妻の望みは………貞操逆転世界

クロハナ

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7日目/岡崎優輝【何人?】

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麗子さんをベットに寝かせてから2時間半が過ぎようとしていた。

白衣の胸ポケットには、携帯……いや端末が入っていたから仕事の要請があれば鳴るだろうと思ってたが、全く鳴らなかった。


麗子さんを寝かせてる間に、俺は朝食も済ませくつろいだりTVで検索などしていたが、そろそろ10時になりそうなので起こす事にした。


「さてと、どうやって起こせばいいんだ?」


普通に起こせば?と思うかもしれないが、男ならわかるだろ?

イタズラしたい気持ちを……

どう言う訳かこっちの世界の女性は皆様美人が多い。

まだ沢山の女性と会った事がないから、たまたま一部だけなのかもしれないけど。


三神さん達男性保護官や看護婦達に廊下ですれ違ったオバさん軍団も、歳をとっていたが美人だったと思う感じだった。

そして今、目の前で寝ている麗子さんも勿論美人さんだ。


眼鏡が似合うお姉さんタイプと言うか秘書も似合そうな知的な美人さんでスタイルもモデルみたいにいい感じだ。

胸の大きさは、今の所三神さんが1位、婦長さんが2位、麗子さんが3位と俺は順位をつけている。


その胸を触ってみたいと思うのは悲しい男の性さがだろうか。


俺は意を決して麗子さんの胸を左手で揉み、右手は肩に手を宛てて揺すって起こした。

起こすふりをした見事なおさわりだろう。

起きるまでがおさわりタイムだ。

ちょうど俺の手にフィットする感じのいい大きさを左手で堪能していた。時間にして30秒程で麗子さんは目を覚ました。


「ここは?」


寝惚けているのかな


「俺の病室のベットですよ。」


麗子さんは俺の顔を見た後に病室を見渡した。


「わ、私はここで寝てしまったのか?」


あれ?キスのせいで気絶したの覚えてない?

言わない方がいいかな


「え~と、そうですね。結論が出なくて徹夜したみたいで「そうだ!」はい?」


「秘密にしながら、どうやって研究するか考えていたんだ………そのまま寝てしまったのか?いや、何か衝撃的な事があったような気もするが………ん~思い出せない。」


どうする俺?正直に話すか?知らないふりをするか?

俺から正直に「キスしたら気絶しましたよ」なんて恥ずかしくて言えないし………よし!知らないふりで。


「え~と、鈴鳴先生!」


「ん?優輝君!………な、何だか優輝君の顔を見たら急に恥ずかしくなってきたが………も、もしかして………こ、こ、子作りしたのか私達?」


「はい?」


「い、いや私が寝てるうちにとか………何故か胸もジンジンするし……」


いやそれは、今さっきまで俺揉んでたからですから

って言うか寝込みをここで襲うほど、度胸ないから俺。


「鈴鳴先生!まだしてませんから。あと寝ているの襲ったりしませんから!」


「そ、そうか、まだ経験してなかったか。優輝君は知らないかもしれないが、女性を睡眠薬で寝かせてからする方法も認められているからな。」


「はい?」


「と、とにかく私はいつでも、OKだからな!」


ん~顔を赤くして強がって見せる麗子さんも可愛いな。

麗子だけじゃなく、こっちの世界の女性は男性に免疫がないんだろうな。

余程理性を失なってなければ、チョロい気がする。

しかし、寝てからする方法って………勿論合意の元だと思うけど……


「退院して落ち着いてからですからね!そういえば、鈴鳴先生は何人欲しいんですか?」


「ん?何人?」


そんな不思議そうにしなくても……子作りする気あるの?


「子供は何人欲しいんですか?」


俺的には沢山欲しいんだけどね。前の世界では残念ながら子供に恵まれなかったから、1度でいいから自分の子供を抱っこしてみたいんだよな。


「な、何を……言って……1人産めるだけでも嬉しいのに、2人目3人目も………いいの?」


「勿論!………でも男の子だけしか出来ませんけどね。」


俺は苦笑した。前に男の子しか出来ないと言われた時はショックで、結構落ち込んだんだけどね。


「後!鈴鳴先生、俺の秘密を守るのが条件ですからね。それと研究してもいいですけど、他の方を巻き込んだり迷惑をかけたりするのもダメだすからね。いいですか?」


「あ、はい!わ、わかりした。よろしくお願いします。」


麗子さんは、今もまだ顔を赤くしてモジモジしている。

いつもは、キリっとしているのが嘘のように可愛らしく見える。

もしかしてこれが[ツンデレ]と言うやつなのかな?

そんな事を考えていたら、ふと思い出した。

時間………10:18

おっと!予定時間過ぎているじゃないか。


俺は鈴鳴先生に、談話室に行く約束をしてる事を説明して談話室に向かった。

病室を出る時に鈴鳴先生が「彼らをどうにか立ち直らせたいんだが、どうしても女性として距離を置かれてしまう。優輝君には悪いんだが、彼らの悩みを少しでも聞いてあげて欲しい。医師として不甲斐ないが、お願いします。」


いつもは明るく自信ありげにしてる鈴鳴先生が、真面目な顔で……でもちょっと落ち込んだよう表情だった。


退院まで後4日

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