恋のやり方

タイガー

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4話

4ー1 デート

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街の案内といわれても正直、この街はあまり大きくない。面積自体はそこそこなものの遊ぶ場所となると限られてくる。要するに田舎な街だ。
「(そんなとこを案内か~。どこいったらいいのかな?)」
待ち合わせの場所で俺はそんなことを考えながら西野を待っていた。
着いてから5分ぐらいたった頃、西野がきた。
「新くん早いね!私も早く来て待ってようと思ってたのに!」
「おう、西野。あんまり人を待たせるのは好きじゃなくてね~」
口では冷静を装っていたが内心はドキドキしていた。学校とは違う西野を見て。
髪はしっかり整っており服もよく似合っている。正直.........
「かわいい.........」
「えっ?」
思ったことが口から出ていた。俺は急に恥ずかしくなって顔を赤くし俯いた。
「も~何言ってるの~」
西野が笑い口調で言ってきたが一瞬見えたその顔は赤かった気がする.........
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