Bluespring

??りーちゃむ??

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第1話

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「はぁ…はぁはぁ…はぁゴホッゴホッ…」

ガタン!!!!
急に大きな音をたててドアが開いた。
そして、それと同時に馴染みのある声も聞こえた。

空峨「大丈夫か?!」
貫太「シシシッ…そんなに慌てなくても」
晴希「笑うな貫太」

きら「…みんな?」

みんなが急に来たので驚いた。

晴希「ただの風邪だそうだ。」
空峨「よかった…」
空峨はそう言いながらホッとため息をつく。
貫太「本当にきらは体弱ぇよな」

 そう……私、村越きらは生まれつき体が弱い。少し走っただけで熱がでたり、ひどい時は入院…なんてこともあり得る。そのたんびにこの3人が駆けつけてくれる。最近は調子が良かったのに…

そんなことを思っていると晴希が私の頭を撫でながら、
「ほんと…熱だけで済んで良かった」と優しく笑って言ってくれた。
私はその笑顔を見ながら「大丈夫だよ」と言った。




熱も下がって2日がたちきらも学校に行くことになった。


きらが通っている中学校は星乃学園という社長の令嬢やモデルなど、セレブ達が通うエリート学校だ。
ちなみに空峨は違う中学校で同じくエリートが通う所に通っている。
貫太と晴希は中学が一緒のところに通っているらしく、貫太が学校でやらかしたものを晴希が処理しているという感じらしい…。


 清々しい気持ちで教室に入るとある数名の女子が「きらさん、大丈夫ですか?」と話しかけてくれた。私はニコッと笑顔で「はい。大丈夫です。」と返した。
 するとその数名の女子は「それなら良かったです!」と言って嬉しそうに戻っていった。



3時間目の授業が終わり廊下に出ると、またある2・3人女子から話しかけられた。

「き、き、きらさん!」
きら「え?」
(どうしたんだろう?)そう思っていると
なぜか彼女達は顔を染めながら
「き、きらさんは…あの…好きな人とかいますか?!」
きら「?!」

そんなことを女子に言われたのは、初めてて少し動揺してしまった。

きら「えっと…あの…そのっ////」
実はきらは好きな人など1人もできたことはなく、だから正直に

きら「いない…けど…///」
と言った。
するともう1人の女子が「良かったな。男子…」とボソッと言った。

「実は、きらさんがあの『三上空峨』と『柘植貫太』と『小出晴希』と幼馴染って噂が流れてて…」
 きら「?!」
「ほんとですか?」
きら「えっ…あのっ…えっと…そのっ!」
(どうしよう…バレちゃダメだよね…)
なぜかわからないけれど、その3人から絶対誰にも言っちゃダメと言われていた。

きら「ちっちっ違うよ?」
(ご…ごまかせた…かな?)

すると女子が「なんだぁー…」と言っている。

「でももし幼馴染だったらずるいよねー!」
「うんうんっ」
女子がそんなことを言っていたので私は「どうして?」と言った。
すると女子全員にギョッという顔で驚かれた。

「え?まって!知らないの?」
「結構有名だよ?」
きら「え?何が?」
「んー、だかーらーその3人が!」
きら「ええ?」
(そんな話聞いたことがない…)そう思っているとある女子が

「やっぱ私は、三上空峨様が好きかな♡」
きら「えっ!なんでっ?」
「だってぇー、全国で有名な医者の息子で、なんでもできちゃう完璧な人なの!!告白なんて、学校行くと毎日なんだってー////」
きら(こっ告白?!そんな話聞いたことない…)

「わっ私は、小出晴希…様…」
きら「なんでっ?」
「えっと///…クールで静かだけど茶道をやってるらしくて、着物がとっても似合うらしいの…それに…ある特定の人だけにしか見せない笑顔がカッコいいらしいの…///」
そう言いながら彼女は顔を赤らめた。

(確かに茶道やってて着物似合うけど、特定の人しか笑わないんだ…私の前ではふつーに笑ってくれるけど…それに、あの3人の中で一番優しい気がする…)

すると今まで黙ってた彼女が
「もーみんなわかってないなぁー」と言った。
「ぜっったいに、柘植貫太様だってぇー。彼…3人の中で一番背が低いけど、運動ができていいじゃん?それに…ちょっとイタズラっぽい笑顔が可愛いし///」

(かっ可愛い?…うーん、よくわかんないよ…)
すると女子全員が、声をそろえて
「「「会ってみたいなぁー」」」と言った。



オレンジ色の夕日が出ていた。いつものように、リムジンで帰る。

(はぁ…でもそんなに有名だったなんて…知らなかったよ…)
まるで3人が遠くの人のように見えて、少し寂しい。そんなことを思いながらいつの間にか部屋にいた。そして、疲れていたのかその日はぐっすりと眠ってしまった。












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??「みんなー!!ありがとーっ!」

ある少女がステージにたってマイクを握り締めながら観客に言った。
観客たちはきゃーきゃー言いながらステージでライトと歓声を浴びている少女に注目している。






その中で同じく観客席で一番キラキラした目で見ていたる少女がいた。








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ある少女は今にも涙が出そうな顔をしながらグッと口を噛んでいた。でもしばらくするとその少女は上を見て笑顔で、何かを消し飛ばすように笑った。










??「オラッ」
「グオッ」ある少年が2・3個年上な奴らと殴り合いをしている。殴り合いというより、少年が一方的に殴っている…。負けじと拳を上げても避けられて、今度は蹴りをくらっている。
少年は「もう飽きた」というような顔をしながら、その場を立ち去った。


??「くそっ…」
ボソッとある少年は苦しそうな顔をしながら言った。







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