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4.奇跡
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「なに!?なに!?」
「ユア、こっちだ!」
蔦の多い玄関口は火の勢いが強い。アレンはユアを胸に抱えたまま窓を破り、外へと転がり出た。思った通り、燃え盛る屋敷の周りには魔導士たちがぐるりと取り囲んでいる。
「見つけたぞ。アレン・リザード。カハルは我が手に下り、王の処刑も今朝方終えた。無駄な抵抗はせず両手を上げて膝をつけ!」
向けられたのは杖ではなく弓矢ばかり。やはりこの森で魔術は使えないのだろう。それなら多少の時間稼ぎくらいはできるはずだ。
「……ユア、聞いてくれ。奴らの狙いは俺だけだ。俺が合図したら君は屋敷の裏手へ回りそのまま森の奥へ逃げろ」
「でも、アレンは?」
「俺のことは気にするな。絶対に振り返るなよ」
アレンはいっときの夢を見せてくれた人の髪先に触れ、合わせた目線を申し訳なさそうに下げた。
「助けてくれたのに巻き込んでしまって悪かった。でも最後に君のような希望に出会えたことを嬉しく思う。ユアの青色は世界の何より美しかった」
アレンの腹にあるのは覚悟であり、ユアの胸が揺さぶられる。
「アレン……」
「行け」
ユアの背中を強く押し、アレンは反対方向へと駆け出した。魔導士たちの弓矢が一斉に標的の背中に向けられた。
「逃すな!王太子を討ち取れ!」
土砂降りの矢が風を裂き襲いかかる。アレンは腰の剣を引き抜き、振り向き際に豪快な軌跡で刃を振り抜いた。矢を薙ぎ払いながら太い幹の裏側に飛び込む。それでも四肢にはいくつか鋭い痛みが走った。
「うっ……くそっ、下手なくせに数にもの言わせやがって」
ふくらはぎの矢を抜けば血がボタボタと足跡に溜りを作る。こめかみからは汗が流れ、長く息を吐いた。
(ユア、逃げ切れよ)
アレンはカッと目を開き、今度は止まることなく木から木へと駆け抜ける。体に突き立つ矢は増える一方で、前へ前へ押し進みながら濁る意識の中で走馬灯を見るのだった。
最後の力で一際目立つ千年樹に手をついた時だった。突如視界が開け、眼前に果てのない灰色の空と海が広がった。森の切れ目に出たのだ。行く先には崖しかなく、もう逃げ場はない。勝利を確信した魔導士たちは矢を打つのを控え、じりじりとアレンとの距離を詰めた。
「投降しろ、アレン」
相手が欲しいのは王太子の首。自国が制圧されたのだと強烈なインパクトで民に見せつける為に、王と並べて掲げたいのだ。それならば、いっそ。
崖に向けて後退りしていたアレンが唇の端を上げる。思惑に気づいた敵人の一人が唾を飛ばして叫んだ。
「足を射ろ!海へ飛び込むつもりだぞ!」
身を投げるのは容易なことであった。どれだけ矢が肉を貫こうとも、思いきりさえあれば後は重力が惜しみなく助力してくれる。アレンの身は宙へと投げ出され、暗く畝るだけの絶望の海が懐を広げ彼を待った。
二十三年という短い人生は真っ黒な闇の中に閉ざされる。
……はずだった。
—— 青い……!
真っ逆さまに落ちていくアレンの目が極限まで見開かれる。
海が、青かった。空もだ。澄みきった浅瀬は鮮やかに碧く、深海へと続く波間は惹き込まれるコバルトブルー。天色の空はどこまでも穏やかであり、遠くは色濃く、手の触れそうなところは透明なまでに淡い。ただ白くくぐもっていた雲でさえ青を反射し、美しい輪郭を浮き立たせていた。
それは色のない現世に蘇った、幻想的なまでに麗しい奇跡。
アレンは何もかもを忘れ、世界を包む青色に魅入られた。そうかここは天の国なのかと合点がいったところで、答え合わせのように細い女の声がした。
「アレンはまだ死んでないよ。死にかけてるみたいだけど」
長い髪を畝らせ、ユアが空から降りてくる。杖の先のランプがアレンに向けられ、治癒の光がこぼれ落ちた。それだけで突き刺さっていた無数の矢がボロボロと砕け散る。
「すぐに治してあげたいけど、ちょっとだけ待ってね」
全身の痛みがいくらか和らぎ、アレンはやっと状況を把握した。突如現れた世界の青色はユアの放つ膨大な魔力に反応している。
そしてアレンはその恩恵を受け、空と海の狭間で浮いているのだ。ユアはアレンを連れて高く空へ昇り、大騒ぎする魔導士たちにランプを向けた。
「あのさ、君たちにはいい加減うんざりなんだよ。せっかく見逃してあげてたのに家まで焼かれたらさすがの僕もムッとするなぁ」
「あ……青の魔石!青の魔石だ!」
「なぜ青の魔石が王太子の味方を!?」
「禍々しい青の魔石め!貴様らが世界から奪った色を返せ!」
アレンは耳を疑い、魔導士たちとユアを見比べる。ユアは背筋も凍るような冷たい微笑を浮かべた。
「いいことを教えてあげよう。自然界ではね、色の占める面積と魔力量が比例するんだ。空と海の本当の広さを君たちの体に教えてあげるよ」
ランプから放たれた無数の閃光が高く放物線を描き、敵の腹を貫通して抜ける。異変はすぐに魔導士たちの内側から襲いかかった。
「な、なんだ?」
「矢を……!早く矢を放て!うぅ!」
「がぁぁ!やめてくれ!何なんだこれは!?あ、あああ!」
体内で膨れ上がった魔力に耐え切れず、魔導士たちが青い炎に包まれていく。逃れることはできず、一人残らず死の舞を踊り続け、焼け焦げながら倒れていく。あまりにも悲惨な光景と異臭にアレンは腕で顔を庇った。
ものの数分で森に静けさが戻る。ユアは塵となった相手には見向きもせず、アレンを連れて最初に出会った泉へと降り立った。
「さて」
ランプから光が消えると世界はまた青色を失い白と黒へ戻る。ユアは乱れた髪を耳にかけ、どこか試すような、それから少しだけ寂しそうな目をアレンに向けた。
「僕は貴方の傷を癒してあげたいと思っているけれど、逃げたければご自由にどうぞ。後を追ったりはしませんので」
ユアこそ今にも消えてしまいそうで、アレンは血濡れた手で細い腕を捕らえた。
「逃げるものか。君に聞きたいことは五万とある」
真っ直ぐに見下ろしてくる眼差しに、ユアのほうが目を逸らす。
「あんなものを見たのに、僕が怖くないの?」
「怖くない。と言えば嘘になるが、伊達に修羅場はくぐってないぞ。それに助けてくれた恩人を恐れるなど……」
がくりとアレンの膝が崩れる。痛みは緩和されとはいえ、流れ続ける血に体が悲鳴をあげたのだ。
「……とにかく、たのむ」
「はいはい、仕方ないなぁ」
儚く笑うユアはやはり優しげで、アレンを抱き寄せた体も、青い光も柔らかく温かい。アレンは安らぎに目を閉じ、愛しい青色に全てを委ねるのだった。
「ユア、こっちだ!」
蔦の多い玄関口は火の勢いが強い。アレンはユアを胸に抱えたまま窓を破り、外へと転がり出た。思った通り、燃え盛る屋敷の周りには魔導士たちがぐるりと取り囲んでいる。
「見つけたぞ。アレン・リザード。カハルは我が手に下り、王の処刑も今朝方終えた。無駄な抵抗はせず両手を上げて膝をつけ!」
向けられたのは杖ではなく弓矢ばかり。やはりこの森で魔術は使えないのだろう。それなら多少の時間稼ぎくらいはできるはずだ。
「……ユア、聞いてくれ。奴らの狙いは俺だけだ。俺が合図したら君は屋敷の裏手へ回りそのまま森の奥へ逃げろ」
「でも、アレンは?」
「俺のことは気にするな。絶対に振り返るなよ」
アレンはいっときの夢を見せてくれた人の髪先に触れ、合わせた目線を申し訳なさそうに下げた。
「助けてくれたのに巻き込んでしまって悪かった。でも最後に君のような希望に出会えたことを嬉しく思う。ユアの青色は世界の何より美しかった」
アレンの腹にあるのは覚悟であり、ユアの胸が揺さぶられる。
「アレン……」
「行け」
ユアの背中を強く押し、アレンは反対方向へと駆け出した。魔導士たちの弓矢が一斉に標的の背中に向けられた。
「逃すな!王太子を討ち取れ!」
土砂降りの矢が風を裂き襲いかかる。アレンは腰の剣を引き抜き、振り向き際に豪快な軌跡で刃を振り抜いた。矢を薙ぎ払いながら太い幹の裏側に飛び込む。それでも四肢にはいくつか鋭い痛みが走った。
「うっ……くそっ、下手なくせに数にもの言わせやがって」
ふくらはぎの矢を抜けば血がボタボタと足跡に溜りを作る。こめかみからは汗が流れ、長く息を吐いた。
(ユア、逃げ切れよ)
アレンはカッと目を開き、今度は止まることなく木から木へと駆け抜ける。体に突き立つ矢は増える一方で、前へ前へ押し進みながら濁る意識の中で走馬灯を見るのだった。
最後の力で一際目立つ千年樹に手をついた時だった。突如視界が開け、眼前に果てのない灰色の空と海が広がった。森の切れ目に出たのだ。行く先には崖しかなく、もう逃げ場はない。勝利を確信した魔導士たちは矢を打つのを控え、じりじりとアレンとの距離を詰めた。
「投降しろ、アレン」
相手が欲しいのは王太子の首。自国が制圧されたのだと強烈なインパクトで民に見せつける為に、王と並べて掲げたいのだ。それならば、いっそ。
崖に向けて後退りしていたアレンが唇の端を上げる。思惑に気づいた敵人の一人が唾を飛ばして叫んだ。
「足を射ろ!海へ飛び込むつもりだぞ!」
身を投げるのは容易なことであった。どれだけ矢が肉を貫こうとも、思いきりさえあれば後は重力が惜しみなく助力してくれる。アレンの身は宙へと投げ出され、暗く畝るだけの絶望の海が懐を広げ彼を待った。
二十三年という短い人生は真っ黒な闇の中に閉ざされる。
……はずだった。
—— 青い……!
真っ逆さまに落ちていくアレンの目が極限まで見開かれる。
海が、青かった。空もだ。澄みきった浅瀬は鮮やかに碧く、深海へと続く波間は惹き込まれるコバルトブルー。天色の空はどこまでも穏やかであり、遠くは色濃く、手の触れそうなところは透明なまでに淡い。ただ白くくぐもっていた雲でさえ青を反射し、美しい輪郭を浮き立たせていた。
それは色のない現世に蘇った、幻想的なまでに麗しい奇跡。
アレンは何もかもを忘れ、世界を包む青色に魅入られた。そうかここは天の国なのかと合点がいったところで、答え合わせのように細い女の声がした。
「アレンはまだ死んでないよ。死にかけてるみたいだけど」
長い髪を畝らせ、ユアが空から降りてくる。杖の先のランプがアレンに向けられ、治癒の光がこぼれ落ちた。それだけで突き刺さっていた無数の矢がボロボロと砕け散る。
「すぐに治してあげたいけど、ちょっとだけ待ってね」
全身の痛みがいくらか和らぎ、アレンはやっと状況を把握した。突如現れた世界の青色はユアの放つ膨大な魔力に反応している。
そしてアレンはその恩恵を受け、空と海の狭間で浮いているのだ。ユアはアレンを連れて高く空へ昇り、大騒ぎする魔導士たちにランプを向けた。
「あのさ、君たちにはいい加減うんざりなんだよ。せっかく見逃してあげてたのに家まで焼かれたらさすがの僕もムッとするなぁ」
「あ……青の魔石!青の魔石だ!」
「なぜ青の魔石が王太子の味方を!?」
「禍々しい青の魔石め!貴様らが世界から奪った色を返せ!」
アレンは耳を疑い、魔導士たちとユアを見比べる。ユアは背筋も凍るような冷たい微笑を浮かべた。
「いいことを教えてあげよう。自然界ではね、色の占める面積と魔力量が比例するんだ。空と海の本当の広さを君たちの体に教えてあげるよ」
ランプから放たれた無数の閃光が高く放物線を描き、敵の腹を貫通して抜ける。異変はすぐに魔導士たちの内側から襲いかかった。
「な、なんだ?」
「矢を……!早く矢を放て!うぅ!」
「がぁぁ!やめてくれ!何なんだこれは!?あ、あああ!」
体内で膨れ上がった魔力に耐え切れず、魔導士たちが青い炎に包まれていく。逃れることはできず、一人残らず死の舞を踊り続け、焼け焦げながら倒れていく。あまりにも悲惨な光景と異臭にアレンは腕で顔を庇った。
ものの数分で森に静けさが戻る。ユアは塵となった相手には見向きもせず、アレンを連れて最初に出会った泉へと降り立った。
「さて」
ランプから光が消えると世界はまた青色を失い白と黒へ戻る。ユアは乱れた髪を耳にかけ、どこか試すような、それから少しだけ寂しそうな目をアレンに向けた。
「僕は貴方の傷を癒してあげたいと思っているけれど、逃げたければご自由にどうぞ。後を追ったりはしませんので」
ユアこそ今にも消えてしまいそうで、アレンは血濡れた手で細い腕を捕らえた。
「逃げるものか。君に聞きたいことは五万とある」
真っ直ぐに見下ろしてくる眼差しに、ユアのほうが目を逸らす。
「あんなものを見たのに、僕が怖くないの?」
「怖くない。と言えば嘘になるが、伊達に修羅場はくぐってないぞ。それに助けてくれた恩人を恐れるなど……」
がくりとアレンの膝が崩れる。痛みは緩和されとはいえ、流れ続ける血に体が悲鳴をあげたのだ。
「……とにかく、たのむ」
「はいはい、仕方ないなぁ」
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