37 / 43
番外編⑸
しおりを挟む
俺を椅子に座らせると、ガイも机を挟んで目の前の椅子に座り、引き出しからノートとペンを取り出す。本当に取調みたいなんですけど…。
「さて…シオン。今から尋問を始める。嘘偽りなく真実のみを答えろ」
厳しい声色に厳しい顔つき。やべぇ…ガイが警察官みたいで格好良い…怒られてるのにガイに見惚れてしまう。警官ごっこは考えてなかったなぁ…警官のコスプレとか売ってるんかな?いや無いか…騎士団あるし…。妄想の中で楽しむとしますかッ!!どんな事されちゃおうかなぁ~ルンルンで意識を飛ばそうとした時、バンッ!!と強く机を叩く音で現実に引き戻された。妄想癖も少しは自重せんといかんな…。
「シオンッ!!」
怒鳴るように名前を呼ばれお尻が浮くほど驚いた。そんなに怒らなくてもいいじゃん…ことの経緯をポツポツと話すうちに、ガイは両肘を机につき頭を抱え出した。
「ほんとに…なんでそんな事を…」
ため息混じりに言われ、ちょっと頭にきた。だってさー!!目の前にに乳首ボタンがあれば誰だって押したくなるだろ?!おまけに押し下さいと言わんばかりに主張されたら、押さない方が失礼でしょ?!
もし、ダンジョンの壁に謎のボタンがあれば、俺は間違いなくしてしまうタイプよ。なんせ欲望に忠実なのでね。そもそもよ、乳輪サイズを確認して欲しかったのに…わからずじまいじゃんか!!
「ガイだって乳首ボタンがあれば押したくなるだろ?」
「そんな訳あるかッ!!」
強く否定されてしまった…本当か…本当に押したくならないのか?では、今回は俺が検証するとしよう。ガイ…名前を呼び、ボタンの閉じられていないシャツを肩までずらす。露わになる俺の胸。
「ガイ…どう?押したくなる?」
「ぐッ…!!」
ガイは口を真一文字にし奥歯を噛み締めるような顔になった。押したくなるように応援してやるよ。問題点の乳輪を自分の指でクルクルと円を書くように撫でる。徐々に硬くなる乳首。こっちも前より大きくなってるんじゃ…。
「ガイ…実はさぁ…アレンに俺の乳輪が大きいか質問したんだよ」
「なんだとッ?!」
椅子から立ち上がる程ビックリする事なんだろうか…勢いの良さに椅子が壁際まで吹っ飛んだ。お構い無しにガイの方に胸を反らし乳首を強調する。
「なんか…大きくなった気がして…乳首もほら…こんなにコリコリして…大きくなった気が…」
指の腹で転がし、ガイにどう思う?と問う。ガイは歯を食いしばり、ぐぐぐっ、と堪えるが、もう少して陥落しそう。俺は内心ほくそ笑んだ。
「ガイ…もっと近くで見てよ」
その言葉でガイは素早く俺の方に移動してくる。しめしめ、ガイのやつ余裕無いな。どうだ?押したくなるだろう?俺の可愛い乳首ボタンをッ!!最後に指でピンッと乳首を弾いた。んッ…僅かに感じた声が漏れる。ゴクリと生唾を飲み込む音が聞こえた。
「シオン…もっとだ…もっと乳輪も乳首もデカくしてやろうか?誰にも見せられないぐらい」
ガイの口からまさかの変態発言が飛び出した。驚きの余り固まる俺をよそに、ガイは優しく乳輪をなぞる。確かに肥大化した原因の大半はガイのせいだと思う。だって、ザラザラした舌で毎回執拗に舐め回し刺激を与えられるからな。別に俺だって肥大化して困るわけじゃない…ガイ以外に見せるわけじゃないし。大きい乳首とかいじめがいがあるわ。でも服に擦れただけで感じるとか…過敏になっちゃうのは生活に支障をきたすから嫌なんだよ。
「ガイ…大きくてエッチなおっぱいになったら、敏感になるからニップル買ってね」
ニッコリ笑って伝えれば、ガイは目を見開き天を仰いだ。この様子を見るにニップルは存在してガイは知っているということか…本当に博識だな。再び意識が戻ってきたガイは俺の胸に獣の様にむしゃぶりついた。いつもより激しい舌と手の愛撫に俺の口からはひっきりなしに喘ぎ声が漏れ、与えられる快感で自然と腰がゆるゆると動く。
「ぁッ…んッ…そこッ…もっとぉ…」
自分の胸に押し付けるようにガイの頭を引き寄せ、もっと強い刺激を強請る。そうすると、鋭いに歯による甘噛みが始まるのだ。痛気持ちいい。他の場所を触ってこない事を思うと、胸の愛撫だけでイカせる気なんだろう。
大きなざらつく舌が何度も胸を上下に往復する。大きな手が俺の胸を揉みしだく。なんと厭らしい光景なのだろう。荒い息遣いのガイは野性的で格好良い。そしてエロい!!めちゃくちゃエロい!!近くにある耳に口を寄せ囁く。
「エッチなガイも大好き…」
ガイは無言で胸から顔を離すと、俺に自分の着ていた上着を羽織らせお姫様抱っこをした。俺はガイの太い首に腕を絡め目の前のもふもふをぺろぺろと舐める。こうすれば、ガイはいつもより激しく抱いてくれるのだ。なんでかは知らん。まぁ激しすぎて俺はベットの住人になっちゃうけどね!!ガイが甲斐甲斐しく世話を焼いてくれるので全然嫌じゃない。むしろガイを独り占め出来て嬉しい。
「グルッ…覚悟しろよ」
その目は獲物を前にお預けをくらった猛獣のようだ。結局、乳首ボタンを押してもらえなかったし、乳輪も乳首も大きくなったのか教えて貰えなかったけど、ガイとエロい事出来るならいいや。またアレンに聞けばいいんだ!!呑気な事を考え、思考を切り替えた。俺は今からどんなエロい事をされるのか楽しみで仕方ない!!気の所為かもしれないけど、最近ガイの思考が俺に似てきたと思う。よし、いい傾向だッ!!めくるめくエロエロライフを一緒に過ごそうじゃないかー!!エロくて格好良いガイ最高ー!!
【完】
「さて…シオン。今から尋問を始める。嘘偽りなく真実のみを答えろ」
厳しい声色に厳しい顔つき。やべぇ…ガイが警察官みたいで格好良い…怒られてるのにガイに見惚れてしまう。警官ごっこは考えてなかったなぁ…警官のコスプレとか売ってるんかな?いや無いか…騎士団あるし…。妄想の中で楽しむとしますかッ!!どんな事されちゃおうかなぁ~ルンルンで意識を飛ばそうとした時、バンッ!!と強く机を叩く音で現実に引き戻された。妄想癖も少しは自重せんといかんな…。
「シオンッ!!」
怒鳴るように名前を呼ばれお尻が浮くほど驚いた。そんなに怒らなくてもいいじゃん…ことの経緯をポツポツと話すうちに、ガイは両肘を机につき頭を抱え出した。
「ほんとに…なんでそんな事を…」
ため息混じりに言われ、ちょっと頭にきた。だってさー!!目の前にに乳首ボタンがあれば誰だって押したくなるだろ?!おまけに押し下さいと言わんばかりに主張されたら、押さない方が失礼でしょ?!
もし、ダンジョンの壁に謎のボタンがあれば、俺は間違いなくしてしまうタイプよ。なんせ欲望に忠実なのでね。そもそもよ、乳輪サイズを確認して欲しかったのに…わからずじまいじゃんか!!
「ガイだって乳首ボタンがあれば押したくなるだろ?」
「そんな訳あるかッ!!」
強く否定されてしまった…本当か…本当に押したくならないのか?では、今回は俺が検証するとしよう。ガイ…名前を呼び、ボタンの閉じられていないシャツを肩までずらす。露わになる俺の胸。
「ガイ…どう?押したくなる?」
「ぐッ…!!」
ガイは口を真一文字にし奥歯を噛み締めるような顔になった。押したくなるように応援してやるよ。問題点の乳輪を自分の指でクルクルと円を書くように撫でる。徐々に硬くなる乳首。こっちも前より大きくなってるんじゃ…。
「ガイ…実はさぁ…アレンに俺の乳輪が大きいか質問したんだよ」
「なんだとッ?!」
椅子から立ち上がる程ビックリする事なんだろうか…勢いの良さに椅子が壁際まで吹っ飛んだ。お構い無しにガイの方に胸を反らし乳首を強調する。
「なんか…大きくなった気がして…乳首もほら…こんなにコリコリして…大きくなった気が…」
指の腹で転がし、ガイにどう思う?と問う。ガイは歯を食いしばり、ぐぐぐっ、と堪えるが、もう少して陥落しそう。俺は内心ほくそ笑んだ。
「ガイ…もっと近くで見てよ」
その言葉でガイは素早く俺の方に移動してくる。しめしめ、ガイのやつ余裕無いな。どうだ?押したくなるだろう?俺の可愛い乳首ボタンをッ!!最後に指でピンッと乳首を弾いた。んッ…僅かに感じた声が漏れる。ゴクリと生唾を飲み込む音が聞こえた。
「シオン…もっとだ…もっと乳輪も乳首もデカくしてやろうか?誰にも見せられないぐらい」
ガイの口からまさかの変態発言が飛び出した。驚きの余り固まる俺をよそに、ガイは優しく乳輪をなぞる。確かに肥大化した原因の大半はガイのせいだと思う。だって、ザラザラした舌で毎回執拗に舐め回し刺激を与えられるからな。別に俺だって肥大化して困るわけじゃない…ガイ以外に見せるわけじゃないし。大きい乳首とかいじめがいがあるわ。でも服に擦れただけで感じるとか…過敏になっちゃうのは生活に支障をきたすから嫌なんだよ。
「ガイ…大きくてエッチなおっぱいになったら、敏感になるからニップル買ってね」
ニッコリ笑って伝えれば、ガイは目を見開き天を仰いだ。この様子を見るにニップルは存在してガイは知っているということか…本当に博識だな。再び意識が戻ってきたガイは俺の胸に獣の様にむしゃぶりついた。いつもより激しい舌と手の愛撫に俺の口からはひっきりなしに喘ぎ声が漏れ、与えられる快感で自然と腰がゆるゆると動く。
「ぁッ…んッ…そこッ…もっとぉ…」
自分の胸に押し付けるようにガイの頭を引き寄せ、もっと強い刺激を強請る。そうすると、鋭いに歯による甘噛みが始まるのだ。痛気持ちいい。他の場所を触ってこない事を思うと、胸の愛撫だけでイカせる気なんだろう。
大きなざらつく舌が何度も胸を上下に往復する。大きな手が俺の胸を揉みしだく。なんと厭らしい光景なのだろう。荒い息遣いのガイは野性的で格好良い。そしてエロい!!めちゃくちゃエロい!!近くにある耳に口を寄せ囁く。
「エッチなガイも大好き…」
ガイは無言で胸から顔を離すと、俺に自分の着ていた上着を羽織らせお姫様抱っこをした。俺はガイの太い首に腕を絡め目の前のもふもふをぺろぺろと舐める。こうすれば、ガイはいつもより激しく抱いてくれるのだ。なんでかは知らん。まぁ激しすぎて俺はベットの住人になっちゃうけどね!!ガイが甲斐甲斐しく世話を焼いてくれるので全然嫌じゃない。むしろガイを独り占め出来て嬉しい。
「グルッ…覚悟しろよ」
その目は獲物を前にお預けをくらった猛獣のようだ。結局、乳首ボタンを押してもらえなかったし、乳輪も乳首も大きくなったのか教えて貰えなかったけど、ガイとエロい事出来るならいいや。またアレンに聞けばいいんだ!!呑気な事を考え、思考を切り替えた。俺は今からどんなエロい事をされるのか楽しみで仕方ない!!気の所為かもしれないけど、最近ガイの思考が俺に似てきたと思う。よし、いい傾向だッ!!めくるめくエロエロライフを一緒に過ごそうじゃないかー!!エロくて格好良いガイ最高ー!!
【完】
52
あなたにおすすめの小説
俺は北国の王子の失脚を狙う悪の側近に転生したらしいが、寒いのは苦手なのでトンズラします
椿谷あずる
BL
ここはとある北の国。綺麗な金髪碧眼のイケメン王子様の側近に転生した俺は、どうやら彼を失脚させようと陰謀を張り巡らせていたらしい……。いやいや一切興味がないし!寒いところ嫌いだし!よし、やめよう!
こうして俺は逃亡することに決めた。
僕を振った奴がストーカー気味に口説いてきて面倒臭いので早く追い返したい。執着されても城に戻りたくなんてないんです!
迷路を跳ぶ狐
BL
社交界での立ち回りが苦手で、よく夜会でも失敗ばかりの僕は、いつも一族から罵倒され、軽んじられて生きてきた。このまま誰からも愛されたりしないと思っていたのに、突然、ろくに顔も合わせてくれない公爵家の男と、婚約することになってしまう。
だけど、婚約なんて名ばかりで、会話を交わすことはなく、同じ王城にいるはずなのに、顔も合わせない。
それでも、公爵家の役に立ちたくて、頑張ったつもりだった。夜遅くまで魔法のことを学び、必要な魔法も身につけ、僕は、正式に婚約が発表される日を、楽しみにしていた。
けれど、ある日僕は、公爵家と王家を害そうとしているのではないかと疑われてしまう。
一体なんの話だよ!!
否定しても誰も聞いてくれない。それが原因で、婚約するという話もなくなり、僕は幽閉されることが決まる。
ほとんど話したことすらない、僕の婚約者になるはずだった宰相様は、これまでどおり、ろくに言葉も交わさないまま、「婚約は考え直すことになった」とだけ、僕に告げて去って行った。
寂しいと言えば寂しかった。これまで、彼に相応しくなりたくて、頑張ってきたつもりだったから。だけど、仕方ないんだ……
全てを諦めて、王都から遠い、幽閉の砦に連れてこられた僕は、そこで新たな生活を始める。
食事を用意したり、荒れ果てた砦を修復したりして、結構楽しく暮らせていると思っていた矢先、森の中で王都の魔法使いが襲われているのを見つけてしまう。
*残酷な描写があり、たまに攻めが受け以外に非道なことをしたりしますが、受けには優しいです。
愛を知らない少年たちの番物語。
あゆみん
BL
親から愛されることなく育った不憫な三兄弟が異世界で番に待ち焦がれた獣たちから愛を注がれ、一途な愛に戸惑いながらも幸せになる物語。
*触れ合いシーンは★マークをつけます。
あなたと過ごせた日々は幸せでした
蒸しケーキ
BL
結婚から五年後、幸せな日々を過ごしていたシューン・トアは、突然義父に「息子と別れてやってくれ」と冷酷に告げられる。そんな言葉にシューンは、何一つ言い返せず、飲み込むしかなかった。そして、夫であるアインス・キールに離婚を切り出すが、アインスがそう簡単にシューンを手離す訳もなく......。
病み墜ちした騎士を救う方法
無月陸兎
BL
目が覚めたら、友人が作ったゲームの“ハズレ神子”になっていた。
死亡フラグを回避しようと動くも、思うようにいかず、最終的には原作ルートから離脱。
死んだことにして田舎でのんびりスローライフを送っていた俺のもとに、ある噂が届く。
どうやら、かつてのバディだった騎士の様子が、どうもおかしいとか……?
※欠損表現有。本編が始まるのは実質中盤頃です
悪役の僕 何故か愛される
いもち
BL
BLゲーム『恋と魔法と君と』に登場する悪役 セイン・ゴースティ
王子の魔力暴走によって火傷を負った直後に自身が悪役であったことを思い出す。
悪役にならないよう、攻略対象の王子や義弟に近寄らないようにしていたが、逆に構われてしまう。
そしてついにゲーム本編に突入してしまうが、主人公や他の攻略対象の様子もおかしくて…
ファンタジーラブコメBL
不定期更新
竜王陛下、番う相手、間違えてますよ
てんつぶ
BL
大陸の支配者は竜人であるこの世界。
『我が国に暮らすサネリという夫婦から生まれしその長子は、竜王陛下の番いである』―――これが俺たちサネリ
姉弟が生まれたる数日前に、竜王を神と抱く神殿から発表されたお触れだ。
俺の双子の姉、ナージュは生まれる瞬間から竜王妃決定。すなわち勝ち組人生決定。 弟の俺はいつかかわいい奥さんをもらう日を夢みて、平凡な毎日を過ごしていた。 姉の嫁入りである18歳の誕生日、何故か俺のもとに竜王陛下がやってきた!? 王道ストーリー。竜王×凡人。
20230805 完結しましたので全て公開していきます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる