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章6 切り開くもの
第一次探索メンバー選出
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監視カメラを設置してから数日後。
現在、モグッ支部職員募集の公募の集計が行われ始めている。
探索班、生活圏確保班、支部長補佐班の3班を募集した。
支部長権限で推薦した セルゲイさん(補佐)、ヤナさん(補佐)、お八重さん(キャッスルキーパー)は、ほぼ確定。
問題は探索班だよな~。なんと募集人員の倍率200倍以上の応募があった。
戦いは無いはずなんだけど、魔族とは血の気が多い種族が多いのか!
魔族が次元跳躍できるかの試験は終えている。
ヤナさん監視のもと、10mの体長を持つ魔族の跳躍も確認済みだ。
魔族のアルバイターさん、ありがとうございました。
今回は陸地での調査であるとの旨を募集要項に明記していなかったので、海洋種の皆さんには申し訳ないことをした。情報に不備がございましたことをお詫びいたします。
パイセンもくノ一修行から戻ってきている。
少し痩せた?って聞いたら喜んでいた。
修行の成果は期待しておりますよ、夜のくノ一技の実演も宜しくお願い申し上げます。
探索班に関しては現地のカメラ映像より、ニンゲン種とニンゲンに似た二足歩行の生物が多いことが判明したため。
ニンゲン種に近いトランスフォームが可能な種族を主に選別することになっている。
第一弾探索期間は一ヶ月ほどを予定しているが、状況により伸びることもある。
ちなみに予算は潤沢にいただいているので多少の無理も通せるはずだ。
先行して仕事をしていただいている生活圏確保班のハウスキーピング大好き魔族の目覚ましい仕事ぶりにより、モグッ支部は見違えるような輝きを放っている。
生活圏確保班は俺が調査していなかったモグッ支部(城)内の探索もしてくれるほど優秀なのだ。
拠点での生活に必要な物資の運搬、設置は言うに及ばず、食道楽スルガから出向してもらったコックさん達も現地の食材を使用して研究に余念がない。
拠点整備状況に関しては完璧といってもいいだろう。
『だいたいの探索メンバーの選定はおわりましたね』とヤナさんは言う。
彼女は補佐役での参加だったが、最後まで探索班に入りたいと言い続けていた。
セルゲイさんの決死の説得により、補佐役に収まっている。現地の人体実験をエサにしたのは如何なものかと思うのだが?
吸血鬼のヤナさんってば、見境なしに生命搾取する気満々だったものなぁ。今回の人員で一番の問題児かもしれない。
もっと大人しい魔族だと思っていたのに。セルゲイさんヤナさんの手綱は任せましたよ。
『そうですね、隊長さんも妖怪互助会の惑星護衛部隊の方がいます。余程のことがないかぎり安心でしょう』
隊長さんは、セルゲイさんも太鼓判を押す魔族の模様。魔王っぽい風体に見えるのは何故だろう。
トランスフォームすればニンゲンに見えるのかな?
『なぁに問題があれば、わたし達も対処しますよ』
セルゲイさんは安心してくださいと言ってくれる。
そう、セルゲイ・ヤナペアはヤヴァイ存在だったのだ!
特にヤナさんがヤバい。
物憂げに窓の外を眺めては溜息をつきながら、「はぁ…支配して搾取したい」などと危険思想を垂れ流し。
セルゲイさんは戦闘員用の装備開発をモクモクと続けている模様。
ちらっと見せられたが、あれは変身アイテム(下級戦闘員用)だろうか?自爆機能とか付けないでおくれよ。
流石は「北の国から」の使者である。棺桶への案内人。死のプレゼンターなのだ。
極東の軍隊で一番恐れられるのは、背後に控えて銃を構える引き金の軽い将校さんである。
臆病者には死を。命は畑からいくらでも生えてくるものなのだ。
このように、いつ悪の組織と疑われても恥ずかしくないを様相を呈してきている。
忘れないでほしいのだが、組織の目的は周辺調査&食料確保だからね?
間違っても、破壊活動&搾取ではありませんから!
怪人ヤマネは暇さえあればBLイラストをモクモクと描いている。
ほほう?それはセルゲイ殿x俺の純愛モノ?か。販売するんじゃないよ?
(初心者向け解説:xとはカップリングに使われる記号だ 攻めx受けであることが多い。つまり…)
「ねぇ、モグッ支部の謁見の間に、宝石満載の金ピカ魔王椅子があったんだけど。見た?」
イラストを描く手を止めて、先輩が奇妙なことを言いだした。
「はい?謁見の間って従業員食堂にしようとしている広いホールの事?」
「そっちじゃなくて、もう少し先にあるダンスホールみたいなとこ」
「ああ、あそこへはあまり行かないんですよね」
「赤い絨毯も敷かれていたよ、通路には西洋甲冑がズラリとディスプレイされてた」
犯人はどっちのロシアンですかね? 十中八九ヤナ殿だろうなぁ。
そういや拠点防衛用ゴーレム設置してもいいですか?と聞かれていた事を思い出す。
「それゴーレムじゃないかな、拠点防衛用かも」
「謁見の間の先って、従業員用の居住区だっけ?」
現在居住区として用意し始めている2階への入り口がダンスホールの奥にあるのだ。
「う~ん…ギリギリ怒られないところを突いてくるな」
守衛さんとして運用しています!とか言いはりそうだよね。
悪魔城を目指してないよな?
「ガーゴイルとか作ってそうですよね」
「ん?城壁に沿うように設置してあったよ?」
「は?」
え~っとガーゴイルって鬼瓦とかの分類だっけか、問題ない…のか?
俺は基本、地下にあるモグッ支部の転送部屋と、近くにある作戦室兼待機エリアしか利用しないので、モグッ支部がどのように改造されているのか知らない。
お八重さんなら全体像を知っているはずだ、モグッ支部を悪魔城としてデコられる前に止めるべきだろうか。
現在、モグッ支部職員募集の公募の集計が行われ始めている。
探索班、生活圏確保班、支部長補佐班の3班を募集した。
支部長権限で推薦した セルゲイさん(補佐)、ヤナさん(補佐)、お八重さん(キャッスルキーパー)は、ほぼ確定。
問題は探索班だよな~。なんと募集人員の倍率200倍以上の応募があった。
戦いは無いはずなんだけど、魔族とは血の気が多い種族が多いのか!
魔族が次元跳躍できるかの試験は終えている。
ヤナさん監視のもと、10mの体長を持つ魔族の跳躍も確認済みだ。
魔族のアルバイターさん、ありがとうございました。
今回は陸地での調査であるとの旨を募集要項に明記していなかったので、海洋種の皆さんには申し訳ないことをした。情報に不備がございましたことをお詫びいたします。
パイセンもくノ一修行から戻ってきている。
少し痩せた?って聞いたら喜んでいた。
修行の成果は期待しておりますよ、夜のくノ一技の実演も宜しくお願い申し上げます。
探索班に関しては現地のカメラ映像より、ニンゲン種とニンゲンに似た二足歩行の生物が多いことが判明したため。
ニンゲン種に近いトランスフォームが可能な種族を主に選別することになっている。
第一弾探索期間は一ヶ月ほどを予定しているが、状況により伸びることもある。
ちなみに予算は潤沢にいただいているので多少の無理も通せるはずだ。
先行して仕事をしていただいている生活圏確保班のハウスキーピング大好き魔族の目覚ましい仕事ぶりにより、モグッ支部は見違えるような輝きを放っている。
生活圏確保班は俺が調査していなかったモグッ支部(城)内の探索もしてくれるほど優秀なのだ。
拠点での生活に必要な物資の運搬、設置は言うに及ばず、食道楽スルガから出向してもらったコックさん達も現地の食材を使用して研究に余念がない。
拠点整備状況に関しては完璧といってもいいだろう。
『だいたいの探索メンバーの選定はおわりましたね』とヤナさんは言う。
彼女は補佐役での参加だったが、最後まで探索班に入りたいと言い続けていた。
セルゲイさんの決死の説得により、補佐役に収まっている。現地の人体実験をエサにしたのは如何なものかと思うのだが?
吸血鬼のヤナさんってば、見境なしに生命搾取する気満々だったものなぁ。今回の人員で一番の問題児かもしれない。
もっと大人しい魔族だと思っていたのに。セルゲイさんヤナさんの手綱は任せましたよ。
『そうですね、隊長さんも妖怪互助会の惑星護衛部隊の方がいます。余程のことがないかぎり安心でしょう』
隊長さんは、セルゲイさんも太鼓判を押す魔族の模様。魔王っぽい風体に見えるのは何故だろう。
トランスフォームすればニンゲンに見えるのかな?
『なぁに問題があれば、わたし達も対処しますよ』
セルゲイさんは安心してくださいと言ってくれる。
そう、セルゲイ・ヤナペアはヤヴァイ存在だったのだ!
特にヤナさんがヤバい。
物憂げに窓の外を眺めては溜息をつきながら、「はぁ…支配して搾取したい」などと危険思想を垂れ流し。
セルゲイさんは戦闘員用の装備開発をモクモクと続けている模様。
ちらっと見せられたが、あれは変身アイテム(下級戦闘員用)だろうか?自爆機能とか付けないでおくれよ。
流石は「北の国から」の使者である。棺桶への案内人。死のプレゼンターなのだ。
極東の軍隊で一番恐れられるのは、背後に控えて銃を構える引き金の軽い将校さんである。
臆病者には死を。命は畑からいくらでも生えてくるものなのだ。
このように、いつ悪の組織と疑われても恥ずかしくないを様相を呈してきている。
忘れないでほしいのだが、組織の目的は周辺調査&食料確保だからね?
間違っても、破壊活動&搾取ではありませんから!
怪人ヤマネは暇さえあればBLイラストをモクモクと描いている。
ほほう?それはセルゲイ殿x俺の純愛モノ?か。販売するんじゃないよ?
(初心者向け解説:xとはカップリングに使われる記号だ 攻めx受けであることが多い。つまり…)
「ねぇ、モグッ支部の謁見の間に、宝石満載の金ピカ魔王椅子があったんだけど。見た?」
イラストを描く手を止めて、先輩が奇妙なことを言いだした。
「はい?謁見の間って従業員食堂にしようとしている広いホールの事?」
「そっちじゃなくて、もう少し先にあるダンスホールみたいなとこ」
「ああ、あそこへはあまり行かないんですよね」
「赤い絨毯も敷かれていたよ、通路には西洋甲冑がズラリとディスプレイされてた」
犯人はどっちのロシアンですかね? 十中八九ヤナ殿だろうなぁ。
そういや拠点防衛用ゴーレム設置してもいいですか?と聞かれていた事を思い出す。
「それゴーレムじゃないかな、拠点防衛用かも」
「謁見の間の先って、従業員用の居住区だっけ?」
現在居住区として用意し始めている2階への入り口がダンスホールの奥にあるのだ。
「う~ん…ギリギリ怒られないところを突いてくるな」
守衛さんとして運用しています!とか言いはりそうだよね。
悪魔城を目指してないよな?
「ガーゴイルとか作ってそうですよね」
「ん?城壁に沿うように設置してあったよ?」
「は?」
え~っとガーゴイルって鬼瓦とかの分類だっけか、問題ない…のか?
俺は基本、地下にあるモグッ支部の転送部屋と、近くにある作戦室兼待機エリアしか利用しないので、モグッ支部がどのように改造されているのか知らない。
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