オバケに恋した花子さん

Hitori

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はじまり

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「お前、何やってんの?」

手をいきなり引っ張られた

見上げると、そこに同じ年齢ぐらいの
見知らぬ男子が立っていた


「え、わっ私?」

「ここで、何してるんだよ」

「気づいたら...ここに?」

「こんな場所に居たら危ないだろ」

「え?そうなの?
まぁ、確かに真っ暗で
ここは薄気味悪いね」


そんな事を言いながら
久しぶりに自分の声を
聞いた気がした

「それで、あなたは誰なの?」

「あ.........俺?」

不意打ちだったのか
一瞬言葉を詰まらせて

掴まれたままの手をギュッと強く
離さないまま
彼は私に言った

「俺の名前は、ユウキ」

「ユウキ??」

「そう、ユウキだよ」

そう言って、ユウキは優しく笑った


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