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第6話 復讐
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契が里美のログアウトした場所に先回りして待っていると、5分後1人の女性キャラクターがログインした。
さと LV2(師匠有)
【それがお前のキャラクター名だったんだな、里美】
「えっ!? 契、どこに居るの?」
【しーっ!個別チャットで話し掛けているが少し離れた場所から見ているよ、指導モードに入るには24時間以内に1度はゲーム内で接触しておく必要が有る。だから、もうすぐお前にクロガネが召集を掛ける筈だからその後を尾行させてもらうよ】
【うん、分かった。全て任せるわ、契】
【任せろ、それからこのゲームの中の俺の名はイージスだ。全ての片が付いたら、日を決めて2人でどこか遊びに行こう。2人だけのささやかなお祝いだ】
【その日が来るのを楽しみにしているわ、契】
(俺も楽しみだよ、里美。お前の全てが俺の物になる日なのだから・・・)
里美に1時間程その場所に居てもらったが、動きが見受けられなかった。クロガネの奴は里美をスレイブにするのを諦めたのだろうか?そう考えていた時、サオリから個別チャットが届いた。
【お師匠様、知里が急に慌てた様子で学校を出て行きました】
【何だって!どこに向かって行ったか分かるか?】
【真っ直ぐに自宅へ向かっている様です】
【よし、気付かれない様にそのまま後を追え。場所が分かり次第また報告しろ、後で褒美としてお前の好きな指導を思う存分してやるからな】
【はい、お師匠様。また私の中に一杯精を注いで下さいね】
実は昨夜の途中からサオリの指導モードはOFFにしてある、自分から物欲しそうに強請るので試しに自由にさせてみたら快楽に溺れた1匹の牝が既に出来上がっていた。それを見たTOMOも壊れ気味となっているので、遠からず俺から離れられなくなるだろう。
だが・・・里美を傷付けたチーノ(速水 知里)はこの程度で許すつもりは無い。心も身体もボロボロにした上で、男ならばホームレスだろうとすぐに股を開く様な牝犬にしてから野に放つのがお似合いだ。
【お師匠様、知里が自宅に入りました。間も無くゲームにログインすると思われます】
【分かった、今日はもう帰って良いぞ。ところで来週の土曜日、お前の両親は家に居るのか?】
【いえ、法事が有るので金曜日の晩から家族で県外へ行く予定です。帰宅は日曜の深夜になると思います】
【なら、親に急に用事が入ったと言って家に残るんだ】
【どうしてですか?】
サオリはまだ俺の言いたい事が分からないみたいだ。
【まだ分からないのか?お前さえ良ければ、家族が出かけた直後から日曜の夕方まで丸2日近く俺の指導を1人占め出来るんだぞ】
【ああっ!?】
【まあ、家族で法事に行くのが大事だと言うのなら無理強いはさせたくないが・・・】
【待ってください!空けます、空けておきます!ですから、私に気が済むまで指導してください】
【ふふふ、どんな指導をするか今から考えておいてやる。じゃあな】
【はい♪】
サオリとの個別チャットを切ると、イージスはリコに連絡を入れた。
【俺だ、スレイブからの連絡でクロガネに幼馴染を売ったチーノがもうすぐログインするみたいだ。恐らく、チーノを使って身を潜めている場所まで連れていこうとしているらしい】
【ここ2日で2人の初心者狩りが消えたから多少警戒しているつもりなのでしょう。向こうもそれなりの準備を整えている筈だから気を付けてね】
【分かってる、それと今回だけはチーノと俺の幼馴染の2人は弟子として残しておきたいから譲ってくれないか?】
【それ位お安い御用よ、これがあなたの当初からの目的だった筈だからね。目的を果たしたら、そのまま引退しちゃうの?】
【まさか!?これからもあんたと組んで、初心者狩りを狩り俺好みのスレイブを増やしていくよ】
ここでリコからの返事が少しだけ止まった。
【おい、どうかしたのか?】
【ううん、何でもないわ。もうすっかりこのゲームに魅せられてしまったのね】
【もちろんさ、あんたと一緒に居る限り俺はずっと勝者で居られる。これからも宜しく頼むよ】
【分かったわ、じゃあね】
リコはイージスの報告を待ちながら、不気味な薄ら笑いをし始めた。
(ふふふ。何も知らずに良い感じで踊ってくれるわ、でもまだこれだけじゃ不十分ね。最後の最後にアレを教えてあげた時に歪む2人の顔が見物だわ)
しばらく笑い続けた後、ようやく落ち着いたリコは小さい声で呟くのだった。
「私の本当の復讐はこれからよ・・・パパ」
リコもまた誰かに復讐する為に動いていた。その操り人形に仕立て上げられているとは、この時の契(イージス)が気付く筈も無かった・・・。
さと LV2(師匠有)
【それがお前のキャラクター名だったんだな、里美】
「えっ!? 契、どこに居るの?」
【しーっ!個別チャットで話し掛けているが少し離れた場所から見ているよ、指導モードに入るには24時間以内に1度はゲーム内で接触しておく必要が有る。だから、もうすぐお前にクロガネが召集を掛ける筈だからその後を尾行させてもらうよ】
【うん、分かった。全て任せるわ、契】
【任せろ、それからこのゲームの中の俺の名はイージスだ。全ての片が付いたら、日を決めて2人でどこか遊びに行こう。2人だけのささやかなお祝いだ】
【その日が来るのを楽しみにしているわ、契】
(俺も楽しみだよ、里美。お前の全てが俺の物になる日なのだから・・・)
里美に1時間程その場所に居てもらったが、動きが見受けられなかった。クロガネの奴は里美をスレイブにするのを諦めたのだろうか?そう考えていた時、サオリから個別チャットが届いた。
【お師匠様、知里が急に慌てた様子で学校を出て行きました】
【何だって!どこに向かって行ったか分かるか?】
【真っ直ぐに自宅へ向かっている様です】
【よし、気付かれない様にそのまま後を追え。場所が分かり次第また報告しろ、後で褒美としてお前の好きな指導を思う存分してやるからな】
【はい、お師匠様。また私の中に一杯精を注いで下さいね】
実は昨夜の途中からサオリの指導モードはOFFにしてある、自分から物欲しそうに強請るので試しに自由にさせてみたら快楽に溺れた1匹の牝が既に出来上がっていた。それを見たTOMOも壊れ気味となっているので、遠からず俺から離れられなくなるだろう。
だが・・・里美を傷付けたチーノ(速水 知里)はこの程度で許すつもりは無い。心も身体もボロボロにした上で、男ならばホームレスだろうとすぐに股を開く様な牝犬にしてから野に放つのがお似合いだ。
【お師匠様、知里が自宅に入りました。間も無くゲームにログインすると思われます】
【分かった、今日はもう帰って良いぞ。ところで来週の土曜日、お前の両親は家に居るのか?】
【いえ、法事が有るので金曜日の晩から家族で県外へ行く予定です。帰宅は日曜の深夜になると思います】
【なら、親に急に用事が入ったと言って家に残るんだ】
【どうしてですか?】
サオリはまだ俺の言いたい事が分からないみたいだ。
【まだ分からないのか?お前さえ良ければ、家族が出かけた直後から日曜の夕方まで丸2日近く俺の指導を1人占め出来るんだぞ】
【ああっ!?】
【まあ、家族で法事に行くのが大事だと言うのなら無理強いはさせたくないが・・・】
【待ってください!空けます、空けておきます!ですから、私に気が済むまで指導してください】
【ふふふ、どんな指導をするか今から考えておいてやる。じゃあな】
【はい♪】
サオリとの個別チャットを切ると、イージスはリコに連絡を入れた。
【俺だ、スレイブからの連絡でクロガネに幼馴染を売ったチーノがもうすぐログインするみたいだ。恐らく、チーノを使って身を潜めている場所まで連れていこうとしているらしい】
【ここ2日で2人の初心者狩りが消えたから多少警戒しているつもりなのでしょう。向こうもそれなりの準備を整えている筈だから気を付けてね】
【分かってる、それと今回だけはチーノと俺の幼馴染の2人は弟子として残しておきたいから譲ってくれないか?】
【それ位お安い御用よ、これがあなたの当初からの目的だった筈だからね。目的を果たしたら、そのまま引退しちゃうの?】
【まさか!?これからもあんたと組んで、初心者狩りを狩り俺好みのスレイブを増やしていくよ】
ここでリコからの返事が少しだけ止まった。
【おい、どうかしたのか?】
【ううん、何でもないわ。もうすっかりこのゲームに魅せられてしまったのね】
【もちろんさ、あんたと一緒に居る限り俺はずっと勝者で居られる。これからも宜しく頼むよ】
【分かったわ、じゃあね】
リコはイージスの報告を待ちながら、不気味な薄ら笑いをし始めた。
(ふふふ。何も知らずに良い感じで踊ってくれるわ、でもまだこれだけじゃ不十分ね。最後の最後にアレを教えてあげた時に歪む2人の顔が見物だわ)
しばらく笑い続けた後、ようやく落ち着いたリコは小さい声で呟くのだった。
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