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112話 迷宮に響く羽音
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そんな訳で四十五階層だよドンドンパフパフー!
四十四階層までは12メートル×12メートル程の通路幅が、15メートル×15メートルくらいにまで広がっていた。
デカイのが出てきたら面倒だなぁ。
フロア雑魚なのに体当たりを警戒して毎回防御スキルを展開しなきゃと思うと、ククの負担が大きくなるので困りものだ。
実際、体当たりしてくる魔物とは既に出くわしているが、その時はスキル無しでもククが受け止めていた。
しかし、上の階のデスナイトのことを考えると、この階層でスキル無しの防御なんて絶対にさせられない。
魔法で一撃必倒してくれれば文句は無いのだが。
そう考えていると、早速サーチエネミーに7匹ヒット。
しかし、ククからの報告は無い。
動いていないのか?
サーチエネミーでも動いている様子は無い。
そのまま進んでいくと、敵が居るであろう場所までやってきた。
――が、姿が無い。
7体分の反応があってどこにも居ないとかどういうことだ?
透明化か? 保護色か? あるいは霊体か?
そのまた更に奥にも反応が三つあるが、こちらも魔物の姿が有りはしない。
「この近くに敵が居るはずだ、気をつけろ」
全員に警告を発すると、ククとトトが耳をせわしなく動かし警戒するも、やはり敵の位置を捕らえられない。
……いや、何か居るな。
サーチエネミーに反応する場所へ視覚強化を発動させ目を向けると、天井やその付近の壁に、なにか鏡面仕様の丸く小さな金属の様な物体が。
それに気付いて皆に声を発しようとしたところ、その小さなものが数個、天井や壁から次々とはがれ落ちた。
ビィィィィィィィ!!
突然通路にと大きな音が幾重にも鳴り響き、鈍い輝きが弾丸並みの速度でメリティエに飛来。
あまりの速さにククが対応できず、メリティエも周囲に視線を配り必死に索敵するも場所の特定が出来ていない。
そのメリティエに襲い掛かる弾丸を寸前の所で俺が瞬速を持って間に割り込むと、手にした斬撃槍の柄で弾いてみせる。
槍の柄からは〝ガガガガガン!〟と大きな金属音を鳴らしながらすさまじい衝撃を受けるも、右ふとももにそれ以上の衝撃となって突き抜ける。
胴体より下に行った4つ目と6つ目が防ぎ切れず、着弾を許してしまった2発が肉を穿ち、マナコートの上から貫通したのだ。
衝撃からわずかに遅れて激痛がやってくる。
「ぐっ!?」
「ご主人様!?」
「トシオ!?」
ククとメリティエの叫びが重なる。
視界が揺らぐほどの凄まじい痛みに踏ん張りが利かず、足を押さえて地面に倒れ込む。
痛みで咄嗟に傷口を押さえ、触れた傷口に更なる痛みがぶり返し手を放す。
あまりの痛さから手で押さえて止血することも躊躇わせた。
ククがすぐさま俺を跨いで腹の下に入れて隠すと、防御スキルを発動させる。
あー! クソッ死ね! クソ! 痛いクソッ! クソクソクソっ!
痛みを誤魔化すために罵詈雑言の呪いを脳内で喚き散らすも、そんなもので痛みが引くわけも無い。
それでも痛みに堪えて被弾箇所を見ると、傷は思いのほか広く深く、大量の血が噴出している。
「う”……に”ゃ……あ”……!」
「セイクリッドヒール!」
のた打ち回ると余計に痛みが増すため身動ぎすら出来ずに呻いていると、リシアの叫びと共に、純白の優しい光が全身を包む。
傷口が急速に塞がっていくのが見て取れる。
それでも激しい痛みはすぐに治まってはくれない。
顔をしかめながらも状況把握に努めようとククの下から辺りを見回すと、地面に落ちて蠢く血まみれの何かが目に入った。
*リッ*ビー*ル Lv45
*性:な*。
耐*:打**メージ*減。*属性ダ*ー*半減。
*点:なし。
状態*常:**。
地面に落ちてひっくり返っていたのは体長5センチほどの細長いカナブンモドキの大きな甲虫だった。
いや、どちらかと言えば玉虫に近いか。
その玉虫もどきが起き上がろうと羽をバタつかせてもがき、もがきながら起き上がると、再び羽ばたきを開始した。
そこへメリーが駆け寄りアダマンタイトのブーツで踏み付ける。
しかし一撃では死なず、二度三度と踏み付けても死ぬ気配が無い。
「〈クラッシュウォール〉!」
メリティエが攻撃スキルを込めての踏み潰しで、甲虫が漸く粒子散乱を開始した。
一匹の死を確認するも、残りの六匹と更に通路の奥から激しい羽ばたき音。
数匹がメリーとククを襲うも、メリーは手甲ではじき返し、ククは盾で防いで攻撃を通さない。
俺の上で響かせる金属音に慌ててセシルとフィローラが防御魔法のフィールドプロテクションを発動させる。
自身の中心から生まれた魔法障壁が玉虫を押し退けながら、この場に居た全員を覆う。
それに同調してよしのんも同じ魔法を重ねがけ、いつの間にか大量に展開されていたイルミナさんの魔法の盾が更にその上から被せられる。
スキルや魔法の盾や壁に打撃音を響かせ、跳弾した甲虫が地面にぶつかりまた跳弾。
はじかれ空中に投げ出された甲虫が再び羽ばたきを開始し、こちらに向かって体当たりを敢行してくる。
回らない頭でフィールドプロテクションの手前にフレアストームを多重展開すると、周りの皆も同様に火炎魔法を撃ちまくり、炎の嵐が巻き起こる。
だがマジックシールドやフィールドプロテクションへの着弾音が一向に止む気配が無い。
虫なら炎だと思ったのだが効果は無いようだ。
いや、そもそも金属に弾丸の速度でぶつかっても死なないような硬度の生き物が燃えるのか?
「一ノ瀬さん、火耐性持ちです!」
「マジか!? 皆、攻撃魔法解除!」
よしのんの指摘で皆に指示を出しつつ、自身の放ったフレアストームを消し去ると、炎が晴れた空間で突撃し続ける魔物を再度鑑定眼で確認する。
ブリットビートル Lv45
属性:なし
耐性:打撃ダメージ半減。火属性ダメージ半減。
弱点:なし
状態異常:なし
ホントだ、痛みと混乱で全然確認出来ていなかった。
頭がまだ回っていないが、何かしなければいけないのは確かである。
傷口を見るとほぼ塞がったため、痛みに堪えながらククの下から抜け出すと、セージの広範囲凍結魔法を解き放つ。
煌めく白が吹き荒れ熱せられた空気を一瞬で冷やし、悪寒を感じる程の極寒へと変貌させる。
たったそれだけで、激しく飛び回っていた弾丸の虫が羽の動きを止め、次々に地面へと墜落していった。
炎がダメなら吹雪という安直な発想であったが、よくよく考えると真冬の寒空を飛び回る虫はあまり居ないな。
だが敵はまだ死んでいない。
「トト、メリティエ、トドメを頼む」
「おー!」
「任せろ」
俺の指示で2人が飛び出し、地面の虫を踏んでいく。
全てを始末し終えるころには、漸く俺の傷口も全快した。
「死ぬかと思った……。リシア、クク、ありがとね」
「いえ、私がきちんと動けていればこのような事には……」
「すまない……」
項垂れるククと愁傷に謝ってきたメリーの頭を撫でて慰める。
「いや、俺にも問題は有ったからお互い様だ。次は大丈夫?」
「はい!」
「任せろ」
「任せた」
力強く頷いたため、配置換えは行わずにこのまま進む事にした。
大きな敵ばかり意識して小型の、それも石ころサイズの敵が出てくるなんて思ってもみなかった。
今回のことはお互い様でもなんでもない、明らかに俺の失態だ。
なので本来なら二人には〝気にするな〟と力強く言ってやりたい所ではあるが、危機感や警戒を緩めないようにと、敢て気休めは言わないことにした。
俺がどんな敵が来ても一人で撃退出来るようなチート系主人公だったら、彼女達にも余計な苦労をさせずに済むのにな……。
俺は自分の不甲斐無さを心の中で深く詫びた。
四十四階層までは12メートル×12メートル程の通路幅が、15メートル×15メートルくらいにまで広がっていた。
デカイのが出てきたら面倒だなぁ。
フロア雑魚なのに体当たりを警戒して毎回防御スキルを展開しなきゃと思うと、ククの負担が大きくなるので困りものだ。
実際、体当たりしてくる魔物とは既に出くわしているが、その時はスキル無しでもククが受け止めていた。
しかし、上の階のデスナイトのことを考えると、この階層でスキル無しの防御なんて絶対にさせられない。
魔法で一撃必倒してくれれば文句は無いのだが。
そう考えていると、早速サーチエネミーに7匹ヒット。
しかし、ククからの報告は無い。
動いていないのか?
サーチエネミーでも動いている様子は無い。
そのまま進んでいくと、敵が居るであろう場所までやってきた。
――が、姿が無い。
7体分の反応があってどこにも居ないとかどういうことだ?
透明化か? 保護色か? あるいは霊体か?
そのまた更に奥にも反応が三つあるが、こちらも魔物の姿が有りはしない。
「この近くに敵が居るはずだ、気をつけろ」
全員に警告を発すると、ククとトトが耳をせわしなく動かし警戒するも、やはり敵の位置を捕らえられない。
……いや、何か居るな。
サーチエネミーに反応する場所へ視覚強化を発動させ目を向けると、天井やその付近の壁に、なにか鏡面仕様の丸く小さな金属の様な物体が。
それに気付いて皆に声を発しようとしたところ、その小さなものが数個、天井や壁から次々とはがれ落ちた。
ビィィィィィィィ!!
突然通路にと大きな音が幾重にも鳴り響き、鈍い輝きが弾丸並みの速度でメリティエに飛来。
あまりの速さにククが対応できず、メリティエも周囲に視線を配り必死に索敵するも場所の特定が出来ていない。
そのメリティエに襲い掛かる弾丸を寸前の所で俺が瞬速を持って間に割り込むと、手にした斬撃槍の柄で弾いてみせる。
槍の柄からは〝ガガガガガン!〟と大きな金属音を鳴らしながらすさまじい衝撃を受けるも、右ふとももにそれ以上の衝撃となって突き抜ける。
胴体より下に行った4つ目と6つ目が防ぎ切れず、着弾を許してしまった2発が肉を穿ち、マナコートの上から貫通したのだ。
衝撃からわずかに遅れて激痛がやってくる。
「ぐっ!?」
「ご主人様!?」
「トシオ!?」
ククとメリティエの叫びが重なる。
視界が揺らぐほどの凄まじい痛みに踏ん張りが利かず、足を押さえて地面に倒れ込む。
痛みで咄嗟に傷口を押さえ、触れた傷口に更なる痛みがぶり返し手を放す。
あまりの痛さから手で押さえて止血することも躊躇わせた。
ククがすぐさま俺を跨いで腹の下に入れて隠すと、防御スキルを発動させる。
あー! クソッ死ね! クソ! 痛いクソッ! クソクソクソっ!
痛みを誤魔化すために罵詈雑言の呪いを脳内で喚き散らすも、そんなもので痛みが引くわけも無い。
それでも痛みに堪えて被弾箇所を見ると、傷は思いのほか広く深く、大量の血が噴出している。
「う”……に”ゃ……あ”……!」
「セイクリッドヒール!」
のた打ち回ると余計に痛みが増すため身動ぎすら出来ずに呻いていると、リシアの叫びと共に、純白の優しい光が全身を包む。
傷口が急速に塞がっていくのが見て取れる。
それでも激しい痛みはすぐに治まってはくれない。
顔をしかめながらも状況把握に努めようとククの下から辺りを見回すと、地面に落ちて蠢く血まみれの何かが目に入った。
*リッ*ビー*ル Lv45
*性:な*。
耐*:打**メージ*減。*属性ダ*ー*半減。
*点:なし。
状態*常:**。
地面に落ちてひっくり返っていたのは体長5センチほどの細長いカナブンモドキの大きな甲虫だった。
いや、どちらかと言えば玉虫に近いか。
その玉虫もどきが起き上がろうと羽をバタつかせてもがき、もがきながら起き上がると、再び羽ばたきを開始した。
そこへメリーが駆け寄りアダマンタイトのブーツで踏み付ける。
しかし一撃では死なず、二度三度と踏み付けても死ぬ気配が無い。
「〈クラッシュウォール〉!」
メリティエが攻撃スキルを込めての踏み潰しで、甲虫が漸く粒子散乱を開始した。
一匹の死を確認するも、残りの六匹と更に通路の奥から激しい羽ばたき音。
数匹がメリーとククを襲うも、メリーは手甲ではじき返し、ククは盾で防いで攻撃を通さない。
俺の上で響かせる金属音に慌ててセシルとフィローラが防御魔法のフィールドプロテクションを発動させる。
自身の中心から生まれた魔法障壁が玉虫を押し退けながら、この場に居た全員を覆う。
それに同調してよしのんも同じ魔法を重ねがけ、いつの間にか大量に展開されていたイルミナさんの魔法の盾が更にその上から被せられる。
スキルや魔法の盾や壁に打撃音を響かせ、跳弾した甲虫が地面にぶつかりまた跳弾。
はじかれ空中に投げ出された甲虫が再び羽ばたきを開始し、こちらに向かって体当たりを敢行してくる。
回らない頭でフィールドプロテクションの手前にフレアストームを多重展開すると、周りの皆も同様に火炎魔法を撃ちまくり、炎の嵐が巻き起こる。
だがマジックシールドやフィールドプロテクションへの着弾音が一向に止む気配が無い。
虫なら炎だと思ったのだが効果は無いようだ。
いや、そもそも金属に弾丸の速度でぶつかっても死なないような硬度の生き物が燃えるのか?
「一ノ瀬さん、火耐性持ちです!」
「マジか!? 皆、攻撃魔法解除!」
よしのんの指摘で皆に指示を出しつつ、自身の放ったフレアストームを消し去ると、炎が晴れた空間で突撃し続ける魔物を再度鑑定眼で確認する。
ブリットビートル Lv45
属性:なし
耐性:打撃ダメージ半減。火属性ダメージ半減。
弱点:なし
状態異常:なし
ホントだ、痛みと混乱で全然確認出来ていなかった。
頭がまだ回っていないが、何かしなければいけないのは確かである。
傷口を見るとほぼ塞がったため、痛みに堪えながらククの下から抜け出すと、セージの広範囲凍結魔法を解き放つ。
煌めく白が吹き荒れ熱せられた空気を一瞬で冷やし、悪寒を感じる程の極寒へと変貌させる。
たったそれだけで、激しく飛び回っていた弾丸の虫が羽の動きを止め、次々に地面へと墜落していった。
炎がダメなら吹雪という安直な発想であったが、よくよく考えると真冬の寒空を飛び回る虫はあまり居ないな。
だが敵はまだ死んでいない。
「トト、メリティエ、トドメを頼む」
「おー!」
「任せろ」
俺の指示で2人が飛び出し、地面の虫を踏んでいく。
全てを始末し終えるころには、漸く俺の傷口も全快した。
「死ぬかと思った……。リシア、クク、ありがとね」
「いえ、私がきちんと動けていればこのような事には……」
「すまない……」
項垂れるククと愁傷に謝ってきたメリーの頭を撫でて慰める。
「いや、俺にも問題は有ったからお互い様だ。次は大丈夫?」
「はい!」
「任せろ」
「任せた」
力強く頷いたため、配置換えは行わずにこのまま進む事にした。
大きな敵ばかり意識して小型の、それも石ころサイズの敵が出てくるなんて思ってもみなかった。
今回のことはお互い様でもなんでもない、明らかに俺の失態だ。
なので本来なら二人には〝気にするな〟と力強く言ってやりたい所ではあるが、危機感や警戒を緩めないようにと、敢て気休めは言わないことにした。
俺がどんな敵が来ても一人で撃退出来るようなチート系主人公だったら、彼女達にも余計な苦労をさせずに済むのにな……。
俺は自分の不甲斐無さを心の中で深く詫びた。
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