復讐のためオークに転生した元いじめられっ子、魔王を牝犬にして飼う。【R18】

いけお

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敗者に出来る唯一の抵抗

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「私の命はどうなっても構わない、だけど彼女達は許してあげて」

「駄目だ」

 マリア王女の申し出を、ディザイアは即座に却下した。

「お前ら、今の立場が分かっているのか? その気になれば、全員の四肢を落としてゴブリンの巣に放り込むことだって出来る。 腹をふくらませたダルマの姿を、民の前で晒してみるか? さぞや見物だろうな」

「……この下衆が!」

「さあ、早く答えろ。 俺がいつまでも寛容でいると思うなよ」

 決断を迫るディザイア、マリアは1度だけ強く唇をかむと降伏を受諾する。

「こ、降伏します。 私、マリア・アンタシアは魔王ミザリーに忠誠を誓います」

「おっと、忠誠を誓う相手が違うぞ。 お前が誓うべき相手は俺、ディザイアだ」

「えっ!?」

 言っている意味が分からず、マリアは目を白黒させた。
 すると包囲の中から魔王ミザリーが姿を現すと、ディザイアの前で跪く。

「ディザイア様、まもなくエルフのクローン達が男どもの精気を吸い尽くします。 屍はどういたしますか?」

「放っておけ、野犬どもの良いごちそうになるだろう」

「かしこまりました」

 ディザイアは立ち去ろうとするミザリーの手を掴むと、手元に引き寄せる。
 そして強引に唇を奪うと、マリア達の目の前で濃厚なキスを交わした。

「今回の褒美だミザリー、次も俺の願いを叶えれば望み通り種をくれてやる」

「それは本当ですか!? 次も必ずやご期待に添えてみせます、私も早くディザイア様の子を孕みとうございます」

 発情した女の顔で去る魔王を見て、マリア達はこの場の異常な状況に圧倒される。
 さらに追い討ちをかけるように、ディザイアは今のミザリーの立場を教えた。

「見てのとおり、魔王ミザリーは俺の言いなりとなる牝犬になった。 王女マリア、お前もその牝犬の1人にしてやる。 ありがたく豚の子を孕むがいい」

「おのれ、醜いオークの分際で!?」

 怒り狂った白薔薇騎士団長のアリス・コレットは剣を抜こうとするが、ディザイアが止まれと言った瞬間に身体が微動だにしなくなる。

「な、なんだ、身体が動かない」

「王女のあとでお前らを1人ずつ屈服させるのも面倒だ、全員まとめて快楽に堕とすとしよう」

 最初に忠誠の言葉を言わなかった仕置きも兼ねて、荒野の真ん中でマリアを犯そうとディザイアは決めた。



「おまえら、今すぐ王女を囲むように並んで座れ。 そして俺と王女がこれからする行為から、目を背けることも出来ない。 王女が味わう苦痛と快楽を、お前らも全員共有する……」

 ディザイアは支配の力で騎士団全員の自我を残したまま、王女と同時に堕ちるのか試してみる。
 快感を共有させることが出来るなら、多くの人間を短時間で虜にすることも可能。
 感じれば感じるほど、配下の者達にもそれが伝わってしまう恥辱。
 配下が悶える姿を見ながら自己嫌悪と快楽の狭間で、どこまで王女が堪えられるのか想像するだけでディザイアは興奮する。

「王女、お前には支配の力は使わない。 だが幾ら快感に堪えようとしても、お前が感じる快楽はすべて部下にも伝わるから誤魔化せない。 くれぐれも言っておくが、抵抗すればこの場にいる全員死ぬことになるから覚悟しろ」

「くっ……。 貴様はそこまでして、私達を愚弄するか!?」

「愚弄してなどいない、むしろ同情しているくらいだ。 まずはその着ている鎧を、皆の前で脱いでもらおうか」

 羞恥で顔を歪ませながら、着ている鎧を脱ぎ始めるマリア。
 下着姿の王女の背後に回り込むと、ディザイアは手を伸ばし王女の胸を布の上から揉みはじめる。

 布越しとはいえオークに胸を揉まれる不快感に、マリアの瞳からは涙がこぼれた。
 唇を噛みしめながら屈辱にたえる王女の様子をうかがっていると、身体の変化を先に教えてくれたのは騎士団員の1人。

 頬を紅く染めながら、ふとももを小刻みに震わせている。
 試しに強く揉みしだくと、我慢出来なかったのかその女騎士は思わず声をあげた。

「ああっ♡」

 ハッとした顔でうつむく女、団長のアリスが皆を叱咤激励する。

「何をぶざまな声をあげている、マリア様があのような屈辱に堪えているのに我らが先に音を上げてどうする!? 王国騎士としての誇りを忘れるな」

 ディザイアは思わず大声で笑いそうになった。
 彼女達は王女が感じ始めていると、暗に自白しているからである。



「声をあげないのは立派だが、お前が感じ始めているのは部下達があっさりと吐いている。 我慢は身体に毒だぞ?」

「私は我慢などしていない! あなた達、こんな奴の言葉に騙されちゃダメ。 心を揺さぶり、感覚が伝わっていると思わせているだけよ。 気持ちを強く持つの!」

 マリアは頑なに、感じていることを認めようとしない。
 しかしブラの中に手を入れ直接触れてみると、乳首は固く尖っていた。
 その充血した胸の先端をつねると、今度は騎士の数人がその場に倒れ込む。

 彼女が強い快感を覚えはじめていることは確実。
 ブラを剥ぎ取り下腹部に手を伸ばすと、ショーツは大量の愛液で濡れていた。
 地面の上に寝かせて足を開かせると、布地から薄らと陰毛と秘部が透けて見える。

 顔を近づけてまだ男を知らない娘の蜜の香りを堪能したディザイアは、布の上からピチャピチャと舌を這わせ蜜を味わう。

「うぅっ!」

 堪らず王女が声を漏らした。
 周りを見ると騎士の一部には、鎧を脱ぎ自慰を始める者も……。
 ディザイアはペニスを取り出して、ショーツの上から秘部を擦る。

 物欲しげな顔のマリアの耳元で、ディザイアは彼女の心を堕とす言葉を呟いた。

「マリア、俺の子を産め。 そうすれば、その子どもを次の国王にしてやる」
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