復讐のためオークに転生した元いじめられっ子、魔王を牝犬にして飼う。【R18】

いけお

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奪った命で創りだされたもの

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「私と……あなたの子が、次の国王?」

「……そうだ。 実の娘を簡単に生贄として差し出すような奴、生かしておく必要はない。 それはお前のきょうだいも同様だ。 何故、出陣を止めようとしない? 妾の母を持つお前に消えてもらうのに、この出征は好都合だったのだろう」

「うそよ、そんなの嘘。 なぜ、あなたにそんなことがわかるの?」

 愛撫しながらこの女を鑑定してみて、何故王女がこの戦場に居たのか理解できた。

 戦に先立って国王にメリナを通じて渡したものは、1万人近い生け贄を差し出せば命を保障するという手紙。
 傭兵達に払う金を惜しんだ国王は、これを利用して一気に処分したというわけだ。

 政略結婚でしか使い道のない王女マリアも、ついでに始末しようと考えるのだから国王を生かしておいても害にしかならない。
 ならば王もろとも国の中に巣くう膿を残さず処理した方が、支配もしやすくなる。
 マリアにはオークが支配する国の、国母となってもらうのだ。

「この国を実質的に支配するのは俺だ、だが民衆の支持は恐らく得られない。 だが唯一生き残るお前の血を引く者が国王になれば、多少は違うだろう。 母の血を蔑む者達に、お前の子が国を継ぐ姿を見せてやるのはどうだ? お前の母が、お前自身がこの国で最も尊い血統となるのだ!」

 ディザイアはそう言いながら、マリアの穢れを知らない膣内にペニスを沈める。
 破瓜の痛みと共に彼の言葉は、彼女の心に深く刻まれた。

 側室でも妾妃でもない、ただの妾。
 国王の性欲処理の道具として弄ばれた母から生まれたマリアは、幼少より王女とは名ばかりの生活を送ってきた。
 少しでも役に立つところを見せようと白薔薇騎士団を創り、名将と名高いニルアに教えを乞い鍛え上げてきた自負もある。

 だがすべては無駄だった。
 付いてきてくれた部下諸共生け贄に加えられたのだ、もはや私達に帰る場所は存在しない……。



「帰る場所ならあるぞ、ミザリー達も住む牝犬専用の犬小屋がな。 魔王すら牝犬に変えてしまう男の子どもを、お前はこれから宿すのだ。 部下の連中は、いずれレイやコーゾー専用の牝犬にする。 それまでは好きにさせてやろう」

 マリアの心を読みながら、牝犬という単語を擦り込んでいく。
 それは彼女が求めていたのとは違う、別の未来。
 だが強い牡の仔を産むという牝の本能が、それを当然のことのように思わせた。

「……あなたは魔王よりも強い」

「そうだ」

「その子どもには当然、後を継ぐ資格がある」

「そうだ」

 マリアはディザイアの背に手を回した、さらに腰も浮かせて深く挿入出来る体勢に身体を動かす。

「あなたの子どもでないと、この国は継げない」

「そうだ!」

 肯定すると同時に最奥を突き上げる、痛みよりも快感が上回ったのか痛がっている様子は見られない。
 それよりもこの国の跡継ぎを産める喜びが勝ったのか、マリアの顔にはどこか愉悦が混ざっている。

「ディザイア様、あなたの子を産ませてください。 私の子を跡継ぎにしたいの」

「ならば、今どんな言葉を言うべきかわかるはずだ。 ここで終わりにしても、俺は良いんだぞ?」

 ゆっくりとペニスを引き抜こうとするディザイア、とっさにマリアは両足で挟んで抜くのを邪魔した。

「だめ、抜かないで。 あなたの種を、私の中にすべて注いでください」

 マリアは顔を赤くしながら、膣内への射精を求める。
 それでも十分だったがさらに恥ずかしい言葉を言わせたいディザイアは、子宮口にペニスの先端を押し当てると一旦動くのを止めた。

「いやぁ、止めないでぇ♡」

 動きを中断されたことに不満を漏らすマリア。
 亀頭を子宮口に押しあてながら、ディザイアは大きく腰をグラインドさせる。
 膣内を無理やりかき回された彼女の快楽中枢は、ショート寸前となった。



「もっと俺を興奮させろ、そうすればそれだけ多くの精をお前は受け取れるぞ」

 懸命に言葉を考えるマリア、やがて思いつく限りの言葉が紡ぎ出される。

「ディザイア様、そのたくましいモノで私のアソコをもっと突いてください」

「それじゃあ、興奮出来ないな。 俺が悦びそうな言葉をよく考えろ」

 焦らすように腰の動きを緩慢にすると、堪えきれなくなったのかマリアは期待以上の言葉を言い始めた。

「そのペニスで好きなだけ、私の膣内をかき回して。 あなたの濃くてドロっとした精液を、早く子宮で味わいたいの!」

 マリアはよほど恥ずかしかったのか、両手で顔を隠す。
 その手を掴みながらディザイアは、褒美とばかりに腰を強く打ち込む。

「望み通りお前の身体、好きにさせてもらうぞ。 俺のペニスの味、存分に味わえ」

 そこからは遠慮をしなかった、どんなに嫌がっても腰の動きを止めない。
 何度も達し何度も気を失いそうになっても新たな快楽の楔を打ち込まれ、マリアはそのたびに悦びの声をあげた。

 騎士団長のアリスをはじめ、周囲の白薔薇騎士団の面々は既に失神している。
 だが意識を失っているあいだもマリアを通じて与えられる快楽は、脳に焼き付いて2度と離れることはない。

 満足するまで王女の膣内に精を放ったディザイアは、気を失っている彼女達を残し搾精を終えたクローンのエルフ達から精気を集める。

 およそ1万人分、これだけ大量の精気を必要とするものとはなにか。
 その答えがいま、ディザイア自身の口から明かされる。

「……邪神カルマを創造」
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