26 / 41
第26話:新しい魔法の組み合わせ
しおりを挟む
家出したボクは都市国家ダラクで、憧れの冒険者のなることが出来た。
今のところ駆け出し冒険者生活は順調。
ダラク城の警備の仕事で、賊と内通者の排除のお手伝い。
褒美として王様から『城内自由行動の権利』を貰う事ができた。
◇
他の門番や警備兵の人たちも、ボクを最敬礼で出迎えてくれている。
「「「《自由冒険者》ハリト殿に、敬礼!」」」
嬉しいけど、かなり恥ずかしい。
ダラク城の中に進んでいく。
まずは近衛騎士団長のバラストさんに、朝の挨拶をしてこよう。
おっと、その前に【鑑定】を常時発動にしていこう。
門番や通路ですれ違う人たちに、侵入者がいないか確認していく。
そんな途中でも、すれ違う騎士と兵士に挨拶をされる。
「あっ、ハリト殿、おはようございます!」
「ハリト殿、巡回ご苦労さまです!」
きっとバラストさんが根回しをしてくれていたのだろう。
スムーズに進めるので有りがたいけど、やっぱり恥ずかしい。
調子に乗らないように謙虚に、皆さんに挨拶を返していく。
そんな感じで、バラストさんの仕事部屋に到着する。
「おはようございます、バラストさん!」
「おお、ハリト殿か。よくぞ来てくれた。今日から頼みましたぞ!」
「はい。あと、色々とありがとうございます、根回しを。今日から頑張っていきます」
感謝をしながら、今後の打ち合わせをしていく。
「礼には及ばない。今のところ城の方は、通達を出しておいた。だから基本的には場内を巡回しても大丈夫だ」
「ありがとうございます。ちなみに近づかない方が、良い場所はどこですか?」
「それは、この地図を見てくれ……」
城内の地図を見ながら、立ち入り禁止区域の説明を受けていく。
・王族や上級貴族のプライベートな部屋は駄目。
・宝物庫や貴重品がある場所も駄目。
それ以外は基本的に巡回して欲しいという。
「えっ、こんなに沢山の場所に行ってもボク、大丈夫なんですか⁉」
「ああ、そうだ。また賊が、どこに忍び込むから分からないからな。例の【鑑定】で頼むぞ」
「はい、分かりました!」
ボクが鑑定を使えることを、城内で知っているのはバラストさんだけ。
不審者を発見したら泳がせて、バラストさんに報告することになった。
「あと城内は巡回自由だが、王宮はもう少し待ってくれ。私の管轄外だからな」
「王宮……はい、分かりました」
王宮は、王族と一族が居住している建物のこと。
ダラク城の敷地内にあるが、基本的には別の区画だという。
「何か困ったことがあったら、いつでも私に相談してくれ、ハリト殿」
「わかりました。それでは行ってきます!」
バラストさんの仕事部屋から出ていく。
城内の本格的な巡回スタートだ!
「まずは……【完全探知】!」
探知系の魔法を発動。
ダラク城の敷地内にいる人たちを、全員魔法の圏内に収める。
「よし、一人ずつ確認していこう!」
探知で反応があった人物を、一人ずつ確認していく。
「おはようございます! 今日からよろしくお願いします!」
朝の挨拶をしながら、城内の人を鑑定。
怪しい人が紛れ込んでいないか、確認していく。
かなり根気のいる仕事だが、苦にはならない。
何故ならダラクの国の命運が、かかっている重要な仕事。
一人ずつ丁寧に確認していく。
「ふう……何とか、一通りは終わったな」
夕方前に、無事に確認が終わる。
前回に比べて、かなり時間が短縮。
城の地形や人の顔も覚えてきたので、効率的に確認作業ができたのだ。
「うーん、でも、もう少し効率化できないかな……」
毎日やるには、かなり大変な仕事。
他にも仕事をしたいので、何か策を練る。
「ん? そうか⁉」
そんな時、あるアイデアが浮かんできた。
さっそく試してみよう。
「えーと、【完全探知】の表示と、【鑑定】の結果を、【共有】させれば……」
試行錯誤しながら、魔法を組みわせていく。
今までにない事なので、少し難しい。
「うーんと、これで多分……おお、出来た!」
何とか上手いった。
一度でも【鑑定】した人は、【完全探知】の地図上にメモできるようになった。
つまり明日からは、まずは朝一で、ダラク城の中を【完全探知】でスキャン。
地図上に名前が表示されていない人は、今日はシフトでいなかった新規の人。
明日からは新規の人だけを、【鑑定】していけばいいのだ。
「ふう……新しい魔法の組み合わせか。これは家族にも教えてもらわなかったから、何か楽しいな!」
実家にいた時は、家族に教えられたことしか、ボクは身につけてこなかった。
だが今は困難に対して、自分で試行錯誤して編み出している。
大変だけど、とてもやりがいがある。
「よし、効率化もできたことだし、鑑定の続きに行こう!」
【完全探知】の地図上では、まだ未鑑定も人たちもいる。
目の前に気をつけながら、城内の至るとことに進んでいくことにした。
◇
再巡回をしてから、少し時間が経つ。
ダラク城内の、かなりの人物を鑑定できた。
もうすぐ夕暮れなので、今日はあと少し頑張ってから終わりにしよう。
「おっ、こっちにも未鑑定の反応があるな。これで最後にしよう!」
ダラク城の中庭を進んでいく。
入り組んだ道を、反応を頼りに前進。
ん?
ここはどこかな?
ちょっと高台になった庭園かな?
なんか城っぽくない場所だな。
あっ、未鑑定の反応が近い。
この庭園の中にいるのかな。
もう少し進んでみよう。
「あっ、いた、あの子かな?」
庭園の中で、一人の少女を見つけた。
後ろ姿で分からないけど、豪華なドレスを着ている。
歳はボクより下かな。
「あれ? あの子は……」
なんか見覚えが、あるような子だ。
でも顔が見えないので、確かめられない。
あんまり近づく者もの不審者だから、ここから鑑定をしよう。
――――そんな時だった。
ボクの背後から、何者かが近づいてきた。
鋭い殺気と共に。
「何ヤツだ、貴様は⁉」
相手はいきなり剣で攻撃してきた。
「うわっぁ⁉」
咄嗟に回避して、相手と距離をとる。
まさか賊が、また来たのか⁉
あれ?
でも相手の人は騎士だ。
女の人の騎士……女騎士さんだ。
「ちっ、賊のくせに鋭い奴め! 我が主クルシュ様には、指一本も触れさせんぞ!」
えっ……どういうこと。
クルシュ様……あのお姫様?
あの後ろ姿の子が、クルシュ姫だったの⁉
「怪しい賊め、成敗してやる!」
そして護衛の女騎士の人に、ボクは誤解を受けてしまったのだ。
今のところ駆け出し冒険者生活は順調。
ダラク城の警備の仕事で、賊と内通者の排除のお手伝い。
褒美として王様から『城内自由行動の権利』を貰う事ができた。
◇
他の門番や警備兵の人たちも、ボクを最敬礼で出迎えてくれている。
「「「《自由冒険者》ハリト殿に、敬礼!」」」
嬉しいけど、かなり恥ずかしい。
ダラク城の中に進んでいく。
まずは近衛騎士団長のバラストさんに、朝の挨拶をしてこよう。
おっと、その前に【鑑定】を常時発動にしていこう。
門番や通路ですれ違う人たちに、侵入者がいないか確認していく。
そんな途中でも、すれ違う騎士と兵士に挨拶をされる。
「あっ、ハリト殿、おはようございます!」
「ハリト殿、巡回ご苦労さまです!」
きっとバラストさんが根回しをしてくれていたのだろう。
スムーズに進めるので有りがたいけど、やっぱり恥ずかしい。
調子に乗らないように謙虚に、皆さんに挨拶を返していく。
そんな感じで、バラストさんの仕事部屋に到着する。
「おはようございます、バラストさん!」
「おお、ハリト殿か。よくぞ来てくれた。今日から頼みましたぞ!」
「はい。あと、色々とありがとうございます、根回しを。今日から頑張っていきます」
感謝をしながら、今後の打ち合わせをしていく。
「礼には及ばない。今のところ城の方は、通達を出しておいた。だから基本的には場内を巡回しても大丈夫だ」
「ありがとうございます。ちなみに近づかない方が、良い場所はどこですか?」
「それは、この地図を見てくれ……」
城内の地図を見ながら、立ち入り禁止区域の説明を受けていく。
・王族や上級貴族のプライベートな部屋は駄目。
・宝物庫や貴重品がある場所も駄目。
それ以外は基本的に巡回して欲しいという。
「えっ、こんなに沢山の場所に行ってもボク、大丈夫なんですか⁉」
「ああ、そうだ。また賊が、どこに忍び込むから分からないからな。例の【鑑定】で頼むぞ」
「はい、分かりました!」
ボクが鑑定を使えることを、城内で知っているのはバラストさんだけ。
不審者を発見したら泳がせて、バラストさんに報告することになった。
「あと城内は巡回自由だが、王宮はもう少し待ってくれ。私の管轄外だからな」
「王宮……はい、分かりました」
王宮は、王族と一族が居住している建物のこと。
ダラク城の敷地内にあるが、基本的には別の区画だという。
「何か困ったことがあったら、いつでも私に相談してくれ、ハリト殿」
「わかりました。それでは行ってきます!」
バラストさんの仕事部屋から出ていく。
城内の本格的な巡回スタートだ!
「まずは……【完全探知】!」
探知系の魔法を発動。
ダラク城の敷地内にいる人たちを、全員魔法の圏内に収める。
「よし、一人ずつ確認していこう!」
探知で反応があった人物を、一人ずつ確認していく。
「おはようございます! 今日からよろしくお願いします!」
朝の挨拶をしながら、城内の人を鑑定。
怪しい人が紛れ込んでいないか、確認していく。
かなり根気のいる仕事だが、苦にはならない。
何故ならダラクの国の命運が、かかっている重要な仕事。
一人ずつ丁寧に確認していく。
「ふう……何とか、一通りは終わったな」
夕方前に、無事に確認が終わる。
前回に比べて、かなり時間が短縮。
城の地形や人の顔も覚えてきたので、効率的に確認作業ができたのだ。
「うーん、でも、もう少し効率化できないかな……」
毎日やるには、かなり大変な仕事。
他にも仕事をしたいので、何か策を練る。
「ん? そうか⁉」
そんな時、あるアイデアが浮かんできた。
さっそく試してみよう。
「えーと、【完全探知】の表示と、【鑑定】の結果を、【共有】させれば……」
試行錯誤しながら、魔法を組みわせていく。
今までにない事なので、少し難しい。
「うーんと、これで多分……おお、出来た!」
何とか上手いった。
一度でも【鑑定】した人は、【完全探知】の地図上にメモできるようになった。
つまり明日からは、まずは朝一で、ダラク城の中を【完全探知】でスキャン。
地図上に名前が表示されていない人は、今日はシフトでいなかった新規の人。
明日からは新規の人だけを、【鑑定】していけばいいのだ。
「ふう……新しい魔法の組み合わせか。これは家族にも教えてもらわなかったから、何か楽しいな!」
実家にいた時は、家族に教えられたことしか、ボクは身につけてこなかった。
だが今は困難に対して、自分で試行錯誤して編み出している。
大変だけど、とてもやりがいがある。
「よし、効率化もできたことだし、鑑定の続きに行こう!」
【完全探知】の地図上では、まだ未鑑定も人たちもいる。
目の前に気をつけながら、城内の至るとことに進んでいくことにした。
◇
再巡回をしてから、少し時間が経つ。
ダラク城内の、かなりの人物を鑑定できた。
もうすぐ夕暮れなので、今日はあと少し頑張ってから終わりにしよう。
「おっ、こっちにも未鑑定の反応があるな。これで最後にしよう!」
ダラク城の中庭を進んでいく。
入り組んだ道を、反応を頼りに前進。
ん?
ここはどこかな?
ちょっと高台になった庭園かな?
なんか城っぽくない場所だな。
あっ、未鑑定の反応が近い。
この庭園の中にいるのかな。
もう少し進んでみよう。
「あっ、いた、あの子かな?」
庭園の中で、一人の少女を見つけた。
後ろ姿で分からないけど、豪華なドレスを着ている。
歳はボクより下かな。
「あれ? あの子は……」
なんか見覚えが、あるような子だ。
でも顔が見えないので、確かめられない。
あんまり近づく者もの不審者だから、ここから鑑定をしよう。
――――そんな時だった。
ボクの背後から、何者かが近づいてきた。
鋭い殺気と共に。
「何ヤツだ、貴様は⁉」
相手はいきなり剣で攻撃してきた。
「うわっぁ⁉」
咄嗟に回避して、相手と距離をとる。
まさか賊が、また来たのか⁉
あれ?
でも相手の人は騎士だ。
女の人の騎士……女騎士さんだ。
「ちっ、賊のくせに鋭い奴め! 我が主クルシュ様には、指一本も触れさせんぞ!」
えっ……どういうこと。
クルシュ様……あのお姫様?
あの後ろ姿の子が、クルシュ姫だったの⁉
「怪しい賊め、成敗してやる!」
そして護衛の女騎士の人に、ボクは誤解を受けてしまったのだ。
96
あなたにおすすめの小説
防御力を下げる魔法しか使えなかった俺は勇者パーティから追放されたけど俺の魔法に強制脱衣の追加効果が発現したので世界中で畏怖の対象になりました
かにくくり
ファンタジー
魔法使いクサナギは国王の命により勇者パーティの一員として魔獣討伐の任務を続けていた。
しかし相手の防御力を下げる魔法しか使う事ができないクサナギは仲間達からお荷物扱いをされてパーティから追放されてしまう。
しかし勇者達は今までクサナギの魔法で魔物の防御力が下がっていたおかげで楽に戦えていたという事実に全く気付いていなかった。
勇者パーティが没落していく中、クサナギは追放された地で彼の本当の力を知る新たな仲間を加えて一大勢力を築いていく。
そして防御力を下げるだけだったクサナギの魔法はいつしか次のステップに進化していた。
相手の身に着けている物を強制的に剥ぎ取るという究極の魔法を習得したクサナギの前に立ち向かえる者は誰ひとりいなかった。
※小説家になろうにも掲載しています。
ゲームの悪役パパに転生したけど、勇者になる息子が親離れしないので完全に詰んでる
街風
ファンタジー
「お前を追放する!」
ゲームの悪役貴族に転生したルドルフは、シナリオ通りに息子のハイネ(後に世界を救う勇者)を追放した。
しかし、前世では子煩悩な父親だったルドルフのこれまでの人生は、ゲームのシナリオに大きく影響を与えていた。旅にでるはずだった勇者は旅に出ず、悪人になる人は善人になっていた。勇者でもないただの中年ルドルフは魔人から世界を救えるのか。
勇者パーティーに追放された支援術士、実はとんでもない回復能力を持っていた~極めて幅広い回復術を生かしてなんでも屋で成り上がる~
名無し
ファンタジー
突如、幼馴染の【勇者】から追放処分を言い渡される【支援術士】のグレイス。確かになんでもできるが、中途半端で物足りないという理不尽な理由だった。
自分はパーティーの要として頑張ってきたから納得できないと食い下がるグレイスに対し、【勇者】はその代わりに【治癒術士】と【補助術士】を入れたのでもうお前は一切必要ないと宣言する。
もう一人の幼馴染である【魔術士】の少女を頼むと言い残し、グレイスはパーティーから立ち去ることに。
だが、グレイスの【支援術士】としての腕は【勇者】の想像を遥かに超えるものであり、ありとあらゆるものを回復する能力を秘めていた。
グレイスがその卓越した技術を生かし、【なんでも屋】で生計を立てて評判を高めていく一方、勇者パーティーはグレイスが去った影響で歯車が狂い始め、何をやっても上手くいかなくなる。
人脈を広げていったグレイスの周りにはいつしか賞賛する人々で溢れ、落ちぶれていく【勇者】とは対照的に地位や名声をどんどん高めていくのだった。
収納魔法を極めた魔術師ですが、勇者パーティを追放されました。ところで俺の追放理由って “どれ” ですか?
木塚麻弥
ファンタジー
収納魔法を活かして勇者パーティーの荷物持ちをしていたケイトはある日、パーティーを追放されてしまった。
追放される理由はよく分からなかった。
彼はパーティーを追放されても文句の言えない理由を無数に抱えていたからだ。
結局どれが本当の追放理由なのかはよく分からなかったが、勇者から追放すると強く言われたのでケイトはそれに従う。
しかし彼は、追放されてもなお仲間たちのことが好きだった。
たった四人で強大な魔王軍に立ち向かおうとするかつての仲間たち。
ケイトは彼らを失いたくなかった。
勇者たちとまた一緒に食事がしたかった。
しばらくひとりで悩んでいたケイトは気づいてしまう。
「追放されたってことは、俺の行動を制限する奴もいないってことだよな?」
これは収納魔法しか使えない魔術師が、仲間のために陰で奮闘する物語。
転生者は力を隠して荷役をしていたが、勇者パーティーに裏切られて生贄にされる。
克全
ファンタジー
第6回カクヨムWeb小説コンテスト中間選考通過作
「カクヨム」と「小説家になろう」にも投稿しています。
2020年11月4日「カクヨム」異世界ファンタジー部門日間ランキング51位
2020年11月4日「カクヨム」異世界ファンタジー部門週間ランキング52位
僕の秘密を知った自称勇者が聖剣を寄越せと言ってきたので渡してみた
黒木メイ
ファンタジー
世界に一人しかいないと言われている『勇者』。
その『勇者』は今、ワグナー王国にいるらしい。
曖昧なのには理由があった。
『勇者』だと思わしき少年、レンが頑なに「僕は勇者じゃない」と言っているからだ。
どんなに周りが勇者だと持て囃してもレンは認めようとしない。
※小説家になろうにも随時転載中。
レンはただ、ある目的のついでに人々を助けただけだと言う。
それでも皆はレンが勇者だと思っていた。
突如日本という国から彼らが転移してくるまでは。
はたして、レンは本当に勇者ではないのか……。
ざまぁあり・友情あり・謎ありな作品です。
※小説家になろう、カクヨム、ネオページにも掲載。
魔王を倒した手柄を横取りされたけど、俺を処刑するのは無理じゃないかな
七辻ゆゆ
ファンタジー
「では罪人よ。おまえはあくまで自分が勇者であり、魔王を倒したと言うのだな?」
「そうそう」
茶番にも飽きてきた。処刑できるというのなら、ぜひやってみてほしい。
無理だと思うけど。
勇者に全部取られたけど幸せ確定の俺は「ざまぁ」なんてしない!
石のやっさん
ファンタジー
皆さまの応援のお陰でなんと【書籍化】しました。
応援本当に有難うございました。
イラストはサクミチ様で、アイシャにアリス他美少女キャラクターが絵になりましたのでそれを見るだけでも面白いかも知れません。
書籍化に伴い、旧タイトル「パーティーを追放された挙句、幼馴染も全部取られたけど「ざまぁ」なんてしない!だって俺の方が幸せ確定だからな!」
から新タイトル「勇者に全部取られたけど幸せ確定の俺は「ざまぁ」なんてしない!」にタイトルが変更になりました。
書籍化に伴いまして設定や内容が一部変わっています。
WEB版と異なった世界が楽しめるかも知れません。
この作品を愛して下さった方、長きにわたり、私を応援をし続けて下さった方...本当に感謝です。
本当にありがとうございました。
【以下あらすじ】
パーティーでお荷物扱いされていた魔法戦士のケインは、とうとう勇者でありパーティーリーダーのリヒトにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部リヒトの物で、居場所がどこにもないことを悟った彼は、一人さった...
ここから、彼は何をするのか? 何もしないで普通に生活するだけだ「ざまぁ」なんて必要ない、ただ生活するだけで幸せなんだ...俺にとって勇者パーティーも幼馴染も離れるだけで幸せになれるんだから...
第13回ファンタジー小説大賞奨励賞受賞作品。
何と!『現在3巻まで書籍化されています』
そして書籍も堂々完結...ケインとは何者か此処で正体が解ります。
応援、本当にありがとうございました!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる