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第1章「蒼天騎士は、つねに雲の上にあるべし」
第10話「大事なことは、おれが『どうしたいか』だ」
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(ヘッダーはUnsplashのAurelien Thomasが撮影)
「……人を、だましておいて、よくもっ!」
ロウ=レイは腰のレイピアを引き抜きざま、目の前のザロ伯に打ちかかった。刃がすさまじい速さで、かがり火にきらめく。レイピアは軽やかに夜空を走り、ザロ伯の美麗な顔に迫った。
辺境伯は身動きもできず、ただ青い目を大きく開いただけだった。
『あいつ、あのままやられる……!』
クルティカがそう思った時、小さなものがロウのレイピアに当たった。
とても、とても小さなもの。余人には気づかないほど、些細な衝撃。
だが電光石火の勢いで走るレイピアは、ちょっとしたきっかけで剣筋をずらしてしまう。
チキッ! という音を立てて、ロウ=レイの剣は辺境伯の黄金の耳輪に当たっただけだった。
「……ちっ、太刀筋がゆがんだ……。何だったんだ、あれ」
クルティカは舌打ちして、邪魔ものが飛んできた方向に目をやる。
同時に人影がすばやく広場の端から宵闇に溶けてゆくのが見えた。
……人影、だと思う。
あまりにも動きが早く、あまりにもあいまいな形だったので、天才棋士のクルティカですら人間だと言い切れないのだが。
クルティカだからこそ、見つけられたのだともいえる。
だが、あいまいな影はそのまま消えてしまった……。
ともあれ、何者かの助けでロウ=レイのレイピアから逃れた辺境伯は、腰を抜かしながら後ろに下がった。
「なにを……やめろ……レイ……」
「気やすく呼ばないで、この裏切り者!」
そういいながら、根っから人のいいロウ=レイはわずかに手首をゆるめた。レイピアの速度が落ちる。
その瞬間、ロウ=レイと辺境伯との間に肉厚な太刀が割り込んできた。
『太刀』は野太い声を上げた。
「ロウ=レイ、我が娘の許嫁にして、黄雲騎士団に入るべき男に対して無礼だな」
「……ジャバ団長」
ロウ=レイはうめきながらも、すばやくレイピアを体にひきつけた。
攻撃をやめず、ただちに次の打ち込みに入るつもりらしい。
クルティカもうめいた。
彼の幼なじみは『突発性沸騰派』。いったん沸騰し始めたら、だれにも止められない。
クルティカ以外には。
攻撃の気配を察知したジャバが、納得できないという顔をした。
「ほう……小娘。わしを相手に、まだやる気か」
ジャバも太刀をかまえなおし、防御と攻撃の姿勢を取る。
歴戦の騎士であるジャバの巨体から、殺気がかげろうのように立ちのぼった。
ぱちぱちと、広場のかがり火がゆらめく。広場を埋め尽くす騎士たちも群衆も声を失い、ただ、ロウ=レイとジャバを見つめていた。
先に動いたのは、いつだって我慢の利かないロウ=レイだ。
軽やかに青いマントをひるがえし、大岩のようなジャバの巨体に挑みかかっていく。右手のレイピアが稲光と同じ速さで突き進み、一心不乱に突っ込んでいく。
「一介の騎士が、黄雲騎士団長に逆らうとはな!」
ガギン! とジャバの肉厚の太刀が細いレイピアをやすやすと跳ねのける。ロウ=レイの小さな身体は衝撃を受け止めきれず、姿勢を崩す。が、すぐさま一歩引き、とびあがってふたたび斬りかかった。
両刃のレイピアが、ジャバ団長のひげ先を払う。
しかし、一瞬早くジャバが体をかわした。白くなり始めたあごひげの間から、ニヤリと笑う。
「やりおるのう、小娘。だが、遊びはここまでだ」
ジャバはわずかに腰を落とし、間合いをはかる。
ロウ=レイが無意識のうちに危機を察知し、一歩、二歩ととびすさる。
その間合いを、ジャバは一気に踏み込んで大太刀を振りかぶった。
夜気の厚みを裂く一太刀が、まっすぐロウ=レイを襲う。王宮前広場にいるもの、皆が、息をのんだ――。
『おれは、いったい、こんなところで何をしている?』
クルティカは騎士団寮の二階、武具室から、かがり火を浴びて銀板のように輝く王宮前広場を見下ろして歯ぎしりした。
ロウ=レイがまずいことになっているのは一目瞭然。
蒼天騎士団のみならず、ケネス王にもかわいがられている美少女騎士は、女たらしの辺境伯のせいで、嘲笑の的になった。
怒りのあまり正常な判断もできなくなり、自分の二倍ちかくも年上で、歴戦の勇者である騎士団長に無謀な戦いを挑んで、どんどん押されていく。
放っておいたら、ジャバ団長はロウ=レイを殺すかもしれない。
そこまで行かなくても騎士として二度と剣を持てないような大けがを負わせる可能性も高い。
ジャバには、騎士団長としての自負と、父親としての面目があるからだ。
あるいはジャバにそのつもりがなくても、ロウ=レイの無謀な動きがロウ自身を危険にさらす可能性が高い――いつものように、ロウにとって一番危険なのは、ロウ自身なのだ。
そしていつもならロウ=レイを助けるはずのクルティカは、剣も持てない呪いをかけられている。
どうしたらいいか。
自分は、どうすべきなのか。
クルティカ・ナジマの磨きぬいた頭脳がカタカタと音を立てて回転した。
きしみながら回転速度を上げていく頭脳の隙間から、一筋の言葉が、たばしった。
どうすべきか、じゃない。
大事なことは、おれが『どうしたいか』だ。
その瞬間、クルティカは武具室の窓から虚空に向けて飛びだしていった。
「……人を、だましておいて、よくもっ!」
ロウ=レイは腰のレイピアを引き抜きざま、目の前のザロ伯に打ちかかった。刃がすさまじい速さで、かがり火にきらめく。レイピアは軽やかに夜空を走り、ザロ伯の美麗な顔に迫った。
辺境伯は身動きもできず、ただ青い目を大きく開いただけだった。
『あいつ、あのままやられる……!』
クルティカがそう思った時、小さなものがロウのレイピアに当たった。
とても、とても小さなもの。余人には気づかないほど、些細な衝撃。
だが電光石火の勢いで走るレイピアは、ちょっとしたきっかけで剣筋をずらしてしまう。
チキッ! という音を立てて、ロウ=レイの剣は辺境伯の黄金の耳輪に当たっただけだった。
「……ちっ、太刀筋がゆがんだ……。何だったんだ、あれ」
クルティカは舌打ちして、邪魔ものが飛んできた方向に目をやる。
同時に人影がすばやく広場の端から宵闇に溶けてゆくのが見えた。
……人影、だと思う。
あまりにも動きが早く、あまりにもあいまいな形だったので、天才棋士のクルティカですら人間だと言い切れないのだが。
クルティカだからこそ、見つけられたのだともいえる。
だが、あいまいな影はそのまま消えてしまった……。
ともあれ、何者かの助けでロウ=レイのレイピアから逃れた辺境伯は、腰を抜かしながら後ろに下がった。
「なにを……やめろ……レイ……」
「気やすく呼ばないで、この裏切り者!」
そういいながら、根っから人のいいロウ=レイはわずかに手首をゆるめた。レイピアの速度が落ちる。
その瞬間、ロウ=レイと辺境伯との間に肉厚な太刀が割り込んできた。
『太刀』は野太い声を上げた。
「ロウ=レイ、我が娘の許嫁にして、黄雲騎士団に入るべき男に対して無礼だな」
「……ジャバ団長」
ロウ=レイはうめきながらも、すばやくレイピアを体にひきつけた。
攻撃をやめず、ただちに次の打ち込みに入るつもりらしい。
クルティカもうめいた。
彼の幼なじみは『突発性沸騰派』。いったん沸騰し始めたら、だれにも止められない。
クルティカ以外には。
攻撃の気配を察知したジャバが、納得できないという顔をした。
「ほう……小娘。わしを相手に、まだやる気か」
ジャバも太刀をかまえなおし、防御と攻撃の姿勢を取る。
歴戦の騎士であるジャバの巨体から、殺気がかげろうのように立ちのぼった。
ぱちぱちと、広場のかがり火がゆらめく。広場を埋め尽くす騎士たちも群衆も声を失い、ただ、ロウ=レイとジャバを見つめていた。
先に動いたのは、いつだって我慢の利かないロウ=レイだ。
軽やかに青いマントをひるがえし、大岩のようなジャバの巨体に挑みかかっていく。右手のレイピアが稲光と同じ速さで突き進み、一心不乱に突っ込んでいく。
「一介の騎士が、黄雲騎士団長に逆らうとはな!」
ガギン! とジャバの肉厚の太刀が細いレイピアをやすやすと跳ねのける。ロウ=レイの小さな身体は衝撃を受け止めきれず、姿勢を崩す。が、すぐさま一歩引き、とびあがってふたたび斬りかかった。
両刃のレイピアが、ジャバ団長のひげ先を払う。
しかし、一瞬早くジャバが体をかわした。白くなり始めたあごひげの間から、ニヤリと笑う。
「やりおるのう、小娘。だが、遊びはここまでだ」
ジャバはわずかに腰を落とし、間合いをはかる。
ロウ=レイが無意識のうちに危機を察知し、一歩、二歩ととびすさる。
その間合いを、ジャバは一気に踏み込んで大太刀を振りかぶった。
夜気の厚みを裂く一太刀が、まっすぐロウ=レイを襲う。王宮前広場にいるもの、皆が、息をのんだ――。
『おれは、いったい、こんなところで何をしている?』
クルティカは騎士団寮の二階、武具室から、かがり火を浴びて銀板のように輝く王宮前広場を見下ろして歯ぎしりした。
ロウ=レイがまずいことになっているのは一目瞭然。
蒼天騎士団のみならず、ケネス王にもかわいがられている美少女騎士は、女たらしの辺境伯のせいで、嘲笑の的になった。
怒りのあまり正常な判断もできなくなり、自分の二倍ちかくも年上で、歴戦の勇者である騎士団長に無謀な戦いを挑んで、どんどん押されていく。
放っておいたら、ジャバ団長はロウ=レイを殺すかもしれない。
そこまで行かなくても騎士として二度と剣を持てないような大けがを負わせる可能性も高い。
ジャバには、騎士団長としての自負と、父親としての面目があるからだ。
あるいはジャバにそのつもりがなくても、ロウ=レイの無謀な動きがロウ自身を危険にさらす可能性が高い――いつものように、ロウにとって一番危険なのは、ロウ自身なのだ。
そしていつもならロウ=レイを助けるはずのクルティカは、剣も持てない呪いをかけられている。
どうしたらいいか。
自分は、どうすべきなのか。
クルティカ・ナジマの磨きぬいた頭脳がカタカタと音を立てて回転した。
きしみながら回転速度を上げていく頭脳の隙間から、一筋の言葉が、たばしった。
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その瞬間、クルティカは武具室の窓から虚空に向けて飛びだしていった。
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