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1章 Secret Rebirth

【七】ごめんなさい!!(下)

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 ぼろぼろなドアを蹴る。速度の乗ったキックで砕け、バラバラになったドア。

 兄弟を囲んでいる荒くれ者は5人。
 いずれも場慣れを感じさせる者だ。
 それに軽装だが鎧を着用している。
 衛兵か、傭兵くずれか。
 武器を携帯せず、戦闘用の魔法も修めていないという無力な身で挑むのは、本来無謀。
 少年達は、弟の方は恐怖に震えて目を見開き、兄は荒くれの一人に獣欲たっぷりに首筋を舐められている。

 ドアの破片を空中で掴む。
 木製であり、潰れた刀身の直剣でも叩き壊すのは容易。
 破片を投擲する。
 荒くれ者の鎧が大きく凹んだ。
 相手が死なないように反射的に手加減したが、足りていなかったかもしれない。
 貫通しない木片は鎧にぶつかって砕けたが、その速度エネルギーを受けた荒くれ者が飛んだ。
 背後にいた一人を巻き込んで、二人の悪党が壁に頭を埋めた。

 先制攻撃が成功したか確認するために、ジェーンが止まった。
 遅れて、高速の移動によって視界と思考が激しく回転したメイド長が、その場で嘔吐した。

「おえええええええええええっ!!!」

 彼女は一見してわかる達人だが、超高速移動に対応できるほど三半規管が鍛えられていないようだ。
 慣れれば光速相手でもついていけるようになる。
 前世でそうして、スピードスターに勝利を収めた武術の達人をごまんと見てきた。
 でもそれって物理的におかしくない? 世の中どうなってるんだろう。

 超高速の世界が通常に戻った。
 開幕で二人を落とし、残すは三人。

「なんだこらあああああ!!!」

 貧民窟中に響きそうな怒声。
 あまりに喧しくて、ジェーンがそのまま手で押し飛ばした。
 壁を突き破って、どこかに飛んでいく。
 パンチがいらなさそうなのは良いことだ。
 ジェーンは人を殴ったことがない。
 僕は問題ないと言うか慣れてしまっているが、人を殴ったことがない人間に誰かを殴れというのは、リスクが大きすぎる。
 力の加減ができないからだ。

 僕は農作業の手伝いと日常生活を通じて、隕石をパンチで粉砕でき、それから納豆を発泡スチロールを崩すことなく掻き混ぜられる。
 納豆って何回混ぜるか、人によるよね。

 とにかく、ジェーンの押し出しによって、残る二人が呆気に取られ、棒立ちになった。

「あんた達! こんな小さい子供を虐めるなんて恥を知りなさい!」

「え…………?」

 唐突に現れた謎の女。
 仲間が二人、壁に頭をつっこんで、もう一人はそっと押されただけで壁を破壊しながら吹き飛んだ。
 子ども達を不自由なく一方的に痛めつけようとしていたら、まばたきする暇もなくこうなったのだ。
 相手にしてみれば、悪い夢を見ている気分に違いない。

「ど、どっから来た?」

 まだ倒れていなかった者が、やっと武器を出した。
 奇妙な武器だった。
 炎が剣の形になって固定される。
 フラムベルジュという波打つ刃の剣があるのは知っている。
 だがこちらは、完全に燃えている炎による剣だ。

 火の魔法使いがつきっきりでなければできない芸当なのだが、相手は魔法使いではない。
 シスマがさっき振るったガジェットのように、電流を纏うことはできても、それそのもので武器を構成するのは不可能だ。
 高熱を発しているのが、2m先にも届く熱気でわかる。
 直撃すれば3度の火傷どころか、四肢が切断されてしまいかねない。

 やってみてもらってわかったが、ジェーンはまだ力をまったく適切に動かせていない。
 僕の力を持つ人間というのは初めて見たので未知数だったが、やはりそう扱いきれるものではなかった。
 これは結構誇らしいかもしれない。だってジェーンのような天才タイプでも、すぐにはものにできないってことだから。

 助けに駆け付けられた兄弟は運良く平気だが、次も平気とはわからない。
 悪人が多少骨折だのしても聖女は気にしないかもしれないが、子どもは守らねば。
 知り合いが死ぬのは嫌なものだ。
 そのことを僕は熟知しているし、ジェーンもその気持ちは知っている。

「シェイクしよう!」

 血の人形になった僕が、指示だけをした。
 その意味を理解したジェーンは一瞬で武器を持つ者に迫り、相手の頭を掴む。
 相手の頭部を鷲掴みにした手を、高速の勢いに乗せて振る。
 脳が揺れに揺れ、男は目を回して倒れた。

「熱くないわ」

 その過程で炎の剣がうっかり肌に触れるが、熱くも痛くもない。
 火では焼けない肌になっていたのだ。
 そうだろうとは思っていたが、僕は内心、安堵に胸をなで下ろした。

「ばっ、化物ぉ!?」

 気絶していた者を持ち上げ、盾状態にして最後の一人へ突っ込んだ。
 肉と壁のサンドイッチとなり、最後の一人も倒れた。

 3秒もない出来事。
 ジェーンの屋敷からここまでは、早馬でも最短2時間はかかる。
 それをたった数十秒で走破し、疲れを感じることなく悪党を倒した。
 初めてにしては上出来だと思う。
 僕の“初めて”は、ずっと手際が悪かった。

「おう何が起きやがった!?」

 騒音を聞きつけ、さらに荒くれ者がやってきた。
 壊されたドアに詰めかけるようにして、規律のない者たちが雪崩込んでくる。
 数は十人。先程の倍。
 洗練とは程遠い振る舞いだが、今倒した者と同じく、獲物だけは洒落ていた。

「てめえっ!」

 仲間が倒れているのを見るや、交渉も脅しもなしに銃口を向けてきた。
 そう、銃口だ。
 銃声が次々に鳴り響く。
 ガバメント。軍用自動拳銃の定番。
 中世のゴロツキ然とした者達が、手には不釣り合いな近代武器を握り、引き金を引いた。

 出てきたものは、弾丸の速度を持った岩石。
 土属性の魔法で再現したものだろうが、それでもこの世界の人間ができる領域を超えている。
 通常の肉体の持ち主なら、全身が穴だらけになって肉の破片になり下がっていたことだろう。

 だがジェーンの肉体には、傷一つ、凹みも痣もできていない。
 皮膚の硬さに射出された弾丸が負けて、片っ端から粉砕されていた。

「ど、どうなってんだ……!?」

 ありえない出来事に怯えた荒くれを制止し、とりわけ大柄で筋肉質な男が前に出た。
 間違いない。この集団のリーダーだ。

「どんな手品を使っているのか知らんが……馬鹿な正義感で首を突っ込むか?」

 周囲と違う雰囲気を纏った男。
 髭面だが、その奥には無数の傷痕がある。
 歴戦の猛者だ。
 動じず、冷静で、その上で威嚇するプレッシャーを放っていた。

 けれども、僕が気になったのはそのさらに向こう。
 リーダーのさらに背後にいる。
 深々とフードをかぶった黒衣の人物。
 性別は不詳、見た目もわからないのに、どうしてか僕の興味を惹く何かを持っていた。
 それが何なのかは言語化できないが、一言でまとめれば“懐かしい”感情だ。
 好感も悪感情も引き出す、魂に刻まれた因縁。

 僕だけが抱いたものなのだろうか。

 男は無言で踵を返し、その場を去った。
 幻でないのは、リーダー格の男が横目で見送ったことからもわかる。

「教えてやろう。俺達はこのうろちょろする餓鬼二匹を処理しろと言われただけだ」

「誰に?」

「答える義務はない」

「シヴィル・リーグってやつ?」

「なんだ知っているなら死ぬしかないな」

 軽口混じりの死刑宣告。ハードボイルドなタイプ。僕とは正反対だ。
 聖女に戦いの経験が全く無いのを見抜いているはずだが、それでも油断は見せない。
 こういう手合は非常に厄介だ。
 ともすればシチュエーション次第で、一瞬の隙を突かれて僕でも敗北しかねない。

「ここは巨いなる存在の手で生まれ変わる。そのためにはこいつらが目障りだ」

「子どもよ?」

「それがどうかしたか。好き好んでこんなところにいる奴らなど、自分からドブネズミでいるのを選んだようなものだ」

 かつてのジェーン・エルロンドなら、そういう発言を聞いても眉一つ動かさなかっただろう。
 ここは貧民窟であり、だが飢えることは決してない。
 彼女がそういう国にしたからだ。
 そこまでしたのだから、後は自分以外がどうにかしてと言ったに違いない。
 絶対にそう言っていた。
 僕はなんて人に転生したんだ……今更ながら落ち込んできた。

「あんたらが好き放題してから殺そうと考えてる子たちは……そういう所を変えようと……」

「だからそれが迷惑な──」

 リーダーの言葉は、ジェーンのビンタで打ち切られた。
 あまりのパワーで張っ倒されたせいで、その場で無限に側宙を繰り返すオブジェに成り果ててしまった。
 相手はまだ会話しているつもりだっただろう。
 まともに攻撃が入ってしまった。

「あんたら……すっごい不愉快!!!」

 肩を怒らせ、激情に双眸を黒く光らせていた。
 彼女の中の僕の力が、より強まった証拠だ。
 僕も激情に支配された時は、双眸が異形の発光をした。

 敵が一斉に怖気づいている。
 意気揚々と乗り込んだのに乱射では傷一つ付けられずに、逆にリーダー格が瞬殺され、今も回転する空宙風車に成った。
 死んではいない。だが、それがわかるのは僕やジェーンだけだ。
 士気を維持するのは酷な状況。

「いっつもいっつも、あんたらみたいな時代についていけない奴らのせいで、あたしは面倒なことになるのよ! お父様もお母様も、あんたらみたいな古い価値観じゃなかったら、あたしのことを捨てなかったわ!」

 八つ当たりに聞こえる。
 けれども、ジェーンにとってはそうではない。
 いつも彼女に孤独や寂寥を与えていたタイプの奴らが、今は罪のない兄弟に同じことをしようとしている。
 それも、ジェーンと同じように熱意と将来への展望に瞳を輝かせる子どもたちをだ。

「この子達に悪いことするってことは、あたしに喧嘩を売るってことだと思い知りなさい、この悪党!! 人でなし!!」

「お、俺等が悪いってのか!!」

「今の世の中じゃ、まともな荒事やっても食えねえんだよ!」

「飢え死にしないでしょ!!」

「それだけで満足できるかよ! 何かしようにも、この国は稲作しか考えてねえ」

 言い合い。
 今日、繰り返し突きつけられてきた事実。
 お米の聖女の功罪における罪の方。
 それが回り回って、彼女が好感を抱いた兄弟にも危害をもたらそうとしている。

 心が激しく痛み、彼女は後ずさりし、痛恨の思いに目を固く閉じた。

「…………そうね。あんたらを放ったらかしにしたのも、あたしなのね。もうわかった。あたし、間違ってたわ! ごめんなさい!!」

 叫んだのと同時に、深々と頭を下げた。

「ずっと自分のやりたいことだけやって楽しんでた! あたしが稼いだ金だし、いいでしょって思ってた!! それでこういうことが起きてるなんて、知ろうともしてなかった!! あんたらがどうしようもないクズなのも、あたしのせいかも!!」

 一息で言い切り、さらに頭を下げて謝意を示した。

「ごめん!!!!」

 横隔膜を膨らませ、全ての呼気と同時に発射した大砲めいた謝罪。
 下を向いていたことで上昇気流が発生し、その場の全員の体が30cm浮いた。
 そう言われても、彼女が誰かも知らない者達は怪訝そうに互いの顔を見合わせるだけだ。

 だが、背後のシスマと兄弟には確かに通じていた。
 ようやく気まぐれでやっているのではないと、納得してもらえたのだ。

 ゆっくりと顔を上げ、大きく深呼吸したジェーンは切り替えた。

「よし、謝罪終わり。さあ、あたしにぶちのめされたい奴はかかってきなさい」

 自信満々に手招きをした。
 切り替えたのだ。
 僕なら半年は落ち込んで部屋から出られなくなるだろう“気づき”。
 それを空気も読まずに盛大なごめんなさいをすることで、見事に切り替えてみせた。
 人間としてはどうかとなるが、この状況ならベターだ。

「う、撃てぇ!!」

 全弾がジェーンに放たれる。
 土煙に包まれ、相手の視界が塞がった。
 想定外だろう。というか想定できるわけがない。

 土煙から細腕がにゅっと伸びた。
 農業をやっていてしっかり食べているから、平均よりは足も腕も太い。
 だとしても一振りで、大の男が一斉に屋根ごと吹き飛ぶとは思えるわけがない。

 天井が砕け、宙高く、遠い何処かへと飛んでいった。

「次会っても同じことしたら宇宙に飛ばすからね!」

 プリプリと怒っているが、絶対に聞こえていない。
 だが彼女は、やると言ったら絶対にやるとわかる。
 その時が来ないことを祈ろう。
 高さと飛行距離からすると、即死はしていないはずだから。

「ふざけるなあ!」

 ずっと回転していたリーダーの男が、巨大な棍棒を振りかざして兄弟へ攻撃した。
 空気の乱れで横倒しになって解放されたのだ。
 頬はスイカ程に腫れ、こもった熱は正常な思考力を奪っているはず。
 それが逆効果だったのだ。
 攻撃が成功してもどうなると判断する前に、男は行動を起こした。

 シスマは初めての音速酔いにまだふらついていて、正しく対応できるかわからない。
 とっさにジェーンは手で筒を作って口をすぼめ、息を吹き込んだ。

「フッ!!」

「ぐっ」

 高圧縮空気砲をまともに喰らって、男がたたらを踏んだ。
 敵の意識はそれで飛んだ。
 惜しむらくは、下ろされた棍棒はそのままなこと。
 間に合わない。ジェーンの速度でも。
 まずい。せめて僕が……!

「ッ!!」

 瞬間。彼女の両脚に力が込もって。
 最高速度を出した。
 聖女の頭頂部が敵の横腹に突き刺さり。
 貧民窟の向こう10mを巻き込んで、敵が吹き飛んでいった。

 ……最後の最後。僕の思い通りに彼女の体が動いたような……。
 気の所為だろう。そんなことがあってはならない。
 仮に本当だとしても、僕は絶対にそんなことはしない。絶対にだ。

「大丈夫? あなた達」

 戦いを終えたジェーンが、生意気な弟の方を立ち上がらせる。
 戦いの余波というか衝撃で錐揉みされても、怪我はない。
 胃液を吐きながらシスマが真っ先に保護を頑張ってくれた御蔭だ。

 暗さで理解できなくとも、顔を近づけたことで改めて、相手が昼に会った聖女だと認識できたらしい。
 なんで貴族がこんなところにいるかなどの不自然なことを気にする余裕はない。

 あれだけ憎まれ口を叩いた相手でも、勢いよく抱きついて大泣きした。

「あの、ありがとうございます。こんなに早く助けていただけるなんて、本当に……本当に……!」

 兄として気丈に振る舞おうとしているものの、予想外の出来事と方向から助けられ、緊張の糸がぷつりと切れた。
 涙を静かに流し、顔を両手で隠して肩を震わせるのを、ジェーンは無言で抱き寄せた。

 彼らが無事だった。
 正確には、彼ら“だけ”は無事だった。
 毎日こんな目に遭う人々は、ごまんといるだろう。
 たかがチンピラ複数名を倒したくらいで、大勢に何の変化があるのか。

 それでも昼に出会い、少しでもみんなのために頑張ろうとしている子ども達、多少なりとも交流した彼らが気になったのも事実だ。
 お米のことしか興味がなかったジェーンの心が、スゲーマンと重なった。
 それも、本心において。

 超聴力と超高速。
 お米には役立つ気はしないが、それでもこれが正式な第一歩だ。
 僕としても誇らしい気持ちで満ち足りている。

「メイド長さん。彼らの治療を」

 だが、それだけで終わるわけにもいかない。
 戦いが終わったら後始末。
 それは敵の救助も含まれている。
 最初に倒した者達が、星になることなく倒れていた。
 そして、最後に強烈なタックルをもらったリーダー格も、放置すれば死にかねない。

「なぜ? 子どもらを遊んで虐げるような者どもですよ?」

 当然の反応かもしれない。
 気分が悪くても鉄面皮を崩さないメイド長が、青白い顔色で尋ねた。
 僕としては答えは決まっている。

「彼らは生きている。それなら、死なせるべきではない」

 僕だけではと思い、ジェーンに目配せをすると、彼女も消極的な同意をしてくれた。
 主がうなずいたことで、メイド長が倒した者達の治療にあたった。

 僕の言うことを理解して納得したわけではないだろう。
 知り合った者の無事を祈る気持ち、
 それは通じ合えたが、悪い人間、悪党というべき者も助けようとする精神。
 僕はシンプルに“生命は尊い”と考えて、そう主張したのだが、彼女らにはどう映るだろうか。

「とにかく、図らずもデビューしたわけだ、ヒーローに」

 ウィンクとともに僕は言う。

「まあ胸元が鼻水でびしょびしょだけどね」

 肩をすくめ、聖女は苦笑する。
 言葉とは反対に、悪い気持ちはしていない。
 逆説的な話だが、誰かを助けることで自分の存在やアイデンティティを確立させる。
 それは本当の意味で、自分の意志で世界の上に立っている気分になるものだ。

「まあ、悪い気分じゃないわ」

 子どもたちの頭を撫でて、ジェーンは笑った。

「これから忙しくなるわね」

 それは、自分に誓っているように聞こえた。
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