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第三話 真っ直ぐな愛と歪んだ愛
五月闇 箪笥の奥に淫具あり
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昨日に引き続き、今晩も裕子は、精神をしっかりと保ったまま警戒している。
このままじゃ、今日も、昴が先に寝付いてしまう。
昨日、昴があんなことを言うから、昴が寝るまでは眠らないと、必死なのだ。
最近、仕事が忙しく、疲れているのに寝てくれない。
昴が寝息を立て始めると、漸く寝てくれたけど、これでは身体を乗っ取っても意味がない。
でも、今日の私は、身体を奪って、起き出した。あんなことを裕子に言った事へのお仕置きとして、昴を甚振ると決めたから。
私は、クローゼットを開け、押し入れダンスの一番下の段の奥に隠してある箱を取り出した。
この中には、大人の玩具等が隠してある。
私は、その箱から、拘束具セットを取り出して、私も全裸になった。
布団を完全に剥いだが、彼は熟睡している。でも、パジャマの下をパンツごと脱がしていると、彼が急に動いてびっくりした。でも、寝返りを打っただけで、やはり熟睡している。
上も脱がして、全裸にしようかとも思ったが、目を覚ましかないので、そのまま拘束具を取り付けることにした。
手と足にマジックテープのバンドを巻き、そのフック部に連結ベルトを取り付け、ベッド脇に引っ掛ける。もう目を覚ましてもいいと、グイっと強く引っ張ったが、それでも昴は目を覚ますことなく、大の字になった。
以前に、昴が言っていた安君に叔母さんがしようとした禁断なステージの再現。射精して敏感になった鬼頭に更に刺激を与えて、苦悩する表情を見るというお仕置きをする。
裕子は不快感を覚えるとしか思っていなかったけど、私は昴に虐められた事があり、どんなに不快で、その後何が起きるかもわかっている。
先ずは射精。昔の彼なら不可能に近い難題だけど、最近の彼なら簡単。
私がフニャチンを暫くいじると、彼のがむくむくと大きくなった。裕子はフェラなんてしないから、まじまじと見るのは、四か月半ぶり。錯覚だと思うけど、以前よりも大きく感じる。
右手で扱きながら、ジュポジュポとしゃぶっていると、流石に、目を覚ました。
「おまえ、何してるんだ」
「約束破った仕返し」
そう言って、彼を上目遣いに銜えていると、更に固く大きくなった気がした。
実際、少しだけ、大きくなっていた。血管がごつごつして、張り裂けん程に膨れている。
私は気づかなかったけど、こんなに弩膨するようになっていた。
でも、ビクン、ビクンと痙攣していて、あと少し。
「少し話をしないか。別に彼女には、毎晩、君と話してる事は言ってないから」
「『今日、彼女に、聞いとくよ』そういったでしょう。同じことよ」
流石に、言い訳は利かないと思ったのか抵抗をやめたけど、なかなかにしぶとい。それどころか、刺激しているのに、血管が消え、普通の勃起状態に戻ってしまった。
「つい裕子がフェラしていると興奮してしまったが、君なら、いくら頑張っても無駄だよ」
私のフェラチオでは興奮しないと言われてしまった。大きいのを頑張って咥えていたので、顎が既につかれていたこともある。
裕子には悪いけど、方針変更して、本番行為で射精させることにした。
騎乗位になって、彼のを挿入したが、それは失敗だった。
逆に、下から突き上げられて、みるみる私の方が出来上がって悶えていた。
「もっとサービスしてあげたいのに、これじゃできない」
その手には乗らないと、思ったけど、気持ちよすぎる。昴が私と知ってセックスしてくれているので、許し上げることにして、手のフックを外してあげた。
それからは、攻守逆転。足のフックも彼自身で外し、私が弄ばれた。
でも、今日は長時間フェラし続けた所為か、飛んでもなく早い。私が一度エクスタシーを迎えて、程なくして、彼が果て動かなくなってしまった。
それでも行けたんだから、満足しなくちゃいけない。
そう思っていたら、彼がまた激しく動き始めた。
「どうしたの」
「約束を破ったお詫び。きちんと最高のセックスにしてあげる。でも、後で訊きたいことがあるから、戻っちゃわないでね」
ありがとうと言いたかったけど、私はただ悶える事しかできなかった。
一度出したからかもしれないけど、二度目の昴は昔のようにタフで、久しぶりに意識朦朧で何も考えられなくなるほどのセックスを堪能できた。
彼は、深く挿入したまま、強く抱きしめていてくれて、私だけがこんな幸せな気分を味わって良いのかなと、思ってしまったほど。
彼が離れ、私の横で仰向けになり、私は身体を動かすのも辛かったけど、がんばって、彼に寄り添った。
「昨日、来夢と何を話したんだい」
やはり訊きたいこととは、そのことだった。
「来夢の本当の気持ちを教えて貰っただけ。最初は、お姉さんとして、デートに連れまわして、楽しい時間を過せればそれでいいと思ってたんだって。でも、次第に、安君が好きでたまらなくなったと言ってた。でもそれは嘘。もともと大好きで、一緒になりたかったんだと思う。結婚相手にならないから、お姉さんとして接すると自分に言い聞かせたんだと思う」
「なんか、君の方が、昔の裕子みたいだ」
彼女には思惑があって、敢えて自分を鬼にしているだけなのだけど、今はまだ内緒。
「でね、この儘では取り返しがつかなくなるからと、あの日の帰りの電車の中で、安君にアメリカに帰ることにしたからデートは今日で最後にすると言ったんだって」
「そういえば、来夢はいつまでいるつもりなんだ」
「こんなことになったから、あと暫くはいるみたい。未定かな。それで、安君が引き留めてきて、結婚前提でないと交際できないといったら、安君が結婚しようと言いだしたんだって。飛びつきたほど嬉しいのに、敢えて冷たくし、彼に抱かれて、その思い出を胸に別れることにしたんだって。安君は誤解したみたいだけど、来夢は身体をあげるっていう意味だったみたい」
「でも、そんなことしたら、逆に、安の事が忘れられなくなるんじゃないか?」
「それでいいって覚悟見たい」
「なんでそうまで、頑なに、結婚を拒否するんだろう」
「それは聞いてないけど、安君が素敵な紳士で、自分にはもったいない男と感じたんじゃないかな。歳の負い目もあるみたいだし」
「自分にはわからないな、女心は。で、君は何て言ってあげたの」
「自分で悩んで苦しんで、結論をだせばいいと言っただけ」
「それなのに、裕子は、無理やり安君と結婚させようとして嫌われた訳か」
「彼女も、分ってるんだよ。来夢の気持ち。で、きっと、最後に安君を選ぶと思ってる。でも、彼女にはもっと複雑な思惑があるんだな。これが」
「それは秘密なんだよね」
「そう。ヒントは、来夢が帰って来る前から、最終確認のついでに、役所や、弁護士さんとこに通って、いろいろと準備を進めていたって事。じゃあ、もう一度ハグして」
きっと、感の良い昴なら、彼女の気持ちを察してくる筈。そういって、眠りにつくはずだった。
「何、やっぱりセックスしてるじゃない。最低」
「えっ、目を覚ましちゃったの」
「折角、少しは反省させようとしてたのに、これじゃ全く効果ない訳ね」
いや、今日はちょっとした手違いで、本当に、ずっとしてなかったから。
「また、これで変態してたの?」
「いや違うんだ。誤解だ。彼女も、ずっと君を気遣っていて……」
「今日から、また、別々に寝ます。こんな最低な人だと思わなかった」
昴、本当にごめんなさい。
このままじゃ、今日も、昴が先に寝付いてしまう。
昨日、昴があんなことを言うから、昴が寝るまでは眠らないと、必死なのだ。
最近、仕事が忙しく、疲れているのに寝てくれない。
昴が寝息を立て始めると、漸く寝てくれたけど、これでは身体を乗っ取っても意味がない。
でも、今日の私は、身体を奪って、起き出した。あんなことを裕子に言った事へのお仕置きとして、昴を甚振ると決めたから。
私は、クローゼットを開け、押し入れダンスの一番下の段の奥に隠してある箱を取り出した。
この中には、大人の玩具等が隠してある。
私は、その箱から、拘束具セットを取り出して、私も全裸になった。
布団を完全に剥いだが、彼は熟睡している。でも、パジャマの下をパンツごと脱がしていると、彼が急に動いてびっくりした。でも、寝返りを打っただけで、やはり熟睡している。
上も脱がして、全裸にしようかとも思ったが、目を覚ましかないので、そのまま拘束具を取り付けることにした。
手と足にマジックテープのバンドを巻き、そのフック部に連結ベルトを取り付け、ベッド脇に引っ掛ける。もう目を覚ましてもいいと、グイっと強く引っ張ったが、それでも昴は目を覚ますことなく、大の字になった。
以前に、昴が言っていた安君に叔母さんがしようとした禁断なステージの再現。射精して敏感になった鬼頭に更に刺激を与えて、苦悩する表情を見るというお仕置きをする。
裕子は不快感を覚えるとしか思っていなかったけど、私は昴に虐められた事があり、どんなに不快で、その後何が起きるかもわかっている。
先ずは射精。昔の彼なら不可能に近い難題だけど、最近の彼なら簡単。
私がフニャチンを暫くいじると、彼のがむくむくと大きくなった。裕子はフェラなんてしないから、まじまじと見るのは、四か月半ぶり。錯覚だと思うけど、以前よりも大きく感じる。
右手で扱きながら、ジュポジュポとしゃぶっていると、流石に、目を覚ました。
「おまえ、何してるんだ」
「約束破った仕返し」
そう言って、彼を上目遣いに銜えていると、更に固く大きくなった気がした。
実際、少しだけ、大きくなっていた。血管がごつごつして、張り裂けん程に膨れている。
私は気づかなかったけど、こんなに弩膨するようになっていた。
でも、ビクン、ビクンと痙攣していて、あと少し。
「少し話をしないか。別に彼女には、毎晩、君と話してる事は言ってないから」
「『今日、彼女に、聞いとくよ』そういったでしょう。同じことよ」
流石に、言い訳は利かないと思ったのか抵抗をやめたけど、なかなかにしぶとい。それどころか、刺激しているのに、血管が消え、普通の勃起状態に戻ってしまった。
「つい裕子がフェラしていると興奮してしまったが、君なら、いくら頑張っても無駄だよ」
私のフェラチオでは興奮しないと言われてしまった。大きいのを頑張って咥えていたので、顎が既につかれていたこともある。
裕子には悪いけど、方針変更して、本番行為で射精させることにした。
騎乗位になって、彼のを挿入したが、それは失敗だった。
逆に、下から突き上げられて、みるみる私の方が出来上がって悶えていた。
「もっとサービスしてあげたいのに、これじゃできない」
その手には乗らないと、思ったけど、気持ちよすぎる。昴が私と知ってセックスしてくれているので、許し上げることにして、手のフックを外してあげた。
それからは、攻守逆転。足のフックも彼自身で外し、私が弄ばれた。
でも、今日は長時間フェラし続けた所為か、飛んでもなく早い。私が一度エクスタシーを迎えて、程なくして、彼が果て動かなくなってしまった。
それでも行けたんだから、満足しなくちゃいけない。
そう思っていたら、彼がまた激しく動き始めた。
「どうしたの」
「約束を破ったお詫び。きちんと最高のセックスにしてあげる。でも、後で訊きたいことがあるから、戻っちゃわないでね」
ありがとうと言いたかったけど、私はただ悶える事しかできなかった。
一度出したからかもしれないけど、二度目の昴は昔のようにタフで、久しぶりに意識朦朧で何も考えられなくなるほどのセックスを堪能できた。
彼は、深く挿入したまま、強く抱きしめていてくれて、私だけがこんな幸せな気分を味わって良いのかなと、思ってしまったほど。
彼が離れ、私の横で仰向けになり、私は身体を動かすのも辛かったけど、がんばって、彼に寄り添った。
「昨日、来夢と何を話したんだい」
やはり訊きたいこととは、そのことだった。
「来夢の本当の気持ちを教えて貰っただけ。最初は、お姉さんとして、デートに連れまわして、楽しい時間を過せればそれでいいと思ってたんだって。でも、次第に、安君が好きでたまらなくなったと言ってた。でもそれは嘘。もともと大好きで、一緒になりたかったんだと思う。結婚相手にならないから、お姉さんとして接すると自分に言い聞かせたんだと思う」
「なんか、君の方が、昔の裕子みたいだ」
彼女には思惑があって、敢えて自分を鬼にしているだけなのだけど、今はまだ内緒。
「でね、この儘では取り返しがつかなくなるからと、あの日の帰りの電車の中で、安君にアメリカに帰ることにしたからデートは今日で最後にすると言ったんだって」
「そういえば、来夢はいつまでいるつもりなんだ」
「こんなことになったから、あと暫くはいるみたい。未定かな。それで、安君が引き留めてきて、結婚前提でないと交際できないといったら、安君が結婚しようと言いだしたんだって。飛びつきたほど嬉しいのに、敢えて冷たくし、彼に抱かれて、その思い出を胸に別れることにしたんだって。安君は誤解したみたいだけど、来夢は身体をあげるっていう意味だったみたい」
「でも、そんなことしたら、逆に、安の事が忘れられなくなるんじゃないか?」
「それでいいって覚悟見たい」
「なんでそうまで、頑なに、結婚を拒否するんだろう」
「それは聞いてないけど、安君が素敵な紳士で、自分にはもったいない男と感じたんじゃないかな。歳の負い目もあるみたいだし」
「自分にはわからないな、女心は。で、君は何て言ってあげたの」
「自分で悩んで苦しんで、結論をだせばいいと言っただけ」
「それなのに、裕子は、無理やり安君と結婚させようとして嫌われた訳か」
「彼女も、分ってるんだよ。来夢の気持ち。で、きっと、最後に安君を選ぶと思ってる。でも、彼女にはもっと複雑な思惑があるんだな。これが」
「それは秘密なんだよね」
「そう。ヒントは、来夢が帰って来る前から、最終確認のついでに、役所や、弁護士さんとこに通って、いろいろと準備を進めていたって事。じゃあ、もう一度ハグして」
きっと、感の良い昴なら、彼女の気持ちを察してくる筈。そういって、眠りにつくはずだった。
「何、やっぱりセックスしてるじゃない。最低」
「えっ、目を覚ましちゃったの」
「折角、少しは反省させようとしてたのに、これじゃ全く効果ない訳ね」
いや、今日はちょっとした手違いで、本当に、ずっとしてなかったから。
「また、これで変態してたの?」
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