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第78話精霊集会
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家の庭でタツノオトシゴと亀とトカゲと猫が鳥を囲んで、何かしていた
僕は何事かと思ったが、じっと見ていると青い鳥のルリがバサリとかっこよく翼を広げて、ピカン!と光った。
するとどうだろう? 光の中からやたらメカメカしいフォルムを手に入れたシン・ルリが姿を現したではないか。
おおーっと、周りの精霊達は何やらとても感心して手を叩きそうな勢いである。
まぁ大半が四足歩行か、もしくは手足すらないから出来なかったが、目を輝かせているのは伝わって来た。
ポカンと煙を出して元に戻ったルリもとても満足そうである。
正直僕も嫌いじゃない。いや、むしろメカ化は大好きだった。
「……」
この後どうなるんだろう?
すごく期待しつつ僕は黙る。邪魔して解散なんてことになったら大変である。
一番最初に動いたのは、大きなトカゲくんだった。
何やら、全身に力を込めているのかフルフル震えている。
そしてポカンと体から煙が出たと思ったら、ちょっと変化していた。
頭に角が生えたらしい。
鳥のルリ大爆笑である。
バシバシと前足で地面を叩くトカゲくんは、大いに遺憾の意を示していた。
くわーっと欠伸をする猫君はどこかあきれ顔でどこ吹く風だ。
どうやらメカっぽくなる変化は精霊の力をもってしても、中々難しい変化らしい。
続いて、タツノオトシゴくんがボコボコと泡を出しながら赤くなった。
がんばれタツノオトシゴくん。
メカっぽくなったらカッコイイかはわからないけれど、頑張りは評価したい。
そしてやはりボカンと白い煙を出したタツノオトシゴくんはメタルではなかったけれど、立派なひものような髭がにょろにょろと生えていた。
僕は思わず吹き出しそうになったが、何とか堪える。
鳥大爆笑その2である。
タツノオトシゴくんは無表情だったけれど、髭がシュンと垂れていた。
そして亀くんはジッと、鳥くんを見ている。
鳥くんもジッと亀くんを見ていたが、ちょっと見つめ合っている時間が長い気がした。
「クエ!」
しびれを切らしたらしいルリが一声鳴くと、亀くんの鼻から鼻チョウチンがぷくりと膨れる。
どうやら亀くんはお眠の様だった。
鳥大激怒である。
無駄に飛び上がりメタル化したので喧嘩が始まったら大変だ。
猫君は飽きたようでコロコロ転がりながら遊び始めているようだし、そろそろ頃合いかと僕は用意していた物を持ってみんなの所に出て行った。
「ほらほらみんな。喧嘩したらダメだよ? 白熊さんから新作の精霊クッキーを預かってるんだ。みんなで食べないかい?」
おお!
精霊達は大喜びでこちらにやって来る。
タツノオトシゴの髭が元気ににょろにょろしているところを見るとやはりアレは感情に直結しているようだった。
とある日の午後の平和な出来事。
しかしこの平和なやり取りが変化の予兆だと、僕は気づかねばならなかった。
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家の庭でタツノオトシゴと亀とトカゲと猫が鳥を囲んで、何かしていた
僕は何事かと思ったが、じっと見ていると青い鳥のルリがバサリとかっこよく翼を広げて、ピカン!と光った。
するとどうだろう? 光の中からやたらメカメカしいフォルムを手に入れたシン・ルリが姿を現したではないか。
おおーっと、周りの精霊達は何やらとても感心して手を叩きそうな勢いである。
まぁ大半が四足歩行か、もしくは手足すらないから出来なかったが、目を輝かせているのは伝わって来た。
ポカンと煙を出して元に戻ったルリもとても満足そうである。
正直僕も嫌いじゃない。いや、むしろメカ化は大好きだった。
「……」
この後どうなるんだろう?
すごく期待しつつ僕は黙る。邪魔して解散なんてことになったら大変である。
一番最初に動いたのは、大きなトカゲくんだった。
何やら、全身に力を込めているのかフルフル震えている。
そしてポカンと体から煙が出たと思ったら、ちょっと変化していた。
頭に角が生えたらしい。
鳥のルリ大爆笑である。
バシバシと前足で地面を叩くトカゲくんは、大いに遺憾の意を示していた。
くわーっと欠伸をする猫君はどこかあきれ顔でどこ吹く風だ。
どうやらメカっぽくなる変化は精霊の力をもってしても、中々難しい変化らしい。
続いて、タツノオトシゴくんがボコボコと泡を出しながら赤くなった。
がんばれタツノオトシゴくん。
メカっぽくなったらカッコイイかはわからないけれど、頑張りは評価したい。
そしてやはりボカンと白い煙を出したタツノオトシゴくんはメタルではなかったけれど、立派なひものような髭がにょろにょろと生えていた。
僕は思わず吹き出しそうになったが、何とか堪える。
鳥大爆笑その2である。
タツノオトシゴくんは無表情だったけれど、髭がシュンと垂れていた。
そして亀くんはジッと、鳥くんを見ている。
鳥くんもジッと亀くんを見ていたが、ちょっと見つめ合っている時間が長い気がした。
「クエ!」
しびれを切らしたらしいルリが一声鳴くと、亀くんの鼻から鼻チョウチンがぷくりと膨れる。
どうやら亀くんはお眠の様だった。
鳥大激怒である。
無駄に飛び上がりメタル化したので喧嘩が始まったら大変だ。
猫君は飽きたようでコロコロ転がりながら遊び始めているようだし、そろそろ頃合いかと僕は用意していた物を持ってみんなの所に出て行った。
「ほらほらみんな。喧嘩したらダメだよ? 白熊さんから新作の精霊クッキーを預かってるんだ。みんなで食べないかい?」
おお!
精霊達は大喜びでこちらにやって来る。
タツノオトシゴの髭が元気ににょろにょろしているところを見るとやはりアレは感情に直結しているようだった。
とある日の午後の平和な出来事。
しかしこの平和なやり取りが変化の予兆だと、僕は気づかねばならなかった。
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