼の夫婦のみは流の斜め前にいた。
「おい、危ないぞ?」
「何を言っちょるが。ここからじゃないと見えんがよ」
「アタシ達の事は気にしないでいいから、とっとと斬りな」
「はいよ……」
流は精神集中すると、美琴から妖力をもらう。
そのまま美琴を腰から抜き、正座をしながら美琴を右側に置き、そっと鞘に手を触れる。
さらに高まる妖力。それを何度も美琴と高速にやり取りし、鞘の中に圧縮された妖力で満たし、それが臨界にまで達した時、流は動き出し高速で鞘を後ろへと弾き飛ばす。
「――ジジイ流納刀術! 奥義・陸翔燕斬!!」
右の膝を立てながら、刃に圧縮したとてつもない妖力を使用し、刀身の鋭さを高速で極限まで研ぎすます。
結果、飛ばした鞘から抜け出る刹那に刃先から火花を飛び散らせながら、羽毛の如く軽くなった美琴を円柱石に向けて斜め上部に一閃する。
その刹那、美琴は有り余る妖力を刀身に解放し、そこから天女を召喚させる。
天女は慈愛に満ちた表情で円柱石に触れた途端、石が悲鳴を上げるような音がし、天女は天に帰るかのように飛翔し、クルリと高速ターンすると、手には大鎌を手にし、流が返しの下方への一閃をすると同時に天女も大鎌で斬り付ける。
すると円柱石は〝キーン〟と言う石らしくない音を奏でると、音も無く砂になって崩れ落ちる。
「…………は?」
呆然とする流……。
「あ、アンタの頬が切れてる。ってアタシのブラが斬れた!?」
「なんがこりゃ!?」
騒然となる夫婦……。
「「「……何が……?」」」
何が起こったのかすら分かっていない夜朔と姉妹……。
そして全員が同時に叫ぶ。
『『『『『なんじゃこりゃああああ!?』』』』』
「なんがコレは!? ガキんちょ! どうなっちょる!?」
「俺もよく分からん……。ただ爺さんから教えてもらった奥義の真似事をしただけだが、そこに美琴の力でこうなったとしか……」
「驚いたねぇ、まさかここまでのモノだとは。これで未完成なんだろう? いや末恐ろしいねぇあの流派は」
「ジジイの流派か?」
「そうが、あれは恐ろしい業だがね」
「あの頃のアタシらは改心してたから対象にはならなかったけど、時代が時代ならその業と戦う事になってかと思うとゾっとするね」
そんなに凄いのかと流も思う。
「そうなのか……実は今だにその流派名を教えてもらって無いんだが、何て名前なんだ?」
「あ~。それはオイ達の口からは言えんが。それに知った所でガキんちょにはまだ名乗れんがね」
「そうさね、アノ流派を名乗れるのは、正当な後継者のみ。坊やが爺さんから完全に受け継いだら名乗れるさ」
「そう言う物か……」
「楽しみにとっておけ。その方が修行に身も入ろうが」
「じゃあその内聞くとするさ。で、どうだった?」
鬼の夫婦は互いの顔を見やり呆れるように言う。
「どうもこうも無いがよ。予想の遥か上を行っているぜよ」
「ああそうさね。ただ完全待ちの業だろう? 使い勝手は悪いね」
「だな。俺も豚王と戦った時、相手が俺の攻撃を、正面から打ち砕くって前提があったから、撃てた業だからな」
「なるほどね、じゃあ今使える全部の業を見せて見な」
「了解だ。じゃあまず三連斬から――」
流は円柱石へ次々と業を放つ。特に太刀魚・改には驚かれたが、概ね鬼の夫婦の予想通りだったようだった。
「なるほどの~。ここまでは業として完成しちょるが」
「ただ実戦経験がまだ足りないから、美琴ちゃんとうまく連携が取れてない感じだね」
「妖力の練り方も甘いがね。ガキんちょ、例えばこんが事出来ちゅうか?」
そう言うと前鬼は妖力を右手に集めると、それを刃の形にし円柱石へと飛ばす。
すると円柱石は真っ二つになり、妖力の刃は消失する。
「「「おお~」」」
見学していた夜朔や姉妹も驚いているようだった。
「いや、俺には無理だな。精々美琴から妖力をもらって、それを体に巡らせて身体強化のような感じだな」
「なるほどの~。ほんじゃあ、まずはソコからやるがね」
「じゃあ呼ぶよ――」
後鬼が黒い穴のような物を空間に開く。するとそこから腹が異様に出た、目が虚ろだが狂暴な声で叫ぶバケモノが出て来る。
☆*:゚♪+。.☆.+**:゚+。☆彡
【あなた様に大感謝♪】
☆*:゚+。.☆.+*♪*:゚+。★彡
ここまでお読みいただき、本当にありがとうございます!
本当に、心底、更新の励みになりますので、よろしければブックマークや感想を頂けたら、とっても嬉しいです♪
あなた様の応援、こころよりお待ちしています。(*ᴗˬᴗ)⁾⁾ペコリ
その四阿の大きさが、以前とまるで変っている事に呆然とする。夜朔達が訓練していた物より各段に広く、そして天井が三十メートル程ある巨大な施設になっていた。
「この空間どうなっているんだろうな……正に青天井ってか、ハハハ……」
分かっていた事だが、もう常識って何だろう? と思える程おかしな空間に乾いた笑いしか出ない流だったが、夜朔と姉妹が話しかけて来る事で現実に引き戻される。
「お館様、本日より修業ですな。我らもお供します!」
「妹共々お世話になります」
「こっちこそよろしくな!」
「よ~し、じゃあガキんちょ。今から出す石を斬ってみい」
そう言うと前鬼は石の床の上に、直径一メートル、高さ二メートル程の円柱状の石を出す。
「分かった。危険は無いと思うが、全員横にいてくれ。後ろと前には行かないように」
全員流の指示に従い所定の場所へ行くが、鬼の夫婦のみは流の斜め前にいた。
「おい、危ないぞ?」
「何を言っちょるが。ここからじゃないと見えんがよ」
「アタシ達の事は気にしないでいいから、とっとと斬りな」
「はいよ……」
流は精神集中すると、美琴から妖力をもらう。
そのまま美琴を腰から抜き、正座をしながら美琴を右側に置き、そっと鞘に手を触れる。
さらに高まる妖力。それを何度も美琴と高速にやり取りし、鞘の中に圧縮された妖力で満たし、それが臨界にまで達した時、流は動き出し高速で鞘を後ろへと弾き飛ばす。
「――ジジイ流納刀術! 奥義・陸翔燕斬!!」
右の膝を立てながら、刃に圧縮したとてつもない妖力を使用し、刀身の鋭さを高速で極限まで研ぎすます。
結果、飛ばした鞘から抜け出る刹那に刃先から火花を飛び散らせながら、羽毛の如く軽くなった美琴を円柱石に向けて斜め上部に一閃する。
その刹那、美琴は有り余る妖力を刀身に解放し、そこから天女を召喚させる。
天女は慈愛に満ちた表情で円柱石に触れた途端、石が悲鳴を上げるような音がし、天女は天に帰るかのように飛翔し、クルリと高速ターンすると、手には大鎌を手にし、流が返しの下方への一閃をすると同時に天女も大鎌で斬り付ける。
すると円柱石は〝キーン〟と言う石らしくない音を奏でると、音も無く砂になって崩れ落ちる。
「…………は?」
呆然とする流……。
「あ、アンタの頬が切れてる。ってアタシのブラが斬れた!?」
「なんがこりゃ!?」
騒然となる夫婦……。
「「「……何が……?」」」
何が起こったのかすら分かっていない夜朔と姉妹……。
そして全員が同時に叫ぶ。
『『『『『なんじゃこりゃああああ!?』』』』』
「なんがコレは!? ガキんちょ! どうなっちょる!?」
「俺もよく分からん……。ただ爺さんから教えてもらった奥義の真似事をしただけだが、そこに美琴の力でこうなったとしか……」
「驚いたねぇ、まさかここまでのモノだとは。これで未完成なんだろう? いや末恐ろしいねぇあの流派は」
「ジジイの流派か?」
「そうが、あれは恐ろしい業だがね」
「あの頃のアタシらは改心してたから対象にはならなかったけど、時代が時代ならその業と戦う事になってかと思うとゾっとするね」
そんなに凄いのかと流も思う。
「そうなのか……実は今だにその流派名を教えてもらって無いんだが、何て名前なんだ?」
「あ~。それはオイ達の口からは言えんが。それに知った所でガキんちょにはまだ名乗れんがね」
「そうさね、アノ流派を名乗れるのは、正当な後継者のみ。坊やが爺さんから完全に受け継いだら名乗れるさ」
「そう言う物か……」
「楽しみにとっておけ。その方が修行に身も入ろうが」
「じゃあその内聞くとするさ。で、どうだった?」
鬼の夫婦は互いの顔を見やり呆れるように言う。
「どうもこうも無いがよ。予想の遥か上を行っているぜよ」
「ああそうさね。ただ完全待ちの業だろう? 使い勝手は悪いね」
「だな。俺も豚王と戦った時、相手が俺の攻撃を、正面から打ち砕くって前提があったから、撃てた業だからな」
「なるほどね、じゃあ今使える全部の業を見せて見な」
「了解だ。じゃあまず三連斬から――」
流は円柱石へ次々と業を放つ。特に太刀魚・改には驚かれたが、概ね鬼の夫婦の予想通りだったようだった。
「なるほどの~。ここまでは業として完成しちょるが」
「ただ実戦経験がまだ足りないから、美琴ちゃんとうまく連携が取れてない感じだね」
「妖力の練り方も甘いがね。ガキんちょ、例えばこんが事出来ちゅうか?」
そう言うと前鬼は妖力を右手に集めると、それを刃の形にし円柱石へと飛ばす。
すると円柱石は真っ二つになり、妖力の刃は消失する。
「「「おお~」」」
見学していた夜朔や姉妹も驚いているようだった。
「いや、俺には無理だな。精々美琴から妖力をもらって、それを体に巡らせて身体強化のような感じだな」
「なるほどの~。ほんじゃあ、まずはソコからやるがね」
「じゃあ呼ぶよ――」
後鬼が黒い穴のような物を空間に開く。するとそこから腹が異様に出た、目が虚ろだが狂暴な声で叫ぶバケモノが出て来る。
☆*:゚♪+。.☆.+**:゚+。☆彡
【あなた様に大感謝♪】
☆*:゚+。.☆.+*♪*:゚+。★彡
ここまでお読みいただき、本当にありがとうございます!
本当に、心底、更新の励みになりますので、よろしければブックマークや感想を頂けたら、とっても嬉しいです♪
あなた様の応援、こころよりお待ちしています。(*ᴗˬᴗ)⁾⁾ペコリ
0
あなたにおすすめの小説
異世界召喚でクラスの勇者達よりも強い俺は無能として追放処刑されたので自由に旅をします
Dakurai
ファンタジー
クラスで授業していた不動無限は突如と教室が光に包み込まれ気がつくと異世界に召喚されてしまった。神による儀式でとある神によってのスキルを得たがスキルが強すぎてスキル無しと勘違いされ更にはクラスメイトと王女による思惑で追放処刑に会ってしまうしかし最強スキルと聖獣のカワウソによって難を逃れと思ったらクラスの女子中野蒼花がついてきた。
相棒のカワウソとクラスの中野蒼花そして異世界の仲間と共にこの世界を自由に旅をします。
現在、第四章フェレスト王国ドワーフ編
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2巻決定しました!
【書籍版 大ヒット御礼!オリコン18位&続刊決定!】
皆様の熱狂的な応援のおかげで、書籍版『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』が、オリコン週間ライトノベルランキング18位、そしてアルファポリス様の書店売上ランキングでトップ10入りを記録しました!
本当に、本当にありがとうございます!
皆様の応援が、最高の形で「続刊(2巻)」へと繋がりました。
市丸きすけ先生による、素晴らしい書影も必見です!
【作品紹介】
欲望に取りつかれた権力者が企んだ「スキル強奪」のための勇者召喚。
だが、その儀式に巻き込まれたのは、どこにでもいる普通のサラリーマン――白河小次郎、45歳。
彼に与えられたのは、派手な攻撃魔法ではない。
【鑑定】【いんたーねっと?】【異世界売買】【テイマー】…etc.
その一つ一つが、世界の理すら書き換えかねない、規格外の「便利スキル」だった。
欲望者から逃げ切るか、それとも、サラリーマンとして培った「知識」と、チート級のスキルを武器に、反撃の狼煙を上げるか。
気のいいおっさんの、優しくて、ずる賢い、まったり異世界サバイバルが、今、始まる!
【書誌情報】
タイトル: 『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』
著者: よっしぃ
イラスト: 市丸きすけ 先生
出版社: アルファポリス
ご購入はこちらから:
Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/4434364235/
楽天ブックス: https://books.rakuten.co.jp/rb/18361791/
【作者より、感謝を込めて】
この日を迎えられたのは、長年にわたり、Webで私の拙い物語を応援し続けてくださった、読者の皆様のおかげです。
そして、この物語を見つけ出し、最高の形で世に送り出してくださる、担当編集者様、イラストレーターの市丸きすけ先生、全ての関係者の皆様に、心からの感謝を。
本当に、ありがとうございます。
【これまでの主な実績】
アルファポリス ファンタジー部門 1位獲得
小説家になろう 異世界転移/転移ジャンル(日間) 5位獲得
アルファポリス 第16回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞
第6回カクヨムWeb小説コンテスト 中間選考通過
復活の大カクヨムチャレンジカップ 9位入賞
ファミ通文庫大賞 一次選考通過
無能認定され王宮から追放された俺、実は竜の言葉が話せたのでSSS級最凶竜種に懐かれ、気がついたら【竜人王】になってました。
霞杏檎
ファンタジー
田舎の村から上京して王宮兵士となって1年半……
まだまだ新人だったレイクは自身がスキルもろくに発動できない『無能力者』だと周りから虐げられる日々を送っていた。
そんなある日、『スキルが発動しない無能はこの王宮から出て行け』と自身が働いていたイブニクル王国の王宮から解雇・追放されてしまった。
そして挙げ句の果てには、道中の森でゴブリンに襲われる程の不遇様。
だが、レイクの不運はまだ続く……なんと世界を破壊する力を持つ最強の竜種"破滅古竜"と出会ってしまったのである!!
しかし、絶体絶命の状況下で不意に出た言葉がレイクの運命を大きく変えた。
ーーそれは《竜族語》
レイクが竜族語を話せると知った破滅古竜はレイクと友達になりたいと諭され、友達の印としてレイクに自身の持つ魔力とスキルを与える代わりにレイクの心臓を奪ってしまう。
こうしてレイクは"ヴィルヘリア"と名乗り美少女の姿へと変えた破滅古竜の眷属となったが、与えられた膨大なスキルの量に力を使いこなせずにいた。
それを見たヴィルヘリアは格好がつかないと自身が師匠代わりとなり、旅をしながらレイクを鍛え上げること決める。
一方で、破滅古竜の悪知恵に引っかかったイブニクル王国では国存続の危機が迫り始めていた……
これは"無能"と虐げられた主人公レイクと最強竜種ヴィルヘリアの師弟コンビによる竜種を統べ、レイクが『竜人王』になるまでを描いた物語である。
※30話程で完結します。
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
神の加護を受けて異世界に
モンド
ファンタジー
親に言われるまま学校や塾に通い、卒業後は親の進める親族の会社に入り、上司や親の進める相手と見合いし、結婚。
その後馬車馬のように働き、特別好きな事をした覚えもないまま定年を迎えようとしている主人公、あとわずか数日の会社員生活でふと、何かに誘われるように会社を無断で休み、海の見える高台にある、神社に立ち寄った。
そこで野良犬に噛み殺されそうになっていた狐を助けたがその際、野良犬に喉笛を噛み切られその命を終えてしまうがその時、神社から不思議な光が放たれ新たな世界に生まれ変わる、そこでは自分の意思で何もかもしなければ生きてはいけない厳しい世界しかし、生きているという実感に震える主人公が、力強く生きるながら信仰と奇跡にに導かれて神に至る物語。
異世界転移からふざけた事情により転生へ。日本の常識は意外と非常識。
久遠 れんり
ファンタジー
普段の、何気ない日常。
事故は、予想外に起こる。
そして、異世界転移? 転生も。
気がつけば、見たことのない森。
「おーい」
と呼べば、「グギャ」とゴブリンが答える。
その時どう行動するのか。
また、その先は……。
初期は、サバイバル。
その後人里発見と、自身の立ち位置。生活基盤を確保。
有名になって、王都へ。
日本人の常識で突き進む。
そんな感じで、進みます。
ただ主人公は、ちょっと凝り性で、行きすぎる感じの日本人。そんな傾向が少しある。
異世界側では、少し非常識かもしれない。
面白がってつけた能力、超振動が意外と無敵だったりする。
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
どうも、命中率0%の最弱村人です 〜隠しダンジョンを周回してたらレベル∞になったので、種族進化して『半神』目指そうと思います〜
サイダーボウイ
ファンタジー
この世界では15歳になって成人を迎えると『天恵の儀式』でジョブを授かる。
〈村人〉のジョブを授かったティムは、勇者一行が訪れるのを待つ村で妹とともに仲良く暮らしていた。
だがちょっとした出来事をきっかけにティムは村から追放を言い渡され、モンスターが棲息する森へと放り出されてしまう。
〈村人〉の固有スキルは【命中率0%】というデメリットしかない最弱スキルのため、ティムはスライムすらまともに倒せない。
危うく死にかけたティムは森の中をさまよっているうちにある隠しダンジョンを発見する。
『【煌世主の意志】を感知しました。EXスキル【オートスキップ】が覚醒します』
いきなり現れたウィンドウに驚きつつもティムは試しに【オートスキップ】を使ってみることに。
すると、いつの間にか自分のレベルが∞になって……。
これは、やがて【種族の支配者(キング・オブ・オーバーロード)】と呼ばれる男が、最弱の村人から最強種族の『半神』へと至り、世界を救ってしまうお話である。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる