妻の望みは………貞操逆転世界

クロハナ

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8日目/岡崎優輝【噂の警護部】

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三神さんとの電話を切った後、ふと三神さんが最後に小声で言った言葉の意味に気がついた。


あ~子作り申請書か……


やはり都市伝説とかネットで書かれているぐらいだから、不安なのかな?


そ~いえばあれって書いた順番にする事になるのかな?


順番で言ったら……年功序列?約束した順番?

井川さんと遠野さんは20代前半かな?久しぶりにするのが若い子とか無理だしな~


三神さん、鈴鳴先生、井川さんに遠野さんの順番かな。


なんだかな~ハーレムなんかなこれ?


そんな事を考えながら俺は談話室に着いた。

中に入ると時間的にもちょうどぐらいで、友則君をすぐに見つける事ができた。


「おはよう~」


「「「おはようございます」」」


友則君は前と同じく、3人でいた。多分、友則君の隣にいる2人が仲の良い友達なんだろう。


俺は手に持っている端末を彼らの目の前に掲かかげた。


「あっ!端末買ったんですか?」


友則君が予想通りに聞いてきてくれたので、俺は嬉しくなり笑顔で答えた。


「最新機種らしい、これで電話番号だろうがメールでも連絡出来るぞ。」


年甲斐もなく自慢してしまった、ちょっと恥かしいかな?


それから友則君に電話番号とメールアドレスを教えて退院が3日後の午後と伝えた。


「優輝さん、退院したら鈴鳴市の保護区の何処あたりに住むんですか?」


あれ?伝えてなかったけ?


「あ~言ってなかったみたいだけど、俺。鈴鳴市の保護区じゃなくて鈴鳴家の保護区に……住んでいるんだ。」


あっぶね~これから住み始めるみたいに言ったらダメなんだよな。住んでいましたって事にしないといけなかったんだ。


「え?優輝さんてあの有名な鈴鳴家の人だったんですか?あれ?でも最初に会った時、岡崎って言ってませんでしたっけ?」


「岡崎で正解だよ。あまり知られてないみたいだけど、鈴鳴家の保護区の中に岡崎家もあるんだよ。」


「そうなんですか……僕てっきり鈴鳴家の保護区って鈴鳴家しかいないもんだと思ってました。」


うん、俺もこの前まで知らんかったしね。


「まっ知ってる人の方が」と話の途中で俺の端末が鳴った。


「ごめん。ちょっと出てくるよ。」


「あっ気にしないでください。」


俺はすぐに端末の画面を見てみると、岡崎静子と表示されていた。

すぐに廊下に向かい電話に出てみると


「もしもし」


「もしもし、優輝君?」


「はい。どうしました?」


「あらあら。ごめんなさいね、朝に電話で伝え忘れた事を今思いだしてしまって……今日そちらの病院に鈴鳴家の護衛部の2人が会いに行く事になっていたの、面会の予定入れていいかしら?」


「鈴鳴家の護衛部?2人ですか?」


「あらあら、やっぱり知らないわよね。いいかしら?優輝君も覚えておいてね!警察には男性保護課があり外出の際に申請すれば男性保護官が警護をしてくれるわ。でもね、これは国に保護されている男性が対象になっているの……保護に入っていない鈴鳴家の男性は対象外だから鈴鳴家では専属の警護部を作って身を守ってもらうの。退院当日に優輝君には2人の警護が付く事なってるわ、今日その2人と顔合わせして欲しいの。いいかしら?」


「はぁ……やっぱり2人も警護付けないと危ないんですか?」


「あらあら、そうね。当日の移動手段・移動経路によっては危険かも知れないわね。」


「はぁ……わかりました。」


「あらあら、では午後の2時ぐらいでいいかしら?」


「はい!お任せします。」


「ありがとう優輝君。それじゃ午後2時に伺う様に連絡しておきますから、いろいろ質問や説明があるから優輝君頑張るのよ~」


ふぅ~俺は電話を切ると少しため息を吐いた。

やっぱり鈴鳴家の保護区まで行くのにも警護必要なんだな~

ってどんな人来るんだろ?あれか?筋肉ムキムキで軍隊にいましたみたいな人来るんかな?


そんな事を想像してから談話室の中に戻って、友則君に会いに行った。


「あっ優輝さん!どうしました?何かありました?」


「いや~午後から退院の時に付く警護の人と会ってくれって言われてさ、どんな人来るんだろってちょっとね。」


「も、もしかして、あの有名な鈴鳴家の警護部ですか?」


「え?有名……だっけ?」


「すっごく有名じゃないですか!噂で聞いたんですけど男性保護官10人を1人で倒せるとか、バイクで逃走した犯人を走って追いついて捕まえたとか100人の外国の戦闘員が鈴鳴家を襲った時に5人で撃退したとかいろいろありますよ。」


「なんじゃそれ?鈴鳴家を襲った?」


「他にも警護部の隊長は拷問好きでどんな相手でも一日で自白させれるとか、副隊長は銃で撃たれても平気だったとか凄いんですから!」


いやいや、さすがに銃で撃たれたら死ぬでしょ?


まぁ守ってくれるって言うなら心強いとは思うけど……何かの拍子で叩かれたり「危ない!」って突き飛ばされたら俺死ぬんじゃね?


それとも退院当日に大怪我?


こわっ!

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