99 / 254
92話 ウィッシュタニア第三王子
しおりを挟む
『エルネスト殿下、よろしいでしょうか?』
青い貴族服に身に纏ったエルネストの頭に、直接語り掛けてくる若い男の声に短い言葉を発する。
「フリッツか、構わん申せ」
『勇者様の足取りが掴めました』
「よくやった」
自室に隣接する執務室の椅子に座る黒髪青眼の青年が、頭に響くその声の主に労いを贈る
エルネスト・フォン・ウィッシュタニア。
ウィッシュタニア魔法王国の第三王子にして、国王と側室の、それも平民の娘との間に生まれた王子である。
平民の血が流れる青年は、それが故に国の要職にも就かせてはもらえず、飼い殺し。
二人の異父兄達からも、つまはじき者となっていた。
しかし、本人は無力であることを良しとはしなかった。
その状況を逆手に取り、城下町で遊び惚けるふりをする傍ら、市民や商人ギルドとのコネを作り私兵を抱え、国内外に情報網を張り巡らせ活動拠点を設けるほどの情報通となっていた。
「場所は?」
『国境を越えアイヴィナーゼ王国に入ったようです。このまま何事も無ければ、まずは冒険者の街として有名なライシーンにたどり着くことでしょう』
「アイヴィナーゼとは、また面倒な時に逃げ込まれたものですね」
「全くだ」
二人の会話を傍で聞いていた青年士官で自身の副官でもあるクロードに同意すると、エルネストは椅子に背中を預け腕を組んだ。
アイヴィナーゼは先日〈勇者召喚〉を成功させた国。
もしウィッシュタニアの勇者が逃げ込んだことが知られては、二人目の勇者として確保に動くのは自然の流れである。
勇者は優れた生物兵器であると同時に、PTの同伴者のレベルを引き上げる成長促進剤でもある。
なにも戦争に使わずとも、兵の強化だけに着目すれば〈獲得経験値上昇〉スキルによる〈魔水晶〉や魔物討伐、そして迷宮のお供として連れて行くだけでも十分な恩恵が得られる。
強化された兵を多く抱える事で他国よりも優位に立ち、付け入らせないための抑止力としても十二分に機能する。
そのため勇者は存在するだけで戦略的価値は極めて高い。
政敵である第一王子派が勇者を逃した際には先に見つけ出しスカウト出来るかもと心が躍ったが、流石にそんなことも言ってはいられない。
このまま他国に逃げ込まれては、自国の危機を加速させるだけで本末転倒だ。
それもこれも、あの考え無しの異母兄達が、勇者を逃すきっかけを与えたからである。
男をあてがい従属を図るのは悪い手ではない。
だが、相手の感情や心境を確認せずでは、ただの悪漢と何が違う。
こちらの女ですら顔や金だけでは靡かぬ者も居るというに、ましてや異世界異文化の女をその他大勢と一緒くただとどうして思えるなか……。
国を疲弊させるだけでは飽き足らず、国そのものを崩壊させようというのだから、今すぐ異母兄共の元へ向かい、この手で八つ裂きにしてやりたい程に忌々しい。
新たに勇者を呼ぶとしても、勇者の召喚には莫大な魔力を必要とする。
それも魔力が十分に蓄積された〈ダンジョンコア〉一つが空になる程の魔力がだ。
ウィッシュタニアにとって、今回の勇者召喚は前回の召喚から約20年ぶりとなり、ダンジョンコアには召喚に十分な魔力がたまり切ってはいなかった。
そこでダンジョンコアだけでなく、〈魔水晶〉や〈魔核〉などの魔力が貯められるものをかき集め、無理矢理術式を発動させたのだ。
そのような状況で今一度勇者召喚を行うとなれば、ダンジョンコアを暴走させ、莫大な魔力と引き換えに廃炉にしなくてはならなかった。
それほどの魔力を用いて呼び出した勇者を逃亡させるくらいなら、最初から勇者を選定して呼ぶべきであった。
勇者召喚にはある致命的な欠陥があった。
それは呼んでみるまでは、何者が現れるのかがわからないといったものだ。
それ故に、召喚前には勇者の選定を行われるのがこの世界の勇者選定の常識である。
召喚で呼ばれた異世界人ならば、誰しもが〈勇者〉の称号と共にボーナススキルとユニークスキルが使用でき、この世界の人間とは一線を画す戦闘力を持ち得る。
だからこそ、その内面もしっかりと調査しなければ、折角の勇者召喚も無駄になる。
仮に呼び出した者がごろつきや犯罪者では、勇者の力を悪用され国が傾く。
逆に臆病者では魔物討伐に連れて行くだけでも骨が折れる。
魔法や異世界に感心が無く、ただ漠然と平和な世界で暮らしている者では、迂闊な行動をとってすぐに命を落とす。
恋人や妻子を持つ者では、元の世界へと戻りたがり、呼び出した国に敵対する者も居たとの話も伝えられていた。
故に召喚とは別に莫大な魔力を消費してでも、この世界に適した人材を異世界から探し当てねばならないのだ。
その選別に必要な魔力をケチった結果が今回の女勇者である。
幸運にも傾国する程の性格破綻者ではなかったものの、戦争の道具にと無理に従わせようとしたが故のこの逃亡騒ぎであった。
それだけで奴らのバカさ加減が知れるというものだ。
多大な犠牲を払わなければ手に入らないダンジョンコアが自然に手元にわいて出るとでも思っているのか。
魔核を集めるのに必要な金貨の枚数を知っているのか。
勇者のレベル上げに使う魔水晶の実をつける木が有るならだ誰か持って来い、白金貨の掴み取りをする権利をくれてやる。
……流石に白金貨のつかみ取りは言い過ぎだな、こいつらに給料が支払えなくなる。
第三王子にあるのは、裏の顔である新冒険者ギルドのギルドマスターとしての権限と商人ギルドの後ろ盾、そしてそれらの資金により賄われている100名弱の私兵のみ。
政敵と認識しているのはエルネストの側だけであり、異父兄達には空気に近い存在であった。
だからこそ、ひたすら平伏し宥め貢ぎ、是が非でもこちらの陣営に取り込みたいのだ。
これ以上バカ共が余計な事をする前に、穏便且つ速やかに事態を終息させねばな。
下手をすれば自分から他国に保護を求め、敵対される結果にだけは何としても避けねばならない。
城内に突然他国の兵が現れ暴れられでもしたら目も当てられんぞ。
そしてなにより、欲望と野心だけが肥大化した愚劣な父と異母兄達、醜い立場争いを繰り広げ母を貶め殺害したあの女共、下民の血が流れていると言うだけで蔑むくだらん貴族連中。
奴らを一掃するのを俺以外の誰かにやらせてなるものか。
どちらにせよあの女に接触せねばなにも始まらん。
「フリッツ、お前達は至急ライシーンに潜伏中のロアン達と合流しろ。勇者を発見次第と接触し、望む事は全て聞き入れる準備があると伝えよ。交渉の必要があるなら私自ら話しをつける。アイヴィナーゼの王都にはエヴァンス隊にに網を張らせる」
『はっ』
主の命を受けた男は短い返事と共に通信を切った。
「クロード、エヴァンスにはエルマ隊と合流して事に当たれと伝えてくれ」
「……序でに山岳国側を張っていたペネロペ隊と海岸国側のリベリオ隊もこちらに呼び戻しては如何でしょうか?」
「あぁ、そうだな、そうしてくれ」
「はっ」
アイヴィナーゼの勇者が昨日大勢を引き連れクレアンデル大森林に向かったと、アイヴィナーゼの王都で諜報活動中の子飼いの兵から報告を受けていた。
規模からして大森林内にいくつか点在すると言われている、迷宮でのレベル上げに違いないと予測する。
アイヴィナーゼの勇者達が、そちらに集中している間に片が付けば良いのだがな。
だがそう都合良く事は運ばない。
国が滅びかねない一大事に、楽観的で居られる何処かのバカ共と一緒にされては不愉快だ。
この国には俺を信じて付いて来てくれる家臣や協力者、そしてそれらの家族が暮らしている。
その彼らに報いるためにも、行動で示し続けなければならない。
ウィッシュタニア魔法王国第三王子であるエルネスト・フォン・ウィッシュタニアは、野心家ではあっても夢想家であってはならないのだ。
青い貴族服に身に纏ったエルネストの頭に、直接語り掛けてくる若い男の声に短い言葉を発する。
「フリッツか、構わん申せ」
『勇者様の足取りが掴めました』
「よくやった」
自室に隣接する執務室の椅子に座る黒髪青眼の青年が、頭に響くその声の主に労いを贈る
エルネスト・フォン・ウィッシュタニア。
ウィッシュタニア魔法王国の第三王子にして、国王と側室の、それも平民の娘との間に生まれた王子である。
平民の血が流れる青年は、それが故に国の要職にも就かせてはもらえず、飼い殺し。
二人の異父兄達からも、つまはじき者となっていた。
しかし、本人は無力であることを良しとはしなかった。
その状況を逆手に取り、城下町で遊び惚けるふりをする傍ら、市民や商人ギルドとのコネを作り私兵を抱え、国内外に情報網を張り巡らせ活動拠点を設けるほどの情報通となっていた。
「場所は?」
『国境を越えアイヴィナーゼ王国に入ったようです。このまま何事も無ければ、まずは冒険者の街として有名なライシーンにたどり着くことでしょう』
「アイヴィナーゼとは、また面倒な時に逃げ込まれたものですね」
「全くだ」
二人の会話を傍で聞いていた青年士官で自身の副官でもあるクロードに同意すると、エルネストは椅子に背中を預け腕を組んだ。
アイヴィナーゼは先日〈勇者召喚〉を成功させた国。
もしウィッシュタニアの勇者が逃げ込んだことが知られては、二人目の勇者として確保に動くのは自然の流れである。
勇者は優れた生物兵器であると同時に、PTの同伴者のレベルを引き上げる成長促進剤でもある。
なにも戦争に使わずとも、兵の強化だけに着目すれば〈獲得経験値上昇〉スキルによる〈魔水晶〉や魔物討伐、そして迷宮のお供として連れて行くだけでも十分な恩恵が得られる。
強化された兵を多く抱える事で他国よりも優位に立ち、付け入らせないための抑止力としても十二分に機能する。
そのため勇者は存在するだけで戦略的価値は極めて高い。
政敵である第一王子派が勇者を逃した際には先に見つけ出しスカウト出来るかもと心が躍ったが、流石にそんなことも言ってはいられない。
このまま他国に逃げ込まれては、自国の危機を加速させるだけで本末転倒だ。
それもこれも、あの考え無しの異母兄達が、勇者を逃すきっかけを与えたからである。
男をあてがい従属を図るのは悪い手ではない。
だが、相手の感情や心境を確認せずでは、ただの悪漢と何が違う。
こちらの女ですら顔や金だけでは靡かぬ者も居るというに、ましてや異世界異文化の女をその他大勢と一緒くただとどうして思えるなか……。
国を疲弊させるだけでは飽き足らず、国そのものを崩壊させようというのだから、今すぐ異母兄共の元へ向かい、この手で八つ裂きにしてやりたい程に忌々しい。
新たに勇者を呼ぶとしても、勇者の召喚には莫大な魔力を必要とする。
それも魔力が十分に蓄積された〈ダンジョンコア〉一つが空になる程の魔力がだ。
ウィッシュタニアにとって、今回の勇者召喚は前回の召喚から約20年ぶりとなり、ダンジョンコアには召喚に十分な魔力がたまり切ってはいなかった。
そこでダンジョンコアだけでなく、〈魔水晶〉や〈魔核〉などの魔力が貯められるものをかき集め、無理矢理術式を発動させたのだ。
そのような状況で今一度勇者召喚を行うとなれば、ダンジョンコアを暴走させ、莫大な魔力と引き換えに廃炉にしなくてはならなかった。
それほどの魔力を用いて呼び出した勇者を逃亡させるくらいなら、最初から勇者を選定して呼ぶべきであった。
勇者召喚にはある致命的な欠陥があった。
それは呼んでみるまでは、何者が現れるのかがわからないといったものだ。
それ故に、召喚前には勇者の選定を行われるのがこの世界の勇者選定の常識である。
召喚で呼ばれた異世界人ならば、誰しもが〈勇者〉の称号と共にボーナススキルとユニークスキルが使用でき、この世界の人間とは一線を画す戦闘力を持ち得る。
だからこそ、その内面もしっかりと調査しなければ、折角の勇者召喚も無駄になる。
仮に呼び出した者がごろつきや犯罪者では、勇者の力を悪用され国が傾く。
逆に臆病者では魔物討伐に連れて行くだけでも骨が折れる。
魔法や異世界に感心が無く、ただ漠然と平和な世界で暮らしている者では、迂闊な行動をとってすぐに命を落とす。
恋人や妻子を持つ者では、元の世界へと戻りたがり、呼び出した国に敵対する者も居たとの話も伝えられていた。
故に召喚とは別に莫大な魔力を消費してでも、この世界に適した人材を異世界から探し当てねばならないのだ。
その選別に必要な魔力をケチった結果が今回の女勇者である。
幸運にも傾国する程の性格破綻者ではなかったものの、戦争の道具にと無理に従わせようとしたが故のこの逃亡騒ぎであった。
それだけで奴らのバカさ加減が知れるというものだ。
多大な犠牲を払わなければ手に入らないダンジョンコアが自然に手元にわいて出るとでも思っているのか。
魔核を集めるのに必要な金貨の枚数を知っているのか。
勇者のレベル上げに使う魔水晶の実をつける木が有るならだ誰か持って来い、白金貨の掴み取りをする権利をくれてやる。
……流石に白金貨のつかみ取りは言い過ぎだな、こいつらに給料が支払えなくなる。
第三王子にあるのは、裏の顔である新冒険者ギルドのギルドマスターとしての権限と商人ギルドの後ろ盾、そしてそれらの資金により賄われている100名弱の私兵のみ。
政敵と認識しているのはエルネストの側だけであり、異父兄達には空気に近い存在であった。
だからこそ、ひたすら平伏し宥め貢ぎ、是が非でもこちらの陣営に取り込みたいのだ。
これ以上バカ共が余計な事をする前に、穏便且つ速やかに事態を終息させねばな。
下手をすれば自分から他国に保護を求め、敵対される結果にだけは何としても避けねばならない。
城内に突然他国の兵が現れ暴れられでもしたら目も当てられんぞ。
そしてなにより、欲望と野心だけが肥大化した愚劣な父と異母兄達、醜い立場争いを繰り広げ母を貶め殺害したあの女共、下民の血が流れていると言うだけで蔑むくだらん貴族連中。
奴らを一掃するのを俺以外の誰かにやらせてなるものか。
どちらにせよあの女に接触せねばなにも始まらん。
「フリッツ、お前達は至急ライシーンに潜伏中のロアン達と合流しろ。勇者を発見次第と接触し、望む事は全て聞き入れる準備があると伝えよ。交渉の必要があるなら私自ら話しをつける。アイヴィナーゼの王都にはエヴァンス隊にに網を張らせる」
『はっ』
主の命を受けた男は短い返事と共に通信を切った。
「クロード、エヴァンスにはエルマ隊と合流して事に当たれと伝えてくれ」
「……序でに山岳国側を張っていたペネロペ隊と海岸国側のリベリオ隊もこちらに呼び戻しては如何でしょうか?」
「あぁ、そうだな、そうしてくれ」
「はっ」
アイヴィナーゼの勇者が昨日大勢を引き連れクレアンデル大森林に向かったと、アイヴィナーゼの王都で諜報活動中の子飼いの兵から報告を受けていた。
規模からして大森林内にいくつか点在すると言われている、迷宮でのレベル上げに違いないと予測する。
アイヴィナーゼの勇者達が、そちらに集中している間に片が付けば良いのだがな。
だがそう都合良く事は運ばない。
国が滅びかねない一大事に、楽観的で居られる何処かのバカ共と一緒にされては不愉快だ。
この国には俺を信じて付いて来てくれる家臣や協力者、そしてそれらの家族が暮らしている。
その彼らに報いるためにも、行動で示し続けなければならない。
ウィッシュタニア魔法王国第三王子であるエルネスト・フォン・ウィッシュタニアは、野心家ではあっても夢想家であってはならないのだ。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
S級クラフトスキルを盗られた上にパーティから追放されたけど、実はスキルがなくても生産力最強なので追放仲間の美少女たちと工房やります
内田ヨシキ
ファンタジー
[第5回ドラゴンノベルス小説コンテスト 最終選考作品]
冒険者シオンは、なんでも作れる【クラフト】スキルを奪われた上に、S級パーティから追放された。しかしシオンには【クラフト】のために培った知識や技術がまだ残されていた!
物作りを通して、新たな仲間を得た彼は、世界初の技術の開発へ着手していく。
職人ギルドから追放された美少女ソフィア。
逃亡中の魔法使いノエル。
騎士職を剥奪された没落貴族のアリシア。
彼女らもまた、一度は奪われ、失ったものを、物作りを通して取り戻していく。
カクヨムにて完結済み。
( https://kakuyomu.jp/works/16817330656544103806 )
第2の人生は、『男』が希少種の世界で
赤金武蔵
ファンタジー
日本の高校生、久我一颯(くがいぶき)は、気が付くと見知らぬ土地で、女山賊たちから貞操を奪われる危機に直面していた。
あと一歩で襲われかけた、その時。白銀の鎧を纏った女騎士・ミューレンに救われる。
ミューレンの話から、この世界は地球ではなく、別の世界だということを知る。
しかも──『男』という存在が、超希少な世界だった。
異世界召喚でクラスの勇者達よりも強い俺は無能として追放処刑されたので自由に旅をします
Dakurai
ファンタジー
クラスで授業していた不動無限は突如と教室が光に包み込まれ気がつくと異世界に召喚されてしまった。神による儀式でとある神によってのスキルを得たがスキルが強すぎてスキル無しと勘違いされ更にはクラスメイトと王女による思惑で追放処刑に会ってしまうしかし最強スキルと聖獣のカワウソによって難を逃れと思ったらクラスの女子中野蒼花がついてきた。
相棒のカワウソとクラスの中野蒼花そして異世界の仲間と共にこの世界を自由に旅をします。
現在、第四章フェレスト王国ドワーフ編
最難関ダンジョンをクリアした成功報酬は勇者パーティーの裏切りでした
新緑あらた
ファンタジー
最難関であるS級ダンジョン最深部の隠し部屋。金銀財宝を前に告げられた言葉は労いでも喜びでもなく、解雇通告だった。
「もうオマエはいらん」
勇者アレクサンダー、癒し手エリーゼ、赤魔道士フェルノに、自身の黒髪黒目を忌避しないことから期待していた俺は大きなショックを受ける。
ヤツらは俺の外見を受け入れていたわけじゃない。ただ仲間と思っていなかっただけ、眼中になかっただけなのだ。
転生者は曾祖父だけどチートは隔世遺伝した「俺」にも受け継がれています。
勇者達は大富豪スタートで貧民窟の住人がゴールです(笑)
高身長お姉さん達に囲まれてると思ったらここは貞操逆転世界でした。〜どうやら元の世界には帰れないので、今を謳歌しようと思います〜
水国 水
恋愛
ある日、阿宮 海(あみや かい)はバイト先から自転車で家へ帰っていた。
その時、快晴で雲一つ無い空が急変し、突如、周囲に濃い霧に包まれる。
危険を感じた阿宮は自転車を押して帰ることにした。そして徒歩で歩き、喉も乾いてきた時、運良く喫茶店の看板を発見する。
彼は霧が晴れるまでそこで休憩しようと思い、扉を開く。そこには女性の店員が一人居るだけだった。
初めは男装だと考えていた女性の店員、阿宮と会話していくうちに彼が男性だということに気がついた。そして同時に阿宮も世界の常識がおかしいことに気がつく。
そして話していくうちに貞操逆転世界へ転移してしまったことを知る。
警察へ連れて行かれ、戸籍がないことも発覚し、家もない状況。先が不安ではあるが、戻れないだろうと考え新たな世界で生きていくことを決意した。
これはひょんなことから貞操逆転世界に転移してしまった阿宮が高身長女子と関わり、関係を深めながら貞操逆転世界を謳歌する話。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる