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教師2年目
セカンドヒロイン
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「朝からつれだされたわけですけど、そろそろ理由を聞いても?」
「え~? 女の子が男の子をデートに誘うのに理由が必要かな~?」
「そう言われると二の句が継げないんですけど……」
好意を明らかにしているフィオナだが、今まで2人で外に出かけることは無かった。
なぜこのタイミングでなのか。
「そんなことは気にせず~。楽しもうよ~♪」
「え、ちょっと……」
普段はタンクトップにショートパンツという目に毒な恰好をしているフィオナだが、本日は外出という事もあってか普段よりも露出は少ない。
シャツにカーディガンを羽織り、ジーパンのようなズボン。
育ちの良い女の子の私服のようだ。
実際育ちは良いのだが、貴族ではなく、平民で育ちが良い子のようである。
胸部の猫のプリントが内部からの圧力に耐えかねて伸びてしまっているが。
そんなフィオナがライヤの手を引く。
「この前役に立ったでしょ~? そのご褒美だと思ってよ~」
「……俺の部屋の合鍵と交換でもしました?」
「なんのことかな~?」
下手な口笛を吹くフィオナの様子に確信する。
「私も遠慮はしてたんだよ~? 今までこうして2人で表に出るのは避けてたしね~」
「えぇ、だから今日が特別かなと思いましたが……」
「ううん、違うよ~? これからは遠慮しないよって取り決めなの~」
と、いうと?
「なんか今度、聖女ちゃんがくるらしいよね~?」
「国からの発表もありましたね」
他国からの来賓、そしてそれが誰もが名前を聞いたことのある聖女となれば少しばかりお祭り騒ぎにもなる。
商人であれば聖王国に少しでも覚えを良くして貰おうと貢物を用意し、貴族はどうにかアポイントメントをとれないかとスケジュールを奪い合っている。
会えたとして、手土産の1つもないのでは話にならないので需要が加速する。
結果として、好景気になっていた。
「アンちゃんが言ってたけど、ライヤ君のことを狙ってるってね~?」
「身に覚えのない話ですがね」
「そろそろ認めたほうがいいと思うけどね~? 下手に引っ張っておくと取り返しのつかないことになるよ~?」
少し人生の教訓のような事を言ってからフィオナは言い直す。
「私は自分のこと、アンちゃんの次点だと思ってるんだけど~。家柄とか、ライヤ君との関係性とか鑑みてね~。でも、聖女ちゃんが来ると格で負けちゃうでしょ~? 私も、2番手なりにプライドもってるんだよね~」
ほんわかとした空気の中で、瞳に強い意志があるのをライヤは感じた。
「そんなわけだから、そろそろ皆に周知しちゃおうかなってね~」
ライヤの顔は世間で出回っている。
尊敬の対象だとか、恨みの対象だとか、用途はさまざまであるが。
そのライヤと歩くことによって自分は親しい存在だとアピールするのが目的だと。
「もちろん、デートしたいっていうのが一番だよ~? 現に、今すっごい楽しいよ~」
弾ける笑顔を見せるフィオナに、苦笑するライヤ。
「ほんと、俺にはもったいないですね」
「ん~? ようやくお姉さんの良さがわかったか~?」
「それはずっとわかってますよ。学生の時からずっとね」
「ふぇ?」
変な声と共に、顔を赤くするフィオナ。
「……女の子の扱いが上手くなったね~?」
「嫌いでもない人に邪険にすることは無いですよ」
「そこで好きって言わないの、保険をかけてるな~」
「覚悟が出来てませんから」
「むー」
2人は他愛のない話をしながら、ショッピングを楽しんだのだった。
「え~? 女の子が男の子をデートに誘うのに理由が必要かな~?」
「そう言われると二の句が継げないんですけど……」
好意を明らかにしているフィオナだが、今まで2人で外に出かけることは無かった。
なぜこのタイミングでなのか。
「そんなことは気にせず~。楽しもうよ~♪」
「え、ちょっと……」
普段はタンクトップにショートパンツという目に毒な恰好をしているフィオナだが、本日は外出という事もあってか普段よりも露出は少ない。
シャツにカーディガンを羽織り、ジーパンのようなズボン。
育ちの良い女の子の私服のようだ。
実際育ちは良いのだが、貴族ではなく、平民で育ちが良い子のようである。
胸部の猫のプリントが内部からの圧力に耐えかねて伸びてしまっているが。
そんなフィオナがライヤの手を引く。
「この前役に立ったでしょ~? そのご褒美だと思ってよ~」
「……俺の部屋の合鍵と交換でもしました?」
「なんのことかな~?」
下手な口笛を吹くフィオナの様子に確信する。
「私も遠慮はしてたんだよ~? 今までこうして2人で表に出るのは避けてたしね~」
「えぇ、だから今日が特別かなと思いましたが……」
「ううん、違うよ~? これからは遠慮しないよって取り決めなの~」
と、いうと?
「なんか今度、聖女ちゃんがくるらしいよね~?」
「国からの発表もありましたね」
他国からの来賓、そしてそれが誰もが名前を聞いたことのある聖女となれば少しばかりお祭り騒ぎにもなる。
商人であれば聖王国に少しでも覚えを良くして貰おうと貢物を用意し、貴族はどうにかアポイントメントをとれないかとスケジュールを奪い合っている。
会えたとして、手土産の1つもないのでは話にならないので需要が加速する。
結果として、好景気になっていた。
「アンちゃんが言ってたけど、ライヤ君のことを狙ってるってね~?」
「身に覚えのない話ですがね」
「そろそろ認めたほうがいいと思うけどね~? 下手に引っ張っておくと取り返しのつかないことになるよ~?」
少し人生の教訓のような事を言ってからフィオナは言い直す。
「私は自分のこと、アンちゃんの次点だと思ってるんだけど~。家柄とか、ライヤ君との関係性とか鑑みてね~。でも、聖女ちゃんが来ると格で負けちゃうでしょ~? 私も、2番手なりにプライドもってるんだよね~」
ほんわかとした空気の中で、瞳に強い意志があるのをライヤは感じた。
「そんなわけだから、そろそろ皆に周知しちゃおうかなってね~」
ライヤの顔は世間で出回っている。
尊敬の対象だとか、恨みの対象だとか、用途はさまざまであるが。
そのライヤと歩くことによって自分は親しい存在だとアピールするのが目的だと。
「もちろん、デートしたいっていうのが一番だよ~? 現に、今すっごい楽しいよ~」
弾ける笑顔を見せるフィオナに、苦笑するライヤ。
「ほんと、俺にはもったいないですね」
「ん~? ようやくお姉さんの良さがわかったか~?」
「それはずっとわかってますよ。学生の時からずっとね」
「ふぇ?」
変な声と共に、顔を赤くするフィオナ。
「……女の子の扱いが上手くなったね~?」
「嫌いでもない人に邪険にすることは無いですよ」
「そこで好きって言わないの、保険をかけてるな~」
「覚悟が出来てませんから」
「むー」
2人は他愛のない話をしながら、ショッピングを楽しんだのだった。
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