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第2章
第21話 ヴァイゼ視点
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昨日お祖父様とお母様にアレスが詰められているのを見たから今日、アレスを慰めるためにこれからこっそりアレス部屋に行くの。
夜に出歩いたらお母様に怒られるかもしれないけどアレスが落ち込んでるだろうからさすがに今回はお母様も怒らないと思う。
私が急にアレスの部屋に行ったらアレスどんな顔するかな?驚くかな?喜ぶかな?楽しみ!
やっとアレスの部屋の前についた!
ただ変ね……部屋の中から聞き慣れない女性の声がする、ちょとだけ盗み聞きしてみよう!
「…ハハ……」
ん?アレスの笑い声?ただ笑い声も小さいし楽しそうじゃない……この声音はどちらかといえば恐怖?
よくわからないけどそんな感じがする。
「なにを笑っているのです?あ……アレス君?」
ん?部屋の中にいるのはアレスだけではない?たしかアレスの従者のはこんな声じゃなかったはず……なら今アレスの部屋でアレスと話してるのは誰?
今アレスと話してる人が誰なのかとても気になるけどとりあえずアレスとアレスと話している人の話しを大人しく聞いておこう。
もしかしたらアレスの会話を聞いていたら今アレスと話してる人が誰かわかるかもしれないからね……。
「……何でもありません。僕の言動で貴女を不快にさせたのであれば申し訳ありませんでした」
アレスってこんな言葉遣いできたっけ?できなかった気がするんだけど……。
「特段、不快に思ったわけではないですよ?アレス君、それと……あまりかしこまらなくていいのですよ?」
え?かしこまらなくていい?そのセリフはまるで今アレスが話してる人がアレスより偉いみたい、もしそうならアレスより偉い人がなんでアレスの部屋にいるの?しかもこんな時間に……父様やおじいちゃんの部屋じゃなくて…
「は、お気遣い感謝します」
なんでアレスはまるで恐怖してるような……怯えているような……そんな声を出してるの?
「こちらからは、あまり伝えるべきこともないから手短に伝えるべきことを話すわね?我々はあなたに神の使徒の称号であり能力を与えます。これはあくまでも我々の予想でしかないが今回神殿で行われる検査は加護があるかないかのものであり加護以上である使徒の称号を貴方が持っていることはわからないと思います。だからこそ今回の検査結果で出るのはあくまでも、アレス・フォン・ゲオールギアーが最低でも神の加護の力を保有していることでありそれ以上の力を保有している事実は貴様が五歳になった後に受けるであろう。鑑定……検査の結果で初めて公になると思います。だからこそ貴方の正確な能力は貴方が五歳になるまで知られることはないと思われるがどちらにせよ今回、検査を受ければ少なくとも貴様が神の加護を持っていることは公になる。だからこそ我々は貴方に神の加護ないし神の使徒の称号を持つものとしての相応の行動を強く求めます。我々からの話は以上でですが貴方から聞きたいことはありますか?」
えっ?アレスが神の加護を得ている?
……いや、それどころかあの話しぶりではまるでアレスが神の使徒であるようなそんな話しぶりだ……。
それにこんな話を話しているということはまるで今アレスが話している相手は人間ではなく神であるようなそんな話しぶりだ。
「はい……いくつかお聞きしたいことがあります。まず失礼な質問であるとは承知していますが、貴女はどのような神なのでしょうか?そして次に僕を助けるにあたりゲオールギアー家の方々を洗脳して僕を引き取らせたのでしょうか?……現時点で僕から聞きたい話は以上です、………あとこれは聞きたいことではありませんが私からあなた方に連絡できる手段が欲しいです。話は以上ですありがとうございました」
これは…アレスの話を信じるのならアレスが今、話している相手はは神であると言っているということになる。
それに僕を助けてくれたゲオールギアー家の方々って私達のことだよね?私達が洗脳されているってどういうこと?
「それでは貴方からの質問に答えますね?私は原初の神であり主神でもあります。まぁ原初の神といっても………いえ、なんでもありません、とにかく次の質問は貴方をゲオールギアー家の人間に引き取らせるにあたりゲオールギアー家の方々を洗脳したかどうか……ですか……洗脳はしていません、以上です、次に貴方から我々へ連絡するための手段はもとより用意するつもりでしたのでご心配なく、それとあくまで私、個人からのあなたへの質問ですが、あなたはゲオールギアー家の人間をどう思い、どのようにどのように関わっておいくつもりなのですか?」
主神?原初の神?どこかで聞いたような……たしかその名称は教会で聞いたような……そのことはまぁいいか……洗脳されていない……そう…よかった……
アレスが私達をどう思ってどう関わっていきたいと思っているか……それは私も知りたいわ……
「ハー……そうですね、ゲオールギアー家の人間に対しては感謝と罪悪感と尊敬と敬愛と恐怖と、いろいろな感情がない混ぜになっていて言葉では言い表せない感情ですね……、次にどう関わりたいか…………ですか……できるだけゲオールギアー家の人間の助けになりたいですね、恩返し?でしょうか?」
へ?……別に感謝なんてしなくていいのに……それに罪悪感も別に感じなくてもなくてもいいのに……なんでそんな感情を抱くの?尊敬、は嬉しいし敬愛も嬉しいけど、恐怖ってなんで?なんでなの?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?
クッ………とりあえず部屋へ戻って寝ようそうすれば、きっと次に起きた時は今まで通り普通にアレスに関われるだろうから……。
部屋に戻って寝ようとしたけど全然眠れない、もうこうなったらアレスの部屋に行ってあの言葉の真意をアレスに聞こう。
アレスの部屋についた……ただなぜかアレスの部屋からアレスの声は聞こえない、聞こえるのは二人の女性の声だけだ。
とりあえずアレスの部屋で話している二人の女性の話を聞こう。
「お疲れ様です、主神様」
ん~~……?主神とその従者?だろう人がなぜアレスの部屋で話しているのでしょか?
「大丈夫、それよりしっかり役目を果たしなさいね?」
役目?主神の従者だろう人間には役目があるの……どんな役目なんだろう?
「はい、承知しています」
「もしも我々の名を貶めるようなことをあの子がした場合、貴女がアレスを抹殺しなさい」
えっ?アレスを抹殺?抹殺ってことは殺すってこと?なんで?なんで?
「はい、承知しています。主神様、もしもの場合は私がアレスを抹殺します」
どういうこと?なんで?あの人たちはアレスの仲間じゃないのわからない……わからない…………とにかくアレスの部屋で話してる主神やその従者にバレないように自分の部屋へ戻ろう……。
なんとか主神やその従者にバレずに自分の部屋へ戻れた。
あの話がどういうことなのかはよくわからない……。
ただ一つわかることがあるそれはもしかしたらアレスが殺されるかもしれないこと……。
アレスは私たちのことが大好き…私たちもアレスのことが大好き。だからこそ私はアレスを護るために努力しなければならない、アレスが何者であろうとっ!
夜に出歩いたらお母様に怒られるかもしれないけどアレスが落ち込んでるだろうからさすがに今回はお母様も怒らないと思う。
私が急にアレスの部屋に行ったらアレスどんな顔するかな?驚くかな?喜ぶかな?楽しみ!
やっとアレスの部屋の前についた!
ただ変ね……部屋の中から聞き慣れない女性の声がする、ちょとだけ盗み聞きしてみよう!
「…ハハ……」
ん?アレスの笑い声?ただ笑い声も小さいし楽しそうじゃない……この声音はどちらかといえば恐怖?
よくわからないけどそんな感じがする。
「なにを笑っているのです?あ……アレス君?」
ん?部屋の中にいるのはアレスだけではない?たしかアレスの従者のはこんな声じゃなかったはず……なら今アレスの部屋でアレスと話してるのは誰?
今アレスと話してる人が誰なのかとても気になるけどとりあえずアレスとアレスと話している人の話しを大人しく聞いておこう。
もしかしたらアレスの会話を聞いていたら今アレスと話してる人が誰かわかるかもしれないからね……。
「……何でもありません。僕の言動で貴女を不快にさせたのであれば申し訳ありませんでした」
アレスってこんな言葉遣いできたっけ?できなかった気がするんだけど……。
「特段、不快に思ったわけではないですよ?アレス君、それと……あまりかしこまらなくていいのですよ?」
え?かしこまらなくていい?そのセリフはまるで今アレスが話してる人がアレスより偉いみたい、もしそうならアレスより偉い人がなんでアレスの部屋にいるの?しかもこんな時間に……父様やおじいちゃんの部屋じゃなくて…
「は、お気遣い感謝します」
なんでアレスはまるで恐怖してるような……怯えているような……そんな声を出してるの?
「こちらからは、あまり伝えるべきこともないから手短に伝えるべきことを話すわね?我々はあなたに神の使徒の称号であり能力を与えます。これはあくまでも我々の予想でしかないが今回神殿で行われる検査は加護があるかないかのものであり加護以上である使徒の称号を貴方が持っていることはわからないと思います。だからこそ今回の検査結果で出るのはあくまでも、アレス・フォン・ゲオールギアーが最低でも神の加護の力を保有していることでありそれ以上の力を保有している事実は貴様が五歳になった後に受けるであろう。鑑定……検査の結果で初めて公になると思います。だからこそ貴方の正確な能力は貴方が五歳になるまで知られることはないと思われるがどちらにせよ今回、検査を受ければ少なくとも貴様が神の加護を持っていることは公になる。だからこそ我々は貴方に神の加護ないし神の使徒の称号を持つものとしての相応の行動を強く求めます。我々からの話は以上でですが貴方から聞きたいことはありますか?」
えっ?アレスが神の加護を得ている?
……いや、それどころかあの話しぶりではまるでアレスが神の使徒であるようなそんな話しぶりだ……。
それにこんな話を話しているということはまるで今アレスが話している相手は人間ではなく神であるようなそんな話しぶりだ。
「はい……いくつかお聞きしたいことがあります。まず失礼な質問であるとは承知していますが、貴女はどのような神なのでしょうか?そして次に僕を助けるにあたりゲオールギアー家の方々を洗脳して僕を引き取らせたのでしょうか?……現時点で僕から聞きたい話は以上です、………あとこれは聞きたいことではありませんが私からあなた方に連絡できる手段が欲しいです。話は以上ですありがとうございました」
これは…アレスの話を信じるのならアレスが今、話している相手はは神であると言っているということになる。
それに僕を助けてくれたゲオールギアー家の方々って私達のことだよね?私達が洗脳されているってどういうこと?
「それでは貴方からの質問に答えますね?私は原初の神であり主神でもあります。まぁ原初の神といっても………いえ、なんでもありません、とにかく次の質問は貴方をゲオールギアー家の人間に引き取らせるにあたりゲオールギアー家の方々を洗脳したかどうか……ですか……洗脳はしていません、以上です、次に貴方から我々へ連絡するための手段はもとより用意するつもりでしたのでご心配なく、それとあくまで私、個人からのあなたへの質問ですが、あなたはゲオールギアー家の人間をどう思い、どのようにどのように関わっておいくつもりなのですか?」
主神?原初の神?どこかで聞いたような……たしかその名称は教会で聞いたような……そのことはまぁいいか……洗脳されていない……そう…よかった……
アレスが私達をどう思ってどう関わっていきたいと思っているか……それは私も知りたいわ……
「ハー……そうですね、ゲオールギアー家の人間に対しては感謝と罪悪感と尊敬と敬愛と恐怖と、いろいろな感情がない混ぜになっていて言葉では言い表せない感情ですね……、次にどう関わりたいか…………ですか……できるだけゲオールギアー家の人間の助けになりたいですね、恩返し?でしょうか?」
へ?……別に感謝なんてしなくていいのに……それに罪悪感も別に感じなくてもなくてもいいのに……なんでそんな感情を抱くの?尊敬、は嬉しいし敬愛も嬉しいけど、恐怖ってなんで?なんでなの?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?
クッ………とりあえず部屋へ戻って寝ようそうすれば、きっと次に起きた時は今まで通り普通にアレスに関われるだろうから……。
部屋に戻って寝ようとしたけど全然眠れない、もうこうなったらアレスの部屋に行ってあの言葉の真意をアレスに聞こう。
アレスの部屋についた……ただなぜかアレスの部屋からアレスの声は聞こえない、聞こえるのは二人の女性の声だけだ。
とりあえずアレスの部屋で話している二人の女性の話を聞こう。
「お疲れ様です、主神様」
ん~~……?主神とその従者?だろう人がなぜアレスの部屋で話しているのでしょか?
「大丈夫、それよりしっかり役目を果たしなさいね?」
役目?主神の従者だろう人間には役目があるの……どんな役目なんだろう?
「はい、承知しています」
「もしも我々の名を貶めるようなことをあの子がした場合、貴女がアレスを抹殺しなさい」
えっ?アレスを抹殺?抹殺ってことは殺すってこと?なんで?なんで?
「はい、承知しています。主神様、もしもの場合は私がアレスを抹殺します」
どういうこと?なんで?あの人たちはアレスの仲間じゃないのわからない……わからない…………とにかくアレスの部屋で話してる主神やその従者にバレないように自分の部屋へ戻ろう……。
なんとか主神やその従者にバレずに自分の部屋へ戻れた。
あの話がどういうことなのかはよくわからない……。
ただ一つわかることがあるそれはもしかしたらアレスが殺されるかもしれないこと……。
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