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第十五話
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気付けば五人は山の中に居た、見渡す限り知っている草などが生えている森だった。
「……元の世界に戻ってきたのか?」
蓮はそう言うと、すぐに雪が大丈夫か確認する。
「雪ちゃん、大丈夫?」
目を閉じ、雪は動かなかった。
「蓮さん、大丈夫なのですよ、雪さんは今木の精霊の加護によって眠っているだけなのです。」
それを聞き蓮は少し安心をする。
「元の世界に戻ってきたのは良いけどよ、ココからどうするんだ?オレたぶんこの辺の地理も分かんねーし。」
武は辺りを見渡しながら言う。
辺りは既に暗くなっており、周りも見づらくなっていた。
「大丈夫僕はこの辺に住んでるし、ココから召喚されたから……雪ちゃんと一緒に。」
「蓮さん、少し難しいと思うのですが、この辺りに住んでいる一ノ瀬さんを探したほうがいいです、元々の勇者がそこにいます。」
流風がそう言うと、四人は驚いた表情で流風を見る。
「どうしてそんな事がわかるの?枝凛の本にはそんな事書いてないわよ。」
枝凛は不思議そうに流風に尋ねた。
「それはですね、まだ勇者が一人足りないという事実と、雪さんが名乗っていた一ノ瀬は、紛れもなく一の数字を持った勇者と言うことです。この事からきっと雪さんと過ごしていた人物こそが勇者じゃないかと思うのですよ。」
ニコニコしながら流風は説明をする。
「じゃあとりあえずこの辺りの交番でオレら調べて見るわ。」
武はそう言うと、軽々雪を抱きかかえ、蓮に目で合図をする。
「じゃあ僕も武くんと一緒に行ってくるよ、これ僕の家の地図、鍵は牛乳びん入れに入ってるから、家で待ってて。」
そう言うと、家の地図をサラサラっと書き、その紙を礼に渡す。
蓮は武のあとを急いで追っていった。
二人の後ろ姿を見ながら、流風は思い出したように大声で叫ぶ。
「出来るだけ早く帰って来るのですよー!そうしないと災いを呼ぶ者は覚醒してしまうのですよ!!」
流風の声が聞こえたのか蓮は手を振って返事をした。
「ねぇ災いを呼ぶ者が覚醒するとどうなるの?」
枝凛が食い気味に流風に迫る。
流風は一歩後ろに引きつつ答えた。
「言葉の通りなのですよ、今は木の精霊の力で抑えられているものの、その力も無限にある訳では無いのですよ、しかもこの世界では、その力を維持し続ける事も難しいのですよ。」
「でも一ノ瀬さんを見つけたとして、僕らは一ノ瀬さんをやっつけないといけないの?」
「にっちゃん……ややこしいわ、せめて本物の一ノ瀬さんと偽物の一ノ瀬さんって言って。」
顔を引きづらせながら枝凛がそう言う。
「とりあえず僕達は蓮さんの家で待つのですよ。」
流風はそう言うと、礼が持っていた地図を見て家へと向かった。
「……元の世界に戻ってきたのか?」
蓮はそう言うと、すぐに雪が大丈夫か確認する。
「雪ちゃん、大丈夫?」
目を閉じ、雪は動かなかった。
「蓮さん、大丈夫なのですよ、雪さんは今木の精霊の加護によって眠っているだけなのです。」
それを聞き蓮は少し安心をする。
「元の世界に戻ってきたのは良いけどよ、ココからどうするんだ?オレたぶんこの辺の地理も分かんねーし。」
武は辺りを見渡しながら言う。
辺りは既に暗くなっており、周りも見づらくなっていた。
「大丈夫僕はこの辺に住んでるし、ココから召喚されたから……雪ちゃんと一緒に。」
「蓮さん、少し難しいと思うのですが、この辺りに住んでいる一ノ瀬さんを探したほうがいいです、元々の勇者がそこにいます。」
流風がそう言うと、四人は驚いた表情で流風を見る。
「どうしてそんな事がわかるの?枝凛の本にはそんな事書いてないわよ。」
枝凛は不思議そうに流風に尋ねた。
「それはですね、まだ勇者が一人足りないという事実と、雪さんが名乗っていた一ノ瀬は、紛れもなく一の数字を持った勇者と言うことです。この事からきっと雪さんと過ごしていた人物こそが勇者じゃないかと思うのですよ。」
ニコニコしながら流風は説明をする。
「じゃあとりあえずこの辺りの交番でオレら調べて見るわ。」
武はそう言うと、軽々雪を抱きかかえ、蓮に目で合図をする。
「じゃあ僕も武くんと一緒に行ってくるよ、これ僕の家の地図、鍵は牛乳びん入れに入ってるから、家で待ってて。」
そう言うと、家の地図をサラサラっと書き、その紙を礼に渡す。
蓮は武のあとを急いで追っていった。
二人の後ろ姿を見ながら、流風は思い出したように大声で叫ぶ。
「出来るだけ早く帰って来るのですよー!そうしないと災いを呼ぶ者は覚醒してしまうのですよ!!」
流風の声が聞こえたのか蓮は手を振って返事をした。
「ねぇ災いを呼ぶ者が覚醒するとどうなるの?」
枝凛が食い気味に流風に迫る。
流風は一歩後ろに引きつつ答えた。
「言葉の通りなのですよ、今は木の精霊の力で抑えられているものの、その力も無限にある訳では無いのですよ、しかもこの世界では、その力を維持し続ける事も難しいのですよ。」
「でも一ノ瀬さんを見つけたとして、僕らは一ノ瀬さんをやっつけないといけないの?」
「にっちゃん……ややこしいわ、せめて本物の一ノ瀬さんと偽物の一ノ瀬さんって言って。」
顔を引きづらせながら枝凛がそう言う。
「とりあえず僕達は蓮さんの家で待つのですよ。」
流風はそう言うと、礼が持っていた地図を見て家へと向かった。
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