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ha-tsu

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第壱話 カメラ男子(十三)

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亜美がメールを送り1週間が過ぎた頃返信が届いた。
「おはようございます。貴女のお気持ち貴女の忠告深く心に受け止め、いつも反省の心懺悔の気持ちを持っていくようにします。すみません。お金の振込先と金額を教えてください。直ぐにお支払い致します。よろしくお願いします。」
(私が一通目に送った内容読んでないのかなぁ?)
亜美は心の中でそう思いながら、少し呆れた顔になる。
メールの内容から察するにきっと弁護士は通さずにお金を払って終わらせたいとも読める内容に少しどうするか考えるが、何度弁護士を立てて欲しいと言った所で、付けないのだから、これ以上行っても一緒だと思い、亜美は振込先を送信した……
「あれ?メール送信出来てない?なんで?」
自分のメールの操作に何か不備があったのか、何回送信しても送信できなかった。
その日の夜、龍也にメールが送信できないことを伝えると、
「多分相手が受信拒否とか、ブロックしてると思うで。」
亜美は龍也の話を聞くと少し怒りにも似た感情が湧き上がってきた。
亜美は、夜寝ずにリビングの引き出しの前に立っていた。
引き出しの前に立ち、あのスイッチを押すかどうか、今一度悩んでいた。
(きっとこのスイッチを押せば今までの事も無くなって、盗撮もされずに、大和のお母さんにもあんな辛い思いさせなくて済む……でも押しちゃって、もし知らないところで大和が盗撮していたら?)
亜美は考えればかんがえるほどに、一番どうすればいいのか分からなくなってきた。

「この人まだスイッチ押すか悩んでるのか……押しちゃえば今の自分自身も楽になるのに。」
クロートはそう言うとどうなるか見届ける事にした。
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