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7日目/岡崎優輝【秘密】
しおりを挟む昨日の夕食に特上のうなぎを食べたせいかな?
「今日も、元気で、息子が痛い!」
まっ多分関係ないでしょ。
この若さになってから、毎日だもんな~。昔もこんな感じたっけ?
26年前の身体の感じなんて覚えてる訳ないしな~。
20歳の頃には仕事もして、彼女も確かいたはずで猿みたくやりまくってたような記憶がぼんやりあるぐらいだな~。
それに比べて今の俺は毎日病院で、ぼんやり……ぼんやりはしてないか……何か毎日あるもんな~。
退院まで、あと4日か……
今日は何しようかな?とりあえず談話室には行ってみてそれから考えるか。
昨日も一昨日も、朝から来るし……
自分でフラグを立ててしまった気がして、扉を見ていた。
10、9、8、7、6、5、4、3、2、1、0!
よし!
今日は大丈夫だな。
「コン、コン!コン、コン!」
え?マジかよ?
「ゆ、優輝起きてるか?」
ん?鈴鳴先生か……また朝早くからどうしたんだろ?
「は~い!さっき起きましたよ~どうぞ~」
今日はゆっくり扉が開き、ゆっくりと鈴鳴先生が入ってきた。
そして俺は鈴鳴先生の顔を見て少し驚いた。
目の下には見事な隈が……寝てないの?徹夜?
「す、鈴鳴先生、徹夜ですか?」
「んぁ、あーちょっと悩んでたら朝になってた。」
「何を悩んでたんですか?」
「っと、その前に、優輝君おはよう!」
「え?」今さら?徹夜でちょっと思考が追い付いてないのかな?
「さて、優輝君!君は自分の精子が特別だと知っていたんだな?」
「え?やっぱり?」
「やっぱり?ハッキリと覚えてた訳じゃないのか?」
「え~と何となくって感じかな。」
「そっか……正直、私の作ったマーカー液を使ってみた時驚いたぞ。サンプルが全部真っ赤になったんだからな。他のサンプルだと全体の1割りぐらいしか赤くならないのにだ。夢でも見てる気分だったよ。」
「そ、そう?」
「最初は世界的に大発見と喜んでしまったぐらいだ。しかしだ!冷静に考えてみたんだが、もしこの事を発表したら間違いなく君は一生研究施設で毎日採取やら実験の日々を過ごす事になる。下手をすれば優輝君を我が物にしようと国々で戦争まで起きるかもしれん。仮に争いも起きずに1ヶ月に2回、優輝君に精子を提供して貰ったとして、1回分で1000人、2回分だと1ヶ月に2000人の男の子が出来る事になる。1年だと24000人だ!」
「うわっ!1年で24000人の父親?」
「まっそうなるな。でもな!1年で24000人の男の子を補助するとなると国が破産もしくわ破綻する。ましてや優輝君の特性が遺伝するとなると、男しかいない世界になってしまうかもしれないんだ。」
「い、いや、遺伝?男だけ?」
「可能性の話だがな………遺伝のメカニズムは解明されてないから、するかもしれないし、しないかもしれない。」
「ど、どうすれば?」
「そう!どうすればいいのかを悩んでいたら朝になっていたんだ!私一人では答えは出せなかった、この話を出来るのは優輝君だけだと思って来たんだ。私はどうすればいい?」
「え~と…………秘密にすれば……」
「な、何だと!」
え?怒ったの?
「そうか!秘密にして徐々に男を増やしていけばいいのか!待てよ………その前に遺伝するかも調べないと………しかし大きくなってからでないと調べられないし………それまで無事に育てるられる環境を準備して…………常に観察したいし…………」
あ~何やら自分の世界に入ったみたいだ。
ブツブツと呟いているし………
こんな感じで朝まで考えていたのかな?
ん?鈴鳴先生と俺、子作りする約束してるんだよな?
「あの~、鈴鳴せんせい?」
「…………人工受精の希望者を施設に閉じ込めて………いやそれだと………」
「え~と、鈴鳴先生!」
「………………誰かに生ませて子供を誘拐すれば………」
オイオイ!何か段々と物騒な事言ってるし……
「……………………女性を10人ぐらい監禁して毎年生ませれば………」
ダメだ!止めないと、悪の組織みたいな事になりそうだ。
ど、どうすれば………あっ!あれだ!
俺は鈴鳴先生の耳元まで移動した。
そして耳元で
「麗子さん!」
すると、驚いて俺を見た。あと数センチ近ければキスしてたかもしれない。
「は、はい!」
顔を真っ赤にした鈴鳴先生……いや麗子さんはとても可愛く見えた。
俺はそのまま麗子さんにキスをした。
「な、な、な、なにゅうを……」
「え?あまりにも、かわい……って…あっ!」
倒れそうになった麗子さんを、何とか抱き抱え床に寝かせた。
気絶……?あっ!鼻血も出てきた。
って言うかキスぐらいで気絶とか、ありえないんですけど……
俺は麗子さんを、抱き上げて俺のベットに寝かせた。
鼻血を止める為にディッシュを半分に切って、折ってまた折ってと鼻に入るぐらいにして鼻穴に入れた。
何やってんだ、俺………
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