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第2章~出来ればあの日に戻りたい~
第12話 路銀が尽きたので仕方ないから賊達を追い剥ぎします。
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隣の国に逃げてきてから何日か過ぎ・・・とうとう路銀が尽きました。 冒険者カードを出せばまだ十分なお金を引き出せるのですが、今度はこちらの国中にバレてしまうから怖くて出せられない。 少しは真っ当な職業に戻ってからカードを使おうと思っていたが流石にまずくなってきた。
隣の国に来て、まず最初に向かったのが商人ギルドだった。 前の国よりも商業に重きをおいている傾向にある為か登録は比較的簡単に出来たが、ここでも最初にやらかして商人のカードを使いづらくしてしまった。
ヤマト&セシル 性の商人【実演可】 なんの商人だよ!? しかも実演可って!?
とんでもない商人2人組が現れたとその日の内に広まってしまい、以降冒険者と商人どちらのカードも使えずに居る。 相変わらず夜もお盛んな2人だったが商人の職業名は信用第一(?)なのか中々変わる事が無かったので少し安心していたら、職業名がとうとう変わる日が来てしまった。
ヤマト&セシル 性の激安量販店【年中無休!夜22時から翌朝6時まで営業実演中♪】
(注意! 職業名が固定されました、カードご利用時には計画的に) 宿の中で何故かこんなアナウンスまで流れ、慌てて飛び出したのが記憶に新しい・・・。
商人としての職業名が固定されてしまった事で、この国の中で商人で生きていく道は完全に断たれました。 だって、使う度にこの名を見られるってどんな罰ゲームっすか!?
こうして・・・手持ちで残っていた路銀がとうとう今日尽きました。 なので、今日は目立たない場所で野宿をしようと2人で良さ気な場所を探しているところです。
「おなか減ってきたね・・・」「そうね・・・」 昨日の昼位からご飯を食べるお金も尽きました。
数日前にカルマ持ちの冒険者がうっかり自分達を見て卒倒してたのを、何気に思い出した。 2人のオーラはあやしい風俗店の電飾みたいに【ピンクの周りに黄色い点滅がくるくる回っている状態】と化し、もはやカードを出さなくても自分達だと分かる目印になってしまった。
「そういえばさ・・・」「なあに?」
「旅を始めたばかりの頃山賊に襲われた事なかったっけ?」「・・・・・ありましたわね」
「この国なら商人を襲っていてお金持っていそうじゃないかな?」「持っているかもしれませんわね」
「2人で山賊襲っちゃおうか? そして路銀を奪うってのはどう?」「・・・それはどうかと」
「だってさ~そいつらが持っていたって世の為にならないでしょ、だったら自分達が使えばこの国の経済にそのお金を戻す事にならないかな?」「そうですわね、この国の為にわたくし達が犠牲になりましょう」 空腹度が増してきていて、2人の思考がこの時点でズレている。
「それじゃあ、まずは襲われやすそうな山道に向かいますか」「そうですね」
とりあえず、最初の獲物は簡単に見つかった。 これでもまだ一応はカルマを使えるので、きちんと赤と黄色をまずは選別して分けた。 次に黄色達が身動きが取れない中、2人は始末した赤達の身包みを剥いで金目の物を探し始める。
『お、おい! お前ら何をしているんだ?』
「え? この死体から金目の物を探して回収しているところだけど?」
『正気かお前ら!?』
「だってもう必要無いでしょ? この人達にお金」
『俺達も悪だがそれ以上の悪が居たのかよ・・・』
「そんな事を言っていると、君達のお金も全て没収しちゃうぞ~?」
『ヒィ! すみません!勘弁してください!!!!!!!』
赤達は大したお金は持っていなかったが、とりあえず次の町で久しぶりの食事やベッドで寝る事が出来たので一息付く事が出来た。 そして現在、今度は2人は隣の山道へ向かっています。
「山賊を襲えば、路銀は増えるし道の安全に貢献する事も出来る一石二鳥かもしれないね」「そうね、わたくし達にしか出来ない事をやりましょう」 すっかり賊達を襲う味を覚えていた。
しばらくこうして稼いでいたら、日中付近の山道で山賊に襲われる事が無くなってしまった。 山賊達も情報交換で日中の山道は危険だと広まっているらしいので、昼間は町に下りて食料や水類を買っておき、夜に山道で野宿するフリをして襲ってきた山賊達から金目の物を奪う生活にスライドしていった・・・。 そうこうしている内に、食料や水が貯まってきたので町に下りる回数も減ってきて昼間っから最近ご無沙汰だった夫婦性活をして夜を待つ様になった。
それから数ヵ月後、久しぶりに町に下りた際に付近の山中から昼間から大きな喘ぎ声が聞こえるといった奇妙な噂が飛び交っているのを知り2人は噂の伝わっていなさそうな次の稼ぎ場所(夫婦性活の場)を見つける為に旅立つのであった・・・。
隣の国に来て、まず最初に向かったのが商人ギルドだった。 前の国よりも商業に重きをおいている傾向にある為か登録は比較的簡単に出来たが、ここでも最初にやらかして商人のカードを使いづらくしてしまった。
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とんでもない商人2人組が現れたとその日の内に広まってしまい、以降冒険者と商人どちらのカードも使えずに居る。 相変わらず夜もお盛んな2人だったが商人の職業名は信用第一(?)なのか中々変わる事が無かったので少し安心していたら、職業名がとうとう変わる日が来てしまった。
ヤマト&セシル 性の激安量販店【年中無休!夜22時から翌朝6時まで営業実演中♪】
(注意! 職業名が固定されました、カードご利用時には計画的に) 宿の中で何故かこんなアナウンスまで流れ、慌てて飛び出したのが記憶に新しい・・・。
商人としての職業名が固定されてしまった事で、この国の中で商人で生きていく道は完全に断たれました。 だって、使う度にこの名を見られるってどんな罰ゲームっすか!?
こうして・・・手持ちで残っていた路銀がとうとう今日尽きました。 なので、今日は目立たない場所で野宿をしようと2人で良さ気な場所を探しているところです。
「おなか減ってきたね・・・」「そうね・・・」 昨日の昼位からご飯を食べるお金も尽きました。
数日前にカルマ持ちの冒険者がうっかり自分達を見て卒倒してたのを、何気に思い出した。 2人のオーラはあやしい風俗店の電飾みたいに【ピンクの周りに黄色い点滅がくるくる回っている状態】と化し、もはやカードを出さなくても自分達だと分かる目印になってしまった。
「そういえばさ・・・」「なあに?」
「旅を始めたばかりの頃山賊に襲われた事なかったっけ?」「・・・・・ありましたわね」
「この国なら商人を襲っていてお金持っていそうじゃないかな?」「持っているかもしれませんわね」
「2人で山賊襲っちゃおうか? そして路銀を奪うってのはどう?」「・・・それはどうかと」
「だってさ~そいつらが持っていたって世の為にならないでしょ、だったら自分達が使えばこの国の経済にそのお金を戻す事にならないかな?」「そうですわね、この国の為にわたくし達が犠牲になりましょう」 空腹度が増してきていて、2人の思考がこの時点でズレている。
「それじゃあ、まずは襲われやすそうな山道に向かいますか」「そうですね」
とりあえず、最初の獲物は簡単に見つかった。 これでもまだ一応はカルマを使えるので、きちんと赤と黄色をまずは選別して分けた。 次に黄色達が身動きが取れない中、2人は始末した赤達の身包みを剥いで金目の物を探し始める。
『お、おい! お前ら何をしているんだ?』
「え? この死体から金目の物を探して回収しているところだけど?」
『正気かお前ら!?』
「だってもう必要無いでしょ? この人達にお金」
『俺達も悪だがそれ以上の悪が居たのかよ・・・』
「そんな事を言っていると、君達のお金も全て没収しちゃうぞ~?」
『ヒィ! すみません!勘弁してください!!!!!!!』
赤達は大したお金は持っていなかったが、とりあえず次の町で久しぶりの食事やベッドで寝る事が出来たので一息付く事が出来た。 そして現在、今度は2人は隣の山道へ向かっています。
「山賊を襲えば、路銀は増えるし道の安全に貢献する事も出来る一石二鳥かもしれないね」「そうね、わたくし達にしか出来ない事をやりましょう」 すっかり賊達を襲う味を覚えていた。
しばらくこうして稼いでいたら、日中付近の山道で山賊に襲われる事が無くなってしまった。 山賊達も情報交換で日中の山道は危険だと広まっているらしいので、昼間は町に下りて食料や水類を買っておき、夜に山道で野宿するフリをして襲ってきた山賊達から金目の物を奪う生活にスライドしていった・・・。 そうこうしている内に、食料や水が貯まってきたので町に下りる回数も減ってきて昼間っから最近ご無沙汰だった夫婦性活をして夜を待つ様になった。
それから数ヵ月後、久しぶりに町に下りた際に付近の山中から昼間から大きな喘ぎ声が聞こえるといった奇妙な噂が飛び交っているのを知り2人は噂の伝わっていなさそうな次の稼ぎ場所(夫婦性活の場)を見つける為に旅立つのであった・・・。
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