400 / 486
第九章:奪還作戦と、国の闇
400:街の憩いの場へ行こう
しおりを挟む
「そう、ねん……このままボーイに付いていきたいのだけど……ねん」
「俺も行きたいがなぁ……トエトリーの守護を任されている以上は……」
「お前達がそこまで言うほどの人物なのデスネ?」
「そうだ、ナガレは面白い漢だからな」
「あはん♪ ボーイは最高よん、もぅビンビンキチャウわん」
セルガルドは「そうか」と一言漏らすと、静かに目を閉じる。
そして侍の生き様は人を魅了し、共に戦いたいと思わせると言う記述を思い出すのだった。
「彼と共に戦う事はじきに訪れる。その時になったら嫌でも力を貸してもらうデスネ」
「あはん♪ それはのぞむところよん」
「是非もない。アイツと戦場を駆けるのも悪くないな」
「それに……ボーイは極武級すらも、いつまでもつやらん」
「フッ、たしかにそうだな。俺たちを軽く超えて行く、か。どこまで行くのか……興味は尽きない漢だ」
「お二人共、冒険者ランクはこれ以上ないですよ? って、まさか……」
「あはん♪ ま、どうなるかはボーイ次第だけどねん」
その後今後の事と共に、内通者についても話し合われる。判明している周到な手口と、その手段について意見を交換するのだった。
◇◇◇
流たちは城から逃げるように出てくると、そのまま街を歩く。
嵐影を先頭に、騎馬隊が二十二騎付き従う。その先頭の二騎は流の左右に並走する。
流の左手がセリアであり、右手はLだ。Lは相変わらず流をじっとりと見つめ、ニマニマしているが、周囲の警戒はぬかりない。
その証拠に、追い剥ぎが三ブロック先から逃げてくる気配を感じ、そっと先行して追い剥ぎに一撃いれると、また戻ってくると言う感じだ。
セリアにいたっては、背後のニコニコ顔のルーセントを気にしつつも、流にからかわれながら馬を歩かせる。
「セリアさぁ、本当に着いてくるの? 危険だぞ? 痛い思いしちゃうぞ? 泣いちゃうぞ? おばけより怖いの出ちゃうぞ? 漏らしちゃうぞ?」
「もぅ! 私は子供じゃないんですからね。それでどうして王都に行くの?」
「ん……まぁ色々あって、な」
流はこれまでの経緯を話す。少し話していると、どうせなら落ち着いた場所があるとセリアに案内される。このまま大通りを行くと広場があるらしく、そこでかなり遅い昼食をとりながら話すことにする。
トエトリーと違い、屋台はポツポツとありながらも、飲食店が広場を囲むように円形に建ち並び、訪れた客たちが飲食を楽しんでいる。
広場の中央には巨大な噴水があり、馬の口や騎士の剣。その上にある女神像の壺から水がながれ落ちるのを楽しむ。
「へぇ、この街も綺麗で落ち着くいい場所だなぁ」
「でしょう? 私の大好きな場所なんだよ? ふふ、一緒に来れてよかった」
『あ、見てくださいよ。お店の人が何か持ってきてるよ?』
「ん? ほんとだ。ってセリア?」
セリアはそれを見ると、店員たちに手をふってこちらへと誘導する。
その間にルーセントたちが広場のテーブル席を確保し、全員が座ると一斉に店から店員たちが出てきて料理を運んでくる。
「セリアちゃん! 今日は大活躍だったそうじゃないかい? ほら、いつもの持ってきたよ。コッチの皿はサービスだ。食べておくれ」
「わぁ~。おばちゃん、いつもありがとう! おばちゃんのパイ大好きなんだ~」
「おいおい、俺のパスタも忘れないでくれよ?」
「イミーさん! うん、大好き! ありがとう」
「おい、イミーばっかりいい顔すんなよ! ほれセリア嬢ちゃん、鹿のロハシュ煮込みもあるぜ?」
「待て待て!! ジャイアント・ムガムガワニの串焼きを忘れちゃぁダメだろ?」
「セ~リア? そんな品の無い料理ばかりじゃなくてさ、アタイのピンクフィッシュの唐揚げ食べなよ。今日も絶品よ?」
「わわ!? みんなありがとう!! 温かいうちに美味しくいただくね♪」
突如押し寄せる店員たちに困惑する流。だがいつものことらしく、喜んでそれらを受け取るセリアを見て、セリアが街の人に好かれているのだと思う。
やがてセリアの騎士たちにも料理が並ぶと、今日の戦が嘘のように陽気に食事を楽しむ。
「わぁ~、あるじぃ。おいしそうな香りでワクワクだワンねぇ」
「ふふ。ワンコちゃんも、いっぱい食べてね。今日はありがとう、本当に助かっちゃった」
「くるしゅうないワン。遠慮なくゴチになるワンょ~」
先程までの凛々しい顔立ちはどこへやら、セリアがワン太郎を撫でながら楽しげにパイをかじる姿が、実に可愛らしい。
そんな流の視線に気がついたのか、セリアは頬を染めて恥ずかしげに話し出す。
「も、もぅ。そんなにジックリ見ないでよね」
「あぁ……いや、楽しげで見ているこっちも楽しくなる」
「そ、そう……?」
『こほん、それでお話の続きしましょうね?』
「ぁ、そうだった。それでどうして王都へ?」
流はムガムガワニの串焼きを一口かじり、肉のジューシーさに驚きながらも、味より過去の苦味をかみしめる。
その後ポツリポツリと、これまでの経緯を話すのだった。
「俺も行きたいがなぁ……トエトリーの守護を任されている以上は……」
「お前達がそこまで言うほどの人物なのデスネ?」
「そうだ、ナガレは面白い漢だからな」
「あはん♪ ボーイは最高よん、もぅビンビンキチャウわん」
セルガルドは「そうか」と一言漏らすと、静かに目を閉じる。
そして侍の生き様は人を魅了し、共に戦いたいと思わせると言う記述を思い出すのだった。
「彼と共に戦う事はじきに訪れる。その時になったら嫌でも力を貸してもらうデスネ」
「あはん♪ それはのぞむところよん」
「是非もない。アイツと戦場を駆けるのも悪くないな」
「それに……ボーイは極武級すらも、いつまでもつやらん」
「フッ、たしかにそうだな。俺たちを軽く超えて行く、か。どこまで行くのか……興味は尽きない漢だ」
「お二人共、冒険者ランクはこれ以上ないですよ? って、まさか……」
「あはん♪ ま、どうなるかはボーイ次第だけどねん」
その後今後の事と共に、内通者についても話し合われる。判明している周到な手口と、その手段について意見を交換するのだった。
◇◇◇
流たちは城から逃げるように出てくると、そのまま街を歩く。
嵐影を先頭に、騎馬隊が二十二騎付き従う。その先頭の二騎は流の左右に並走する。
流の左手がセリアであり、右手はLだ。Lは相変わらず流をじっとりと見つめ、ニマニマしているが、周囲の警戒はぬかりない。
その証拠に、追い剥ぎが三ブロック先から逃げてくる気配を感じ、そっと先行して追い剥ぎに一撃いれると、また戻ってくると言う感じだ。
セリアにいたっては、背後のニコニコ顔のルーセントを気にしつつも、流にからかわれながら馬を歩かせる。
「セリアさぁ、本当に着いてくるの? 危険だぞ? 痛い思いしちゃうぞ? 泣いちゃうぞ? おばけより怖いの出ちゃうぞ? 漏らしちゃうぞ?」
「もぅ! 私は子供じゃないんですからね。それでどうして王都に行くの?」
「ん……まぁ色々あって、な」
流はこれまでの経緯を話す。少し話していると、どうせなら落ち着いた場所があるとセリアに案内される。このまま大通りを行くと広場があるらしく、そこでかなり遅い昼食をとりながら話すことにする。
トエトリーと違い、屋台はポツポツとありながらも、飲食店が広場を囲むように円形に建ち並び、訪れた客たちが飲食を楽しんでいる。
広場の中央には巨大な噴水があり、馬の口や騎士の剣。その上にある女神像の壺から水がながれ落ちるのを楽しむ。
「へぇ、この街も綺麗で落ち着くいい場所だなぁ」
「でしょう? 私の大好きな場所なんだよ? ふふ、一緒に来れてよかった」
『あ、見てくださいよ。お店の人が何か持ってきてるよ?』
「ん? ほんとだ。ってセリア?」
セリアはそれを見ると、店員たちに手をふってこちらへと誘導する。
その間にルーセントたちが広場のテーブル席を確保し、全員が座ると一斉に店から店員たちが出てきて料理を運んでくる。
「セリアちゃん! 今日は大活躍だったそうじゃないかい? ほら、いつもの持ってきたよ。コッチの皿はサービスだ。食べておくれ」
「わぁ~。おばちゃん、いつもありがとう! おばちゃんのパイ大好きなんだ~」
「おいおい、俺のパスタも忘れないでくれよ?」
「イミーさん! うん、大好き! ありがとう」
「おい、イミーばっかりいい顔すんなよ! ほれセリア嬢ちゃん、鹿のロハシュ煮込みもあるぜ?」
「待て待て!! ジャイアント・ムガムガワニの串焼きを忘れちゃぁダメだろ?」
「セ~リア? そんな品の無い料理ばかりじゃなくてさ、アタイのピンクフィッシュの唐揚げ食べなよ。今日も絶品よ?」
「わわ!? みんなありがとう!! 温かいうちに美味しくいただくね♪」
突如押し寄せる店員たちに困惑する流。だがいつものことらしく、喜んでそれらを受け取るセリアを見て、セリアが街の人に好かれているのだと思う。
やがてセリアの騎士たちにも料理が並ぶと、今日の戦が嘘のように陽気に食事を楽しむ。
「わぁ~、あるじぃ。おいしそうな香りでワクワクだワンねぇ」
「ふふ。ワンコちゃんも、いっぱい食べてね。今日はありがとう、本当に助かっちゃった」
「くるしゅうないワン。遠慮なくゴチになるワンょ~」
先程までの凛々しい顔立ちはどこへやら、セリアがワン太郎を撫でながら楽しげにパイをかじる姿が、実に可愛らしい。
そんな流の視線に気がついたのか、セリアは頬を染めて恥ずかしげに話し出す。
「も、もぅ。そんなにジックリ見ないでよね」
「あぁ……いや、楽しげで見ているこっちも楽しくなる」
「そ、そう……?」
『こほん、それでお話の続きしましょうね?』
「ぁ、そうだった。それでどうして王都へ?」
流はムガムガワニの串焼きを一口かじり、肉のジューシーさに驚きながらも、味より過去の苦味をかみしめる。
その後ポツリポツリと、これまでの経緯を話すのだった。
0
あなたにおすすめの小説
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2巻決定しました!
【書籍版 大ヒット御礼!オリコン18位&続刊決定!】
皆様の熱狂的な応援のおかげで、書籍版『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』が、オリコン週間ライトノベルランキング18位、そしてアルファポリス様の書店売上ランキングでトップ10入りを記録しました!
本当に、本当にありがとうございます!
皆様の応援が、最高の形で「続刊(2巻)」へと繋がりました。
市丸きすけ先生による、素晴らしい書影も必見です!
【作品紹介】
欲望に取りつかれた権力者が企んだ「スキル強奪」のための勇者召喚。
だが、その儀式に巻き込まれたのは、どこにでもいる普通のサラリーマン――白河小次郎、45歳。
彼に与えられたのは、派手な攻撃魔法ではない。
【鑑定】【いんたーねっと?】【異世界売買】【テイマー】…etc.
その一つ一つが、世界の理すら書き換えかねない、規格外の「便利スキル」だった。
欲望者から逃げ切るか、それとも、サラリーマンとして培った「知識」と、チート級のスキルを武器に、反撃の狼煙を上げるか。
気のいいおっさんの、優しくて、ずる賢い、まったり異世界サバイバルが、今、始まる!
【書誌情報】
タイトル: 『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』
著者: よっしぃ
イラスト: 市丸きすけ 先生
出版社: アルファポリス
ご購入はこちらから:
Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/4434364235/
楽天ブックス: https://books.rakuten.co.jp/rb/18361791/
【作者より、感謝を込めて】
この日を迎えられたのは、長年にわたり、Webで私の拙い物語を応援し続けてくださった、読者の皆様のおかげです。
そして、この物語を見つけ出し、最高の形で世に送り出してくださる、担当編集者様、イラストレーターの市丸きすけ先生、全ての関係者の皆様に、心からの感謝を。
本当に、ありがとうございます。
【これまでの主な実績】
アルファポリス ファンタジー部門 1位獲得
小説家になろう 異世界転移/転移ジャンル(日間) 5位獲得
アルファポリス 第16回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞
第6回カクヨムWeb小説コンテスト 中間選考通過
復活の大カクヨムチャレンジカップ 9位入賞
ファミ通文庫大賞 一次選考通過
異世界召喚でクラスの勇者達よりも強い俺は無能として追放処刑されたので自由に旅をします
Dakurai
ファンタジー
クラスで授業していた不動無限は突如と教室が光に包み込まれ気がつくと異世界に召喚されてしまった。神による儀式でとある神によってのスキルを得たがスキルが強すぎてスキル無しと勘違いされ更にはクラスメイトと王女による思惑で追放処刑に会ってしまうしかし最強スキルと聖獣のカワウソによって難を逃れと思ったらクラスの女子中野蒼花がついてきた。
相棒のカワウソとクラスの中野蒼花そして異世界の仲間と共にこの世界を自由に旅をします。
現在、第四章フェレスト王国ドワーフ編
【書籍化】パーティー追放から始まる収納無双!~姪っ子パーティといく最強ハーレム成り上がり~
くーねるでぶる(戒め)
ファンタジー
【24年11月5日発売】
その攻撃、収納する――――ッ!
【収納】のギフトを賜り、冒険者として活躍していたアベルは、ある日、一方的にパーティから追放されてしまう。
理由は、マジックバッグを手に入れたから。
マジックバッグの性能は、全てにおいてアベルの【収納】のギフトを上回っていたのだ。
これは、3度にも及ぶパーティ追放で、すっかり自信を見失った男の再生譚である。
無能認定され王宮から追放された俺、実は竜の言葉が話せたのでSSS級最凶竜種に懐かれ、気がついたら【竜人王】になってました。
霞杏檎
ファンタジー
田舎の村から上京して王宮兵士となって1年半……
まだまだ新人だったレイクは自身がスキルもろくに発動できない『無能力者』だと周りから虐げられる日々を送っていた。
そんなある日、『スキルが発動しない無能はこの王宮から出て行け』と自身が働いていたイブニクル王国の王宮から解雇・追放されてしまった。
そして挙げ句の果てには、道中の森でゴブリンに襲われる程の不遇様。
だが、レイクの不運はまだ続く……なんと世界を破壊する力を持つ最強の竜種"破滅古竜"と出会ってしまったのである!!
しかし、絶体絶命の状況下で不意に出た言葉がレイクの運命を大きく変えた。
ーーそれは《竜族語》
レイクが竜族語を話せると知った破滅古竜はレイクと友達になりたいと諭され、友達の印としてレイクに自身の持つ魔力とスキルを与える代わりにレイクの心臓を奪ってしまう。
こうしてレイクは"ヴィルヘリア"と名乗り美少女の姿へと変えた破滅古竜の眷属となったが、与えられた膨大なスキルの量に力を使いこなせずにいた。
それを見たヴィルヘリアは格好がつかないと自身が師匠代わりとなり、旅をしながらレイクを鍛え上げること決める。
一方で、破滅古竜の悪知恵に引っかかったイブニクル王国では国存続の危機が迫り始めていた……
これは"無能"と虐げられた主人公レイクと最強竜種ヴィルヘリアの師弟コンビによる竜種を統べ、レイクが『竜人王』になるまでを描いた物語である。
※30話程で完結します。
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
神の加護を受けて異世界に
モンド
ファンタジー
親に言われるまま学校や塾に通い、卒業後は親の進める親族の会社に入り、上司や親の進める相手と見合いし、結婚。
その後馬車馬のように働き、特別好きな事をした覚えもないまま定年を迎えようとしている主人公、あとわずか数日の会社員生活でふと、何かに誘われるように会社を無断で休み、海の見える高台にある、神社に立ち寄った。
そこで野良犬に噛み殺されそうになっていた狐を助けたがその際、野良犬に喉笛を噛み切られその命を終えてしまうがその時、神社から不思議な光が放たれ新たな世界に生まれ変わる、そこでは自分の意思で何もかもしなければ生きてはいけない厳しい世界しかし、生きているという実感に震える主人公が、力強く生きるながら信仰と奇跡にに導かれて神に至る物語。
死んだはずの貴族、内政スキルでひっくり返す〜辺境村から始める復讐譚〜
のらねこ吟醸
ファンタジー
帝国の粛清で家族を失い、“死んだことにされた”名門貴族の青年は、
偽りの名を与えられ、最果ての辺境村へと送り込まれた。
水も農具も未来もない、限界集落で彼が手にしたのは――
古代遺跡の力と、“俺にだけ見える内政スキル”。
村を立て直し、仲間と絆を築きながら、
やがて帝国の陰謀に迫り、家を滅ぼした仇と対峙する。
辺境から始まる、ちょっぴりほのぼの(?)な村興しと、
静かに進む策略と復讐の物語。
異世界転移からふざけた事情により転生へ。日本の常識は意外と非常識。
久遠 れんり
ファンタジー
普段の、何気ない日常。
事故は、予想外に起こる。
そして、異世界転移? 転生も。
気がつけば、見たことのない森。
「おーい」
と呼べば、「グギャ」とゴブリンが答える。
その時どう行動するのか。
また、その先は……。
初期は、サバイバル。
その後人里発見と、自身の立ち位置。生活基盤を確保。
有名になって、王都へ。
日本人の常識で突き進む。
そんな感じで、進みます。
ただ主人公は、ちょっと凝り性で、行きすぎる感じの日本人。そんな傾向が少しある。
異世界側では、少し非常識かもしれない。
面白がってつけた能力、超振動が意外と無敵だったりする。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる