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99話 片足の巨牛
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四十二階層大広間に落ちていた全てのアイテムを回収し終え、奥へと続く通路を抜ける。
二十分ほどの探索で、俺達一行はボス部屋へとたどり着いた――のだが、
「扉が開いてるよ?」
「どうしてでしょうかね?」
トトの報告に俺の前に居たフィローラが小首をかしげた。
愛らしい女の子の何気ない仕草に萌えながらも、みんなの頭が並ぶ隙間からそれを確認をする。
トトが言う様に、確かにボス部屋への扉は開け放たれた状態だった。
更にはボス部屋の奥、四十三階層へと続く扉も開いている。
まだ未踏破のダンジョンでボス部屋の扉が開いているということは、先客が居なければそうはならないはずなのだが……。
警戒しつつ、部屋の外から中を覗き込むと、ゴルゴーンが落とすものと似たり寄ったりのアイテムが散乱していた。
あ、特殊鋼のミルトライト鉱石が大量に落ちてる。
アダマンタイトなんて反則金属の塊を手に入れてしまった俺達には、ほぼほぼ無用の長物だが、一般の冒険者にはメイン装備となり得る性能を有している。
モリーさんに渡せば冒険者ギルドによる中抜き成しで現金化してくれることだろう。
それに、モリーさんからしても、売れ筋の金属が安くで手に入るのだから、これはお互いにウィンウィンである。
余談だが、出来合いの装備は冒険者ギルドでの委託販売では長期間売れない場合もあるため、即金欲しさに武器屋などに売りに来る冒険者もいるのだと、モリーさんが教えてくれた。
本気で関係がないので探索に集中しよう。
「皆、入るよ。気を付けてね」
注意を促しククを先頭に足を踏み入れるも、一切なにも起こりはしなかった。
いつもの様に魔法陣が浮かび上がりもしないし、そこからボスが現れるなんてこともない。
どうなっているんだ?
「と、とりあえずこのまま四十三階層を探索しよう」
全員の拾う状況から問題は無さそうなので、休憩を挟むことなく四十三階層に降りることを指示をだす。
「ご主人様、下から沢山〝カーン!〟といった音が聞こえてきます。まるで草食動物の蹄が迷宮の地面を強く踏みつけた様な音です」
「なんだろ?」
「敵の足音でしょうか?」
「かもしれないね」
ククの報告にリシアが予想を立てるので同意する。
「注意深く進もう。クク、いつものようにまずは敵の数が少ない場所を選んでくれる?」
「かしこまりました」
俺の指示にククが迷いのない足取りで進んで行こうとしたが、またも異変に出くわした。
妖牛の角 雷属性鉱石 風属性鉱石 石英 キカード
ところどころにモンスターのドロップアイテムらしきものが放置されているのである。
それもかなりの頻度と数だ。
通路に落ちてる数だけを見れば、四十二階層の通路にあったドロップ品の密度より多いのではないか?
「もしかして、エキドナがここにも食事に来ていたのかも……」
「あり得ますね」
セシルの推測にユニスが頷き、皆も納得の表情を浮かべ頷き合う。
下手をすると戻ってきたエキドナが後ろから襲ってくるということも考えられる。
これまで以上に後ろには注意しないとな。
まぁ対抗手段は既に思いついている。
それで何とかなると信じたい。
念のためにとサーチエネミーの有効範囲を最大まで広げ、この階層の敵が普通に存在するのを確認しながら前進を促した。
すると、正面の方からククの報告通りの音と共に、何やら巨大な生き物がぴょんぴょんと跳ねてこちらに向かって来た。
体調は大体4メートル程か、茶色い肌のそれは……牛?
キ Lv42
属性:なし。
耐性:なし。
弱点:なし。
状態異常:なし。
巨大な牛の体に一本脚。
着地するたびに〝カーン! カーン!〟と乾いた蹄の音が迷宮の通路中に響き渡る。
見た目が珍妙と言うか悪趣味と言えば良いのか判断つかないが、普通の感覚からして気持ち悪いのは確かである。
「防御陣展開! 交戦するぞ!」
「「「はい!」」」
女性達の返事と共に、各種防御スキルが発動されると、巨牛の足元にも魔法円が現れた。
「来るぞ!」
「ブモオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!」
キが雷が落ちたような太く重たい鳴き声を上げるや否や、ククのキャッスルウォールに紫の光が咲き乱れ、轟音を響かせる。
見た目に寄らず魔法型かよ!?
「ライトニングストームか!」
「他にも強風の音がします!」
「エアロツイスター……」
俺の叫びにククも叫び、戦闘時での通常形態を取っているミネルバが首を80度ほど回してこちらに告げてくる。
「〈マルチプルキャスト〉持ちかよ、厄介だなぁ」
「否、あれは〈ダブルキャスト〉じゃな」
「あ、違うんだ」
「うむ。二つの魔法を同時に発動させるスキルでな、魔族領の魔法使いや魔物ならば、使って当然のスキルじゃな」
「魔族領すごいんですね」
「我は3つ迄ならば同時に扱えるがのう」
「マジですか……」
イルミナさんが巨大過ぎる胸をこれ見よがしに突き出し、えっへんと鼻を高くする。
かなり大きな上着に腰を布で縛った簡素な衣服だが、まるでローブの様な見た目となっている。
だがそんなやっつけな衣類に身を包んでも、彼女の美貌は損なわれない。
そしてオパーイのエロさも。
煩悩退散煩悩退散!
そんなことよりも今はあの牛だ!
〝ブモオオオオ! ブモオオオオ!〟と鳴く度に、目の前の雷光が密度を増し、強風と重なり俺達が構築する防御壁を激しく打ち付ける。
これでは近接が近付く余地が無い。
「ユニ「もー、うるさいなー」
ユニスに射殺の指示を出そうとしたところ、それにかぶさる形でトトがぼやきからの全力斧投げ。
トトの体には大きすぎるハルバードが、見事牛の体に着弾した。
左肩から右の脇腹にかけてをバッサリと断ち切られる。
二等分にされたキが、床に倒れて粒子散乱を開始した。
「ス……なんでもない」
「ははは……」
俺に名前を呼ばれたユニスが、こちらの心情を察して乾いた笑いを浮かべる。
「トト、勝手な行動をしないの!」
「えー、だってあいつ、うるさかったんだもん」
ククに怒られたトトが、頬を膨らませて抗議する。
おー、お姉ちゃん大好きっ子のトトがククに反抗してる。
だがククの方も、その美麗で切れ長な青い瞳を更に細められた。
おこなの?
「……ごめんなさい」
「よろしい。みんなと居る時はご主人様の言われたこと以外しちゃだめよ?」
「はーい」
姉が怒っていることを感じ取ったトトがすぐに折れ、ククもあっさりと謝罪を受け入れる。
そんな素朴で緩い姉妹のやり取りに心がほっこりするが、そうもいっていられない事態が発生する。
「ご主人様、後方から巨大なモノが這いずってこちらに近付いて来ます」
こちらのサーチエネミーには引っかかってはいないが、ククの耳が先にその挙動を察知する。
ってことは、上の階からか……。
「皆、エキドナがこちらに向かってくる。ここで迎え撃つから打ち合わせ通りに頼む」
「「「はい!」」」
PT全体の緊張が跳ね上がる中、各自が行動を開始した。
二十分ほどの探索で、俺達一行はボス部屋へとたどり着いた――のだが、
「扉が開いてるよ?」
「どうしてでしょうかね?」
トトの報告に俺の前に居たフィローラが小首をかしげた。
愛らしい女の子の何気ない仕草に萌えながらも、みんなの頭が並ぶ隙間からそれを確認をする。
トトが言う様に、確かにボス部屋への扉は開け放たれた状態だった。
更にはボス部屋の奥、四十三階層へと続く扉も開いている。
まだ未踏破のダンジョンでボス部屋の扉が開いているということは、先客が居なければそうはならないはずなのだが……。
警戒しつつ、部屋の外から中を覗き込むと、ゴルゴーンが落とすものと似たり寄ったりのアイテムが散乱していた。
あ、特殊鋼のミルトライト鉱石が大量に落ちてる。
アダマンタイトなんて反則金属の塊を手に入れてしまった俺達には、ほぼほぼ無用の長物だが、一般の冒険者にはメイン装備となり得る性能を有している。
モリーさんに渡せば冒険者ギルドによる中抜き成しで現金化してくれることだろう。
それに、モリーさんからしても、売れ筋の金属が安くで手に入るのだから、これはお互いにウィンウィンである。
余談だが、出来合いの装備は冒険者ギルドでの委託販売では長期間売れない場合もあるため、即金欲しさに武器屋などに売りに来る冒険者もいるのだと、モリーさんが教えてくれた。
本気で関係がないので探索に集中しよう。
「皆、入るよ。気を付けてね」
注意を促しククを先頭に足を踏み入れるも、一切なにも起こりはしなかった。
いつもの様に魔法陣が浮かび上がりもしないし、そこからボスが現れるなんてこともない。
どうなっているんだ?
「と、とりあえずこのまま四十三階層を探索しよう」
全員の拾う状況から問題は無さそうなので、休憩を挟むことなく四十三階層に降りることを指示をだす。
「ご主人様、下から沢山〝カーン!〟といった音が聞こえてきます。まるで草食動物の蹄が迷宮の地面を強く踏みつけた様な音です」
「なんだろ?」
「敵の足音でしょうか?」
「かもしれないね」
ククの報告にリシアが予想を立てるので同意する。
「注意深く進もう。クク、いつものようにまずは敵の数が少ない場所を選んでくれる?」
「かしこまりました」
俺の指示にククが迷いのない足取りで進んで行こうとしたが、またも異変に出くわした。
妖牛の角 雷属性鉱石 風属性鉱石 石英 キカード
ところどころにモンスターのドロップアイテムらしきものが放置されているのである。
それもかなりの頻度と数だ。
通路に落ちてる数だけを見れば、四十二階層の通路にあったドロップ品の密度より多いのではないか?
「もしかして、エキドナがここにも食事に来ていたのかも……」
「あり得ますね」
セシルの推測にユニスが頷き、皆も納得の表情を浮かべ頷き合う。
下手をすると戻ってきたエキドナが後ろから襲ってくるということも考えられる。
これまで以上に後ろには注意しないとな。
まぁ対抗手段は既に思いついている。
それで何とかなると信じたい。
念のためにとサーチエネミーの有効範囲を最大まで広げ、この階層の敵が普通に存在するのを確認しながら前進を促した。
すると、正面の方からククの報告通りの音と共に、何やら巨大な生き物がぴょんぴょんと跳ねてこちらに向かって来た。
体調は大体4メートル程か、茶色い肌のそれは……牛?
キ Lv42
属性:なし。
耐性:なし。
弱点:なし。
状態異常:なし。
巨大な牛の体に一本脚。
着地するたびに〝カーン! カーン!〟と乾いた蹄の音が迷宮の通路中に響き渡る。
見た目が珍妙と言うか悪趣味と言えば良いのか判断つかないが、普通の感覚からして気持ち悪いのは確かである。
「防御陣展開! 交戦するぞ!」
「「「はい!」」」
女性達の返事と共に、各種防御スキルが発動されると、巨牛の足元にも魔法円が現れた。
「来るぞ!」
「ブモオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!」
キが雷が落ちたような太く重たい鳴き声を上げるや否や、ククのキャッスルウォールに紫の光が咲き乱れ、轟音を響かせる。
見た目に寄らず魔法型かよ!?
「ライトニングストームか!」
「他にも強風の音がします!」
「エアロツイスター……」
俺の叫びにククも叫び、戦闘時での通常形態を取っているミネルバが首を80度ほど回してこちらに告げてくる。
「〈マルチプルキャスト〉持ちかよ、厄介だなぁ」
「否、あれは〈ダブルキャスト〉じゃな」
「あ、違うんだ」
「うむ。二つの魔法を同時に発動させるスキルでな、魔族領の魔法使いや魔物ならば、使って当然のスキルじゃな」
「魔族領すごいんですね」
「我は3つ迄ならば同時に扱えるがのう」
「マジですか……」
イルミナさんが巨大過ぎる胸をこれ見よがしに突き出し、えっへんと鼻を高くする。
かなり大きな上着に腰を布で縛った簡素な衣服だが、まるでローブの様な見た目となっている。
だがそんなやっつけな衣類に身を包んでも、彼女の美貌は損なわれない。
そしてオパーイのエロさも。
煩悩退散煩悩退散!
そんなことよりも今はあの牛だ!
〝ブモオオオオ! ブモオオオオ!〟と鳴く度に、目の前の雷光が密度を増し、強風と重なり俺達が構築する防御壁を激しく打ち付ける。
これでは近接が近付く余地が無い。
「ユニ「もー、うるさいなー」
ユニスに射殺の指示を出そうとしたところ、それにかぶさる形でトトがぼやきからの全力斧投げ。
トトの体には大きすぎるハルバードが、見事牛の体に着弾した。
左肩から右の脇腹にかけてをバッサリと断ち切られる。
二等分にされたキが、床に倒れて粒子散乱を開始した。
「ス……なんでもない」
「ははは……」
俺に名前を呼ばれたユニスが、こちらの心情を察して乾いた笑いを浮かべる。
「トト、勝手な行動をしないの!」
「えー、だってあいつ、うるさかったんだもん」
ククに怒られたトトが、頬を膨らませて抗議する。
おー、お姉ちゃん大好きっ子のトトがククに反抗してる。
だがククの方も、その美麗で切れ長な青い瞳を更に細められた。
おこなの?
「……ごめんなさい」
「よろしい。みんなと居る時はご主人様の言われたこと以外しちゃだめよ?」
「はーい」
姉が怒っていることを感じ取ったトトがすぐに折れ、ククもあっさりと謝罪を受け入れる。
そんな素朴で緩い姉妹のやり取りに心がほっこりするが、そうもいっていられない事態が発生する。
「ご主人様、後方から巨大なモノが這いずってこちらに近付いて来ます」
こちらのサーチエネミーには引っかかってはいないが、ククの耳が先にその挙動を察知する。
ってことは、上の階からか……。
「皆、エキドナがこちらに向かってくる。ここで迎え撃つから打ち合わせ通りに頼む」
「「「はい!」」」
PT全体の緊張が跳ね上がる中、各自が行動を開始した。
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