異世界に飛ばされた警備員は持ってた装備で無双する。

いけお

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第17話 4人の成長を見届ける男

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2日後、俺はライト達4人と初めてパーティーを組んだ。これまでは討伐隊の時の様にバルドとのペアしか経験しかない俺にとっては、何もかも新鮮な気持ちになれる。現在のライト達4人はここまで成長していた。

【冒険者】ライト LV22⇒25 HP115/115

【冒険者】ナタリー LV20⇒24 HP110/110

【冒険者】ドーガ LV23⇒25 HP125/125

【冒険者】レックス LV21⇒25 HP115/115

「え!?今まで誘二さんはバルドさんとのペアでしか、パーティーを組んだ事がないのですか!?」

ナタリーは驚いた表情で、俺に聞いてきた。

「ああ、そうだよ。だから、今回のライト達4人と組むパーティーが、俺にとっても3人以上で行うパーティー狩りの初体験だ」

「誘二殿は1人でドルグを相手に出来る程のつわもの故、バルド殿の様な猛者でないと上手く連携が取れずかえって足を引っ張るのであろう」

これはレックスの言だが、ただ単にバルドとは気が合うから討伐隊の時もペアを組んでいただけだ。毎日でも家に居る愛妻の元へと帰りたい気持ちで意気投合した結果だ。

「まあそれはそれとして、聞けば聞く程その装備にPTT様が付けてくれた恩恵は破格ですよね。おそらく、今魔王を倒す為の旅の途中の勇者達が聞いたら喉から手が出る程欲しがると思いますよ」

ドーガもこんな事を言っているが、俺はたとえ勇者に土下座されてお願いされようと、大切な仕事道具を渡す様な真似をするつもりは無い。

「勇者がもし尋ねてきても、俺は前の世界でも大切にしてきたこの警備の装備を渡すつもりは無いよ。しかし、勇者はいまだに魔王を倒すつもりでいるのかな?」

「勇者が魔王を倒す必要が無いみたいな言い方ですが、どういう事ですか!?」

ライトが俺が最後に言った言葉に反応する。

「ほら、ピートが世界中に向け言っただろ【全ての種族が平等にして同格】って。これはたとえ魔族だからって問答無用で攻撃するのでは無く、話し合いでの解決や将来的には魔族との共存、人族と魔族の間で愛し合い子を作る事だって可能となる理なんだよ」

「そ、そんな事が可能なのでしょうか?」

「可能も何も俺とバルドが良い見本だろうが、俺は獣人のフォルネーゼとバルドはエルフのシルフィと結ばれ夫婦になっているだろ?それなのに魔族はダメってのはおかしいじゃないか!?」

「やはり、誘二さんは変わってますね。もしくはこれまでの人族と魔族の殺し合いの歴史を、知らないから言える事なのかもしれませんが・・・」

「ライト・・・これまでどれだけ長い間人族と魔族の間で殺し合いが続いてきたかなんて、興味も無いし知る気も無いが何故それにお前達まで付き合う必要が有るんだ?」

「!?」

「他の人族が魔族を殺しているから自分も殺すだったら、お前は何の意思も無い人形になるぞ。それは選ばれた血筋の人間が世界を治めているから自分もその血筋のやる事に従う、って理屈も許す結果になる」

「それとこれとは話が!?」

「じゃあもう1度聞くが、ピートは全ての種族は平等と言っているのに何故魔族を滅ぼすまで憎まないとならないんだ?」

「え!?」

「そもそものきっかけなんて、姿形が違うから人族とは違う魔族とは違うって、ささいなすれ違いなだけだったと思うぞ俺は」

「そしてそんな中で、あのドルムの様な脳筋みたいな奴が魔族を殺して、反対に魔族からの報復で殺されてが起こりそれが連鎖反応的に広がって今の敵対状態になったとは考えた事も無いのか?」

「・・・・・」

「人族は正義で魔族は悪、そんな二極論で語るべき話じゃないのさ、これは。だから勇者と魔王がもしも一騎討ちなんて馬鹿な事をしようとするなら、俺はそこへ割り込んで止める。だって2人は最初から殺す事も殺される必要も無いのだから」

「ちょっとまだ自分には難しい話ですね」

「お前が勇者って訳じゃないんだ、そんなに重く考えなくても良いって!それに少し重い空気にしてしまったが、今日はお前達が俺に成長した所を見せてくれるんだろ!?お前達はお前達で日々成長していく事だけを考えろ、いずれ凝り固まった常識を打ち砕く者に出会う事がきっと有るから」

「既にそれは誘二さん、あなたの様にしか思えないのですが」

「その判断はお前が決める事だ、さてともうすぐ懐かしい場所に着くが4人共準備は出来ているのか?」

「「「「はい!」」」」

「それじゃあ、俺は以前助けた時みたいにここから様子を見ているから、4人の努力の成果を見せてくれ」

「「「「いくぞ!」」」」

4人はすばやく散開する、そしてまずはドーガがその重装備を活かし、ロングホーンレッドブルの注意を引き付けつつ、その攻撃を受け止める。しかも前は避ける事が出来ずに直撃を受けていた突進を盾で受け流す事で直撃を回避出来る様になっていた。

「あいつ、盾での受け流しを特に念入りにしてきた様だな」

続いてレックスが弓での間接攻撃を行う、ブルは一旦レックスにタゲを変えたのか突進するがレックスはそれを回避すると胸元から短剣を取り出してすれ違いざまにブルの腹を傷つけた。

「レックスは素早さを活かして、手数の多さで攻撃する方法を選択したみたいだな」

ブルは再度レックスに突進しようとするが、ドーガは前に押し出し再び自分にタゲを変えさせる。そして、ブルはドーガの正面に向きを変えた時に側面からナタリーが高威力の魔法ではなく基本の炎魔法を連続で打ち出しブルを攻撃する。

「ナタリーは1発の大ダメージを狙うのではなく、小さなダメージでも確実に当ててブルのHPを削る作戦に出たか」

両側の側面からはレックスとナタリーの弓と魔法による攻撃、そして正面のドーガには突進を受け流され徐々にブルのHPも減っていくがブルの怒りも更に1段階上がった様だ。

ロングホーンレッドブル LV25 HP78/160

「以前助けた時は、今の半分位しか削れずに3人が重傷を負っていたから、ここまで見てもかなり成長したのが分かるな」

しかも、まだあと1人ライトが攻撃に参加していない状態でこれだ。4人で確実に倒せる様になるまで必死に訓練や修行を行ってきたのが、見える様だった。

そして、いまだ攻撃に参加していないライトはブルの背後から少し離れた場所に静かに近寄ると、剣を鞘に入れたままの状態で居合い抜きの様な構えを取った。どうやらライトがブルのトドメを刺す様だ。ライトが目を閉じて右手に集中すると、鞘の中に光が集まりだしたのが見えた。そして鞘の中に光が満ちた瞬間、ライトは目を開きながらこう叫んでいた。

「聖光斬!」

ライトは剣を抜きながら、光にも近い速さでブルを一気に横薙ぎに切り裂く。ブルが動きを止めると、胴体の上半分と下半分は徐々にずれていき上半分が地面に落ちてライト達の再挑戦は無事に終わった。

俺は思わず拍手をしながら、4人を出迎える。

「お前達、あの時とは全くの別人じゃないか!4人共、俺と同じBランクになる日も近いんじゃないのか!?」

「誘二さんにそう言ってもらえるとは思いませんでしたよ、そういえばこの間面白い物を見せてくれると言ってましたが何を見せてくれるのですか?」

「4人がこんなに簡単に倒すとは思っていなかったから、少し予定変更だ。場所を移動しよう」

俺は4人を連れて狂爪の森にやってきた。4人は俺が何と戦わせようとしているのか、大体予想が付いているみたいだ。

「あ、あの!誘二さん?もしかして、自分達にドルグと戦え!っなんて言いませんよね?」

「え?そのつもりだけど、何か問題有る?」

「有りまくりでしょ!?ロングホーンレッドブルとは格も強さも桁違いなんですよ!」

「だから、言っただろ?面白い物を見せてやるって♪」

俺はすたすたと森に入り、4人をおどおどしながら固まって付いてくる。適当に進むと何かの骨らしき物が地面に散らばっていたが、それを足で蹴飛ばして邪魔な物をどかすと早速適当にベアを斬ってドルグを呼び出す。ライト達は震え上がっているが、俺はニコニコしながら3本の旗を取り出した。

「あ、そうだ。俺が入っていると俺1人で倒したみたいに思われちゃうから、一旦パーティーから抜けておくね」

俺はライト達のパーティーから抜けると、まずは黄色の旗を右手に持った。

「実はこの旗を持つのは久しぶりなんだよね~♪」

「誘二さん!ふざけていないで急いで帰りましょうよ!」

「何を言っているのかな!?これから4人で無抵抗の状態のドルグをタコ殴りして貰うんだから、準備出来るまでちょっと待っててね♪」

「はあ!?ドルグが無抵抗になるのですか!?」

ドルグは目の前の俺がニコニコしているのに違和感を感じた様だが、本能のまま一直線に俺に向かってきた。そして5m以内に入った時に俺が黄色の徐行旗を振ると、ドルグの動きがまるでスローモーションの様にゆっくりに変わった。

「誘二さん、これは一体!?」

「ああ、実はこの黄色い旗を振ると5m以内に居る奴は、動きがこんな感じに鈍くなるんだよ」

「なんですか、そのでたらめな旗は!?」

「驚くのはまだこれからだよ」

ドルグは5mの範囲を抜けるとまた元の速さに戻り、再度俺に向かい突っ込んでくる。俺は今度は赤い旗を持ってドルグに向けて見せるとドルグは途端に動きを止めた。

「こ、今度は一体何が!?」

「あ~今度はね、この赤い旗を5m以内で相手に向けて見せると見ている相手は動きを止めちゃうんだ」

「・・・・・」

ライト達は口を開けたままフリーズしている、そりゃそうだよな。恐れられている熊のモンスターが身動き1つしない無抵抗状態になったのだから・・・。

「そして、これを見せた状態からこの白い旗を進ませたい方向に向けて振るとこうなります!」

俺はドルグから見て右側にある1番近い木に向けて白い旗を振ると、ドルグは急にその方向に向きを変えて頭から木に突っ込んだ。

そうして、再びドルグを赤旗で動きを止めるとライト達を正気に戻してこう告げた。

「はい、これが俺からお前達の成長を見せてくれた事へのプレゼントだ。俺はこのままドルグを止めておくから、4人でタコ殴りにして倒していいよ。これでBランクに昇格しない様だったら、ドルグがまた沸くのを待って再度同じ事をしよう」

「誘二さんはパーティーを組む必要が無いって、バルドさんが言う理由を身をもって学んだ気がするな」

「本当、でたらめですわ」

「まあ、それでも誘二殿がくれたこのプレゼントを受け取らぬ理由はないな」

「ボソッ・・・・まったく、俺なんかよりも誘二さんの方が絶対勇者に相応しいよ」

「ん!? ライト、お前今何か言ったか?」

「何も言ってないよ、聞き間違いじゃないかな? じゃあ、誘二さんからのこのプレゼント有り難く頂戴しますね!皆、どんどん攻撃しろ!」

ライト達はそれから無心になってドルグに攻撃を重ね、多少時間は掛かったがドルグを無事に倒せた。俺達が森から出ると、また例のアナウンスが聞こえてきたが内容はこの間の物と違っていた。


『周辺エリアの町や村の住人達へ緊急連絡をお伝えします先程狂爪の森の主ドルグが【ライト・ナタリー・ドーガ・レックス】の手により討ち取られました。尚、【交 誘二】がこっそり手助けしての討伐は今回が初です』

「何で俺が手助けしたのをバラすんだ、このアナウンスは~!!!!!」

次の日からしばらくの間、仔狐亭の入り口には俺とのパーティーを希望する連中の行列が出来てしまう。そして事有る毎に起こる行列に対してのご近所からの苦情に、俺とフォルネーゼの2人で頭を下げて回る姿が、この町の風物詩となってしまったのだった。
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