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最終回 コリドラスのダダちゃん探偵業を辞める
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皆さん、とうとうこの日がやってきてしまいました。
私、コリドラスの「ダダちゃん」探偵としてこの水槽内の事件を解決してきましたが、今日で私は探偵ではなく、ただのコリドラスに戻る事になりました。
非常に残念ですが、今までありがとうございました。
「おや、探偵さん、どうした?そんな唇突き出して」
「あの、わざとでしょうか?」
「ダダちゃんよ、いや、探偵のダダちゃんよ、まぁ、気持ちはわからんでもないが、仕事が無いならしょうがねーわな」
「ヌマさん…」
「いやー、寂しくなるねぇ、あんさんとは、コリドラスとミナミヌマエビとして、同じ水槽内、探偵としてやってきたのに」
「ヌマさんも、辞めるんですか?」
「まさか、こっちは安定よ!」
「そうですか、ってヌマさん!見て下さい!水槽にダイイングメッセージが!早速事件に巻き込まれてしまいました!」
「ん?石についているのは、私達、石巻貝の生み出した物じゃなく、カルシウムなどです、だってよ」
「あれ、卵とかじゃ無かったんですね、それにしても、なんか石巻貝さん、増えてませんか?事件でしょうか⁈」
「あんさん、そうやって暇だからって何でも事件にしてりゃあイイってもんでもねーよ」
「すいません」
「で、これからあんさん、どうするんだい?」
「あぁ、はい、探偵は辞める事に、その後は決まってません」
「まぁ、しょうがねーって事もあるよな」
「はい」
という事で皆さん、申し訳ございません。
では、この辺で私の探偵業、終わりです。
ありがとうございました。
「はぁ、あっけなく終わってしまいました」
「お疲れさん」
「ヌマさん、私はこれからどうしたら良いのやら」
「普通のコリドラスに戻るしかねーな、残念だけど」
「普通のコリドラス、ですか、なんだかつまらない人生になってしまいました」
「あんさん、良い人だったのになぁ」
「そう言ってくれるの、ヌマさんだけですよ」
「探偵仲間だからな」
「ヌマさん…」
「さて、明日から石巻貝さんを弟子にするかな」
「弟子って、羨ましいですね」
「あんさんは、どちらかというとライバルみたいな感じだったからなぁ」
「そんな風に私を見てくれてたんですか?」
「あんさんとの時間、楽しかったよ、じゃあな!達者で暮らせよ!」
「ヌマさん!同じ水槽内で生きてますよね?ヌマさん」
その後、私がヌマさんを見かけることはありませんでした。
私にとって、ゆいつの相手だったのですが、非常に寂しい限りです。
ヌマさん、一体あなたはどこに行ってしまったのでしょうか?
皆さん、事件でしょうか?
終わり
私、コリドラスの「ダダちゃん」探偵としてこの水槽内の事件を解決してきましたが、今日で私は探偵ではなく、ただのコリドラスに戻る事になりました。
非常に残念ですが、今までありがとうございました。
「おや、探偵さん、どうした?そんな唇突き出して」
「あの、わざとでしょうか?」
「ダダちゃんよ、いや、探偵のダダちゃんよ、まぁ、気持ちはわからんでもないが、仕事が無いならしょうがねーわな」
「ヌマさん…」
「いやー、寂しくなるねぇ、あんさんとは、コリドラスとミナミヌマエビとして、同じ水槽内、探偵としてやってきたのに」
「ヌマさんも、辞めるんですか?」
「まさか、こっちは安定よ!」
「そうですか、ってヌマさん!見て下さい!水槽にダイイングメッセージが!早速事件に巻き込まれてしまいました!」
「ん?石についているのは、私達、石巻貝の生み出した物じゃなく、カルシウムなどです、だってよ」
「あれ、卵とかじゃ無かったんですね、それにしても、なんか石巻貝さん、増えてませんか?事件でしょうか⁈」
「あんさん、そうやって暇だからって何でも事件にしてりゃあイイってもんでもねーよ」
「すいません」
「で、これからあんさん、どうするんだい?」
「あぁ、はい、探偵は辞める事に、その後は決まってません」
「まぁ、しょうがねーって事もあるよな」
「はい」
という事で皆さん、申し訳ございません。
では、この辺で私の探偵業、終わりです。
ありがとうございました。
「はぁ、あっけなく終わってしまいました」
「お疲れさん」
「ヌマさん、私はこれからどうしたら良いのやら」
「普通のコリドラスに戻るしかねーな、残念だけど」
「普通のコリドラス、ですか、なんだかつまらない人生になってしまいました」
「あんさん、良い人だったのになぁ」
「そう言ってくれるの、ヌマさんだけですよ」
「探偵仲間だからな」
「ヌマさん…」
「さて、明日から石巻貝さんを弟子にするかな」
「弟子って、羨ましいですね」
「あんさんは、どちらかというとライバルみたいな感じだったからなぁ」
「そんな風に私を見てくれてたんですか?」
「あんさんとの時間、楽しかったよ、じゃあな!達者で暮らせよ!」
「ヌマさん!同じ水槽内で生きてますよね?ヌマさん」
その後、私がヌマさんを見かけることはありませんでした。
私にとって、ゆいつの相手だったのですが、非常に寂しい限りです。
ヌマさん、一体あなたはどこに行ってしまったのでしょうか?
皆さん、事件でしょうか?
終わり
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