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第2章
第9話 約1年で学んだこと
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転生して、この家に引き取られてから約一年が経ち、一歳になってからやっと一人で歩く許可がでた。
……とはいえこれまでベッドにいるかだっこされているかだったのが誰かが見守っている場所でだけしか一人で歩き回れることは許されていないのだからこの許可によって僕の得られる情報の質や量が目に見えて増える訳では無いがとはいえこれまでの生活は暇で暇で死にそうだったから少しとはいえ暇つぶしが増えるのはとてもありがたいことだ。
話は変わるがこの一年間でわかったことがいくつかある。
まずこの世界に魔法があることだ。
ある程度状況が一段落してから冷静になって自分の中で状況整理をしてみたら身の回りで起きた、起きているいくつかのことについて魔法でも無ければ説明がつかない事象がいくつも見受けられた、だからこそこの世界には魔法があるんじゃないか?そういう風に考えた。
僕の予想は上記に書いたようなものだが実際のところやはりと言っていいか……僕の予想通りこの世界には魔法があった。
なぜ、この世界には魔法があるんじゃないか?そう思ったかについて理由を説明させてほしい。
まずこの世界に魔法があると思った理由はいくつかあるが最初にそもそも魔法でも無ければどうやって天使と念話なんてできるんだろう?念話なんて魔法が無ければ使えるわけがないだろう?
次に今も尚どんな方法を使ったのかようわからないが、そもそもの話として普通に考えて高位の貴族が生まれも家柄もまったくわからない捨て子を引き取るわけがないのだ……それこそ魔法などで洗脳でもされない限りは……。
だからこそ……明らかにこの家の人間が捨て子である僕を引き取られたのはそれこそ魔法や仮にあれが魔法とは別の手段でなされたのならそれこと言葉通り超能力やそれに類する方法での洗脳、あるいは少なくとも僕には理解できないほどに超強力な思考誘導である可能性が高い。そもそも魔法か可能性は限りなく低いと思うが魔法によく似た超能力的ななにか以外に考えられる現状の説明があるのなら逆に教えて欲しいくらいだ。
そして話は変わるがこの世界には身体強化の魔法があること自体は既にわかっている。
なぜ僕が身体能力の強化魔法があると考えたのかというと魔法がこの世界に存在すると確信した理由に関しては上記で書いたと思うがもしこの世界に魔法がある場合それを発動するための動力源みたいなものがあると考えた、そして真っ先に考えた予想は異世界物としてはすごくベタな予想ではあるが空気中などに魔力の源である魔素……みたいなものがあるんじゃないかと考えた。
だからまず魔素を感知するために努力した。
魔素を感知するために努力したって何を言ってるんだ?と思う人もいるだろうがそもそも空気を知覚する方法を言葉で説明するのは不可能だ、だからこそ申し訳ないが魔素を感知するために努力したというわかりづらい表現で許してほしい。
話が少し脱線してしまったから話を戻そう。
僕は魔素を感知するために努力し、そして魔力を感知するためにいろいろと試してみて数時間だった頃にやっと魔力が感知できた。
最初に戻るが身体強化魔法は魔法の中でも定番の魔法だし使ったところで人目が無ければ魔法の使用がバレづらいと考えた。
だからこそ魔力を感知できるようになってからすぐに身体強化魔法が使えるかどうか試してみた。
試してみたら予想通りというか、なんというか……すぐに身体強化魔法が使えた。
身体強化魔法が使えたかどうかの判断をどのようにしたのかというと全身を魔力で強化した後に立ち上がってみたそしたら案外サクッと立ち上がることができた。
身体強化の魔法が使えるとわかったと同時に無詠唱での魔法も身体強化の魔法に限らず使えるのではないか?そう思った。
そう思った理由としてはそもそも話として赤ちゃんは喋れないのだ、その状態でも上記にも書いたが僕は無詠唱での身体強化魔法を使えたのだ。
大事なことなのでもう一度強調して説明させてもらう。
この時点……引き取られた直後の時点で既に少なくとも無詠唱での身体強化の魔法は使用できているのだ。
そしてここからの話は先程までの話からの憶測になるのだが身体強化以外のそれこそ火や水、その他の魔法も存在しそしてそれらの魔法も身体強化の魔法同様に存在し、そして使用も可能なのではないか?そう思った。
そしてもし火や水、その他の魔法が存在していた場合それらの魔法も無詠唱で発動可能なのではないか?とも思った。
いや?可能性があるとかではなくほぼほぼ上記の魔法は存在し無詠唱も含めて全て使用可能だ、と言ったほうが表現としては正しいか?
話は変わるが身体強化を使えば今でも前世の時の小・中学生の頃の身体能力と同等かそれ以上の身体能力が手に入る。
またまた今度は完全に話が変わるが、この家の貴族としての階級がわかった。
聞いて驚け?伯爵様だとさ(笑)
うん……笑い事でわないね……。
しかもこの家はこの国の建国以来から続く名家だという話だ。
これはお祖父様も怒るわな……。いや?…僕があの人をお祖父様と呼ぶのはだめかな?どうだろう?
まぁいいとにかく………お祖父様の弟が前辺境伯家当主で……、あと母上…で…いいのか?
…ハァ……もういい……とにかく母上の実家が侯爵家らしい……あとは……まぁ……よくわからないけど間違いなくもっとたくさんの貴族が親類縁者にいるはずだ。
とにかく!こんな名家中の名家がなぜ孤児…まぁ…捨て子なんかを我が子の従者に……それにもっとおかしいのが養子にすることも考えて拾うのも大概おかしいが、それはもういいとして、なぜ捨て子なんかを今も尚、我が子の従者にするとか養子にするとかを選択肢に入れ続けているんだ?この選択肢を洗脳されているだろう次期伯爵とその妻だけが考えているならまだしもなぜ伯爵家当主本人も含めて伯爵家全員が真面目に選択肢に入れて考えてるんだ?もしかして伯爵家の全員、神に洗脳されてるのか?
そうでも無ければどう考えてもおかしい……。
まー、とにかくこの家の地位はそんな感じだ。
あ~、あとこの屋敷の外装は少ししか見れていないがまるで城か砦みたいだった。
あとこれは個人的になんとなく思ったことなのだが、この家……もっというのならこの領地には昔から、それこそ僕がこの世界に転生して、この家に引き取られるよりずっと前から不穏分子がいると思う。
……とはいえこれまでベッドにいるかだっこされているかだったのが誰かが見守っている場所でだけしか一人で歩き回れることは許されていないのだからこの許可によって僕の得られる情報の質や量が目に見えて増える訳では無いがとはいえこれまでの生活は暇で暇で死にそうだったから少しとはいえ暇つぶしが増えるのはとてもありがたいことだ。
話は変わるがこの一年間でわかったことがいくつかある。
まずこの世界に魔法があることだ。
ある程度状況が一段落してから冷静になって自分の中で状況整理をしてみたら身の回りで起きた、起きているいくつかのことについて魔法でも無ければ説明がつかない事象がいくつも見受けられた、だからこそこの世界には魔法があるんじゃないか?そういう風に考えた。
僕の予想は上記に書いたようなものだが実際のところやはりと言っていいか……僕の予想通りこの世界には魔法があった。
なぜ、この世界には魔法があるんじゃないか?そう思ったかについて理由を説明させてほしい。
まずこの世界に魔法があると思った理由はいくつかあるが最初にそもそも魔法でも無ければどうやって天使と念話なんてできるんだろう?念話なんて魔法が無ければ使えるわけがないだろう?
次に今も尚どんな方法を使ったのかようわからないが、そもそもの話として普通に考えて高位の貴族が生まれも家柄もまったくわからない捨て子を引き取るわけがないのだ……それこそ魔法などで洗脳でもされない限りは……。
だからこそ……明らかにこの家の人間が捨て子である僕を引き取られたのはそれこそ魔法や仮にあれが魔法とは別の手段でなされたのならそれこと言葉通り超能力やそれに類する方法での洗脳、あるいは少なくとも僕には理解できないほどに超強力な思考誘導である可能性が高い。そもそも魔法か可能性は限りなく低いと思うが魔法によく似た超能力的ななにか以外に考えられる現状の説明があるのなら逆に教えて欲しいくらいだ。
そして話は変わるがこの世界には身体強化の魔法があること自体は既にわかっている。
なぜ僕が身体能力の強化魔法があると考えたのかというと魔法がこの世界に存在すると確信した理由に関しては上記で書いたと思うがもしこの世界に魔法がある場合それを発動するための動力源みたいなものがあると考えた、そして真っ先に考えた予想は異世界物としてはすごくベタな予想ではあるが空気中などに魔力の源である魔素……みたいなものがあるんじゃないかと考えた。
だからまず魔素を感知するために努力した。
魔素を感知するために努力したって何を言ってるんだ?と思う人もいるだろうがそもそも空気を知覚する方法を言葉で説明するのは不可能だ、だからこそ申し訳ないが魔素を感知するために努力したというわかりづらい表現で許してほしい。
話が少し脱線してしまったから話を戻そう。
僕は魔素を感知するために努力し、そして魔力を感知するためにいろいろと試してみて数時間だった頃にやっと魔力が感知できた。
最初に戻るが身体強化魔法は魔法の中でも定番の魔法だし使ったところで人目が無ければ魔法の使用がバレづらいと考えた。
だからこそ魔力を感知できるようになってからすぐに身体強化魔法が使えるかどうか試してみた。
試してみたら予想通りというか、なんというか……すぐに身体強化魔法が使えた。
身体強化魔法が使えたかどうかの判断をどのようにしたのかというと全身を魔力で強化した後に立ち上がってみたそしたら案外サクッと立ち上がることができた。
身体強化の魔法が使えるとわかったと同時に無詠唱での魔法も身体強化の魔法に限らず使えるのではないか?そう思った。
そう思った理由としてはそもそも話として赤ちゃんは喋れないのだ、その状態でも上記にも書いたが僕は無詠唱での身体強化魔法を使えたのだ。
大事なことなのでもう一度強調して説明させてもらう。
この時点……引き取られた直後の時点で既に少なくとも無詠唱での身体強化の魔法は使用できているのだ。
そしてここからの話は先程までの話からの憶測になるのだが身体強化以外のそれこそ火や水、その他の魔法も存在しそしてそれらの魔法も身体強化の魔法同様に存在し、そして使用も可能なのではないか?そう思った。
そしてもし火や水、その他の魔法が存在していた場合それらの魔法も無詠唱で発動可能なのではないか?とも思った。
いや?可能性があるとかではなくほぼほぼ上記の魔法は存在し無詠唱も含めて全て使用可能だ、と言ったほうが表現としては正しいか?
話は変わるが身体強化を使えば今でも前世の時の小・中学生の頃の身体能力と同等かそれ以上の身体能力が手に入る。
またまた今度は完全に話が変わるが、この家の貴族としての階級がわかった。
聞いて驚け?伯爵様だとさ(笑)
うん……笑い事でわないね……。
しかもこの家はこの国の建国以来から続く名家だという話だ。
これはお祖父様も怒るわな……。いや?…僕があの人をお祖父様と呼ぶのはだめかな?どうだろう?
まぁいいとにかく………お祖父様の弟が前辺境伯家当主で……、あと母上…で…いいのか?
…ハァ……もういい……とにかく母上の実家が侯爵家らしい……あとは……まぁ……よくわからないけど間違いなくもっとたくさんの貴族が親類縁者にいるはずだ。
とにかく!こんな名家中の名家がなぜ孤児…まぁ…捨て子なんかを我が子の従者に……それにもっとおかしいのが養子にすることも考えて拾うのも大概おかしいが、それはもういいとして、なぜ捨て子なんかを今も尚、我が子の従者にするとか養子にするとかを選択肢に入れ続けているんだ?この選択肢を洗脳されているだろう次期伯爵とその妻だけが考えているならまだしもなぜ伯爵家当主本人も含めて伯爵家全員が真面目に選択肢に入れて考えてるんだ?もしかして伯爵家の全員、神に洗脳されてるのか?
そうでも無ければどう考えてもおかしい……。
まー、とにかくこの家の地位はそんな感じだ。
あ~、あとこの屋敷の外装は少ししか見れていないがまるで城か砦みたいだった。
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