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直感
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「うむ、ううっ、ぺちょ、ちゅぱっ」
「徐々になれてきたな、舌遣いが上手くなったぞミゼッタ」
何者かの手が頭を撫でる。
朦朧としている頭の中で、ミゼッタはそれを心地良く感じていた……。
最初は喉につかえて上手く呼吸も出来なかったが、口を前後させる際にタイミングを合わせて呼吸するコツを覚える。
ペニスを咥えることへの嫌悪感も次第に薄れ、身体を支配されているのかそれとも自ら奉仕しているのか、彼女自身分からなくなっていた。
それと同様に己の胸と秘部を慰めている手も、自分の意思で動かしているような気さえしてくる。
(これじゃ聖職者ではなくて、好色者ね)
自嘲気味に笑みを浮かべるミゼッタ。
それに気付いたディザイアは、彼女の奉仕を止めさせた。
「奉仕を一旦止めろ。 ミゼッタ、急に笑みなんか浮かべて何を考えている?」
「……あなたには関係ないことよ」
「そうか、そろそろコレが欲しくなってきたと思ったのだがな……」
そう言いながら、ディザイアはペニスの先端でミゼッタの小陰唇をなぞる。
陰核に触れるか触れないかの位置でわざと止めて、彼女を焦らすディザイア。
ミゼッタは徐々に足をひろげ、腰を浮かせて挿入しやすい体勢を取り始めた。
(身体の方は既に堕ちているが、心はまだのようだ。 だがそれも時間の問題、彼女になにか口実を与えれば、すぐにでも心も差し出すに違いない)
ディザイアはペニスの先端を膣口に当てながら、ミゼッタの耳元でささやく。
「お前は俺に自ら入れて下さいと求める、普段口にしないような言葉を交えながら」
「!?」
「今さら抵抗しようと考えても無駄だ。 いやらしい言葉を言いたくて、お前の口は開きかけているぞ」
(……そうよ、もう私には抗うすべなんて無いのだわ。 私はこれから恥ずかしくて普段言えない言葉を使って、この男の性器を求めてしまうの)
ミゼッタの口元がわずかにゆがむ、そしてディザイアの言葉通りに求め始めた。
「ディザイア様。 このグショグショに濡れた私のアソコに、その太くてたくましいペニスを入れてください。 そして好きなだけ種を注いで、この淫らな私にあなたの子を孕ませてください」
「そう言われてしまっては、その願いを叶えないわけにはいかないな。 お前の望み通り、これをくれてやる。 好きなだけ味わうがいい」
ディザイアは、一気に最奥までペニスを挿入する。
ミゼッタが感じた破瓜の痛みは一瞬、そのあと押し寄せてきたのは膣を押し広げる圧迫感と、想像を上回る快感。
彼女は挿入しただけで、あっけなくイってしまった……。
「あっ、あ、あ、あああああぁ♡」
小刻みに身体を痙攣させるミゼッタの腰を、両手でしっかりと押さえる。
ディザイアは突きながら、彼女自身の口で感じる場所を言わせた。
「お前の一番感じるところを答えろ、そこを思いきり突いてやる。 お前の膣は俺に責めて欲しくて、うずうずしているぞ」
膣内の愛液の量が増える、それは支配によるものか自分自身の期待の所為か……。
ミゼッタは喘ぎながら、もっと突いて欲しい場所を答えた。
「お、奥をもっと突いて……。 子宮口が歪むくらい、思いきり突いて下さい!」
「そうか、奥を突かれるのが好きか」
「はいっ♡ だからディザイア様の太いので突かれると、思わず漏らしそうになってしまうんです。 はしたない私を、そのチンポでお仕置きしてください」
求めてもいないのにミゼッタの口からは、淫らなセリフが紡ぎ出される。
快楽に溺れた彼女は、ただの牝となっていた。
「ディザイア様♡ もうこれ以上は子宮に入りきりません、ですが私の口や後ろの穴はまだ空いてます。 お好きな方に入れて下さい」
ミゼッタは四つん這いになると、ディザイアの前で尻の穴を拡げてみせる。
その光景に、さすがのディザイアも呆れてしまう。
「よくもまあ、そこまで淫らなセリフを口にできるものだ」
「あなたが無理やり言わせているのではないですか、私はこのような言葉を口にすることはいたしません。 すべてあなたの力の所為……」
ディザイアの顔を見上げながら、ミゼッタは彼に責任をなすりつける。
だがディザイアが言った言葉で、彼女の心は砕け散った。
「俺に挿入を求める際も、それ以降もお前の身体は支配していない。 支配されたと勘違いしたお前は、自ら考えた言葉で俺を誘っていたんだよ」
「私がそんな淫らな行いをするはずが……ああっ♡」
彼女が言い終える前にディザイアはアナルに挿入する、恍惚の表情を浮かべながらミゼッタは齎される快感に酔い痴れる。
「自分が淫乱な女だと素直に認めろ、そうすれば姉共々俺がずっと可愛がってやる」
腸液に塗れたペニスがてらてらと光る、数回出入りしただけでミゼッタはあっさりと認めてしまった。
「そうです、私はとても淫らな女です。 姉さんにも、ディザイア様の素晴らしさを教えてあげてください」
「そうか、協力してくれるか。 なら、俺の良さをもっと知ってもらわないとな!」
根元まで深々とペニスを埋めるディザイア、腰を振りながら下腹部を刺激し排卵を促す。
「お前も子を孕む準備が出来ているはずだ、早く卵を吐き出せ。 卵管を通り子宮に辿り着けば、俺の精子が一斉に襲いかかる。 もしかすると、既に卵管で待ち構えているのがいるかもな」
自分の卵子に無数の精子が群がる姿を想像して、ミゼッタは軽く達した。
その時、お腹の中に何かが吐き出された感覚を覚える。
(あっ……孕まされちゃった)
直感でそう感じたミゼッタは、まだ見ぬ我が子に思いを馳せながら快楽の底に意識を沈めたのだった……。
「徐々になれてきたな、舌遣いが上手くなったぞミゼッタ」
何者かの手が頭を撫でる。
朦朧としている頭の中で、ミゼッタはそれを心地良く感じていた……。
最初は喉につかえて上手く呼吸も出来なかったが、口を前後させる際にタイミングを合わせて呼吸するコツを覚える。
ペニスを咥えることへの嫌悪感も次第に薄れ、身体を支配されているのかそれとも自ら奉仕しているのか、彼女自身分からなくなっていた。
それと同様に己の胸と秘部を慰めている手も、自分の意思で動かしているような気さえしてくる。
(これじゃ聖職者ではなくて、好色者ね)
自嘲気味に笑みを浮かべるミゼッタ。
それに気付いたディザイアは、彼女の奉仕を止めさせた。
「奉仕を一旦止めろ。 ミゼッタ、急に笑みなんか浮かべて何を考えている?」
「……あなたには関係ないことよ」
「そうか、そろそろコレが欲しくなってきたと思ったのだがな……」
そう言いながら、ディザイアはペニスの先端でミゼッタの小陰唇をなぞる。
陰核に触れるか触れないかの位置でわざと止めて、彼女を焦らすディザイア。
ミゼッタは徐々に足をひろげ、腰を浮かせて挿入しやすい体勢を取り始めた。
(身体の方は既に堕ちているが、心はまだのようだ。 だがそれも時間の問題、彼女になにか口実を与えれば、すぐにでも心も差し出すに違いない)
ディザイアはペニスの先端を膣口に当てながら、ミゼッタの耳元でささやく。
「お前は俺に自ら入れて下さいと求める、普段口にしないような言葉を交えながら」
「!?」
「今さら抵抗しようと考えても無駄だ。 いやらしい言葉を言いたくて、お前の口は開きかけているぞ」
(……そうよ、もう私には抗うすべなんて無いのだわ。 私はこれから恥ずかしくて普段言えない言葉を使って、この男の性器を求めてしまうの)
ミゼッタの口元がわずかにゆがむ、そしてディザイアの言葉通りに求め始めた。
「ディザイア様。 このグショグショに濡れた私のアソコに、その太くてたくましいペニスを入れてください。 そして好きなだけ種を注いで、この淫らな私にあなたの子を孕ませてください」
「そう言われてしまっては、その願いを叶えないわけにはいかないな。 お前の望み通り、これをくれてやる。 好きなだけ味わうがいい」
ディザイアは、一気に最奥までペニスを挿入する。
ミゼッタが感じた破瓜の痛みは一瞬、そのあと押し寄せてきたのは膣を押し広げる圧迫感と、想像を上回る快感。
彼女は挿入しただけで、あっけなくイってしまった……。
「あっ、あ、あ、あああああぁ♡」
小刻みに身体を痙攣させるミゼッタの腰を、両手でしっかりと押さえる。
ディザイアは突きながら、彼女自身の口で感じる場所を言わせた。
「お前の一番感じるところを答えろ、そこを思いきり突いてやる。 お前の膣は俺に責めて欲しくて、うずうずしているぞ」
膣内の愛液の量が増える、それは支配によるものか自分自身の期待の所為か……。
ミゼッタは喘ぎながら、もっと突いて欲しい場所を答えた。
「お、奥をもっと突いて……。 子宮口が歪むくらい、思いきり突いて下さい!」
「そうか、奥を突かれるのが好きか」
「はいっ♡ だからディザイア様の太いので突かれると、思わず漏らしそうになってしまうんです。 はしたない私を、そのチンポでお仕置きしてください」
求めてもいないのにミゼッタの口からは、淫らなセリフが紡ぎ出される。
快楽に溺れた彼女は、ただの牝となっていた。
「ディザイア様♡ もうこれ以上は子宮に入りきりません、ですが私の口や後ろの穴はまだ空いてます。 お好きな方に入れて下さい」
ミゼッタは四つん這いになると、ディザイアの前で尻の穴を拡げてみせる。
その光景に、さすがのディザイアも呆れてしまう。
「よくもまあ、そこまで淫らなセリフを口にできるものだ」
「あなたが無理やり言わせているのではないですか、私はこのような言葉を口にすることはいたしません。 すべてあなたの力の所為……」
ディザイアの顔を見上げながら、ミゼッタは彼に責任をなすりつける。
だがディザイアが言った言葉で、彼女の心は砕け散った。
「俺に挿入を求める際も、それ以降もお前の身体は支配していない。 支配されたと勘違いしたお前は、自ら考えた言葉で俺を誘っていたんだよ」
「私がそんな淫らな行いをするはずが……ああっ♡」
彼女が言い終える前にディザイアはアナルに挿入する、恍惚の表情を浮かべながらミゼッタは齎される快感に酔い痴れる。
「自分が淫乱な女だと素直に認めろ、そうすれば姉共々俺がずっと可愛がってやる」
腸液に塗れたペニスがてらてらと光る、数回出入りしただけでミゼッタはあっさりと認めてしまった。
「そうです、私はとても淫らな女です。 姉さんにも、ディザイア様の素晴らしさを教えてあげてください」
「そうか、協力してくれるか。 なら、俺の良さをもっと知ってもらわないとな!」
根元まで深々とペニスを埋めるディザイア、腰を振りながら下腹部を刺激し排卵を促す。
「お前も子を孕む準備が出来ているはずだ、早く卵を吐き出せ。 卵管を通り子宮に辿り着けば、俺の精子が一斉に襲いかかる。 もしかすると、既に卵管で待ち構えているのがいるかもな」
自分の卵子に無数の精子が群がる姿を想像して、ミゼッタは軽く達した。
その時、お腹の中に何かが吐き出された感覚を覚える。
(あっ……孕まされちゃった)
直感でそう感じたミゼッタは、まだ見ぬ我が子に思いを馳せながら快楽の底に意識を沈めたのだった……。
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