復讐のためオークに転生した元いじめられっ子、魔王を牝犬にして飼う。【R18】

いけお

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再び芽生える欲

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(ほぅ……わしのクローンを創りおった。 そいつを喰ってさらなる力を得るつもりかもしれないが、貴様ごときの力では皮膚すら喰い破れぬ。 神に挑もうとする姿勢は面白いが、これでは興醒めだ。 次はもっと楽しめる奴を探すとしよう)

 カルマはこれ以上の余興は期待できないと判断すると、ディザイアを処分することを決める。
 つまらなそうに指先を向けると、突然カルマのクローンが振り向きオリジナルと目が合った。
 目が合ったというのは間違いかもしれない、何故ならここは地上からはるか遠くに位置する異空間。

(ここからの視線に気づける者など、神以外ありえない……)

 そう思った次の瞬間、反射的にカルマは横に逃げた。
 彼が横に逃げるのと同時に、漆黒の刃が立っていた場所ごと空間を切り裂く。
 空間の狭間から姿を見せたのは、カルマのクローン。
 クローンがオリジナルに、攻撃を仕掛けてきたのである。

『貴様、オークの家来にでも成り下がりおったか!?』

 オリジナルの言葉に、クローンは思いもしない言葉を吐いた。

『クローンに殺されるオリジナルの顔を拝める、これほど面白い余興はない』

(!?)

 カルマはディザイアが創造する際に、オリジナルを殺す余興が面白いとクローンの心に細工が施されたことを悟る。
 激昂してディザイアを殺そうとするが、執拗なクローンの攻撃を避けるのが精一杯で処分することができない。

(仕方あるまい、クローンから先に片付けるとしよう)

 攻撃する相手をクローンに切り替えたオリジナル、だがまったく同じ強さと思考を持つ相手に攻撃のすべてが躱された。
 それはクローンの攻撃も同様で、いつまでも当てられない攻撃にオリジナルは次第に苛立ちをおぼえる。

 クローンを創造された時点で詰まれていることに、カルマは気づいていなかった。



「あの、ディザイア様。 さきほどのご老人はいったい?」

 意識が戻ったマリアが話しかけてきた、土の上で犯したので汗と体液で汚れた身体は泥まみれである。
 白薔薇騎士団の面々も同様だが、回復した者の一部は身体の火照りがおさまらないのか女同士で秘部を重ね合わせていた。
 その乱れる姿を見て、ディザイアの中の収まりかけていた性欲に小さな火が点る。

「あれは……俺をこの世界に転生させたカルマという神のクローンだ」

「クローン?」

 首を傾げて不思議そうな目でみるマリアの股にこびりついた己の精液を見て、再び彼女の子宮に精を放ちたいという欲求に駆られた。
 マリアの部下達にその場に居るよう命じたディザイアは、王女を抱きあげると無人の砦に向かう。

「土の上でしたから、すっかり泥だらけだ。 お互いの身体を綺麗にするぞ」

「……はい」

 言葉に暗に含まれている性的な意味を感じ取り、マリアの秘部は濡れ始めた。

「そんなことをされなくても、自分の身体くらい自分で洗えます」

「良いではないか、その肌の感触をもう1度確かめさせろ」

 ここは砦の中に設けられた、兵士用の浴場。
 そこにディザイアは創造で、湯が出るシャワーを設置した。
 温かい湯の雨を初めて浴びたマリアは、再び抱かれることを忘れ初めてのシャワーを楽しむ。

 泥が洗い流されると、ディザイアは彼女の胸にそっと手を伸ばした。
 手の中におさまる胸は、何度揉んでも飽きない柔らかさである。
 しつこく揉んでいると、マリアが不満を漏らした。

「ディザイア様、胸ばかり触れるのはおやめください」

「土の汚れがなかなか落ちないんだ、ほらここにも砂粒が」

「あぁっ!」

 そう言いながら乳首をつまむと、マリアはたまらず声をあげる。
 彼女の反応の良さを気に入ったディザイアは、今度は乳首に狙いをさだめた。
 軽く噛んだり舌で転がすように愛撫すると、口を手でおさえて声を我慢する。
 だが固く充血した乳首を指で弾くと、それだけでマリアは背を逸らしながら達してしまうのだった。



 絶頂からおりてきたマリアが身体を起こしながら呼吸を整えていると、ディザイアは彼女の眼前に大きく膨張したペニスをみせる。

「今度はお前の番だ、綺麗にしてくれ」

「わかりました」

 マリアはそう答えて顔を近づけたものの、一向に動こうとしない。
 よく見ると彼女は目を閉じながら、ペニスから発する牡の匂いを嗅いでいた。
 生臭いが生殖欲求を刺激するその匂いに、思わず子宮もうずく。

 思う存分匂いを堪能したマリアはそっと亀頭にキスすると、舌を使ってペニス全体に唾液を塗し始めた。

「素敵、これでまた私を犯してくださるのですね」

「……ああ」

 裏のすじや陰嚢まで舌で綺麗にすると、今度は口で頬張るマリア。
 口の中に貯めた唾液の中で、ゆっくりと味わうように舌で舐める。
 根元まで飲み込むと、喉の感触が膣とは違う快感をディザイアに齎した。

 極上の奉仕を楽しんでいたがついに我慢の限界を迎えると、ペニスを彼女の喉の奥まで押し込んでから精液を放つ。
 放たれた大量の精は口の中だけに収まらず、逆流して鼻からも溢れ出した。

 床にこぼれた精液を手ですくって口に入れるマリア、味と匂いを確かめるように舌で転がすと喉を鳴らしてすべてを飲み干す。

 そして足を拡げ濡れて光る秘部を指で開きながら、マリアはディザイアを誘った。

「ディザイア様、今度はこちらの口で味わわせてください」

 その誘いを断る理由などない。
 細かく開閉する膣口にペニスの先端をあてがったディザイアは、熱く蕩けた膣内に腰を沈めた。
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