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序章
バトル!
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ー前章までのあらすじ!ー
大変!ギルドへ行ってみたら、筒井君のステータスが現実世界のステータスになっちゃった!?しかも、他の冒険者にもバカにされレマも連れてかれそうになって大ピンチ!?でも、ここで筒井君システム解放!負けないで!筒井君!
伝授スキル
[慈悲ノ加護・XX]
対象者の傷を癒す能力、ただの傷では無く骨折、打撲等の重症の傷をも治す能力。使用出来る者は数少ない。
スキル
[トリック・ダウン]
相手と距離を置く能力、距離の長さは10mまで下がれる。背後に壁があったとしても、壁をも貫通する。
「ドゥリャァァァァァァ!!!!!!」
筒井が拳を包み雄叫びと共に大柄な冒険者に殴り掛かります
「こ、こいつッ!?はや・・・ヴハァ!?」
顔にヒットした瞬間
「喋ってる暇あんのか?おっさん!」
耳元でささやくと男は後ろに大きく吹っ飛びました
「ワォ!全然痛くねぇ!こんにゃくでも殴ってる様な感じだったぜ!」
筒井が煽ると
「クソっ!舐めた真似しやがって!」
そう言うと、他の冒険者達が剣を抜きました
「おぉ・・・怖い怖い、でもそれおもちゃの剣なんだろ?本物には見えないなぁ・・・?」
「チッ!いい加減にしやがれ!」
冒険者が1人筒井の方へ走り出すと
「死ねぇ!」
男が上から下へと筒井に向かって剣を振ると
「あらよっと」
筒井は剣の刃に当たる瞬間に横へ移動していました
「な!?何!?」
男が振り終えた時
「[トリック・サイド]っていう技だ、覚えときな?」
筒井が剣の背に蹴りを入れると男は激しく横に吹っ飛びました
「ふぅ・・・あ、スキル確認しとこ」
「おい!お前ら殺るぞ!」
男達が筒井に向かって斧や剣を振りかざしますが
「えぇと何何?伝授 補助スキルの[瞬速ノ加護・XX]とか?あとは・・・」
「なっ!?攻撃が当たらねぇ!?」
筒井は歩きながらウィンドウを見ているにも関わらず男達の攻撃を避けていました
「こいつ・・・本当にLv1かよ!?」
「じ、じゃあ全員で囲って一斉に攻撃しちまえ!」
そう言うと、筒井の周りを10人の人達が囲います
「うーんと・・・?あれ、囲まれちまった」
「!?筒井!あんた大丈夫なの!?」
ギルドの隅で居たレマが言うと
「あぁ・・・多分大丈夫じゃね?」
「多分って・・・」
「よしっ!行けっ!!!!」
男達が筒井の前までダッシュし近付くと
「死ねぇっ!」
「これで終わりだっ!」
全員が筒井の頭上で武器を振り下ろすと
「・・・よいしょ」
筒井は自分の頭上で腕をクロスさせ守りの体制に入りました
「バカめっ!この武器に素手で守ろうとは愚かな事よ!」
男達の武器が筒井の手に触れた刹那
金属の音同士がぶつかる音が鳴りました
そして、そこに写っていたのは
男達の武器が折れ、筒井の腕は何事も無かったかのように無傷でした
「なっ、なっなんでだ・・・!?」
「お、俺達の武器が・・・お、折れて・・・」
「ハァ・・・良かった、無傷で」
男達がどよめき、後退りました
「なぜ・・・俺達の武器が・・・折れ・・・たんだ?」
「ハァ・・・お前ら1から10まで説明してやんなきゃ、分かんねぇのか?伝授スキル[絶対ノ加護・XX]のお陰だよ」
「んで、こいつの効果はその名の通り!守備力 のステータスを上げてくれる能力!即ち、無敵・・・とは言わないがそれに近い物になれるって
訳だ」
「す、すてーたす?」
「なんだそりゃ・・・?聞いた事あるか?」
「しかも、あれも奇妙だぞ・・・あんな青白く空中に浮いてるやつ・・・」
男はウィンドウを指差し話していました
「あーこれか?知りたいか?」
「あ、あぁ知りたい」
「・・・あの世で知るんだな」
「えっ?」
筒井が手を横に出すと、呪刀が筒井の手に戻るように飛んできました
「こういう事だよ・・・」
筒井が呪刀をゆっくりと抜くと黒い邪気を纏った刃の部分が見えてきました
「う、ウァァァァァァ!!!」
男達が絶叫し、大慌てで出口に向かうと
「・・・無駄だよ」
ウィンドウ画面をスクロールし
スキル[疾風煉獄]
男達が出口のドアノブを掴むまであと、10m・・・5m・・・3m・・・1m
「ダメッ!筒井!」
「そこだァッ!」
腰の位置に刀を構え鍔を親指で上げる、柄を掴み、抜刀と同時に男達の方へ肉眼では捉えられぬ程のダッシュをすると、男達を1人、2人とどんどん斬り付ける、そして最後の男がドアノブに手を付け開けた瞬間
斬り付けたと同時に筒井も外へ出る
そして鞘を前に出しゆっくりと納刀すると
男達は血を吹き出し、バタバタと倒れる・・・のではなく
何と、男達の服がどんどん斬り傷と共に燃えていくではありませんか!
「ぐっ!・・・あ、あれ?」
「・・・え?死んでない?」
男達が驚くと
「服装を見ろ、服装を」
筒井が呆れたように言うと・・・
「え?・・・あっ」
男達はドアを開けており、そして裸にされていてしかも現在の時刻はお昼なので、沢山人がいました
「きゃぁぁぁぁ!!!!露出狂よ!!!!!」
「きゃぁぁ!!兵士さん!!!!露出魔よ!!!!」
「ちょ、ちょっと待て!俺達は露出魔でも露出狂でも無い!これはアイツがやった事で・・・」
男達が筒井の方へ指を指すと
「さーて、腹も減ったしなんか食べるか?レマ?ここはパンケーキが美味いらしいぞ?」
「え、いやでも・・・あいつらほっといて良いの?」
「大丈夫だろ?ほら兵士来たし」
「えぇっ!?」
男達が驚くと槍を持った兵士達が来ました
「待てぇぇぇ!!この露出魔め!捕まえるぞぉぉぉぉ!!!!」
「ヒイッ!やばいずらかるぞ!!!」
「ちょ、待ってよぉぉぉぉ!!!」
男達が大慌てで逃げるのに続き兵士達も追いかけます
そして、兵士達が見えなくなった頃
「ハハッwあーあ面白い奴らだった」
「筒井・・・その・・・」
「はいはい、ありがとうだろ?」
「な、なんで分かったのよ!?」
「スキル[索敵能力]のお陰?」
「なっ!?そんな能力もあるの!?」
「フフッ嘘だよ」
「ングッ!つーつーいー?あんたねぇ・・・」
「あー・・・いや悪かったって?ごめんね?」
「うぅ・・・仕方ないわね」
レマが諦めたように言うと
「んじゃまぁ、ギルドへ戻りましょうかって・・・」
振り返り、そこにあったギルドは・・・
「ぼ、ボロボロね・・・」
そこにあったのは床の木材は剥がれ壁は剥き出しになっていて荒れ果てたギルドでした
「おぉ、これはマズイな」
筒井が感心したように言うと
「・・・ーぃ」
「ん?何か聞こえないか?」
「・・・ぉー・・・ぃ」
「うーん、微かに聞こえるわね・・・どこかで聞いた事があるような・・・?」
「おーい!!!」
「あ、分かった」「分かったわ!」
「ゲラルトだ!」 「ゲラルトさんね!」
お互いの顔を見て、声を合わせると目の前の道路からバタバタと走るゲラルトの姿が見えました
「おーい!!大丈夫か!?」
「街中を全速力で走る街の長っていったい・・・」
「それ以上言うとヤバいわよ」
ゲラルトが筒井とレマの元に辿り着くと
「ハァ、ハァ・・・あ!冒険者の筒井様とレマ様では無いですか!」
「え、えぇまぁ」
「おぉ!また会えるとは!偶然ですな!」
「そうね・・・で、街長がこんな所で何を?」
「いやはやつい先程、昼ご飯を食べに行こうと街を散歩しながら歩いていたらですね。」
「ほうほう」
「何か木材が折れる音がするわ、街の人々が悲鳴をあげるわで、大騒ぎでしてねすぐに兵士を向かわせ追って着いた場所がここだったんですよ!」
「あぁ、なるほど」
「でも、筒井様達も何故ここに?」
「あー長くなるのですが・・・」
ゲラルトと別れたあとにギルドへ向かった事、そしてレマが悪質な冒険者達に連れてかれそうになり、助けた事などここまでの説明を全部すると
「なんと!?冒険者達を倒したのはあなた達だったのですか!?」
「まぁ、そういう事になるわね」
「まさか、あの悪質な冒険者達を倒して頂けるとは・・・」
「まぁ、殺していないですが社会的には死んだでしょう」
「えぇ、そうですね・・・」
「でも、あれだけ悪そうな奴らだったのに注意とかしなかったの?」
レマが疑問をかけると
「注意などはしたのですが、全く耳を持ってくれなかったんですよね、その後には大騒ぎし街中で、冒険者同士の喧嘩もあったりしたり・・・」
「ありゃま・・・そんなに冒険者が出入りする街なの?」
「えぇ、ここは特に人口は多いし街としては発展しているので・・・冒険者達の出入りも多いのですよ」
「ふーん、大変ね・・・」
「でも!筒井様は治療スキルを持っていたり、今回の様にギルドを守って下さったりしてくれたのがとてもありがたいです!」
「あー・・・そのギルドなんだが・・・」
「え?あっ・・・」
「すみません、やれるだけのことは筒井がやってくれたのですが・・・」
「力の加減が出来なくて・・・すみません」
「良いんですよ!これだったら修理には1ヶ月位はかかりますがそれ位であれば完治出来ますよ!」
「1ヶ月・・・ですか・・・」
筒井が悩む様に地面を見ていると
「ん!・・・ん!」
と、レマが何か言いたそうに筒井の方へ視線を送っていました
「あー・・・あのぉ?ゲラルトさん?」
「うん?何でしょうか?」
「もし良かったら、直せるかもしれないので?やらせてもらっても良いですかね?」
「なんと!?こんなにも頼もしいとは!」
「いいですか?」
「ど、どうぞ!どうぞ!やってください!」
「あ、受付の方や鑑定士の方とあと・・・確かもう1人いましたよね?その方もこちらに来てください!危ないので!」
「フワァ・・・眠い・・・」
「あっ!はい分かりました」
鑑定士や受付の女性はカウンターの方からひょこっと頭を出し、もう1人は今起きました
「そんな所に隠れてたのね・・・それと、寝ているし・・・」
「は、はぁ・・・すみません・・・」
鑑定士と受付の女性と寝ていた人は筒井達の方へ寄ると
「それにしても、凄いお方だ・・・」
「えぇ、私もまだ受付を承ってから日は浅いけど、ここまで強い方は見た事が無いわ」
「え、そうなのか?俺以外にももっと強い奴はいるだろ?」
「いや、僕も冒険者だが、こんなにも強いやつは見たことないよ」
「うーん・・・後でまた鑑定させてもらっても構いませんか?」
「別に構わないが、取り敢えずこいつを直すか」
「ええ!お願いします!」
筒井が壊れたギルドの前に立ちウィンドウを開くと
「えーと?どれにしようかな?」
「大丈夫なのかしら?」
女性が心配そうにしていると
「ええ、大丈夫よ、筒井ならやってくれるわ!」
代わりにレマが自信満々に言いました
「なにやら面白い事が起こりそうだね・・・」
冒険者が不敵な笑みを浮かべています
「んー・・・これ・・・かな?」
筒井が選択したのは
[改善ノ陣] MP消費量2300
「これかな?MP消費量は・・・今の俺のMPは5000と控えめに設定されてるから、大丈夫だな」
筒井が納得したそうに言うと[改善ノ陣]をタッチします
すると
突然、ギルドの周りを魔法陣によって包まれました
「な、なんですかなッ!?これはッ!?」
ゲラルトが驚き慌てています
「うお・・・凄い魔術だ・・・」
冒険者が感心していると
「こ、これは予想以上かもしれないわね・・・」
レマが心配そうにしていると
「な、この鑑定結果はッ!?」
「え?筒井の鑑定が出来たんですか!?」
「えぇ、試しに見てみた所、鑑定結果に写った物は私が見た事無いくらいの結果ですッ!」
「見せて下さい!」
「おおッ!ならワシも!見させてくだされ!」
「あ、じゃあ私も!」
「それなら僕も」
筒井以外の全員が見てみるとそこに写っていたのは
筒井義虎 Lv.1
HP6800
MP5000
力 450
速さ 245
賢さ 630
技 480
幸運 795
魔力 980
「こ、こ、これはッ!?」
「わ、私は幾度の冒険者を鑑定してきましたがこんな数値は、見た事が無い・・・」
「なんだこれ・・・素直に言って凄い・・・」
ゲラルト達が驚いていると、レマは
「・・・(これで、控えめなんて言ったらやばいわね・・・)」
レマは筒井の本当のステータスを知っていましたが混乱を招かないと思い黙っていました
「うわぁッ!?見てください!」
鑑定士が指を刺した方はギルドでした
なんと、ギルドの周りは魔法陣によって光に包まれていましたが。光が徐々に消え、次に見えたのは
「なっ、この建物はッ!?」
「完成だ・・・!」
そこにあったのは、木材で作られたギルドではなく、固く頑丈なコンクリートで出来、外観も大きく変わっていました
「さーて、仕上げにギルドの名前でも決めようぜ!何が良い?」
筒井が受付の女性に問いかけると
「えっ?私?うーん・・・「レア」かな?」
「お、いいね好きだぜ、その名前!」
そう言うと、筒井は木製の看板をウィンドウから生成し大きな扉の上へ付け名前を
[ギルド・レア]
と名付けました
「これで終わりっと」
筒井が後ろに振り返るとなんと街の人達が大勢といました
「すげえ!!!」
「何者なんだ!あの人は!」
「しかも!ギルドが新しくなってる!」
「うぉぉぉぉぉ!!!!すげぇぇぇぇぇ!!!
」
大勢の人達が筒井のスキルに驚き、喜びの声を上げました
「よし!今日は新しいギルドが建てられたという事で宴にしようではないか!」
ゲラルトが声を上げ、街民に言い聞かせると
「よっしゃあ!準備だぁッ!」
「テーブルもってこい!ありったけのな!」
「食材はたくさんあるからね、丁度良いわ!」
街の人達が一斉に準備に取り掛かります
「こりゃあ、凄い・・・」
「こんなにも、筒井に感謝してくれるなんてね・・・」
レマは不思議そうに言うと
「見て!外観だけじゃなく中も変わってるわよ!」
「しかも、広い!デカい!綺麗!」
街民達は大騒ぎです
「んじゃまぁ、宴に参加させてもらいますか」
「えぇ、ぜひとも参加して行って下さい!」
「そっか、じゃあ僕も」
「ちょっと待て?お前誰だ?」
「あぁ、申し遅れたよ、今さっきギルドで寝てた者だよ、名前はシンというよ」
「シンね・・・あなたも冒険者?」
レマが尋ねると
「見れば分かるでしょ?冒険者だよ」
シンが皮肉そうに言うと
「お前、フード被ってるが深く被りすぎじゃね?」
「生憎、顔は見られたくないもんでね」
「フッ、そうか・・・お前も参加するか?」
「っ!警戒・・・しないのか?」
「別にお前危なそうじゃないし、あと背小さいしな」
シンと名乗る冒険者は筒井より一回り小さい人でした
「・・・こいつ・・・人の気にしてる所を・・・」
「ご、ごめんごめん悪かったって!許してくれよ」
「と、とりあえず行こうぜ!な!?」
「ハァ・・・分かった行こう・・・」
シンはギルドの扉をくぐります
「ハァ・・・!やべぇ、殺されるかと思った・・・!」
「殺されはしないでしょ?あんた、今ステータスがおかしいんだから」
レマが冷静に答えると
「それもそうだな、さぁそろそろ俺たちも行くか」
「うん!」
レマと筒井が、開いていた扉をくぐりドアを閉めます
はい!どうも!こんにちは!こんばんは!ノア2ndです!いやぁ、大変お待たせしました!新話です!疲れた・・・ていうか、今回は発狂オチじゃなかった・・・いつもの恒例にしようとすると更に疲れる・・・でも必ず完結まで行きたいから頑張ります!それでは次章でお会いしましょう!
それでは!
大変!ギルドへ行ってみたら、筒井君のステータスが現実世界のステータスになっちゃった!?しかも、他の冒険者にもバカにされレマも連れてかれそうになって大ピンチ!?でも、ここで筒井君システム解放!負けないで!筒井君!
伝授スキル
[慈悲ノ加護・XX]
対象者の傷を癒す能力、ただの傷では無く骨折、打撲等の重症の傷をも治す能力。使用出来る者は数少ない。
スキル
[トリック・ダウン]
相手と距離を置く能力、距離の長さは10mまで下がれる。背後に壁があったとしても、壁をも貫通する。
「ドゥリャァァァァァァ!!!!!!」
筒井が拳を包み雄叫びと共に大柄な冒険者に殴り掛かります
「こ、こいつッ!?はや・・・ヴハァ!?」
顔にヒットした瞬間
「喋ってる暇あんのか?おっさん!」
耳元でささやくと男は後ろに大きく吹っ飛びました
「ワォ!全然痛くねぇ!こんにゃくでも殴ってる様な感じだったぜ!」
筒井が煽ると
「クソっ!舐めた真似しやがって!」
そう言うと、他の冒険者達が剣を抜きました
「おぉ・・・怖い怖い、でもそれおもちゃの剣なんだろ?本物には見えないなぁ・・・?」
「チッ!いい加減にしやがれ!」
冒険者が1人筒井の方へ走り出すと
「死ねぇ!」
男が上から下へと筒井に向かって剣を振ると
「あらよっと」
筒井は剣の刃に当たる瞬間に横へ移動していました
「な!?何!?」
男が振り終えた時
「[トリック・サイド]っていう技だ、覚えときな?」
筒井が剣の背に蹴りを入れると男は激しく横に吹っ飛びました
「ふぅ・・・あ、スキル確認しとこ」
「おい!お前ら殺るぞ!」
男達が筒井に向かって斧や剣を振りかざしますが
「えぇと何何?伝授 補助スキルの[瞬速ノ加護・XX]とか?あとは・・・」
「なっ!?攻撃が当たらねぇ!?」
筒井は歩きながらウィンドウを見ているにも関わらず男達の攻撃を避けていました
「こいつ・・・本当にLv1かよ!?」
「じ、じゃあ全員で囲って一斉に攻撃しちまえ!」
そう言うと、筒井の周りを10人の人達が囲います
「うーんと・・・?あれ、囲まれちまった」
「!?筒井!あんた大丈夫なの!?」
ギルドの隅で居たレマが言うと
「あぁ・・・多分大丈夫じゃね?」
「多分って・・・」
「よしっ!行けっ!!!!」
男達が筒井の前までダッシュし近付くと
「死ねぇっ!」
「これで終わりだっ!」
全員が筒井の頭上で武器を振り下ろすと
「・・・よいしょ」
筒井は自分の頭上で腕をクロスさせ守りの体制に入りました
「バカめっ!この武器に素手で守ろうとは愚かな事よ!」
男達の武器が筒井の手に触れた刹那
金属の音同士がぶつかる音が鳴りました
そして、そこに写っていたのは
男達の武器が折れ、筒井の腕は何事も無かったかのように無傷でした
「なっ、なっなんでだ・・・!?」
「お、俺達の武器が・・・お、折れて・・・」
「ハァ・・・良かった、無傷で」
男達がどよめき、後退りました
「なぜ・・・俺達の武器が・・・折れ・・・たんだ?」
「ハァ・・・お前ら1から10まで説明してやんなきゃ、分かんねぇのか?伝授スキル[絶対ノ加護・XX]のお陰だよ」
「んで、こいつの効果はその名の通り!守備力 のステータスを上げてくれる能力!即ち、無敵・・・とは言わないがそれに近い物になれるって
訳だ」
「す、すてーたす?」
「なんだそりゃ・・・?聞いた事あるか?」
「しかも、あれも奇妙だぞ・・・あんな青白く空中に浮いてるやつ・・・」
男はウィンドウを指差し話していました
「あーこれか?知りたいか?」
「あ、あぁ知りたい」
「・・・あの世で知るんだな」
「えっ?」
筒井が手を横に出すと、呪刀が筒井の手に戻るように飛んできました
「こういう事だよ・・・」
筒井が呪刀をゆっくりと抜くと黒い邪気を纏った刃の部分が見えてきました
「う、ウァァァァァァ!!!」
男達が絶叫し、大慌てで出口に向かうと
「・・・無駄だよ」
ウィンドウ画面をスクロールし
スキル[疾風煉獄]
男達が出口のドアノブを掴むまであと、10m・・・5m・・・3m・・・1m
「ダメッ!筒井!」
「そこだァッ!」
腰の位置に刀を構え鍔を親指で上げる、柄を掴み、抜刀と同時に男達の方へ肉眼では捉えられぬ程のダッシュをすると、男達を1人、2人とどんどん斬り付ける、そして最後の男がドアノブに手を付け開けた瞬間
斬り付けたと同時に筒井も外へ出る
そして鞘を前に出しゆっくりと納刀すると
男達は血を吹き出し、バタバタと倒れる・・・のではなく
何と、男達の服がどんどん斬り傷と共に燃えていくではありませんか!
「ぐっ!・・・あ、あれ?」
「・・・え?死んでない?」
男達が驚くと
「服装を見ろ、服装を」
筒井が呆れたように言うと・・・
「え?・・・あっ」
男達はドアを開けており、そして裸にされていてしかも現在の時刻はお昼なので、沢山人がいました
「きゃぁぁぁぁ!!!!露出狂よ!!!!!」
「きゃぁぁ!!兵士さん!!!!露出魔よ!!!!」
「ちょ、ちょっと待て!俺達は露出魔でも露出狂でも無い!これはアイツがやった事で・・・」
男達が筒井の方へ指を指すと
「さーて、腹も減ったしなんか食べるか?レマ?ここはパンケーキが美味いらしいぞ?」
「え、いやでも・・・あいつらほっといて良いの?」
「大丈夫だろ?ほら兵士来たし」
「えぇっ!?」
男達が驚くと槍を持った兵士達が来ました
「待てぇぇぇ!!この露出魔め!捕まえるぞぉぉぉぉ!!!!」
「ヒイッ!やばいずらかるぞ!!!」
「ちょ、待ってよぉぉぉぉ!!!」
男達が大慌てで逃げるのに続き兵士達も追いかけます
そして、兵士達が見えなくなった頃
「ハハッwあーあ面白い奴らだった」
「筒井・・・その・・・」
「はいはい、ありがとうだろ?」
「な、なんで分かったのよ!?」
「スキル[索敵能力]のお陰?」
「なっ!?そんな能力もあるの!?」
「フフッ嘘だよ」
「ングッ!つーつーいー?あんたねぇ・・・」
「あー・・・いや悪かったって?ごめんね?」
「うぅ・・・仕方ないわね」
レマが諦めたように言うと
「んじゃまぁ、ギルドへ戻りましょうかって・・・」
振り返り、そこにあったギルドは・・・
「ぼ、ボロボロね・・・」
そこにあったのは床の木材は剥がれ壁は剥き出しになっていて荒れ果てたギルドでした
「おぉ、これはマズイな」
筒井が感心したように言うと
「・・・ーぃ」
「ん?何か聞こえないか?」
「・・・ぉー・・・ぃ」
「うーん、微かに聞こえるわね・・・どこかで聞いた事があるような・・・?」
「おーい!!!」
「あ、分かった」「分かったわ!」
「ゲラルトだ!」 「ゲラルトさんね!」
お互いの顔を見て、声を合わせると目の前の道路からバタバタと走るゲラルトの姿が見えました
「おーい!!大丈夫か!?」
「街中を全速力で走る街の長っていったい・・・」
「それ以上言うとヤバいわよ」
ゲラルトが筒井とレマの元に辿り着くと
「ハァ、ハァ・・・あ!冒険者の筒井様とレマ様では無いですか!」
「え、えぇまぁ」
「おぉ!また会えるとは!偶然ですな!」
「そうね・・・で、街長がこんな所で何を?」
「いやはやつい先程、昼ご飯を食べに行こうと街を散歩しながら歩いていたらですね。」
「ほうほう」
「何か木材が折れる音がするわ、街の人々が悲鳴をあげるわで、大騒ぎでしてねすぐに兵士を向かわせ追って着いた場所がここだったんですよ!」
「あぁ、なるほど」
「でも、筒井様達も何故ここに?」
「あー長くなるのですが・・・」
ゲラルトと別れたあとにギルドへ向かった事、そしてレマが悪質な冒険者達に連れてかれそうになり、助けた事などここまでの説明を全部すると
「なんと!?冒険者達を倒したのはあなた達だったのですか!?」
「まぁ、そういう事になるわね」
「まさか、あの悪質な冒険者達を倒して頂けるとは・・・」
「まぁ、殺していないですが社会的には死んだでしょう」
「えぇ、そうですね・・・」
「でも、あれだけ悪そうな奴らだったのに注意とかしなかったの?」
レマが疑問をかけると
「注意などはしたのですが、全く耳を持ってくれなかったんですよね、その後には大騒ぎし街中で、冒険者同士の喧嘩もあったりしたり・・・」
「ありゃま・・・そんなに冒険者が出入りする街なの?」
「えぇ、ここは特に人口は多いし街としては発展しているので・・・冒険者達の出入りも多いのですよ」
「ふーん、大変ね・・・」
「でも!筒井様は治療スキルを持っていたり、今回の様にギルドを守って下さったりしてくれたのがとてもありがたいです!」
「あー・・・そのギルドなんだが・・・」
「え?あっ・・・」
「すみません、やれるだけのことは筒井がやってくれたのですが・・・」
「力の加減が出来なくて・・・すみません」
「良いんですよ!これだったら修理には1ヶ月位はかかりますがそれ位であれば完治出来ますよ!」
「1ヶ月・・・ですか・・・」
筒井が悩む様に地面を見ていると
「ん!・・・ん!」
と、レマが何か言いたそうに筒井の方へ視線を送っていました
「あー・・・あのぉ?ゲラルトさん?」
「うん?何でしょうか?」
「もし良かったら、直せるかもしれないので?やらせてもらっても良いですかね?」
「なんと!?こんなにも頼もしいとは!」
「いいですか?」
「ど、どうぞ!どうぞ!やってください!」
「あ、受付の方や鑑定士の方とあと・・・確かもう1人いましたよね?その方もこちらに来てください!危ないので!」
「フワァ・・・眠い・・・」
「あっ!はい分かりました」
鑑定士や受付の女性はカウンターの方からひょこっと頭を出し、もう1人は今起きました
「そんな所に隠れてたのね・・・それと、寝ているし・・・」
「は、はぁ・・・すみません・・・」
鑑定士と受付の女性と寝ていた人は筒井達の方へ寄ると
「それにしても、凄いお方だ・・・」
「えぇ、私もまだ受付を承ってから日は浅いけど、ここまで強い方は見た事が無いわ」
「え、そうなのか?俺以外にももっと強い奴はいるだろ?」
「いや、僕も冒険者だが、こんなにも強いやつは見たことないよ」
「うーん・・・後でまた鑑定させてもらっても構いませんか?」
「別に構わないが、取り敢えずこいつを直すか」
「ええ!お願いします!」
筒井が壊れたギルドの前に立ちウィンドウを開くと
「えーと?どれにしようかな?」
「大丈夫なのかしら?」
女性が心配そうにしていると
「ええ、大丈夫よ、筒井ならやってくれるわ!」
代わりにレマが自信満々に言いました
「なにやら面白い事が起こりそうだね・・・」
冒険者が不敵な笑みを浮かべています
「んー・・・これ・・・かな?」
筒井が選択したのは
[改善ノ陣] MP消費量2300
「これかな?MP消費量は・・・今の俺のMPは5000と控えめに設定されてるから、大丈夫だな」
筒井が納得したそうに言うと[改善ノ陣]をタッチします
すると
突然、ギルドの周りを魔法陣によって包まれました
「な、なんですかなッ!?これはッ!?」
ゲラルトが驚き慌てています
「うお・・・凄い魔術だ・・・」
冒険者が感心していると
「こ、これは予想以上かもしれないわね・・・」
レマが心配そうにしていると
「な、この鑑定結果はッ!?」
「え?筒井の鑑定が出来たんですか!?」
「えぇ、試しに見てみた所、鑑定結果に写った物は私が見た事無いくらいの結果ですッ!」
「見せて下さい!」
「おおッ!ならワシも!見させてくだされ!」
「あ、じゃあ私も!」
「それなら僕も」
筒井以外の全員が見てみるとそこに写っていたのは
筒井義虎 Lv.1
HP6800
MP5000
力 450
速さ 245
賢さ 630
技 480
幸運 795
魔力 980
「こ、こ、これはッ!?」
「わ、私は幾度の冒険者を鑑定してきましたがこんな数値は、見た事が無い・・・」
「なんだこれ・・・素直に言って凄い・・・」
ゲラルト達が驚いていると、レマは
「・・・(これで、控えめなんて言ったらやばいわね・・・)」
レマは筒井の本当のステータスを知っていましたが混乱を招かないと思い黙っていました
「うわぁッ!?見てください!」
鑑定士が指を刺した方はギルドでした
なんと、ギルドの周りは魔法陣によって光に包まれていましたが。光が徐々に消え、次に見えたのは
「なっ、この建物はッ!?」
「完成だ・・・!」
そこにあったのは、木材で作られたギルドではなく、固く頑丈なコンクリートで出来、外観も大きく変わっていました
「さーて、仕上げにギルドの名前でも決めようぜ!何が良い?」
筒井が受付の女性に問いかけると
「えっ?私?うーん・・・「レア」かな?」
「お、いいね好きだぜ、その名前!」
そう言うと、筒井は木製の看板をウィンドウから生成し大きな扉の上へ付け名前を
[ギルド・レア]
と名付けました
「これで終わりっと」
筒井が後ろに振り返るとなんと街の人達が大勢といました
「すげえ!!!」
「何者なんだ!あの人は!」
「しかも!ギルドが新しくなってる!」
「うぉぉぉぉぉ!!!!すげぇぇぇぇぇ!!!
」
大勢の人達が筒井のスキルに驚き、喜びの声を上げました
「よし!今日は新しいギルドが建てられたという事で宴にしようではないか!」
ゲラルトが声を上げ、街民に言い聞かせると
「よっしゃあ!準備だぁッ!」
「テーブルもってこい!ありったけのな!」
「食材はたくさんあるからね、丁度良いわ!」
街の人達が一斉に準備に取り掛かります
「こりゃあ、凄い・・・」
「こんなにも、筒井に感謝してくれるなんてね・・・」
レマは不思議そうに言うと
「見て!外観だけじゃなく中も変わってるわよ!」
「しかも、広い!デカい!綺麗!」
街民達は大騒ぎです
「んじゃまぁ、宴に参加させてもらいますか」
「えぇ、ぜひとも参加して行って下さい!」
「そっか、じゃあ僕も」
「ちょっと待て?お前誰だ?」
「あぁ、申し遅れたよ、今さっきギルドで寝てた者だよ、名前はシンというよ」
「シンね・・・あなたも冒険者?」
レマが尋ねると
「見れば分かるでしょ?冒険者だよ」
シンが皮肉そうに言うと
「お前、フード被ってるが深く被りすぎじゃね?」
「生憎、顔は見られたくないもんでね」
「フッ、そうか・・・お前も参加するか?」
「っ!警戒・・・しないのか?」
「別にお前危なそうじゃないし、あと背小さいしな」
シンと名乗る冒険者は筒井より一回り小さい人でした
「・・・こいつ・・・人の気にしてる所を・・・」
「ご、ごめんごめん悪かったって!許してくれよ」
「と、とりあえず行こうぜ!な!?」
「ハァ・・・分かった行こう・・・」
シンはギルドの扉をくぐります
「ハァ・・・!やべぇ、殺されるかと思った・・・!」
「殺されはしないでしょ?あんた、今ステータスがおかしいんだから」
レマが冷静に答えると
「それもそうだな、さぁそろそろ俺たちも行くか」
「うん!」
レマと筒井が、開いていた扉をくぐりドアを閉めます
はい!どうも!こんにちは!こんばんは!ノア2ndです!いやぁ、大変お待たせしました!新話です!疲れた・・・ていうか、今回は発狂オチじゃなかった・・・いつもの恒例にしようとすると更に疲れる・・・でも必ず完結まで行きたいから頑張ります!それでは次章でお会いしましょう!
それでは!
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