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ボウケンシャ
お荷物
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「はいどうぞ。町は初めてだってのにお遣いなんて、えらいねえ」
「私を子ども扱いするでない!ユウシャであるぞ」
「はいはい。これおまけだから、あの子にも食べさせてね」
ジャロウは町の市場を訪れていた。ギルドの依頼をこなすにあたって、ソフィアに食料調達を頼まれたのである。
町についてから騒動続きだった彼にとって、一人でヒトの往来する通りへ足を踏み入れるのは初めての経験だった。
「お!リザードマン!あんた昨日大立ち回りだったんだってね?噂になってるよ!」
こんどは『おおばこや』と書かれた店の前で呼び止められた。そこには手提げの小さな籠や、背負うための縄がついている大きな籠、色の違う植物で編まれたカラフルな籠など、さまざまな『かご』が並んでいる。
「ああ。あれくらい一捻りよ!」
「さすがだねぇ!ところであんた、手荷物は本当にそれだけでいいのかい?」
「……どういうことだ?」
ジャロウが身に着けているのは、財布と食料品の入った小さな肩掛けのカバンが一つだけであった。
「ほら!せっかく市場に来たんだ。それだけじゃもったいないだろう?大きなユウシャさまならもっと豪勢に行かなくちゃあ」
「そ、そういうものなのか?」
「そりゃそうさ!そして沢山買い物するには『物入れ』がいる……この籠なんて最適だよ!」
店主が指差したのは最も大きいサイズの背負い籠。リザードマンにとってはちょうどいい大きさのそれは値もそこそこ大きなものであった。
大声を出す店主と噂のジャロウに気を引かれたのか見物人が足を止め始めていた。
「ほらほら!みなさんも見てることだし、どどんと一発!かましてくださいよ~!」
勇者を称する彼にとって人前での期待には応えざるを得ず、つい、口が開いてしまった。
「いいだろう!買った!」
「まいどありー!」
***
「で、こんなにも色々買ってきちゃったんですか?」
「申し訳ない……」
ジャロウは少女の前で床に座らされていた。その隣には籠いっぱいに入った工芸品や食品、花や武器など様々な種類のものが置かれている。
「もうこんなに必要ないものまで買ってきちゃだめですよ。ジャロウさん」
「申し訳ない」
「それから、財布です。これからはわたしが二人分管理しますから、欲しいものができたときだけ言ってください」
「申し訳……ない」
今のジャロウは無一文となっていた。しかしそれは、金は物と交換するためにあるとしか思っていないリザードマンらしい姿でもある。
そんな彼は「整理しておいてくださいよ」というソフィアに従い、今一度買ってしまったものを確認してみた。魔除けの模造短剣、みやげの土人形、ドラゴンの鱗とされていた怪魚のうろこ、魔法で作られた蒼い花……後悔と気恥ずかしさでジャロウは頭痛を覚えていた。
(得したものと言えば、この肉ぐらいか)
『ワイバーンの尻尾焼き』として屋台で売られていた、大きな手の平ほど肉だ。それは鱗をはがさずに豪快に包み焼かれ香草がまぶされた肉料理で、昼食前のジャロウにとっては垂涎ものの商品だった。
一つしか買っていないのにおまけだよと二つ包んでくれた店主には大いに感謝していた。
(まずはこいつを食って……待てよ?尻尾焼き?)
ジャロウは竜が昇天するように立ち上がった。
「今度はどうしたんですか!?」
「……尻尾だ。尻尾!おれの尻尾が伸びてきてないのだ!」
*
「尻尾が生え変わらない……ねえ」
ラシルケは怪訝そうな顔をして見せた。
「そうなんです。確かにジャロウさんの尻尾、初めて会った日からずっとあのまんまなんです」
通常リザードマンの尻尾は一週間ほどでまた生えてくる。ジャロウによると外敵から逃げる際や水難事故など理由は様々だが、切れることも生えることも『よくある』ことなのだそうだ。
「勝手に村出したから神様が怒ってるんじゃないっすか?」
「こらレイ、適当なこと言うんじゃないの。とにかく調べ物は僕の専門だからさ、今日一日くれないかな?」
「む、たった一日でわかるものなのか?」
腕まくりをしながらラシルケが自慢げに言う。
「僕は国家お抱えの博識冒険者だよ?頭に知識が無くても、どこに行けばわかるかは知っているのさ!」
話を聞くと、ラシルケはこの町よりもっと遠くにあるシュトという場所から、調査の仕事を受けて滞在しているらしい。そのため歴史書や資料を閲覧する権限が与えられているのだという。
「知識のことは僕に任せて、キミらは依頼こなしにいったら?」
「ずいぶんと、お金使っちゃったみたいだしね」
ジャロウの大荷物を見て言う。とりあえずの荷物置き場としてラシルケの事務所を使わせてもらうことにしたのだ。
「何から何までありがとうございます。ほらジャロウさんも」
「あっありがとう!この恩は、必ず返す」
そんな二人のやり取りを見て、ラシルケは穏やかそうに笑っていた。
*
冒険者ギルドはいつもと変わらず大忙しの様相だ。ジャロウがギルドに足を運んだのは二度目だったが、市場の活気とはまた違う密度の高い喧騒に飲み込まれそうになっていた。
「そ、ソフィア……さん?よ。初めはどのような依頼がいいのだろうか」
「ふふっ、『さん』は要りませんよ」
「そうですね、種ランクですと、受けられるものに限りがあります。最初は薬草を摘むとか、宣伝の代理とか……報酬にボーナスがつく条件があるものがおススメですよ」
その程度のものしか受けられないのか、と少々落胆した。
「なるほど。ちなみに聞くがそなたのランクは何なのだ?」
「花です」
花ランク。種・葉・蕾と上っていくと最上級にあたるものだった。
「って言ってもあくまで『制限なく仕事が受けられる』というだけで、異名とかは無いですから実力は全然ですよ!」
そう謙遜するが、ジャロウはいまいち格を理解していなかったからか「自由なのだな」としか言葉が出てこなかった。もっともソフィアは冒険者ランクで驚かれることが好みではなかったため、この素朴な感想には少々安心感を覚えた。
「異名か。私にはもうあるぞ!『ユウシャ』である!」
「いえ、異名は他人から呼ばれてはじめてギルド側が授けてくれるものなので……」
ジャロウは赤面した。
「この依頼なんかいいんじゃないですか?」
そこに書いていたのは『明後日までに!紅樹草いっぱい採取』の文字。
これはジャロウも知っていた、紅樹草とは解毒薬の材料として扱われているものだと。しかもあの『ヒヒの麻痺毒』を治癒するものにだ。
「必要数以上の納品は追加の報酬に繋がります、か。よし!二人で採って採って財布を金で満たしてしまおう!」
「あの、たくさん採れたら濃い解毒薬を作ってみませんか?もしかしたら、あの洞窟での毒がまだ影響してるのかもしれません」
「おお!ああ良い考えじゃないか!」
自分よりも尻尾のことを気にかけてくれているソフィアに、素直に感心してしまっていた。
ソフィアは息抜きに容易な仕事として。
ジャロウは初めてかつ意味のある仕事として。
二人の初めての依頼完遂へ、歩みを進めるのであった。
もちろん、あの大きな背負い籠とともに。
「私を子ども扱いするでない!ユウシャであるぞ」
「はいはい。これおまけだから、あの子にも食べさせてね」
ジャロウは町の市場を訪れていた。ギルドの依頼をこなすにあたって、ソフィアに食料調達を頼まれたのである。
町についてから騒動続きだった彼にとって、一人でヒトの往来する通りへ足を踏み入れるのは初めての経験だった。
「お!リザードマン!あんた昨日大立ち回りだったんだってね?噂になってるよ!」
こんどは『おおばこや』と書かれた店の前で呼び止められた。そこには手提げの小さな籠や、背負うための縄がついている大きな籠、色の違う植物で編まれたカラフルな籠など、さまざまな『かご』が並んでいる。
「ああ。あれくらい一捻りよ!」
「さすがだねぇ!ところであんた、手荷物は本当にそれだけでいいのかい?」
「……どういうことだ?」
ジャロウが身に着けているのは、財布と食料品の入った小さな肩掛けのカバンが一つだけであった。
「ほら!せっかく市場に来たんだ。それだけじゃもったいないだろう?大きなユウシャさまならもっと豪勢に行かなくちゃあ」
「そ、そういうものなのか?」
「そりゃそうさ!そして沢山買い物するには『物入れ』がいる……この籠なんて最適だよ!」
店主が指差したのは最も大きいサイズの背負い籠。リザードマンにとってはちょうどいい大きさのそれは値もそこそこ大きなものであった。
大声を出す店主と噂のジャロウに気を引かれたのか見物人が足を止め始めていた。
「ほらほら!みなさんも見てることだし、どどんと一発!かましてくださいよ~!」
勇者を称する彼にとって人前での期待には応えざるを得ず、つい、口が開いてしまった。
「いいだろう!買った!」
「まいどありー!」
***
「で、こんなにも色々買ってきちゃったんですか?」
「申し訳ない……」
ジャロウは少女の前で床に座らされていた。その隣には籠いっぱいに入った工芸品や食品、花や武器など様々な種類のものが置かれている。
「もうこんなに必要ないものまで買ってきちゃだめですよ。ジャロウさん」
「申し訳ない」
「それから、財布です。これからはわたしが二人分管理しますから、欲しいものができたときだけ言ってください」
「申し訳……ない」
今のジャロウは無一文となっていた。しかしそれは、金は物と交換するためにあるとしか思っていないリザードマンらしい姿でもある。
そんな彼は「整理しておいてくださいよ」というソフィアに従い、今一度買ってしまったものを確認してみた。魔除けの模造短剣、みやげの土人形、ドラゴンの鱗とされていた怪魚のうろこ、魔法で作られた蒼い花……後悔と気恥ずかしさでジャロウは頭痛を覚えていた。
(得したものと言えば、この肉ぐらいか)
『ワイバーンの尻尾焼き』として屋台で売られていた、大きな手の平ほど肉だ。それは鱗をはがさずに豪快に包み焼かれ香草がまぶされた肉料理で、昼食前のジャロウにとっては垂涎ものの商品だった。
一つしか買っていないのにおまけだよと二つ包んでくれた店主には大いに感謝していた。
(まずはこいつを食って……待てよ?尻尾焼き?)
ジャロウは竜が昇天するように立ち上がった。
「今度はどうしたんですか!?」
「……尻尾だ。尻尾!おれの尻尾が伸びてきてないのだ!」
*
「尻尾が生え変わらない……ねえ」
ラシルケは怪訝そうな顔をして見せた。
「そうなんです。確かにジャロウさんの尻尾、初めて会った日からずっとあのまんまなんです」
通常リザードマンの尻尾は一週間ほどでまた生えてくる。ジャロウによると外敵から逃げる際や水難事故など理由は様々だが、切れることも生えることも『よくある』ことなのだそうだ。
「勝手に村出したから神様が怒ってるんじゃないっすか?」
「こらレイ、適当なこと言うんじゃないの。とにかく調べ物は僕の専門だからさ、今日一日くれないかな?」
「む、たった一日でわかるものなのか?」
腕まくりをしながらラシルケが自慢げに言う。
「僕は国家お抱えの博識冒険者だよ?頭に知識が無くても、どこに行けばわかるかは知っているのさ!」
話を聞くと、ラシルケはこの町よりもっと遠くにあるシュトという場所から、調査の仕事を受けて滞在しているらしい。そのため歴史書や資料を閲覧する権限が与えられているのだという。
「知識のことは僕に任せて、キミらは依頼こなしにいったら?」
「ずいぶんと、お金使っちゃったみたいだしね」
ジャロウの大荷物を見て言う。とりあえずの荷物置き場としてラシルケの事務所を使わせてもらうことにしたのだ。
「何から何までありがとうございます。ほらジャロウさんも」
「あっありがとう!この恩は、必ず返す」
そんな二人のやり取りを見て、ラシルケは穏やかそうに笑っていた。
*
冒険者ギルドはいつもと変わらず大忙しの様相だ。ジャロウがギルドに足を運んだのは二度目だったが、市場の活気とはまた違う密度の高い喧騒に飲み込まれそうになっていた。
「そ、ソフィア……さん?よ。初めはどのような依頼がいいのだろうか」
「ふふっ、『さん』は要りませんよ」
「そうですね、種ランクですと、受けられるものに限りがあります。最初は薬草を摘むとか、宣伝の代理とか……報酬にボーナスがつく条件があるものがおススメですよ」
その程度のものしか受けられないのか、と少々落胆した。
「なるほど。ちなみに聞くがそなたのランクは何なのだ?」
「花です」
花ランク。種・葉・蕾と上っていくと最上級にあたるものだった。
「って言ってもあくまで『制限なく仕事が受けられる』というだけで、異名とかは無いですから実力は全然ですよ!」
そう謙遜するが、ジャロウはいまいち格を理解していなかったからか「自由なのだな」としか言葉が出てこなかった。もっともソフィアは冒険者ランクで驚かれることが好みではなかったため、この素朴な感想には少々安心感を覚えた。
「異名か。私にはもうあるぞ!『ユウシャ』である!」
「いえ、異名は他人から呼ばれてはじめてギルド側が授けてくれるものなので……」
ジャロウは赤面した。
「この依頼なんかいいんじゃないですか?」
そこに書いていたのは『明後日までに!紅樹草いっぱい採取』の文字。
これはジャロウも知っていた、紅樹草とは解毒薬の材料として扱われているものだと。しかもあの『ヒヒの麻痺毒』を治癒するものにだ。
「必要数以上の納品は追加の報酬に繋がります、か。よし!二人で採って採って財布を金で満たしてしまおう!」
「あの、たくさん採れたら濃い解毒薬を作ってみませんか?もしかしたら、あの洞窟での毒がまだ影響してるのかもしれません」
「おお!ああ良い考えじゃないか!」
自分よりも尻尾のことを気にかけてくれているソフィアに、素直に感心してしまっていた。
ソフィアは息抜きに容易な仕事として。
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