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第三章 裏切りと復讐の果て
国王陛下に謁見することになりました
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リットが、今回の依頼でC級昇格できるのか心配していたので、戦争終結の経緯を訊く前に、傭兵依頼の扱いを訊くことにして、受付に赴いた。
受付嬢は、依頼達成の証拠である傭兵隊長のサインを貰っていないので、依頼達成としては扱えないと言ってきたが、「事情が事情なので、相談してみます」と言ってくれ、ギルド長に聞きに行った。
結局は、ギルド長に直談判することとなり、メグが代表して、何があったのかを報告した。
月光のリーダーレオが、ロンブル帝国の送り込んだ工作員で、毒薬を盛られたこと。モローと重症の三人が軍規違反覚悟で、助けに来てくれる決断をしてくれたこと。月光の三人と、魔獣使いの男を殺したこと。ついでに、ワイバーン飼育場を壊滅して、ワイバーンを解放してきたことを話した。
「そういうことだったのか。納得した。ロンブル帝国は、ワイバーンの大群に襲われ、大きな被害を出したことで、均衡が崩れ、ルーメリア共和国とガルシア王国が宣戦布告してきて、大混乱になっているそうだ。本当によくやってくれた。国王陛下に代わり、感謝する。ただ、規則は規則だ。軍規違反は不問にしてもらう交渉はしてみるが、捕虜となったメグ以外の三人の依頼達成は認められない。分かって欲しい」
「そんなぁ」
「仕方ないです。C級昇格は、また次にしましょう」
そんなわけで、リットは未だにDランクのままだが、四人で暫く急用を取って、また魔物狩りして、昇格を目指すことにした。
その翌日、冒険者ギルドから使者がきて、ギルド長に呼び出された。
「大変なことになった。君たち四人に、国王陛下が会うと言ってきた。今回の休戦に漕ぎ着けた立役者として、勲章を授与するつもりらしい」
「あの、モローさんは……。彼が助けに来てくれなければ、今回の功績を挙げることはできませんでした」
「そうだな。もう一度、彼も表彰してもらえるように、掛け合ってみる。それはさておき、先ほどの続きだが、五日後の十時から、授与式が行われる。その際、くれぐれも失礼のないように、正装して礼儀正しく、振舞って欲しいのだが、君たち、謁見に当たっての礼儀作法なんて、知るわけないよな」
そんなわけで、急遽、礼服を注文し、礼儀作法の特訓を受けることになった。
残念ながら、ワイバーン解放に参加しなかったモローの勲章を授与は見送られ、彼には報奨金だけとなったが、オリーブの芽の四人は、その表彰式当日を迎えた。
自宅のリビングにて、綺麗なお嬢様ドレスを着たメグと、タキシード姿のケントが、話をしている。そこに、ミラが露出の多いナイトドレス姿で現れた。
「ボク、昨日はほとんど寝れなかったよ」
狂戦士の時は、筋肉もりもりだけど、今は妖艶な美獣人。特に、大きな胸が、ドレスからこぼれだしそうなほどで、ケントは鼻の下を伸ばして、口を開けて、茫然と見つめている。
「ケント、嫌らしい目でみないでよ。恥ずかしいじゃないか」
「いや、メグも綺麗だけと思ったが、お前は、普段とあまりに違い過ぎて……」
「メグ姉も、ミラ姉も、すごく綺麗。どこの貴婦人かと思った」
エマが、リットと共にリビングに現れた。
「二人とも素敵です。まあ、師匠は、予想通りでしたが、まさかあのゴリラ女が、こんなに変身するなんて」
「誰が、ゴリラ女なんだよ。あんただって、あのチビが、たけのこみたいに、大きくなって、ぜんぜん可愛げがなくなったじゃないか」
リットは、メグやケントよりも背が高くなり、こうして正装していると、貴族の御曹司に見える。
その後も、皆で、ワイワイ仲良く話していると、執事のルーカスが、王宮から迎えの馬車が到着したことを知らせてきた。
四人は、その馬車に乗り、王宮の来賓室に案内され、そこで勲章授与式までの時間をすごすことになった。
「ああ、またおしっこに行きたくなった。緊張する」
「ミラは、さっき行ったばかりでしょう。でも、僕も心臓がバクバク高鳴っていて……」
扉がノックされ、「皆さま、大広間まで、ご案内させていただきます」と、衛兵がやって来て、玉座の置かれた大広間へと案内された。
そして、誰もいない玉座に向かって、膝をついて、首を垂れて、待っていると、王がやってきた気配がした。
「面をあげよ」
女性の声がして、恐る恐る顔を上げると、五十歳位の綺麗な女性が玉座の前に立っていた。
「この度のそちらの働き、感謝しておる。メグとやら、ちこうよれ」
なんとこの女性が国王陛下だった。
そして、従者が彼女に、勲章とメモとを渡す。
「マーガレット・ヴィダー。うん? そちはヴィダーという家名なのか。先の勇者と縁があるのか」
なんのことか、さっぱり分からない。ニ十五年前、魔王を倒した勇者も、ヴィダー姓だったらしい。
「いいえ」
「済まぬ。忘れてくれ。マーガレット・ヴィダー、我が国に平和を取り戻してくれたこの度の功績を称え、ここに第一等勲章を授与するものとする」
その後も、独りずつ、女王に呼ばれ、首に勲章を掛けてもらい、つつがなく勲章授与式は、終わった。
「マーガレット・ヴィダー、勲章の他にも、何か褒美を取らせるが、何が欲しいか申してみよ」
「もったいないお言葉、勲章だけでも大変な名誉で、他に欲しいものは何もありません」
「欲がないな。報奨金、貴族の称号、領地、何でも欲しものを与えるぞ」
「それでは、冒険者ランクを全員B級に昇格させていただけないでしょうか。先の戦いの時、C級以下だったために、冷遇されたことが、悔しかったものですから」
「冷遇? その様な事があったのか」
慌てて、騎士の一人が駆け寄り、女王に何かを耳打ちした。
「そちら、Cランク冒険者であったか。失礼があったこと、謝罪する。その昇格の件、しかと受領した。予に任せておけ。それと、詫び料といってはなんだが、報奨金を取らせることにした。これからも、我が国のために、活躍してくれることを期待する」
再び、膝をついて、首をたれ、国王陛下が退席するまで、その場で頭を下げ続けた。
報奨金は、一人ずつ、一千万クルーゼが支給された。四人で四千万クルーゼも貰え、ちょっした大金持ちになってしまった。
しかも、翌日、冒険者ギルド長に呼び出さされ、四人に銀色のプレートが渡された。
「これ、銀じゃなくて、プラチナですよね」
「ああ、国王陛下じきじきに、Sランクに昇格させるように、命じられたからな。流石に早すぎるとは思ったが、国王陛下の命だから、特例だ」
そんな訳で、B級、A級をすっ飛ばし、なぜか最高ランクのS級に昇格してしまった。
「それで、リット君。君にはもう一つ、美味しい話が来ている。国王陛下が、エイブリーという家名から、君について調べさせたらしく、王宮のお抱え魔導士にならないかと言ってきた。大変名誉なことだ。おめでとう」
「やったじゃない。リット」
ミラは、リットの背中を思いっきり叩いて、喜んだ。
「その話、大変光栄ではありますが、辞退させて頂きます」
全員が唖然とする。
「オリーブの芽は、四人そろってこその最強チームです。僕が欠けたら、フェルニゲシュ討伐はできないと思いますし、僕も母の仇を討ちたい。それに、今はまだ魔力容量の関係で無理ですが、師匠の時間魔法も、いつかは習得したいんです」
「時間魔法? なんだそれは」
「いや、それは……」
メグが慌てるのを見て、リットも失言したと反省した。
「黒龍フェルニゲシュか。分かった。その討伐が終わるまで、保留にして欲しいと言っていたと回答しておく」
折角、父親の地位に返り咲けることになったのに、それを棒に振ったリットだったが、皆、その事には触れず、フェルニゲシュ討伐を何が何でも成し遂げようと、強く心に誓うのだった。
受付嬢は、依頼達成の証拠である傭兵隊長のサインを貰っていないので、依頼達成としては扱えないと言ってきたが、「事情が事情なので、相談してみます」と言ってくれ、ギルド長に聞きに行った。
結局は、ギルド長に直談判することとなり、メグが代表して、何があったのかを報告した。
月光のリーダーレオが、ロンブル帝国の送り込んだ工作員で、毒薬を盛られたこと。モローと重症の三人が軍規違反覚悟で、助けに来てくれる決断をしてくれたこと。月光の三人と、魔獣使いの男を殺したこと。ついでに、ワイバーン飼育場を壊滅して、ワイバーンを解放してきたことを話した。
「そういうことだったのか。納得した。ロンブル帝国は、ワイバーンの大群に襲われ、大きな被害を出したことで、均衡が崩れ、ルーメリア共和国とガルシア王国が宣戦布告してきて、大混乱になっているそうだ。本当によくやってくれた。国王陛下に代わり、感謝する。ただ、規則は規則だ。軍規違反は不問にしてもらう交渉はしてみるが、捕虜となったメグ以外の三人の依頼達成は認められない。分かって欲しい」
「そんなぁ」
「仕方ないです。C級昇格は、また次にしましょう」
そんなわけで、リットは未だにDランクのままだが、四人で暫く急用を取って、また魔物狩りして、昇格を目指すことにした。
その翌日、冒険者ギルドから使者がきて、ギルド長に呼び出された。
「大変なことになった。君たち四人に、国王陛下が会うと言ってきた。今回の休戦に漕ぎ着けた立役者として、勲章を授与するつもりらしい」
「あの、モローさんは……。彼が助けに来てくれなければ、今回の功績を挙げることはできませんでした」
「そうだな。もう一度、彼も表彰してもらえるように、掛け合ってみる。それはさておき、先ほどの続きだが、五日後の十時から、授与式が行われる。その際、くれぐれも失礼のないように、正装して礼儀正しく、振舞って欲しいのだが、君たち、謁見に当たっての礼儀作法なんて、知るわけないよな」
そんなわけで、急遽、礼服を注文し、礼儀作法の特訓を受けることになった。
残念ながら、ワイバーン解放に参加しなかったモローの勲章を授与は見送られ、彼には報奨金だけとなったが、オリーブの芽の四人は、その表彰式当日を迎えた。
自宅のリビングにて、綺麗なお嬢様ドレスを着たメグと、タキシード姿のケントが、話をしている。そこに、ミラが露出の多いナイトドレス姿で現れた。
「ボク、昨日はほとんど寝れなかったよ」
狂戦士の時は、筋肉もりもりだけど、今は妖艶な美獣人。特に、大きな胸が、ドレスからこぼれだしそうなほどで、ケントは鼻の下を伸ばして、口を開けて、茫然と見つめている。
「ケント、嫌らしい目でみないでよ。恥ずかしいじゃないか」
「いや、メグも綺麗だけと思ったが、お前は、普段とあまりに違い過ぎて……」
「メグ姉も、ミラ姉も、すごく綺麗。どこの貴婦人かと思った」
エマが、リットと共にリビングに現れた。
「二人とも素敵です。まあ、師匠は、予想通りでしたが、まさかあのゴリラ女が、こんなに変身するなんて」
「誰が、ゴリラ女なんだよ。あんただって、あのチビが、たけのこみたいに、大きくなって、ぜんぜん可愛げがなくなったじゃないか」
リットは、メグやケントよりも背が高くなり、こうして正装していると、貴族の御曹司に見える。
その後も、皆で、ワイワイ仲良く話していると、執事のルーカスが、王宮から迎えの馬車が到着したことを知らせてきた。
四人は、その馬車に乗り、王宮の来賓室に案内され、そこで勲章授与式までの時間をすごすことになった。
「ああ、またおしっこに行きたくなった。緊張する」
「ミラは、さっき行ったばかりでしょう。でも、僕も心臓がバクバク高鳴っていて……」
扉がノックされ、「皆さま、大広間まで、ご案内させていただきます」と、衛兵がやって来て、玉座の置かれた大広間へと案内された。
そして、誰もいない玉座に向かって、膝をついて、首を垂れて、待っていると、王がやってきた気配がした。
「面をあげよ」
女性の声がして、恐る恐る顔を上げると、五十歳位の綺麗な女性が玉座の前に立っていた。
「この度のそちらの働き、感謝しておる。メグとやら、ちこうよれ」
なんとこの女性が国王陛下だった。
そして、従者が彼女に、勲章とメモとを渡す。
「マーガレット・ヴィダー。うん? そちはヴィダーという家名なのか。先の勇者と縁があるのか」
なんのことか、さっぱり分からない。ニ十五年前、魔王を倒した勇者も、ヴィダー姓だったらしい。
「いいえ」
「済まぬ。忘れてくれ。マーガレット・ヴィダー、我が国に平和を取り戻してくれたこの度の功績を称え、ここに第一等勲章を授与するものとする」
その後も、独りずつ、女王に呼ばれ、首に勲章を掛けてもらい、つつがなく勲章授与式は、終わった。
「マーガレット・ヴィダー、勲章の他にも、何か褒美を取らせるが、何が欲しいか申してみよ」
「もったいないお言葉、勲章だけでも大変な名誉で、他に欲しいものは何もありません」
「欲がないな。報奨金、貴族の称号、領地、何でも欲しものを与えるぞ」
「それでは、冒険者ランクを全員B級に昇格させていただけないでしょうか。先の戦いの時、C級以下だったために、冷遇されたことが、悔しかったものですから」
「冷遇? その様な事があったのか」
慌てて、騎士の一人が駆け寄り、女王に何かを耳打ちした。
「そちら、Cランク冒険者であったか。失礼があったこと、謝罪する。その昇格の件、しかと受領した。予に任せておけ。それと、詫び料といってはなんだが、報奨金を取らせることにした。これからも、我が国のために、活躍してくれることを期待する」
再び、膝をついて、首をたれ、国王陛下が退席するまで、その場で頭を下げ続けた。
報奨金は、一人ずつ、一千万クルーゼが支給された。四人で四千万クルーゼも貰え、ちょっした大金持ちになってしまった。
しかも、翌日、冒険者ギルド長に呼び出さされ、四人に銀色のプレートが渡された。
「これ、銀じゃなくて、プラチナですよね」
「ああ、国王陛下じきじきに、Sランクに昇格させるように、命じられたからな。流石に早すぎるとは思ったが、国王陛下の命だから、特例だ」
そんな訳で、B級、A級をすっ飛ばし、なぜか最高ランクのS級に昇格してしまった。
「それで、リット君。君にはもう一つ、美味しい話が来ている。国王陛下が、エイブリーという家名から、君について調べさせたらしく、王宮のお抱え魔導士にならないかと言ってきた。大変名誉なことだ。おめでとう」
「やったじゃない。リット」
ミラは、リットの背中を思いっきり叩いて、喜んだ。
「その話、大変光栄ではありますが、辞退させて頂きます」
全員が唖然とする。
「オリーブの芽は、四人そろってこその最強チームです。僕が欠けたら、フェルニゲシュ討伐はできないと思いますし、僕も母の仇を討ちたい。それに、今はまだ魔力容量の関係で無理ですが、師匠の時間魔法も、いつかは習得したいんです」
「時間魔法? なんだそれは」
「いや、それは……」
メグが慌てるのを見て、リットも失言したと反省した。
「黒龍フェルニゲシュか。分かった。その討伐が終わるまで、保留にして欲しいと言っていたと回答しておく」
折角、父親の地位に返り咲けることになったのに、それを棒に振ったリットだったが、皆、その事には触れず、フェルニゲシュ討伐を何が何でも成し遂げようと、強く心に誓うのだった。
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