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第十七話
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蓮は自宅へと急いで帰ると、残りの三人に事情を話しおばさんの家へと向かった。
「それで、雪さんは大丈夫なの?本当に枝凛達が助けられるの?」
色々と疑問におもったのか、枝凛は早口で話し始める。
「四ノ宮さん、落ち着いて六黒くんがさっき説明したでしょ、大丈夫だから。」
礼がゆっくりと枝凛に話しかける。
「大丈夫なのですよ、本物の一ノ瀬さんがそこには居るので絶対に助かるのですよ。」
ニコニコしながら流風もそう言う。
話しているうちにおばさんの家へ到着した。
「皆さん、よく来てくれましたね、どうぞ奥へ入って。」
四人は家の奥へと進むと、そこにはいぜんの面影が何も残っていない雪の姿があった。
その姿はもう獣にも近かった。
三人は雪を見て驚き信じられなかった。
四人が到着し、十分もたたないくらいで武があちらの世界から戻ってきた。
「すまねぇ、少し遅くなった、もうみんなそろってるか?」
そう言い武は辺りを見渡した。
「みんなそろっているよ、さぁ始めようかね、武くん連れてきてくれた王子はどこだい?」
おばさんが王子の姿が無いのに気づき少し心配になる。
すると、武の後ろから目隠しをして王子が現れた。
「武、これまだ取ってはダメなのか?早く雪に会いたいんだけど。」
そう王子が言いながら目隠しを外そうとする。
「あー王子?今はまだ外さないで下さい、今の雪ちゃんを見たらビックリしてしまうと思うので……」
そう武は言うともう一度しっかりと目隠しをする。
「分かったよ、でもなるべく早く雪の姿を見せてよね。」
王子はそう言いながら武の方をむく。
「それじゃあみんなで雪の周りに座って、目を閉じて心を無にして欲しい。」
おばさんがそう言うと、六人は雪の周りに座ると目を閉じた。
するとおばさんは、聞いた事のない言葉で何やらブツブツと言い始めた。
その瞬間、六人の頭の中に色んな場面が走馬灯のように入ってきた。
一瞬気を失って居たのか、流風は横になった体を起き上がらせると、一言つぶやいた。
「ここが雪さんの世界……雪さんを救う世界。」
流風はそう言うと真っ直ぐ走り出す。
すると、森の奥で一人の小さな子供が泣いているのを見つけた。
「雪さんですね、こんな所で泣いて……どうされたのですか?」
流風はその子供を抱きかかえ、優しく話しかける。
「あのね、私のパパ殺されちゃったの、何もしてないのに……笑いながらパパをみんなで殺してた。」
それを聞き流風は怒りを覚えるも、少しそれを抑え、子供の雪に問いかける。
「雪さんはどうしたいのですか?その人たちに復習したいのですか?それともその人たちから逃げたいのですか?」
小さな雪は泣きながら考えると、一言「殺したい」と言った。
「雪さんの気持ちは分かりますが、それではその人たちと同じですよ、雪さんのようにその人たちにも家族も居ます、そんな人たちを雪さんは殺せますか?心の優しい雪さんがもしあの人たちを殺してしまったら、その後に残るのは後悔だけなのですよ。」
流風は話しながら雪を優しく抱きしめて頭を撫でた。
「おねーちゃんだったらどうするの?とても憎い人が居て、殺したい人でも許すの?」
「心の中では許せないと思うのですよ、でも悪いことをすればそれに似合った罰がいつかは下るのですよ。」
流風はニコッと笑い雪を見た。
すると雪の表情も明るくなりニコッと笑うと、
「ありがとおねーちゃん、何だか分かった気がするよ。」
雪がそう言い終わると、流風の目の前が真っ白になった。
「それで、雪さんは大丈夫なの?本当に枝凛達が助けられるの?」
色々と疑問におもったのか、枝凛は早口で話し始める。
「四ノ宮さん、落ち着いて六黒くんがさっき説明したでしょ、大丈夫だから。」
礼がゆっくりと枝凛に話しかける。
「大丈夫なのですよ、本物の一ノ瀬さんがそこには居るので絶対に助かるのですよ。」
ニコニコしながら流風もそう言う。
話しているうちにおばさんの家へ到着した。
「皆さん、よく来てくれましたね、どうぞ奥へ入って。」
四人は家の奥へと進むと、そこにはいぜんの面影が何も残っていない雪の姿があった。
その姿はもう獣にも近かった。
三人は雪を見て驚き信じられなかった。
四人が到着し、十分もたたないくらいで武があちらの世界から戻ってきた。
「すまねぇ、少し遅くなった、もうみんなそろってるか?」
そう言い武は辺りを見渡した。
「みんなそろっているよ、さぁ始めようかね、武くん連れてきてくれた王子はどこだい?」
おばさんが王子の姿が無いのに気づき少し心配になる。
すると、武の後ろから目隠しをして王子が現れた。
「武、これまだ取ってはダメなのか?早く雪に会いたいんだけど。」
そう王子が言いながら目隠しを外そうとする。
「あー王子?今はまだ外さないで下さい、今の雪ちゃんを見たらビックリしてしまうと思うので……」
そう武は言うともう一度しっかりと目隠しをする。
「分かったよ、でもなるべく早く雪の姿を見せてよね。」
王子はそう言いながら武の方をむく。
「それじゃあみんなで雪の周りに座って、目を閉じて心を無にして欲しい。」
おばさんがそう言うと、六人は雪の周りに座ると目を閉じた。
するとおばさんは、聞いた事のない言葉で何やらブツブツと言い始めた。
その瞬間、六人の頭の中に色んな場面が走馬灯のように入ってきた。
一瞬気を失って居たのか、流風は横になった体を起き上がらせると、一言つぶやいた。
「ここが雪さんの世界……雪さんを救う世界。」
流風はそう言うと真っ直ぐ走り出す。
すると、森の奥で一人の小さな子供が泣いているのを見つけた。
「雪さんですね、こんな所で泣いて……どうされたのですか?」
流風はその子供を抱きかかえ、優しく話しかける。
「あのね、私のパパ殺されちゃったの、何もしてないのに……笑いながらパパをみんなで殺してた。」
それを聞き流風は怒りを覚えるも、少しそれを抑え、子供の雪に問いかける。
「雪さんはどうしたいのですか?その人たちに復習したいのですか?それともその人たちから逃げたいのですか?」
小さな雪は泣きながら考えると、一言「殺したい」と言った。
「雪さんの気持ちは分かりますが、それではその人たちと同じですよ、雪さんのようにその人たちにも家族も居ます、そんな人たちを雪さんは殺せますか?心の優しい雪さんがもしあの人たちを殺してしまったら、その後に残るのは後悔だけなのですよ。」
流風は話しながら雪を優しく抱きしめて頭を撫でた。
「おねーちゃんだったらどうするの?とても憎い人が居て、殺したい人でも許すの?」
「心の中では許せないと思うのですよ、でも悪いことをすればそれに似合った罰がいつかは下るのですよ。」
流風はニコッと笑い雪を見た。
すると雪の表情も明るくなりニコッと笑うと、
「ありがとおねーちゃん、何だか分かった気がするよ。」
雪がそう言い終わると、流風の目の前が真っ白になった。
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