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一年生
襲来!クリス先輩!
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「それでは本日の授業はこれまでです」
「「「ありがとうございました!!!」」」
今日も美しいルナ先生が教室を去って行く姿を見送る。
「さて、どうしたものか……」
そんないつもと変わらない日々が過ぎていく中で、俺はクリス先輩の対応について頭を悩ませていた。
クリス先輩との模擬戦から一週間が過ぎ、対策を考えているものの全く攻略法が思いつかない。
「今日も試行錯誤のようだな」
「フレアか……ああ、めちゃくちゃ悩み中だ」
赤い髪をポニーテールに束ねた凛々しい女の子のフレアが声をかけてくれる。
「あんまり考え過ぎてはダメですよ?気分転換も大事ですからね?」
そして、フレアの隣では桃色のウェーブ髪を横で括った天使であるリーナがにっこりと微笑む。
「そうそう……たまには遊ぶべき、わたしと」
短い銀髪のサリアが俺の机の上に大きな胸を乗せて、のほほんとした表情で誘ってくれた。
可愛い顔に可愛らしくないもののギャップが素晴らしい。
マスター、さっきから女性に対する表現が過剰ではないですか?
気のせいだ。
「なぜ貴様だけなんだ!」
「そうですよ!遊ぶならみんなで行きましょう!」
「それもたのしそう」
「くっ……そんな笑顔を見せられては何も言えんではないか……」
「やっぱりサリアちゃんは可愛いですねぇ!」
「……リーナ、苦しい」
フレアがサリアの頭を撫で、リーナがその身体をぎゅっと抱きしめている。
そんななんとも微笑ましい様子を見ていると、
「あはは、今日も楽しそうだね」
男子とは思えないほどの可愛さを持つルースが笑いながら話しかけてきた。
「ああ、おかげで憂鬱な気持ちがどっか行ったよ」
クリス先輩のことで悩ませていた頭が今はスッキリとなっている。
そうして会話に花を咲かせていたときのこと。
ガラガラッ!
「カイ君はいる!?」
すごい勢いで扉が開かれると、クリス先輩がいた。
クラスメイトの奴らが驚いた表情を浮かべる中、クリス先輩はキョロキョロと教室内を見渡し、
「あっ!見つけた!」
俺と目が合うと金髪の長い髪と大きな胸を揺らしながら一直線に近づいてくる。
そして俺の前で腰に手を回してドンっと胸を張った。
「な、何か用ですか?」
「何か用じゃないよ!あれから一週間も経つのに全然誘ってくれないじゃないか!」
どうやら再戦の申し込みが無いことにご立腹のようだ。
「いろいろと対策を考えているんですが、中々決め手がなくて悩んでいるところです」
「……ホントに?もう諦めてるとかじゃない?」
クリス先輩は悲しそうな表情を浮かべ、小さな声をこぼす。
そうか。
クリス先輩も不安だったのか。
もう自分には挑んでくれないのではと考えてしまったんだ。
「いえ、必ず挑戦させてもらいます。だから待っててくれませんか?」
「……うん!ボク待ってるから!約束だよ!」
俺の言葉ににっこりと微笑んでくれたので、一気に空気が和んだ。
「クリス先輩はカイとの模擬戦がとても楽しかったのですね」
「えへへ……とっても気持ちよかったんだ……」
「「「えっ……」」」
フレアの問いに答えたクリス先輩は恥ずかしそうに頬を染める。
「ボクがおもいっきり打ち込んでも何でもないように防いでね?逆にボクの腕がジンジンしたんだ……その痛みがとっても気持ちよくて……」
くねくねと体をくねらせて悦んでいるが、俺たちは言葉を失っていた。
ファ、ファーナ?クリス先輩って……
長い間、対等な相手がいなかったのでストレスが溜まっていたのでしょう……
できればお相手したくないタイプですね……
「ねぇ……ボクとまたしてね?絶対、約束だよ……?」
笑顔だというのにクリス先輩の目からは光が消えている。
こわぁぁぁぁぁぁぁ!?
「そ、そういえばフレアがクリス先輩と闘いって言ってましたよ!?」
「ホント!?」
俺の言葉にすぐさまフレアへと期待の目が向けられる。
カイ!貴様ぁぁぁ!?
実際そう言ってただろう!?
確かに言ったが……あの笑顔は怖いではないか!?
俺とフレアが目と目で会話していると、
「ねぇねぇ!いつやるの!?今!?」
「え、えっとぉ……それはまたの機会ということで……そうだ!リーナとサリアも闘ってみたいと言っていました!」
「ホントにぃぃぃ!?」
キラキラと瞳を輝かせ、リーナとサリアへと目を向ける。
フレアさん!?
フレア……ひどい……
すまん……だが、我らは生きるときも死ぬときも一緒だろう?
「リーナちゃん……サリアちゃん……ボク、いつでもいいからねぇ……?」
「ル、ルース君もですよね!?クリス先輩と闘ってみたいって!」
「そ、そう……!確かに言ってた、と思う……」
「ええ!?」
急に振られたルースは驚きの声を上げる。
なんて麗しい友情なんだ……
どのような思考でそんな結論になるのでしょうか?
「うんうん……ボクは誰の挑戦でも受けるよ!今すぐにでも!」
「あっ、えっとですね……!?」
そのとき、ルースに圧倒的な閃きが浮かんだようだ。
「クリス先輩!ドッチボールで勝負です!」
それは無理……
「いいよ!」
「「「いいの!?」」」
その後、俺たちはめちゃくちゃドッチボールをしたのだが……
「どりゃぁぁぁぁぁ!」
「あぶないっ……!」
「ごふぅぅぅ!?」
マスターぁぁぁ!?
すばしっこいサリアがクリス先輩の剛球を避けた際、流れ球が俺の腹へと命中する。
模擬戦よりも激しいダメージをドッチボールで味わうことになるとは……
「ま、負けました……」
こうしてクリス先輩との勝負(ドッチボール)に敗北したのだった……
「ボクの勝ちぃぃぃ!」
まあ、楽しそうなクリス先輩を見れたので良しとしておこう……
ぐへぇ……
「「「ありがとうございました!!!」」」
今日も美しいルナ先生が教室を去って行く姿を見送る。
「さて、どうしたものか……」
そんないつもと変わらない日々が過ぎていく中で、俺はクリス先輩の対応について頭を悩ませていた。
クリス先輩との模擬戦から一週間が過ぎ、対策を考えているものの全く攻略法が思いつかない。
「今日も試行錯誤のようだな」
「フレアか……ああ、めちゃくちゃ悩み中だ」
赤い髪をポニーテールに束ねた凛々しい女の子のフレアが声をかけてくれる。
「あんまり考え過ぎてはダメですよ?気分転換も大事ですからね?」
そして、フレアの隣では桃色のウェーブ髪を横で括った天使であるリーナがにっこりと微笑む。
「そうそう……たまには遊ぶべき、わたしと」
短い銀髪のサリアが俺の机の上に大きな胸を乗せて、のほほんとした表情で誘ってくれた。
可愛い顔に可愛らしくないもののギャップが素晴らしい。
マスター、さっきから女性に対する表現が過剰ではないですか?
気のせいだ。
「なぜ貴様だけなんだ!」
「そうですよ!遊ぶならみんなで行きましょう!」
「それもたのしそう」
「くっ……そんな笑顔を見せられては何も言えんではないか……」
「やっぱりサリアちゃんは可愛いですねぇ!」
「……リーナ、苦しい」
フレアがサリアの頭を撫で、リーナがその身体をぎゅっと抱きしめている。
そんななんとも微笑ましい様子を見ていると、
「あはは、今日も楽しそうだね」
男子とは思えないほどの可愛さを持つルースが笑いながら話しかけてきた。
「ああ、おかげで憂鬱な気持ちがどっか行ったよ」
クリス先輩のことで悩ませていた頭が今はスッキリとなっている。
そうして会話に花を咲かせていたときのこと。
ガラガラッ!
「カイ君はいる!?」
すごい勢いで扉が開かれると、クリス先輩がいた。
クラスメイトの奴らが驚いた表情を浮かべる中、クリス先輩はキョロキョロと教室内を見渡し、
「あっ!見つけた!」
俺と目が合うと金髪の長い髪と大きな胸を揺らしながら一直線に近づいてくる。
そして俺の前で腰に手を回してドンっと胸を張った。
「な、何か用ですか?」
「何か用じゃないよ!あれから一週間も経つのに全然誘ってくれないじゃないか!」
どうやら再戦の申し込みが無いことにご立腹のようだ。
「いろいろと対策を考えているんですが、中々決め手がなくて悩んでいるところです」
「……ホントに?もう諦めてるとかじゃない?」
クリス先輩は悲しそうな表情を浮かべ、小さな声をこぼす。
そうか。
クリス先輩も不安だったのか。
もう自分には挑んでくれないのではと考えてしまったんだ。
「いえ、必ず挑戦させてもらいます。だから待っててくれませんか?」
「……うん!ボク待ってるから!約束だよ!」
俺の言葉ににっこりと微笑んでくれたので、一気に空気が和んだ。
「クリス先輩はカイとの模擬戦がとても楽しかったのですね」
「えへへ……とっても気持ちよかったんだ……」
「「「えっ……」」」
フレアの問いに答えたクリス先輩は恥ずかしそうに頬を染める。
「ボクがおもいっきり打ち込んでも何でもないように防いでね?逆にボクの腕がジンジンしたんだ……その痛みがとっても気持ちよくて……」
くねくねと体をくねらせて悦んでいるが、俺たちは言葉を失っていた。
ファ、ファーナ?クリス先輩って……
長い間、対等な相手がいなかったのでストレスが溜まっていたのでしょう……
できればお相手したくないタイプですね……
「ねぇ……ボクとまたしてね?絶対、約束だよ……?」
笑顔だというのにクリス先輩の目からは光が消えている。
こわぁぁぁぁぁぁぁ!?
「そ、そういえばフレアがクリス先輩と闘いって言ってましたよ!?」
「ホント!?」
俺の言葉にすぐさまフレアへと期待の目が向けられる。
カイ!貴様ぁぁぁ!?
実際そう言ってただろう!?
確かに言ったが……あの笑顔は怖いではないか!?
俺とフレアが目と目で会話していると、
「ねぇねぇ!いつやるの!?今!?」
「え、えっとぉ……それはまたの機会ということで……そうだ!リーナとサリアも闘ってみたいと言っていました!」
「ホントにぃぃぃ!?」
キラキラと瞳を輝かせ、リーナとサリアへと目を向ける。
フレアさん!?
フレア……ひどい……
すまん……だが、我らは生きるときも死ぬときも一緒だろう?
「リーナちゃん……サリアちゃん……ボク、いつでもいいからねぇ……?」
「ル、ルース君もですよね!?クリス先輩と闘ってみたいって!」
「そ、そう……!確かに言ってた、と思う……」
「ええ!?」
急に振られたルースは驚きの声を上げる。
なんて麗しい友情なんだ……
どのような思考でそんな結論になるのでしょうか?
「うんうん……ボクは誰の挑戦でも受けるよ!今すぐにでも!」
「あっ、えっとですね……!?」
そのとき、ルースに圧倒的な閃きが浮かんだようだ。
「クリス先輩!ドッチボールで勝負です!」
それは無理……
「いいよ!」
「「「いいの!?」」」
その後、俺たちはめちゃくちゃドッチボールをしたのだが……
「どりゃぁぁぁぁぁ!」
「あぶないっ……!」
「ごふぅぅぅ!?」
マスターぁぁぁ!?
すばしっこいサリアがクリス先輩の剛球を避けた際、流れ球が俺の腹へと命中する。
模擬戦よりも激しいダメージをドッチボールで味わうことになるとは……
「ま、負けました……」
こうしてクリス先輩との勝負(ドッチボール)に敗北したのだった……
「ボクの勝ちぃぃぃ!」
まあ、楽しそうなクリス先輩を見れたので良しとしておこう……
ぐへぇ……
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