召喚されたリビングメイルは女騎士のものでした

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一年生

みんなで遊びます!

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「ねぇねぇ!リーナお姉ちゃんたち!遊ぼうよ!」

昼食後、俺たちは子どもたちに誘われた。
みんなで片付けを終えて、ちょうど時間ができたところだ。

「うーん……そうですね、みなさんお疲れかもしれませんし……どうでしょうか?」

「俺は全然いいぞ?」
「私も構わない」
「あたしも」
「僕もいいよ」
「もっちろん!みんなで遊ぼうよ!」

「みなさんありがとうございます。それじゃ外で遊びましょうか。シスター、子どもたちを裏庭に連れていきますね?」

「ええ、よろしくね」

「「「わーい!お外お外!」」」

子どもたちは我先にと走って外へと出かけていく。
それに続くようにリーナが歩いていき、俺たちもあとに続いた。
裏口に靴を持っていき、そこで履き替えて外に出るとそこは一面の銀世界だった。

「おぉ!積もってるな!」

「こちら側は人通りはありませんからね。おかげでこうして遊ぶことができるんですよ。えい」

手袋をしたリーナが雪を丸めて俺に投げ飛ばしてくる。

「いて」

「うふふ、みんなで雪合戦でもしますか?」

「「「するする!」」」

「よろしい!勝負である!」

こうして俺たちは雪合戦を行うことになり、指合わせで三対三に分かれることにした。

その結果、俺とフレアとリーナ。
対するはクリス先輩にサリアとルースのチームへと分かれた。

「それじゃみんなも出席番号九番までの子は私のチーム。十番からはクリスお姉さんのチームね」

「よろしくね、みんな!」

「「「よろしくお願いします!」」」

おお、礼儀正しい子たちばかりだな。

「こっちも頑張ろうな!」

「「「うん!」」」

こちらのチームもうまくコミュニケーションが取れそうだ。
そうして分かれたチームはお互いに距離を取ると、一斉に雪玉を作り始めた。

「よーし!みんなで雪玉を作るぞ!」

「カイ!障害物の設置も必要だ!」

「それでは私たちは大きな雪壁を作りましょうか」

俺たちはそれぞれに自分たちの役割に分かれ、作業を始める。
しかし……

「突撃!」

「「「わぁぁぁ!」」」

クリス先輩率いるチームは雪玉を作るや否やすぐに攻め込んできた。

「くそ!一斉に投げるぞ!せーの!」

俺の掛け声に合わせて一斉にクリス先輩へと雪玉を投げた。

ポスッ!ポスッ!ポスッ!

「うわっ!やったな!こっちも反撃だ!とりゃ!」

クリス先輩が放った雪玉は高い放物線を描き、俺たちの壁の上から襲いかかってくる。

「「「とぉっ!」」」

そしてそれを真似るようにして相手の子どもたちも雪玉を投げ込んできた。

ポスッポスッポスッ!

「あうっ!」

その攻撃のせいで俺のチームの子どもたち多大なる被害を受けた。

「お前たちぃぃぃ!大丈夫か!?」

「そ、そこまで感情豊かにしなくてもいいじゃありませんか?」

「俺に従ったばかりにこんな目に……!」

「あのぉ……カイさん?」

「反撃だ!いくぞみんな!」

「任せておけ!リーナも雪玉を頼むぞ!」

「フレアちゃんもそっち側ですか!?あぁもぉ!わかりましたよ!」

俺たちは一心不乱に雪玉を投げあった。

ポスッポスッポスッ!ポスッポスッポスッ!

そして誰もが雪玉に当たり、真っ白になった頃、

「クリス先輩、それでは停戦ということで」

「うん。異論ないよ」

お互いに握手を交わして引き分けとなったのだった。

その後は雪だるまを作ったり、小さなソリにのって斜面を滑ったりして楽しんだ。

久しぶりに童心に帰った気分だな。

マスターはまだまだ子どもではありませんか?

俺は残念だけどもう大人になってしまったよ。

そう語れるほど人生経験は豊富ではないでしょう。
浅いですよ。

むっ。そう言うファーナは大人なんだよな?

まあ私は人生経験豊富ですからね?

恋愛は?

……

おーい、ファーナさん?

マスターは意地悪です……

どうやら本気でショックを受けてしまったらしい。
ここはしばらく放っておこう。
お腹が空いたらまた元気になるだろう。

「それじゃそろそろ帰りますよぉ!」

「「「はーい!」」」

ファーナの言葉に素直に返事をして子どもたちは元気に雪道を歩いていく。
それに俺たちも続いていき、裏口から孤児院へと戻っていった。

すると、

「ちょ、ちょうど良かったよ!ファーナちゃん!」

「どうしました?」

先ほど料理を作ってくれた食堂のおばちゃんが慌てた様子でファーナに声をかけてきた。

「それがセレナさんが教会の方で誰かと揉めているみたいなんだよ!」

「な、なんですって!?」

どうやらトラブルのようだ。

「アンさん!この場をお願いしてもいいですか!」

「ああ!任せておいて!」

「みなさんは……!」

「もちろんついていくからな。トラブルなら放っておけないし」

俺の言葉にみんなが頷いた。

「ありがとうございます!それではついてきてください!」

俺たちは通路を走って教会へと急いだ。

「シスター!大丈夫ですか!?」

そしてそこで行われていたことは……
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