クズの異世界転生

中二病

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第1章

第4話 神が下した苦渋の決断

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あ?あぁ…神様が……いや…神様じゃなくて…天使だったか……今更、君等が出しゃばってどうなるの?………もう無理だよ…だってちょうど今さっき君等が信じてた…君等の信者が僕を見捨てたところだよ?それなのに君等がくだす決断、いや…天使の言を借りるなら自分たちの行う対応か?を聞いてどうなるの?

……とはいえ聞くのを断った所で勝手に話し出すんだろう………。チッ…仕方がない、天使の話を聞くか………。


(それで?あなた達のおこなう対応とはなんですか?)


対応するのは面倒くさいし、わざわざこんな無意味な話をするのも反吐が出るが仕方がないからある程度まともな態度で話を聞こう。

どうせ僕はもうすぐ死ぬんだし、つんけんした態度をとったところでなんの意味もないしね………。


(ん?今回は挑発したような態度を取らないんだね?まぁいいや、その方がこちらとしても話が進んで助かるけどね……。ああ!!君もしかして今回、あの………司祭……だったかな?あのクソ野郎(自己利益の為に教会の金を使ったあのクソ野郎……よくも子供を切り捨てやがって………)が君を見捨てたから我々に君を助ける手立てが他にないと思ってるの?)


天使は僕を助ける手立てが自分たちにはないと思っているのかなどという分かりきった質問をしてきた。当たり前だろう?そうじゃないならなんで他の手立てを最初に説明しなかった?

っう~………まー、以上の理由から愚問ではあるがこいつ等に僕のことを助ける手立てがないのはわかりきっているから本音をそのまま答えた。


(ああ(笑)、もう君らに僕を助ける手立てはないだろう?あるなら教えて欲しいね。)


そう正直に天使に聞いた。


(くっ……あー……うん…まぁ…そうか…僕は、僕たちは、君に話したのはその話だけだったからね……そう思っても仕方がないか…ただね?我々としては……)


ぐっ!グダグダグダグダと!どうせ僕は助からないのに!!


(黙れ!!どうせ僕が助かる方法なんてないんだろ!!仮に他に助かる手立てがあっても助かる可能性がほぼ無いから最初の段階で僕に他の助かる手立てを話さなかったんだろっ!!)


あぁ…嫌だね泣きたくないな………。


「オギャーーーーー!!!!!オギャーーーーー!!!!!オギャーーーーー!!!!!」


あぁ…あぁ…泣いてしまった。最後くらいは……こんな終わりのはずじゃなかったのに………。


(暁君!!暁君!?少しいいかな?この話を最初に話さなかったのはこの手段はできればとりたくはなかったからであり……この手段は…言うなれば…外道……と言って差し支えない方法なんだよ………。しかし…我々が護るべき者と決め、我々が護ると宣言した者を我々の不手際で殺すのと先程話した手段を使って君を守るの……その2つのうちどちらがより不名誉かと問われれば君を見殺しにする方が不名誉だと、あの司祭が君を見捨てている間に話し合い、君を助けることに決まりました………。それに使い方さえ間違えなければ人間が使ったとしても全く問題ない手段だしね……この手段は………まぁ…我々にすれば君等の世界の貴族が生き物を殺すこともそうだけど…ま~…生き物の血を穢らわしいことだと思っていたのと同じだよ……この場合もっとひどいか?ほっとけば感染症が流行るとかそういうのとは関係なくただ、昔からの風習とそれをやったら罪悪感を抱くというだけのことだからね、だから……まぁ…とりあえず、君は不安に思わなくていい、手段については……申し訳ないけど次回聞いて欲しい…僕は…今、答えていいかわからないから………。とりあえずあと少ししたら君を助けてくれる人達が乗る馬車が来るから…、そうだね…君を助けてくれる馬車が来たらそう言うからそれまでの間………あぁ…話すぎたからもう馬車が来たみたいだよ………)


長々とそう説明してくれた…はー……疲れたしもういいよ………。どうせ説明を聞いたところでたいして答えてくれないだろうし………はぁ~……

……あぁ…あと…


(神様……あぁ……いや…間違えた…天使の人…あぁ…あと神様もか……まぁ…みなさんこの度は命を助けていただきありがとうございました……感謝いたします…)


そう、お礼を言った。


(あ…あぁ…どういたしまして…暁君がお礼を言っていたと一応報告しておきますね………)


そうか、報告するのか………。


(りょ………わかりました……)


そう、多少言葉を詰まらせながらも答えた………。







カッポカッポ キキ… カッポカッポ キキ… カッポカッポ キキ… カッポカッポ キキ… ギギッ… ギギッ… ブルッ ブルッ















ハァ…………、あっ?何の音だ?これはさっき話していた馬車か?これで僕は助かるのか?確証が持てないからとりあえず様子見しよ…。

…………ん?馬車が停まってから全然人が降りてこないな?なんで?なんで停まったん?馬車の故障か馬の休憩?馬車の故障は馬車を直すような音がしないから無いか……馬の休憩は……まぁ…ここでする必要は別に無いかな、ということは…何故だろう神様…いや、天使に聞いたほうがいいか?まぁ…とりあえず聞いてみよう……。


(あの……天使様?さっき話してた馬車は今、僕の近くに停まっただろう馬車ですか?)


天使とは今もしっかり連絡取れるよな?


(えぇ…その馬車のはずですから、もう少し待ってください)


そうか…まぁ…これから多少時間が経ったとしても別に構わないか……。


(教えてくれてありがとうございます……とりあえずもう少し待ちます……)


そう返事した。




キーーー



















カッ カッ カッ カッ






「ねぇ…貴方?…この捨て子を助けましょう?」


そんな声が聞こえてきた…は?どういうこと!?……どういうこと!?……助かりそうなのは嬉しいけどなんで急にこんなことに!?確かに天使様は助けてくれるとは言ったしこの馬車の人達が助けると言ってたけど展開急すぎない!?

………ふぅ~…ま…まぁいい…落ち着いて成り行きを見よう。


「それは…とりあえず屋敷までこの赤子を連れて帰って父上に養子にするなり子供らの将来の従者にするなり、とにかく許可をもらわなければ、君の実家もそうだが我が家も貴族家だから格式とか…まぁ…とにかく我が家の当主である父上にどうすべきかの伺いをたてなければ………」
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