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第181話 流れるお金
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脱衣所に到着すると、洗濯機の上には既にオリヒメのパジャマが置かれている。
私は洗濯機の上に持ってきた衣服を置いて、オリヒメの物と自分の物とで分ける。
落ちないように位置を調整してから服を脱いでいく。
温もりが無くなり少しだけ寒さを感じた所で、
「おまたせ~。」
と、遅れてしまったことに対して一言口にしながら浴室にはいる。
すると、オリヒメは頭を洗っている途中だった。
シャワーからお湯が出たまま、泡の立たない髪の毛を洗っている。
私はすぐにシャワーを手に取り、お湯を体に当てる。
触れなくても分かるほど心臓が大きく脈を打つ。
「オリヒメちゃん、今度から体とか洗う時はお湯止めてね~。」
ガス代、水道代の料金が高くなる程度が僅かだからと言って、見過ごす訳にはいかない。
今の私がお金を消費するのは家賃、光熱費、食費、携帯などのその他契約の類くらいで、余ったお金は自然と貯金という形になってはいるものの、余裕があるという訳でも無い。
つまり、単純にお金の無駄はしたくないということだ。
私は洗濯機の上に持ってきた衣服を置いて、オリヒメの物と自分の物とで分ける。
落ちないように位置を調整してから服を脱いでいく。
温もりが無くなり少しだけ寒さを感じた所で、
「おまたせ~。」
と、遅れてしまったことに対して一言口にしながら浴室にはいる。
すると、オリヒメは頭を洗っている途中だった。
シャワーからお湯が出たまま、泡の立たない髪の毛を洗っている。
私はすぐにシャワーを手に取り、お湯を体に当てる。
触れなくても分かるほど心臓が大きく脈を打つ。
「オリヒメちゃん、今度から体とか洗う時はお湯止めてね~。」
ガス代、水道代の料金が高くなる程度が僅かだからと言って、見過ごす訳にはいかない。
今の私がお金を消費するのは家賃、光熱費、食費、携帯などのその他契約の類くらいで、余ったお金は自然と貯金という形になってはいるものの、余裕があるという訳でも無い。
つまり、単純にお金の無駄はしたくないということだ。
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