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いきなりドラゴンを倒し英雄になる祠堂
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今日はというかほぼ毎日だが、授業ではドラゴンの形態等の情報を元に
どう倒すかの作戦会議の様な授業が行われていた。
「祠堂、何か対策はないか?」
「そうっすね」
と考えていると、セリアが割ってきた。
「彼の世界にはドラゴンなんていないんでしょう。だったらわからない
に決まってるじゃない」
「そうでもないぜ。まぁ実際の奴はわからんけど、ゲームでのドラゴンなら
攻略はできる」
「ゲーム?またわからない言葉だな」
「まぁそうでしょうね」
「それで、その攻略というのは?」
「攻略って言っても様々ですが、定番なのは目を狙って見えなくなって
から攻撃するとか」
「それは試している。だが、その目に当てるのが一苦労だ」
「だろうね。あとは同じくらいの力を持った召喚獣をけしかけるとか」
「そっちの世界にも召喚があるのか?」
「いや、ゲームの中での事ですので」
「そのゲームがわからんな」
「まぁそれはいつか説明しますよ。あとはひたすら強くなって
から倒しに行くとかっすね」
「結局強くないとダメという事か」
「でも、私達人がどれだけ強くなっても、あのドラゴンには
足元にも及ばないんじゃ」
「そうかもしれない。だが、ドラゴンは私達を襲ってくる。襲って
来る以上は対抗しなければいけない。なんとしてもドラゴンに
勝つ戦術を見つけ出すんだ」
そんな感じで授業は続いた。祠堂も色々作戦を言うが
やはりどれも試していた。
夜、祠堂は外に出た。学園に来てからまだ外に出たことが
なかったので、初めて異世界の街を見る事にした。
やっぱり現実とは違い、街の中には兵士や旅人、その中で
剣士や魔法使いの格好をした者もいた。
街を散策していると誰かが声をかけてきた。
「祠堂くん」
「!?セリアさん?どうしてここに?」
「私は街の警備をしている。もちろん個人でな。今はまだ
学生だから何もできないが、卒業したら私は街を守る
バスターとして活動をする事にしているんだ」
「そうか。やっぱりドラゴンは倒さないといけないんだな」
「そうだ。でなければ多くの人が死ぬ事になる。もうそんな事は
させない」
「わかった。じゃぁ今から退治しに行くか」
「今から退治?無茶を言うな!! 魔法も使えないお前がどう
やって倒すんだ」
「確かに魔法は使えないけどな。でも、やり方はある。これも
実際に効くかはわからんが」
「そんな確信のない思い付きで命を捨てになど行けん」
「わかってる。俺一人で行くから。何かあったら街を守らないと
いけないしね。だからここは任せるよセリアさん」
「おい祠堂!?」
祠堂はそのまま街の外に出た。祠堂が向かったのは初めて
この世界に来て、いきなりドラゴンに出くわした、街から
離れた丘だ。
竜の丘と呼ばれるここはよくドラゴンが現れるらしい。
ドラゴンはここを拠点とはしてないが、休憩場所の様な
感じで来るので目撃が多い。
その丘にやってきた祠堂。今祠堂が持っているのは竹刀と
実はこっそり武器庫から持ってきた、本物の剣だ。
セリアに会ったときはとっさに隠したのでばれなかった。
この二つの武器を持って祠堂はドラゴンを探した。
「同じところに来る習性はあるのか?ドラゴンに」
ここは祠堂が飛ばされてドラゴンと会った場所。祠堂は
今になって本物のドラゴンの恐怖を思い出した。
それでも、戦はないといけないという思いも持って探した。
そして、どこからか雄たけびが聞こえた。声のする方に
向かうと、そこには巨大な羽が見え、それから顔が見えた。
本当にドラゴンが現れたのだ。ドラゴンは雄たけびをし
祠堂を威嚇した。祠堂はそれにおびえるが、ここから祠堂は
ゲーマーの知識もフル活動させ、ドラゴンを倒そうとする。
「さて、勝負は一回きりだ。これが成功しなきゃ数分後には
俺は食われる。まぁゲーマーなら本物のドラゴンに殺されても
悔いはないってな。そんじゃ行くぜ」
祠堂は勝負に出た。それは、逃げ回る事だった。ここは
丘で、ドラゴンの近くには森があった。祠堂はその森に
全速力で向かい、ドラゴンをその森の中に誘う。
奥まではいけないので、森の入り口が勝負だ。ドラゴンは
そのまま炎をはかず、森につっこんできた。それがドラゴンの
動きを鈍くさせた。森の木がドラゴンに当たっているからだ。
そして、そこに祠堂はドラゴンの真下に行き、その隣にある
木に登り、ドラゴンが祠堂を見失っているのを確認して
祠堂は剣をドラゴンの目に突き刺した。
目をやられたドラゴンは強烈な雄たけびをし、祠堂を
振り払おうとする。祠堂はそのまま目を攻撃し、完全に
見えなくした。
「もう少しだ。次で終わらせる」
祠堂は木に飛び移り、ドラゴンの動きを見る。ドラゴンは頭を
大きく揺らして、雄たけびを続けた。
祠堂はその雄たけびを出している口が大きく開いた瞬間を
狙い、その口の中に二つの剣を放り込んだ。
そして、ドラゴンは反り返るように倒れた。さっきまでの
雄たけびもなくなり、ドラゴンは動かなくなった。
祠堂は恐る恐る様子を見に行く。また木に登り、ドラゴンの
顔に近づく。どうやら剣が心臓を貫き、息の根が止まった
様だ。これも、アニメなどからの情報を元にとった行動だ。
でも、こうもうまくいくなんて思ってなかった祠堂は
木から降り、改めてドラゴンを見ると恐怖感が蘇り腰をぬかして
座り込んだ。
そこにセリアと、チェルシーに他のバスター達も大勢
やってきた。それはあの雄たけびは街にまで響いたので、バスターに
出動命令が出たからだ。
そうしてやってきたセリア達だが、その目の前に光景に
静まり返り、セリアがそこにいた祠堂に声をかける。
「し、祠堂くん。これキミがやったのか?」
「一応ですけどね。まぁたぶんドラゴンの中でも弱い奴
だったんだろうけどな」
「い、いや、このドラゴンは最強クラスの奴だ。こんなのにお前は
勝ったのか?」
「信じられん。このドラゴンに勝つなんて」
「しかもたった一人で」
「もしかしたら彼が世界を救う英雄なのかもしれんぞ」
「祠堂が、英雄」
そうして祠堂達はこのドラゴンを街に運び、人々にドラゴンが
倒せれる事を証明した。その後、王都にもこのドラゴンを運び
王に報告をして、街中が歓喜し、祠堂は英雄として扱われたが
祠堂はこういうのは苦手なので、すぐに学園に戻った。
どう倒すかの作戦会議の様な授業が行われていた。
「祠堂、何か対策はないか?」
「そうっすね」
と考えていると、セリアが割ってきた。
「彼の世界にはドラゴンなんていないんでしょう。だったらわからない
に決まってるじゃない」
「そうでもないぜ。まぁ実際の奴はわからんけど、ゲームでのドラゴンなら
攻略はできる」
「ゲーム?またわからない言葉だな」
「まぁそうでしょうね」
「それで、その攻略というのは?」
「攻略って言っても様々ですが、定番なのは目を狙って見えなくなって
から攻撃するとか」
「それは試している。だが、その目に当てるのが一苦労だ」
「だろうね。あとは同じくらいの力を持った召喚獣をけしかけるとか」
「そっちの世界にも召喚があるのか?」
「いや、ゲームの中での事ですので」
「そのゲームがわからんな」
「まぁそれはいつか説明しますよ。あとはひたすら強くなって
から倒しに行くとかっすね」
「結局強くないとダメという事か」
「でも、私達人がどれだけ強くなっても、あのドラゴンには
足元にも及ばないんじゃ」
「そうかもしれない。だが、ドラゴンは私達を襲ってくる。襲って
来る以上は対抗しなければいけない。なんとしてもドラゴンに
勝つ戦術を見つけ出すんだ」
そんな感じで授業は続いた。祠堂も色々作戦を言うが
やはりどれも試していた。
夜、祠堂は外に出た。学園に来てからまだ外に出たことが
なかったので、初めて異世界の街を見る事にした。
やっぱり現実とは違い、街の中には兵士や旅人、その中で
剣士や魔法使いの格好をした者もいた。
街を散策していると誰かが声をかけてきた。
「祠堂くん」
「!?セリアさん?どうしてここに?」
「私は街の警備をしている。もちろん個人でな。今はまだ
学生だから何もできないが、卒業したら私は街を守る
バスターとして活動をする事にしているんだ」
「そうか。やっぱりドラゴンは倒さないといけないんだな」
「そうだ。でなければ多くの人が死ぬ事になる。もうそんな事は
させない」
「わかった。じゃぁ今から退治しに行くか」
「今から退治?無茶を言うな!! 魔法も使えないお前がどう
やって倒すんだ」
「確かに魔法は使えないけどな。でも、やり方はある。これも
実際に効くかはわからんが」
「そんな確信のない思い付きで命を捨てになど行けん」
「わかってる。俺一人で行くから。何かあったら街を守らないと
いけないしね。だからここは任せるよセリアさん」
「おい祠堂!?」
祠堂はそのまま街の外に出た。祠堂が向かったのは初めて
この世界に来て、いきなりドラゴンに出くわした、街から
離れた丘だ。
竜の丘と呼ばれるここはよくドラゴンが現れるらしい。
ドラゴンはここを拠点とはしてないが、休憩場所の様な
感じで来るので目撃が多い。
その丘にやってきた祠堂。今祠堂が持っているのは竹刀と
実はこっそり武器庫から持ってきた、本物の剣だ。
セリアに会ったときはとっさに隠したのでばれなかった。
この二つの武器を持って祠堂はドラゴンを探した。
「同じところに来る習性はあるのか?ドラゴンに」
ここは祠堂が飛ばされてドラゴンと会った場所。祠堂は
今になって本物のドラゴンの恐怖を思い出した。
それでも、戦はないといけないという思いも持って探した。
そして、どこからか雄たけびが聞こえた。声のする方に
向かうと、そこには巨大な羽が見え、それから顔が見えた。
本当にドラゴンが現れたのだ。ドラゴンは雄たけびをし
祠堂を威嚇した。祠堂はそれにおびえるが、ここから祠堂は
ゲーマーの知識もフル活動させ、ドラゴンを倒そうとする。
「さて、勝負は一回きりだ。これが成功しなきゃ数分後には
俺は食われる。まぁゲーマーなら本物のドラゴンに殺されても
悔いはないってな。そんじゃ行くぜ」
祠堂は勝負に出た。それは、逃げ回る事だった。ここは
丘で、ドラゴンの近くには森があった。祠堂はその森に
全速力で向かい、ドラゴンをその森の中に誘う。
奥まではいけないので、森の入り口が勝負だ。ドラゴンは
そのまま炎をはかず、森につっこんできた。それがドラゴンの
動きを鈍くさせた。森の木がドラゴンに当たっているからだ。
そして、そこに祠堂はドラゴンの真下に行き、その隣にある
木に登り、ドラゴンが祠堂を見失っているのを確認して
祠堂は剣をドラゴンの目に突き刺した。
目をやられたドラゴンは強烈な雄たけびをし、祠堂を
振り払おうとする。祠堂はそのまま目を攻撃し、完全に
見えなくした。
「もう少しだ。次で終わらせる」
祠堂は木に飛び移り、ドラゴンの動きを見る。ドラゴンは頭を
大きく揺らして、雄たけびを続けた。
祠堂はその雄たけびを出している口が大きく開いた瞬間を
狙い、その口の中に二つの剣を放り込んだ。
そして、ドラゴンは反り返るように倒れた。さっきまでの
雄たけびもなくなり、ドラゴンは動かなくなった。
祠堂は恐る恐る様子を見に行く。また木に登り、ドラゴンの
顔に近づく。どうやら剣が心臓を貫き、息の根が止まった
様だ。これも、アニメなどからの情報を元にとった行動だ。
でも、こうもうまくいくなんて思ってなかった祠堂は
木から降り、改めてドラゴンを見ると恐怖感が蘇り腰をぬかして
座り込んだ。
そこにセリアと、チェルシーに他のバスター達も大勢
やってきた。それはあの雄たけびは街にまで響いたので、バスターに
出動命令が出たからだ。
そうしてやってきたセリア達だが、その目の前に光景に
静まり返り、セリアがそこにいた祠堂に声をかける。
「し、祠堂くん。これキミがやったのか?」
「一応ですけどね。まぁたぶんドラゴンの中でも弱い奴
だったんだろうけどな」
「い、いや、このドラゴンは最強クラスの奴だ。こんなのにお前は
勝ったのか?」
「信じられん。このドラゴンに勝つなんて」
「しかもたった一人で」
「もしかしたら彼が世界を救う英雄なのかもしれんぞ」
「祠堂が、英雄」
そうして祠堂達はこのドラゴンを街に運び、人々にドラゴンが
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