妻の望みは………貞操逆転世界

クロハナ

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鑑識での事件報告

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私は鑑識官一年目。

まだ先輩達からは「新人」とかしか呼ばれていません。

私は鑑識課に一人でいました。

明日、鈴鳴公園に行く準備をしているのです。

先程、男性保護官の遠野さんが袋に入った布団を持ってきて、何でも公園で男性が寝ていた布団で、異常がないか調べて欲しいと頼まれましたが、私はまだ許可がないと検査など出来ません。

渡された布団を作業台に持って行って 袋から丁寧に作業台の上出して置きました。

ふわりと布団からはフローラルないい匂いがしましたが、私はその時には男性の香りだとはわかりませんでした。

それから私は5分程で明日の準備を終え鑑識課を後に更衣室で着替えて帰宅しました。まさか次の日に男性の香りが部屋に充満するなど想像もしていませんでした。


次の日 私は8:30までに鑑識課に出勤し先輩達が来る前に軽く掃除を始めていました。

部屋の中はふわりと昨日布団から感じたフローラルないい匂いがしていました。

私は部屋を掃除する為に部屋を出たり入ったりをしていましたが、少し呼吸が苦しくなって身体が暑くなってきたのに気がつきました。

風邪かな?そう思い私は掃除を早々に終わらせて、更衣室に行きカバンに持って来ていた、風邪薬を飲もうと自販機でお茶を買いに行きました。買ってから更衣室に着くと身体の熱も治まり呼吸も楽になってきていました。何だろう?風邪じゃないのかな?

私は一応風邪薬を飲み、鑑識課に戻りました。

部屋の前まで来ると先輩達が出勤していて、準備していた道具を車に運び始めていました。

私も急ぎ道具を持ち一緒に車に運び先輩達5人と急ぎ車に乗り鈴鳴公園へと向かいました。

途中車の中で先輩達に昨日男性保護官の遠野さんが布団を調べて欲しいと頼みに来た事を伝え目的地の現場に到着しました。

公園の噴水近くから、変わった物がないか公園中を2時間かけて6人で探しましたが、特に変わった物は見つかりませんでした。

捜索を終え鑑識課に戻ると、また部屋にはフローラルな香りが漂っていました。うん いい香りです。

先輩が


「新人 ずいぶんいい匂いの芳香剤だな たまにはいいもんだ」


と褒めてくれましたが、芳香剤など置いた覚えてもないので


「布団の香りですよ」


「なんだ 柔軟剤の香りか~」


それからの事はハッキリとは覚えていませんが、先輩達と部屋で

今日使った道具を締まっていたはずでした。

10分か20分たったかも覚えていませんが、私も先輩達も呼吸が荒くなり下半身が濡れた状態になり布団に誘われるように集まりました。

私は枕を抱き、先輩3人が掛け布団を奪い合いながら抱きつき、もう2人の先輩達は敷き布団に抱きつき匂いを嗅ぎました。

後の事は覚えてませんが、目が覚めると病院のベットに寝ていました。とても下着が濡れていて気持ち悪かったですが、身体が思う様に動かなくて我慢しました。

先輩達5人も一緒でした。

後から先輩達から、かなり怒られました。

正直泣きました。


「男性が寝ていた布団を、そのまま出して置く馬鹿がいるか!男性の布団となれば男がそこにいるのと変わらないだろうが!匂いが媚薬みたいな物だと知らなかったのか?!」


私と先輩達は始末書を書きました。

でも最後に私も言いたい


「だって男性の匂い嗅いだ事ないんだもん!わかる訳ないじゃない!先輩達だって知らなかったじゃん」


鑑識課6人、男性の布団の香りで気絶した状態で、夕方発見されたと、次の日には警察署の誰もが知る事件になりました。

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