男女比がおかしい世界にオタクが放り込まれました

プロローグ

プロローグ

私、本条まつりはオタクだった。
彼氏はちょっといた記憶ないけど、推しがいるだけで幸せだった。
推しのアニメ登場話は何回も見直し、グッズを買い、友人とのオタク話に花を咲かせるごく普通のオタク。あとは転生ものの小説やら漫画やらも買い漁っていた。

それはそれで幸せにやっていたはずだったんだけど……………




「明人様！元気な女の子ですよ！」



ここ、どこ？私どうなってんの？私部屋にいたよね？
あれ、手が動かない。

てか今の声誰？明人誰だよ。

え、ていうか…………



「おぎゃ！おぎゃあ！？！？(私、赤ちゃんになってる！！！！？？？？)」