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ブラックフレアドラゴン現る!しかし祠堂は。
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リーズ山。祠堂達はこの山に入った。この山は二つんの山脈がつながっており
ドラゴンが目撃されたのは奥の方だ。
なので祠堂達はそこまで歩いていかなくてはならず、とてもじゃないが
一日ではつかないので、何度も休みながら目的の場所に向かった。
山に入って三日、ようやく一つ目が終わる場所につき、その近くにあった
洞窟で休む事にした。
「さすがにしんどいな。ゲームならどんな場所でも一時間あれば
たどり着けるのに」
「そのゲームというのは簡単なのですか?」
「まぁ人によるかな。うまい奴ならすぐにクリアするし、下手な
奴だと、途中で止める奴もいるしな。まぁこれは現実だから
止めれないけど」
「だったらあまり弱音は言わないようにしてほしいな。祠堂は
リーダーだ。祠堂の言葉一つで私達は変わる。お前が弱音を
言ったらこっちも弱くなるぞ」
「わかった。でも、俺だって完璧じゃないからな。ダメな時も
あるからな」
「ええ。わかってる」
「それじゃ祠堂くん。これからどうする?もうすぐ目的の
場所に着くけど」
「ああ。そこに着いても感じんのドラゴンがいないと意味が
ないからな。まずはドラゴンを探す事だ。もし、見つけてもすぐには
手を出さないように。そのドラゴンが凶暴じゃなければもしかしたら
戦わずに済むしな」
「それはダメよ!」
「なんだよセリア? 戦わないならその方がいいだろ?」
「ドラゴンがそんな大人しいと思っているの?これまでどれだけ
世界がドラゴンにやらえてきたと思ってるの?そのドラゴンを
倒す為に私達、ドラゴンバスターが作られたのよ。たとえ
攻撃されなくても、ドラゴンは倒すべきよ」
「そうかもしれないけどな」
「祠堂くんはどうしたいの?本当に戦わずに帰るの?」
「できるならそうしたいさ。もし、戦って誰かがやられたら
ゲームみたいに生き返らせれないんだ。俺は・・・!?」
「祠堂!」
セリアが祠堂の頬を叩いた。アリス達は驚いた。祠堂は
すぐに言い返そうとした。
「セリア!?」
「これは?」
祠堂が言い返そうとした時だった。外から大きな雄たけびが
聞こえた。
外に出るとその声がまた聞こえ、どんどん近づいて来て
居た。祠堂達は広い場所に出て、空を見上げる。
そして、その上空にドラゴンの姿が現れた。
「居た!! ドラゴンだ」
「あれが、本物のドラゴン!?」
「グレンは見たことないか?」
「うん。僕は初めてだよ。話には聞いてたけど本当にすごい!
それと、怖い」
「わ、私も少し恐怖を感じます」
「アリスと同じくな」
グレンとアリス、ロイナは初めて見るドラゴンに恐怖を
感じていた。セリアと祠堂は冷静に入れたが、国の兵の
ルイも動揺をしていた。
「祠堂くん。あなたあんな化け物を二匹も倒したの?」
「まぁ一応ですけど。でも、なんか今回はうまくいかない
気がして」
「祠堂!そういう事は」
「わかってる。でも、なんか」
「!? 来るぞ!!」
ドラゴンが祠堂達に気づき、こっちに向かって来た。それに
グレンとアリスは逃げ出し、ロイナは動けずにいた。
「ロイナ、逃げろ!!」
「!?」
祠堂の声を聞いた瞬間、ドラゴンがロイナの前に現れ、ロイナを
巨大な手で攻撃し、吹き飛ばした。
「大丈夫かロイナ?」
ロイナは気を失った。その間、ドラゴンは逃げていたグレンと
アリスに向かっていた。
「追いつかれる!?走ってグレン」
「僕、もうダメです。うわっ!!」
「グレン!? キャァ!!」
二人も攻撃され、吹き飛ばされた。しかもドラゴンはその
二人に向かって、口から黒い炎を放出しようとしていた。
祠堂はそれを見て、このドラゴンをブラックフレアドラゴンと
名付けたが、今は何故か怖さがあり、声には出せなかった。
「させない! フリーズランサー!!」
セリアが氷の魔法を自分の最大値まで魔力をためてドラゴンに
放った。魔法は命中し、ドラゴンも炎を二人にではなく
山の方に向けて放出した。
その放出した炎は山を一撃で破壊する程の力で、それを見て
セリアも動けなくなってしまった。
「こいつは凶暴だ。しかも、前の奴とは力も違う。祠堂!
何か対策はないのか?」
セリアの声に祠堂は返事をしない。祠堂はドラゴンを見ながら
怯えている感じだった。
それにセリアはここまでかと思った。しかし、祠堂は怯えながらも
魔力を高めていた。それは、召喚をする為だった。
「ここで殺されるくらいなら、批判を浴びても生き延びてやる!
行くぞ俺の最強の下部! バハムート!!」
「祠堂! よせ!」
セリアは必死に呼び止めるが、祠堂はそれを聞かずついに
ドラゴンを召喚してしまった。
そして、ドラゴン同士の戦いが始まる。
ドラゴンが目撃されたのは奥の方だ。
なので祠堂達はそこまで歩いていかなくてはならず、とてもじゃないが
一日ではつかないので、何度も休みながら目的の場所に向かった。
山に入って三日、ようやく一つ目が終わる場所につき、その近くにあった
洞窟で休む事にした。
「さすがにしんどいな。ゲームならどんな場所でも一時間あれば
たどり着けるのに」
「そのゲームというのは簡単なのですか?」
「まぁ人によるかな。うまい奴ならすぐにクリアするし、下手な
奴だと、途中で止める奴もいるしな。まぁこれは現実だから
止めれないけど」
「だったらあまり弱音は言わないようにしてほしいな。祠堂は
リーダーだ。祠堂の言葉一つで私達は変わる。お前が弱音を
言ったらこっちも弱くなるぞ」
「わかった。でも、俺だって完璧じゃないからな。ダメな時も
あるからな」
「ええ。わかってる」
「それじゃ祠堂くん。これからどうする?もうすぐ目的の
場所に着くけど」
「ああ。そこに着いても感じんのドラゴンがいないと意味が
ないからな。まずはドラゴンを探す事だ。もし、見つけてもすぐには
手を出さないように。そのドラゴンが凶暴じゃなければもしかしたら
戦わずに済むしな」
「それはダメよ!」
「なんだよセリア? 戦わないならその方がいいだろ?」
「ドラゴンがそんな大人しいと思っているの?これまでどれだけ
世界がドラゴンにやらえてきたと思ってるの?そのドラゴンを
倒す為に私達、ドラゴンバスターが作られたのよ。たとえ
攻撃されなくても、ドラゴンは倒すべきよ」
「そうかもしれないけどな」
「祠堂くんはどうしたいの?本当に戦わずに帰るの?」
「できるならそうしたいさ。もし、戦って誰かがやられたら
ゲームみたいに生き返らせれないんだ。俺は・・・!?」
「祠堂!」
セリアが祠堂の頬を叩いた。アリス達は驚いた。祠堂は
すぐに言い返そうとした。
「セリア!?」
「これは?」
祠堂が言い返そうとした時だった。外から大きな雄たけびが
聞こえた。
外に出るとその声がまた聞こえ、どんどん近づいて来て
居た。祠堂達は広い場所に出て、空を見上げる。
そして、その上空にドラゴンの姿が現れた。
「居た!! ドラゴンだ」
「あれが、本物のドラゴン!?」
「グレンは見たことないか?」
「うん。僕は初めてだよ。話には聞いてたけど本当にすごい!
それと、怖い」
「わ、私も少し恐怖を感じます」
「アリスと同じくな」
グレンとアリス、ロイナは初めて見るドラゴンに恐怖を
感じていた。セリアと祠堂は冷静に入れたが、国の兵の
ルイも動揺をしていた。
「祠堂くん。あなたあんな化け物を二匹も倒したの?」
「まぁ一応ですけど。でも、なんか今回はうまくいかない
気がして」
「祠堂!そういう事は」
「わかってる。でも、なんか」
「!? 来るぞ!!」
ドラゴンが祠堂達に気づき、こっちに向かって来た。それに
グレンとアリスは逃げ出し、ロイナは動けずにいた。
「ロイナ、逃げろ!!」
「!?」
祠堂の声を聞いた瞬間、ドラゴンがロイナの前に現れ、ロイナを
巨大な手で攻撃し、吹き飛ばした。
「大丈夫かロイナ?」
ロイナは気を失った。その間、ドラゴンは逃げていたグレンと
アリスに向かっていた。
「追いつかれる!?走ってグレン」
「僕、もうダメです。うわっ!!」
「グレン!? キャァ!!」
二人も攻撃され、吹き飛ばされた。しかもドラゴンはその
二人に向かって、口から黒い炎を放出しようとしていた。
祠堂はそれを見て、このドラゴンをブラックフレアドラゴンと
名付けたが、今は何故か怖さがあり、声には出せなかった。
「させない! フリーズランサー!!」
セリアが氷の魔法を自分の最大値まで魔力をためてドラゴンに
放った。魔法は命中し、ドラゴンも炎を二人にではなく
山の方に向けて放出した。
その放出した炎は山を一撃で破壊する程の力で、それを見て
セリアも動けなくなってしまった。
「こいつは凶暴だ。しかも、前の奴とは力も違う。祠堂!
何か対策はないのか?」
セリアの声に祠堂は返事をしない。祠堂はドラゴンを見ながら
怯えている感じだった。
それにセリアはここまでかと思った。しかし、祠堂は怯えながらも
魔力を高めていた。それは、召喚をする為だった。
「ここで殺されるくらいなら、批判を浴びても生き延びてやる!
行くぞ俺の最強の下部! バハムート!!」
「祠堂! よせ!」
セリアは必死に呼び止めるが、祠堂はそれを聞かずついに
ドラゴンを召喚してしまった。
そして、ドラゴン同士の戦いが始まる。
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