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卒論の添削してもらえなかった件について
8.不思議な学校を卒業してる件
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少しだけ、心理学についてご説明しておきます。
占いや血液型性格判断とは全く違う、学問としての心理学の世界です。
そもそも、心理学とは人間の行動分析であり、脳科学と親和性の高い学問です。
大雑把に言うと、学習、発達、認知といった人間の行動を左右する機能について学びました。
学習というのは、勉強をするの事や所謂学力の問題ではなく、行動が習慣化するプロセスを科学的に説明する分野の事です。
身近なところで言うと、ポイントが貯まるからポイントカードを毎回使うという行動も、学習の一つです。そのポイントが割引や景品になる事が分かっていると、貯めたくなりますよね。
ちなみに私はヨドバシ派です。楽天は各出品者で選びます。
発達というのは、子供の心の発達というか、認知能力や社会性の発達に関わる物で、IQの算出もこの分野から入ります。子供の社会性や認知能力の成長には一定の形があるので、どのくらいの月齢・年齢で何が出来るのかという事を勉強しました。
ちなみに、子供のIQというのは生まれてからの月齢・年齢毎に、この課題なら大多数がクリア出来るという基準があり、その基準をどれくらい満たしているかを確かめる数値なので、将来数学者になれるとかそういう基準ではありません。IQが高い=発達が早いという目安と思って下さい。
また、発達の検査をすると言語や細かい作業など、行動の分野毎に特性が分かるので、どの能力の発達が遅れているのかという事も分かりますし、それに応じた対応が出来るというわけです。
なお、大人に関しては検査の授業の規定が厳しすぎて受けなかったので詳しく知りません……。
認知というのは半分くらい脳科学の世界ですね。人間が物を見聞きした時にどう捉えているのかという事を科学的に検証する分野です。目の錯覚の実験をしてみたり、記憶に関連した実験をしてみたり、人間の脳にフォーカスした異色のジャンルみたいな分野です。
面白い実験のひとつに、右手で行った行動が左手にも継承されるという物があります。被験者参加すると恐ろしく面倒でしたけど……。
その他にも、生理的な変化と感情的な変化を結び付けて調べたり、睡眠について研究する事もありますし、アンケート形式の質問紙に回答してもらう事で感情の変化を調べる事もあります。
そして、この心理学を応用すると治療を行う事が出来るので、それを突き詰めるのが臨床心理学の世界です。
大雑把にまとめると、精神医学とは少し違った分野で、相手の話を聞く事を原則とし、相手が自力で考えを纏めて問題解決につなげるカウンセリングや、長い年月を掛けて検証された心理検査を通して、その人の特性を把握したり、心の変化を数値化したりするのが臨床心理の世界です。
私自身は臨床現場、つまり、カウンセラーとして働く事は無理だと思ったので臨床に関しては実習にも行っていませんし(有ったとしても、開始時間までに学校へ行く事がかなり困難だったというか、朝七時の電車で間に合わないレベルの距離通学してたんで必修だったら辞めてたというか、サイン貰えなきゃ強制退学でした)、一度でも欠席したら単位認定なしという過酷すぎる条件に検査の実習もやっておりませんけど。
……いや、本当は検査にも興味が有ったのですけれど……台風や大雨による電車遅延や運休さえ認めてもらえない勢いでしたので、徒歩範囲に住んでないと無理です。更に、実習が二人一組だから、相手の単位に係わるんで絶対休むなとも有りましたし……今なんてバスさえ台風で運休するんですから、無理ゲーすぎますよ。
何というか、変な所をストイックにし過ぎてクソだったというか、開校当初の不思議な学問の世界みたいな雰囲気が無くなりつつあった時期だったんでしょうね……こう、論文積み上げながら心理学の世界を突き詰めようという雰囲気は薄かった気がします……。
基礎部分の講義に携わっておられたベテランの先生方が、卒業時に少なく無い人数ご退任となっていましたし、最終目標が医療現場で働く専門家の育成であるならそれも分かりますが……ちゃんと入学希望者に“病院で働くカウンセラーになる覚悟が無いなら来ないで下さい、向いてないなら辞めて下さい”って明言しといて欲しいですね。
其処まではっきりしているなら、無理してでも国立の人文行く判断出来るでしょうから。
少々話は逸れますが、倫理観に対する疑問のひとつとして、相手が居るだけでなく、その相手との信頼関係を構築して話を聞く仕事であり、その人でなければ出来ない仕事なのだから、カウンセラーは絶対にキャンセルしたらいけないという話がありました。
しかし……事故って知ってる? と思ってしまったわけです。
……危機管理上、製造現場なら神レベルの職人や技術者一人に頼ってはいけない様に、必死で面接内容を記録して、残業とかそういう概念すらぶっ飛ぶくらい仕事してその記録を作らなきゃいけないのであれば、複数人でそれを共有しなきゃ駄目なんじゃないのかと思うのです。
確かに守秘義務があるとはいえ、複数の専門家による医療を推奨するなら、いわばカルテである面接の記録はしかるべき専門家間で共有されてていいんじゃないのかとも思うわけです。
ちなみに、臨床現場で働くのは無理だと思った理由のひとつが、恐ろしいほどの字の汚さだったりするのが私です。面談しながら会話を速記するレベルに記録が必要なのですが……そういう事をした場合、私の字だと、自分でも読めないレベルです。
頭の回転速い人にありがちな、ノートは考える為のプロセスに過ぎない、という認識がそのまま当てはまりまして……そもそも、頭の回転が速い人間には向いてない仕事でもありましたから、学校間違えたと思ったわけです。
……考えちゃいけないんです。こっちから発言してもいけないんです、カウンセラーは。
だから、意見ははっきり言いたい、まとまらない話はこっちがまとめて聞き返したい、そういう頭の回転が速くてせっかちな人間には絶対出来ないんです。
そして、そういう人が無理やりカウンセラーになるのは社会の損失です。その頭の回転の速さは……ぜひクリエイティブに生かして下さい。創作という意味ではなく、店舗営業の改善とか、そういう方面にもきっと役立つので。
それと……余談も余談の蛇足ながら、卒業した大学は土足厳禁で、一応置いてあるとはいえ、備品の貸し出しスリッパを履いていると物凄く嫌な眼で見られる事が有る上、そのスリッパは履きたくないレベルのクソダサスリッパという酷い有様だったんです。
それこそ、裏手にあるロッカーを経由していたら遅刻する一時間目の講義に出席する時は、上履きを荷物として家から運び、校舎の適当な出入り口の傍で履き変えて移動していました……。マジで邪魔。
そして、その要件もやたらうるさく、白い靴限定とか……しかも、学科別に指定されたシューズの着用が強制になったら“悪い意味でおばさんのズック”みたいな靴を選んでいて絶句しました。センスゼロ。白い運動靴だったら、被服メーカーの多い土地柄だし、どっかのメーカーに委託して大学のロゴ入りで作ってもらえばよかったのに……。
指定の学年ではありませんでしたが、あの靴履けって言われたら辞めたいくらいでしたよ(医学系の学科はナースシューズみたいな物だったし、そっちの方がまだ機能性あってマシに見えた……あと、土足厳禁といいながら、舗装面とはいえ外を歩いて移動する別棟の講義室有ったんですけど……勿論、雨が降れば水たまりができますし、落ち葉も落ちてます)
なーんというか、専門家育成という点では正しいにせよ、その割にレベルの低い学生が多くて(難関潜り抜けたはずの大学院生が、幾ら試験がクソ理不尽とはいえ、九割ほどが受かっておらず、先生お詫び行脚の始末で)不釣り合いな環境でしたね……。
その後、教員養成の課程作るとか何とか言ってたし、方向性がカオス化していたのかもしれないです。
でも……教員って、その、何の教師になるんですかねぇ……スポーツ科学の分野なら体育の教諭も分かるけど……心理学からって、一体……。
……卒業校ですが、心理学に興味を持った若い子が居たら全力でお勧めしないですね。もう二度と関わりたくも無いし、通信制の大学でロンダリングするとかマジで考えるレベルです……本気で人助けしたい人なら全力でお勧めしますけど。
そして、割りとディストピアクソワールドで小説を書く人間なので、もしプロフィールを出す様な事があっても、大学名は出したくないですね。
死にそうな思いして掴んだ学位剥奪されそうで。
卒業した高校は文芸部の出身だし、親も同じ学校出身みたいな伝統だけはある学校だから、名前出す事になったら出したいですけどね……是非。
……あーそうか、今更分かったわ。こう、画一化される事が主流となったディストピアへの反抗って、そういう所が無意識に反映されてるのかもしれない。
頑張ってそれを形にしてやります。私の人生、ホント後悔多いですからね。
占いや血液型性格判断とは全く違う、学問としての心理学の世界です。
そもそも、心理学とは人間の行動分析であり、脳科学と親和性の高い学問です。
大雑把に言うと、学習、発達、認知といった人間の行動を左右する機能について学びました。
学習というのは、勉強をするの事や所謂学力の問題ではなく、行動が習慣化するプロセスを科学的に説明する分野の事です。
身近なところで言うと、ポイントが貯まるからポイントカードを毎回使うという行動も、学習の一つです。そのポイントが割引や景品になる事が分かっていると、貯めたくなりますよね。
ちなみに私はヨドバシ派です。楽天は各出品者で選びます。
発達というのは、子供の心の発達というか、認知能力や社会性の発達に関わる物で、IQの算出もこの分野から入ります。子供の社会性や認知能力の成長には一定の形があるので、どのくらいの月齢・年齢で何が出来るのかという事を勉強しました。
ちなみに、子供のIQというのは生まれてからの月齢・年齢毎に、この課題なら大多数がクリア出来るという基準があり、その基準をどれくらい満たしているかを確かめる数値なので、将来数学者になれるとかそういう基準ではありません。IQが高い=発達が早いという目安と思って下さい。
また、発達の検査をすると言語や細かい作業など、行動の分野毎に特性が分かるので、どの能力の発達が遅れているのかという事も分かりますし、それに応じた対応が出来るというわけです。
なお、大人に関しては検査の授業の規定が厳しすぎて受けなかったので詳しく知りません……。
認知というのは半分くらい脳科学の世界ですね。人間が物を見聞きした時にどう捉えているのかという事を科学的に検証する分野です。目の錯覚の実験をしてみたり、記憶に関連した実験をしてみたり、人間の脳にフォーカスした異色のジャンルみたいな分野です。
面白い実験のひとつに、右手で行った行動が左手にも継承されるという物があります。被験者参加すると恐ろしく面倒でしたけど……。
その他にも、生理的な変化と感情的な変化を結び付けて調べたり、睡眠について研究する事もありますし、アンケート形式の質問紙に回答してもらう事で感情の変化を調べる事もあります。
そして、この心理学を応用すると治療を行う事が出来るので、それを突き詰めるのが臨床心理学の世界です。
大雑把にまとめると、精神医学とは少し違った分野で、相手の話を聞く事を原則とし、相手が自力で考えを纏めて問題解決につなげるカウンセリングや、長い年月を掛けて検証された心理検査を通して、その人の特性を把握したり、心の変化を数値化したりするのが臨床心理の世界です。
私自身は臨床現場、つまり、カウンセラーとして働く事は無理だと思ったので臨床に関しては実習にも行っていませんし(有ったとしても、開始時間までに学校へ行く事がかなり困難だったというか、朝七時の電車で間に合わないレベルの距離通学してたんで必修だったら辞めてたというか、サイン貰えなきゃ強制退学でした)、一度でも欠席したら単位認定なしという過酷すぎる条件に検査の実習もやっておりませんけど。
……いや、本当は検査にも興味が有ったのですけれど……台風や大雨による電車遅延や運休さえ認めてもらえない勢いでしたので、徒歩範囲に住んでないと無理です。更に、実習が二人一組だから、相手の単位に係わるんで絶対休むなとも有りましたし……今なんてバスさえ台風で運休するんですから、無理ゲーすぎますよ。
何というか、変な所をストイックにし過ぎてクソだったというか、開校当初の不思議な学問の世界みたいな雰囲気が無くなりつつあった時期だったんでしょうね……こう、論文積み上げながら心理学の世界を突き詰めようという雰囲気は薄かった気がします……。
基礎部分の講義に携わっておられたベテランの先生方が、卒業時に少なく無い人数ご退任となっていましたし、最終目標が医療現場で働く専門家の育成であるならそれも分かりますが……ちゃんと入学希望者に“病院で働くカウンセラーになる覚悟が無いなら来ないで下さい、向いてないなら辞めて下さい”って明言しといて欲しいですね。
其処まではっきりしているなら、無理してでも国立の人文行く判断出来るでしょうから。
少々話は逸れますが、倫理観に対する疑問のひとつとして、相手が居るだけでなく、その相手との信頼関係を構築して話を聞く仕事であり、その人でなければ出来ない仕事なのだから、カウンセラーは絶対にキャンセルしたらいけないという話がありました。
しかし……事故って知ってる? と思ってしまったわけです。
……危機管理上、製造現場なら神レベルの職人や技術者一人に頼ってはいけない様に、必死で面接内容を記録して、残業とかそういう概念すらぶっ飛ぶくらい仕事してその記録を作らなきゃいけないのであれば、複数人でそれを共有しなきゃ駄目なんじゃないのかと思うのです。
確かに守秘義務があるとはいえ、複数の専門家による医療を推奨するなら、いわばカルテである面接の記録はしかるべき専門家間で共有されてていいんじゃないのかとも思うわけです。
ちなみに、臨床現場で働くのは無理だと思った理由のひとつが、恐ろしいほどの字の汚さだったりするのが私です。面談しながら会話を速記するレベルに記録が必要なのですが……そういう事をした場合、私の字だと、自分でも読めないレベルです。
頭の回転速い人にありがちな、ノートは考える為のプロセスに過ぎない、という認識がそのまま当てはまりまして……そもそも、頭の回転が速い人間には向いてない仕事でもありましたから、学校間違えたと思ったわけです。
……考えちゃいけないんです。こっちから発言してもいけないんです、カウンセラーは。
だから、意見ははっきり言いたい、まとまらない話はこっちがまとめて聞き返したい、そういう頭の回転が速くてせっかちな人間には絶対出来ないんです。
そして、そういう人が無理やりカウンセラーになるのは社会の損失です。その頭の回転の速さは……ぜひクリエイティブに生かして下さい。創作という意味ではなく、店舗営業の改善とか、そういう方面にもきっと役立つので。
それと……余談も余談の蛇足ながら、卒業した大学は土足厳禁で、一応置いてあるとはいえ、備品の貸し出しスリッパを履いていると物凄く嫌な眼で見られる事が有る上、そのスリッパは履きたくないレベルのクソダサスリッパという酷い有様だったんです。
それこそ、裏手にあるロッカーを経由していたら遅刻する一時間目の講義に出席する時は、上履きを荷物として家から運び、校舎の適当な出入り口の傍で履き変えて移動していました……。マジで邪魔。
そして、その要件もやたらうるさく、白い靴限定とか……しかも、学科別に指定されたシューズの着用が強制になったら“悪い意味でおばさんのズック”みたいな靴を選んでいて絶句しました。センスゼロ。白い運動靴だったら、被服メーカーの多い土地柄だし、どっかのメーカーに委託して大学のロゴ入りで作ってもらえばよかったのに……。
指定の学年ではありませんでしたが、あの靴履けって言われたら辞めたいくらいでしたよ(医学系の学科はナースシューズみたいな物だったし、そっちの方がまだ機能性あってマシに見えた……あと、土足厳禁といいながら、舗装面とはいえ外を歩いて移動する別棟の講義室有ったんですけど……勿論、雨が降れば水たまりができますし、落ち葉も落ちてます)
なーんというか、専門家育成という点では正しいにせよ、その割にレベルの低い学生が多くて(難関潜り抜けたはずの大学院生が、幾ら試験がクソ理不尽とはいえ、九割ほどが受かっておらず、先生お詫び行脚の始末で)不釣り合いな環境でしたね……。
その後、教員養成の課程作るとか何とか言ってたし、方向性がカオス化していたのかもしれないです。
でも……教員って、その、何の教師になるんですかねぇ……スポーツ科学の分野なら体育の教諭も分かるけど……心理学からって、一体……。
……卒業校ですが、心理学に興味を持った若い子が居たら全力でお勧めしないですね。もう二度と関わりたくも無いし、通信制の大学でロンダリングするとかマジで考えるレベルです……本気で人助けしたい人なら全力でお勧めしますけど。
そして、割りとディストピアクソワールドで小説を書く人間なので、もしプロフィールを出す様な事があっても、大学名は出したくないですね。
死にそうな思いして掴んだ学位剥奪されそうで。
卒業した高校は文芸部の出身だし、親も同じ学校出身みたいな伝統だけはある学校だから、名前出す事になったら出したいですけどね……是非。
……あーそうか、今更分かったわ。こう、画一化される事が主流となったディストピアへの反抗って、そういう所が無意識に反映されてるのかもしれない。
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