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軋む扉を押し開き、エイラは教会の中に入った。
中の様子は、外からの印象通り、といったところだ。
「こんにちは」
ざっと見回したが、ベルの姿は見えない。
代わりに見つけた、見慣れた祭服を着た女性に、柔らかく声を掛けた。
「あら、お客様とは珍しいですね。礼拝ですか?」
言うまでもないことであるが、エイラは魔術を使った例の変装をしている。更に教会関係者の場合、今後顔を合わせる可能性も考慮してフードも被ってきていた。
変装の甲斐あって、女性はエイラが勇者だとは気付いていない様子だ。
そのことにひっそりと安堵して、目的を口にする。
「いえ、実は人を探していまして。こちらにベルという方は居ますか?」
「ベルというシスターは居りますが……何の御用でしょう?」
不思議そうに首を傾げた女性に、エイラの鼓動が早まる。
「どこに居ますか? 少し、お話ししたいことがあるんです」
「今の時間は孤児院にいると思いますが……お呼びしましょうか?」
「いえ、わたしも行きます。案内してください」
◆
「ベル、お客様ですよ!」
フードを取った素顔は、少し老けて見えた。
変化に対する拒否感はあったが、六年も経ったのだから、当たり前だろうと納得した。
案内を頼んだ女性に呼ばれたベルは、不思議そうな顔をしながらこちらへ近づいてきた。
孤児院というだけあって、彼女は子供たちに囲まれていて、それだけで慕われていることが分かった。
何故か、胸がざわついた。
それを務めて押し留め、考えていた通りに対応する。
「先日ぶりですね」
フードを外し、茶色の髪と翠の瞳を見せた。
それで思い出せたらしい。あぁ、とベルが手を叩いた。
「できれば、二人で話したいのですが」
エイラがそう言うと、ベルはちらりと女性を見た。
女性が軽く頷く。
「では、私の自室で構いませんか?」
「えぇ、それでお願いします」
案内を頼んだ女性に軽く礼を言って、エイラはベルの案内について行った。
ベルの部屋は、質素なものだった。
机が一つに椅子が二つ、それとベッドがあるだけで、他には何もない。
教会は質実剛健を推奨しているが、質素倹約はそれほど推奨してはいない。
つまりは、この部屋はベルの趣味なのだろうか。そういう話をしたことはなかったから、エイラには判断がつかない。
けれど、話をするのに支障があるわけでもない。
念のために、音を漏らさない結界を張ってから、エイラは変装の魔術を解いた。
何の前兆もなく、がらりと髪色が変わる。
「……え?」
「久しぶり、ベル」
そこに居たのは、町で偶然出会っただけの見知らぬ他人ではない。
彼女は、勇者として活躍するかつての主人である。
単に髪色が変わったことへの驚きが、別の驚きに変わったことが、ベルの顔色から分かった。
「わたしのこと、分かる?」
ばっと、そんな音がしそうなほどの速さで、ベルが跪いた。
「別に、かしこまらなくて良いよ。わたしはもう、あなたの主人じゃないから」
びくりと大きく身体を震わせて、ベルがおずおずと顔を上げた。
「――殿下」
「殿下、か。近頃は名前か勇者としか呼ばれなかったから、少し懐かしいね」
軽く笑って椅子に座り、目線でベルも床ではなく椅子に座るように促す。
「しかし……」
「いいから。そのままだと話しづらい」
「はい……かしこまりました」
居心地悪そうにエイラの対面にベルが座った。
「改めて、久しぶりだね、ベル。元気だった?」
「……はい。おめおめと逃げ延びましたので」
「そう、元気なら良かったよ。ところで、ユリアは一緒じゃないの?」
エイラとしては、それも気になることだった。
二人一緒に逃げたのだから、今も一緒に居るはずなのではないか。そう問いかけると、ベルは緩く首を横に振って、否定の意を示した。
「いえ、ユリアさんとは途中で逸れてしまったので……この町には、私一人で来ました」
「そう……ユリアの顔も見たかったんだけど……仕方ないか」
久しぶりに顔を見たかった。
それも嘘ではない。ユリアだけではなく、ベルの顔も久しぶりに見れて嬉しいとエイラは思っていた。
しかし、緊張か、あるいは抑えきれない胸のざわめきゆえか。
彼女の話し方は、どこか圧のあるものになってしまっていた。
それはまるで、罪人を裁く処刑人のようで。
「申し訳、ありませんでした……」
「うん?」
「あのとき逃げ出し、今まで生き延びたこと。深くお詫びします。罰は、如何様にも」
震える声は、罪悪感に満ちていた。
「――罰、罰か」
「……殿下?」
上の空で少し呟いて、エイラはベルを見た。
目が合って、やはり老けたな、とエイラは思った。皺ができて、しみが浮く。それだけでなく、多少顔付きも変わっているように見える。
もしかすると、昔と今の彼女を並べても、似ているだけで別人と思うかもしれない。
そして、それはエイラも同じだ。
背が伸びて、顔も変わった。声だって、昔と同じではないだろう。
年を重ねる、というのはそういうことだ。
なんだって、誰だって、昔と同じではいられない。
「本題に、入ろうか」
それ以上、目を合わせている気にならなかった。
逃げるように目を逸らし、背もたれに身体を預けると、椅子はギシリと軋んだ。
「一つ、質問があって来たんだ。これは罰じゃないけど、正直に答えてほしい」
「はい、何なりと」
「……どうして、逃げたの?」
主語を省いた質問。しかし、その意味は何一つ誤ることなく伝わっている。
きっと聞かれることは分かっていたのだろう。ベルは表情を歪めこそすれど、言葉を詰まらせることはなかった。
「私は、怯えたのだと思います」
「……思う?」
「申し訳ありません。正直なところ、あの時の記憶があまり無いのです」
「覚えて、いない……」
エイラにとっては、信じられないことだった。
日常の記憶が薄れていくことは分かる。意識していないそれは、たとえ忘れ難くとも褪せていくものだ。
だが、あの記憶は違う。
あの初陣の記憶は決して消えず、薄れない。
刃を握り締めた感覚も、腕を切り飛ばした感触も、見殺しにした護衛の姿も、恨めしくこちらを睨む魔族の瞳も、何一つ忘れない。
本当に、ついさっきのことのように思い出せる。
そんなエイラの動揺も聞こえないように、ベルは語り続ける。
「あの時、ケイ様――護衛が亡くなられて、逃げなくてはならないと、それだけで頭の中がいっぱいになったことは覚えています」
逆に言うなら、それしか覚えていないということだ。
『人は常に意思だけでものを決めることはできないんだ』
いつか聞いた言葉が、また聞こえた気がした。
「……じゃあ、あの時本当は――いや」
すっと、エイラは佇まいを正し、ベルを見つめた。
殺気などは微塵も含まれていなくとも、それは威圧だ。彼女から半ば無意識に放たれた魔力は、魔術という意を結ばずとも、魔に親しくないベルを蝕み、身心を縛りつける。
これほどの魔力の中ならば、あるいは何かを考えるだけでその思考が魔術として現実を歪めかねない。
だが、これはエイラの魔力だ。故に、エイラの意思がこれ以上ないほどに込められているため、ベルが何を思おうと、魔術として実ることはない。
しかし逆に、エイラがほんの少し考えるだけで、破壊を齎す魔術になることは十分過ぎるほどにあり得ることだ。
言うならば、ベルは既にエイラの手の平の上。
どころか、握り潰される寸前のようなものだ。
「――もしも、今同じことが起きたら、ベルはどうする?」
返答を過てば死ぬ。
余人が見れば間違いなくそう思っただろう。
だが、決して握り潰されないことを、ベルは知っていた。
魔力には意思が込められている。そして、込められた意思は誰にも汲み取れないものではないのだ。
この魔力は、ベルが何をしたところで、彼女を傷つけることはない。
ただまあ、どうあれ、彼女が返答を過つことはないだろう。
だから、ここまでの講釈は、全て無駄なものだ。
「必ずや、殿下の盾となりましょう」
ほんの僅かな考える間すらなく、ベルは答えを出した。
その問いは、あの時からずっと考え続けてきたものだったからだ。
「――そう」
それが望んでいた答えだったのか、エイラ本人にすら分かりはしないが、ベルを抱いていた魔力は嘘のように霧散した。
「ユリアも、同じだったと思う?」
「ユリアさんは、殿下を我が子よりも大切に考えていましたから、きっとそうでしょう」
「……うん、そうだね」
エイラは深く息を吐いた。
求めていた答えではなかったかもしれない。
だが、彼女等ならそう言うだろうという確信もあった。
だからきっと、これで良いのだろう。
ベルは変わった。エイラも変わった。
だが、変わらないものはあった。
それだけで、どこか満たされた気がした。
中の様子は、外からの印象通り、といったところだ。
「こんにちは」
ざっと見回したが、ベルの姿は見えない。
代わりに見つけた、見慣れた祭服を着た女性に、柔らかく声を掛けた。
「あら、お客様とは珍しいですね。礼拝ですか?」
言うまでもないことであるが、エイラは魔術を使った例の変装をしている。更に教会関係者の場合、今後顔を合わせる可能性も考慮してフードも被ってきていた。
変装の甲斐あって、女性はエイラが勇者だとは気付いていない様子だ。
そのことにひっそりと安堵して、目的を口にする。
「いえ、実は人を探していまして。こちらにベルという方は居ますか?」
「ベルというシスターは居りますが……何の御用でしょう?」
不思議そうに首を傾げた女性に、エイラの鼓動が早まる。
「どこに居ますか? 少し、お話ししたいことがあるんです」
「今の時間は孤児院にいると思いますが……お呼びしましょうか?」
「いえ、わたしも行きます。案内してください」
◆
「ベル、お客様ですよ!」
フードを取った素顔は、少し老けて見えた。
変化に対する拒否感はあったが、六年も経ったのだから、当たり前だろうと納得した。
案内を頼んだ女性に呼ばれたベルは、不思議そうな顔をしながらこちらへ近づいてきた。
孤児院というだけあって、彼女は子供たちに囲まれていて、それだけで慕われていることが分かった。
何故か、胸がざわついた。
それを務めて押し留め、考えていた通りに対応する。
「先日ぶりですね」
フードを外し、茶色の髪と翠の瞳を見せた。
それで思い出せたらしい。あぁ、とベルが手を叩いた。
「できれば、二人で話したいのですが」
エイラがそう言うと、ベルはちらりと女性を見た。
女性が軽く頷く。
「では、私の自室で構いませんか?」
「えぇ、それでお願いします」
案内を頼んだ女性に軽く礼を言って、エイラはベルの案内について行った。
ベルの部屋は、質素なものだった。
机が一つに椅子が二つ、それとベッドがあるだけで、他には何もない。
教会は質実剛健を推奨しているが、質素倹約はそれほど推奨してはいない。
つまりは、この部屋はベルの趣味なのだろうか。そういう話をしたことはなかったから、エイラには判断がつかない。
けれど、話をするのに支障があるわけでもない。
念のために、音を漏らさない結界を張ってから、エイラは変装の魔術を解いた。
何の前兆もなく、がらりと髪色が変わる。
「……え?」
「久しぶり、ベル」
そこに居たのは、町で偶然出会っただけの見知らぬ他人ではない。
彼女は、勇者として活躍するかつての主人である。
単に髪色が変わったことへの驚きが、別の驚きに変わったことが、ベルの顔色から分かった。
「わたしのこと、分かる?」
ばっと、そんな音がしそうなほどの速さで、ベルが跪いた。
「別に、かしこまらなくて良いよ。わたしはもう、あなたの主人じゃないから」
びくりと大きく身体を震わせて、ベルがおずおずと顔を上げた。
「――殿下」
「殿下、か。近頃は名前か勇者としか呼ばれなかったから、少し懐かしいね」
軽く笑って椅子に座り、目線でベルも床ではなく椅子に座るように促す。
「しかし……」
「いいから。そのままだと話しづらい」
「はい……かしこまりました」
居心地悪そうにエイラの対面にベルが座った。
「改めて、久しぶりだね、ベル。元気だった?」
「……はい。おめおめと逃げ延びましたので」
「そう、元気なら良かったよ。ところで、ユリアは一緒じゃないの?」
エイラとしては、それも気になることだった。
二人一緒に逃げたのだから、今も一緒に居るはずなのではないか。そう問いかけると、ベルは緩く首を横に振って、否定の意を示した。
「いえ、ユリアさんとは途中で逸れてしまったので……この町には、私一人で来ました」
「そう……ユリアの顔も見たかったんだけど……仕方ないか」
久しぶりに顔を見たかった。
それも嘘ではない。ユリアだけではなく、ベルの顔も久しぶりに見れて嬉しいとエイラは思っていた。
しかし、緊張か、あるいは抑えきれない胸のざわめきゆえか。
彼女の話し方は、どこか圧のあるものになってしまっていた。
それはまるで、罪人を裁く処刑人のようで。
「申し訳、ありませんでした……」
「うん?」
「あのとき逃げ出し、今まで生き延びたこと。深くお詫びします。罰は、如何様にも」
震える声は、罪悪感に満ちていた。
「――罰、罰か」
「……殿下?」
上の空で少し呟いて、エイラはベルを見た。
目が合って、やはり老けたな、とエイラは思った。皺ができて、しみが浮く。それだけでなく、多少顔付きも変わっているように見える。
もしかすると、昔と今の彼女を並べても、似ているだけで別人と思うかもしれない。
そして、それはエイラも同じだ。
背が伸びて、顔も変わった。声だって、昔と同じではないだろう。
年を重ねる、というのはそういうことだ。
なんだって、誰だって、昔と同じではいられない。
「本題に、入ろうか」
それ以上、目を合わせている気にならなかった。
逃げるように目を逸らし、背もたれに身体を預けると、椅子はギシリと軋んだ。
「一つ、質問があって来たんだ。これは罰じゃないけど、正直に答えてほしい」
「はい、何なりと」
「……どうして、逃げたの?」
主語を省いた質問。しかし、その意味は何一つ誤ることなく伝わっている。
きっと聞かれることは分かっていたのだろう。ベルは表情を歪めこそすれど、言葉を詰まらせることはなかった。
「私は、怯えたのだと思います」
「……思う?」
「申し訳ありません。正直なところ、あの時の記憶があまり無いのです」
「覚えて、いない……」
エイラにとっては、信じられないことだった。
日常の記憶が薄れていくことは分かる。意識していないそれは、たとえ忘れ難くとも褪せていくものだ。
だが、あの記憶は違う。
あの初陣の記憶は決して消えず、薄れない。
刃を握り締めた感覚も、腕を切り飛ばした感触も、見殺しにした護衛の姿も、恨めしくこちらを睨む魔族の瞳も、何一つ忘れない。
本当に、ついさっきのことのように思い出せる。
そんなエイラの動揺も聞こえないように、ベルは語り続ける。
「あの時、ケイ様――護衛が亡くなられて、逃げなくてはならないと、それだけで頭の中がいっぱいになったことは覚えています」
逆に言うなら、それしか覚えていないということだ。
『人は常に意思だけでものを決めることはできないんだ』
いつか聞いた言葉が、また聞こえた気がした。
「……じゃあ、あの時本当は――いや」
すっと、エイラは佇まいを正し、ベルを見つめた。
殺気などは微塵も含まれていなくとも、それは威圧だ。彼女から半ば無意識に放たれた魔力は、魔術という意を結ばずとも、魔に親しくないベルを蝕み、身心を縛りつける。
これほどの魔力の中ならば、あるいは何かを考えるだけでその思考が魔術として現実を歪めかねない。
だが、これはエイラの魔力だ。故に、エイラの意思がこれ以上ないほどに込められているため、ベルが何を思おうと、魔術として実ることはない。
しかし逆に、エイラがほんの少し考えるだけで、破壊を齎す魔術になることは十分過ぎるほどにあり得ることだ。
言うならば、ベルは既にエイラの手の平の上。
どころか、握り潰される寸前のようなものだ。
「――もしも、今同じことが起きたら、ベルはどうする?」
返答を過てば死ぬ。
余人が見れば間違いなくそう思っただろう。
だが、決して握り潰されないことを、ベルは知っていた。
魔力には意思が込められている。そして、込められた意思は誰にも汲み取れないものではないのだ。
この魔力は、ベルが何をしたところで、彼女を傷つけることはない。
ただまあ、どうあれ、彼女が返答を過つことはないだろう。
だから、ここまでの講釈は、全て無駄なものだ。
「必ずや、殿下の盾となりましょう」
ほんの僅かな考える間すらなく、ベルは答えを出した。
その問いは、あの時からずっと考え続けてきたものだったからだ。
「――そう」
それが望んでいた答えだったのか、エイラ本人にすら分かりはしないが、ベルを抱いていた魔力は嘘のように霧散した。
「ユリアも、同じだったと思う?」
「ユリアさんは、殿下を我が子よりも大切に考えていましたから、きっとそうでしょう」
「……うん、そうだね」
エイラは深く息を吐いた。
求めていた答えではなかったかもしれない。
だが、彼女等ならそう言うだろうという確信もあった。
だからきっと、これで良いのだろう。
ベルは変わった。エイラも変わった。
だが、変わらないものはあった。
それだけで、どこか満たされた気がした。
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